>>25
>>26
ありがとう‼
じゅじゅ→専スレ行くね!
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「比奈〜あのね!」
「比奈、聞いてよ〜!昨日ね!」
「比奈〜!」
うわ……比奈人気者…
皆見君のことが好きになった気がしたことについて相談しようと思ったけど、私、声小さいからな……
「どしたの、カコ?」
「わっ」
女子の輪を抜けて比奈が私に声をかけた。
周りの女子は、なんであんたなの?という目で見てくる。
「えっ……ちょっとこっち…」
さすがにここでは言えないから、比奈の腕を引っ張って屋上に来る。
「ごめ……勝手に連れてきちゃって」
「ううん‼どうしたの?」
比奈は、満面の笑みで聞いてきた。
可愛い……やっぱり小日向君が好きになったひよちゃんと似てる。
「皆見君っているでしょ?」
「うん、カコの隣になった?」
「そう。でね、よろしくって言ってくれたんだけど……私が前好きだった人に恋した瞬間と…
おっ同じ感じになったの……」
ようやくここまで説明して、息を整える。
比奈は、頷いて聞いてくれる。
「で、皆見君に、恋しちゃったんじゃないのかなって……」
「ほうほう。恋愛相談ってこと?」
「うーん……ちょっと違うかな……」
私が言いたいのはそこじゃなくて…
「私の仲良しの子がね、皆見君のこと、小学生の時から好きで……
そのときは私、別の人が好きだったから。でも、その子、応援してたのに裏切るなんて。
無理だから……」
全部言い終わって、ぐっと涙をこらえた。
友達か、恋か⎯⎯
私、どっちを選ぶべき⁉