「あれ……」 そう言って、イカボーイのイチは灰色の謎の端末を拾った。 見たことのない、端末。何に使うのだろう。 「誰のだろう。探さないと…!」 イチは、そう言って前を向いた。 前には、地下へ繋がる入り口があった⎯⎯⎯