いつからでしょうか。信仰の対象が変わってしまったのは。私のやり方がいけなかったのでしょうか? もう、今ではわかりません。ただ、気がついた時には遅かった、それだけでした。 いつしか、私の力を求める人が増えました。学校全体へと。皆は私を早苗様、 そう呼び始めました。嬉しくはありませんでした。しかし、お二人の存在を話すならば、今しか無いと思いました。 普通の人ならば信じないでしょう。しかし、私の力の事もあり、皆の感覚は麻痺していました。