さぁ書くぞ。
霊夢「……まり、え?それ…」
状況が把握できていなく、パクパクと口を開け閉めしている。
魔理沙「なんだよ。って、霊夢!お前…」
魔理沙も霊夢と似たような行動をとる。
霊夢「いやそれより!あんた、後ろ!後ろ!」
魔理沙「人のこと言えないぜ!霊夢も後ろ‼」
同時に後ろを向く。
そこにあったのは……………穴。
空中に2つの穴が空いているのだ。
霊夢「なっ、何これ…⁉」
だんだんと穴から離れていく。
…すると、何かが出てくる。
魔理沙「っ…!」
いつ何が来てもいいように、バトル体勢に入る。
……そこに現れたのは、よく知っている人だった。
霊夢「!あんた…!」
そう呟くともう1つの穴からはもう1人の少女が出てくる。
魔理沙「お前!」
そこに居たのは紅魔館の主人、レミリア・スカーレットと、その妹、フランドール・スカーレットだった。
霊夢「レミリア…なんであの穴からあんた達が出てくるのよ!」
魔理沙「そうだぜ、フランまでいるし」
レミリア「話は後!急いで紅魔館へ行くわよ!ほら、この穴を通って!」
フラン「急いで!」
霊夢「いや、怪しいんだけど!」
レミリア「そんなこと言ってる場合じゃないの!早く!」
すごく急いでいるようで、穴を指差す。
魔理沙「…霊夢!行くぞ!」
霊夢「ええっ⁉」
そう言うと腕を掴んで穴へ入る。レミリアとフランも2人の後を追う。
穴は4人が入った後、無くなった。
ー紅魔館ー
霊夢「!本当に紅魔館についた…」
魔理沙「すげー…」
レミリア「感心している場合じゃないの。紅魔館に着いたし、説明するわね」
魔理沙「ああ、頼む」
レミリア「貴方達が開けた箱、実は他の世界に繋がっていて、1人この世界に来ることになっていたの!でも、貴方達が開けるより前に他の村人が開けてしまったみたいで、今丁度、白玉楼の方角で暴れているの!」
霊夢「迷いの森に村人が…?」
レミリア「実はまだ村人かどうかは分かっていない。とりあえず仮定として」
魔理沙「なるほど…幽々子や妖夢は?」
レミリア「既に避難をしたわ。戦闘でも良いのだけど、白玉楼は里に近いから…」
霊夢「下手に手出しできないと」
レミリア「ええ。里の村人は達はまだ気づいていない。なるべくこのままバラさずに元の世界へ返したいのだけど…」