昔から思っていた。
リザードンのかえんほうしゃ?全身がマグマのポケモン、マグカルゴのまとわりつくのほうが強いでしょ?
フリーザーのふぶき?体重が約500キロあるカビゴンののしかかるのほうが強いでしょ?
だけど、親にそんなことを言っても、笑い飛ばされるだけだった。小学2年生の時、みんなにもそれを言ったことがあるけど、みんな反応は同じだった。その頃から、僕は心の中でみんなを馬鹿にしていたように思う。みんなもそれを感じていたのか、クラスでは僕は浮いた存在になっていた。僕ももう12だ。そんなことはもう気にしていない。
でも…あのとき一つ決めたことがある。
そう。僕は、
科学の力でポケモンマスターになる!