暗い、不気味な場所私はいた。
どこだろう。私は何をしていたんだろう。
…あぁそうだ。真中先生の姉の真中レオナとか言ったっけ。アイツに殺されて…え?あれ?じゃあなんで私生きているの?
「目覚めたか?」
声がした方を見ると、髪の長い人がいた。綺麗な顔だけど女?男にも見える。
「ニノスだ。獄界選罰長官…閻魔大王みたいなものだ。これからお前のいく世界を決める。」
「は、はぁ…」
地獄だったら舌抜かれたりするのかな…
「煉獄。」
「れんごく?」
「あぁ。地獄よりも軽い罰を受ける世界だ」
地獄じゃないならまだマシかな…?
「っていうかまだ頭が整理できないんですけど…」
「はァ?【説明中】」
「えーとつまりここはあの世の入り口であなたは閻魔大王みたいな役職で私は煉獄という世界に堕ちるということですね?」
「まァそゆこと。しっかしお前若くして死んだのにすっごい死に方しとるな」
うっ…まぁ池沼野郎に殺されたとか、ね…
「面白い_「適任やもな」タイミングも良い」
「?」
適任?タイミングも良い?
「堕獄番号GO3876256110よ」
ニノス王はニヤリと笑いながら言う。
「地獄で…ある「仕事」をやってみぬか?刑期短縮の特典がつくぞ」