緑溢れる、人の気配のない世界。そこに彼らはいた。
巨大なシャドウ……宇宙怪獣と戦うはウルトラマン。そして地面のシャドウの群れは、三人の青年が担当した。
「マッカーサー!」
雨宮が叫ぶ。雨宮の背後に立つのはアメリカ軍の軍服のようなデザインの悪魔……ペルソナだ。
【アギラオ】
中程度の炎は相手の牽制に役立ったようだ。
「しゃあっ!ロンメル!!」
狐の面を被ったナチ風のデザインのペルソナ、ロンメルが銃を構えた。
【ワンショットキル】
銃撃を一発。砂漠の狐とよばれた名を冠する彼だ、伊達ではない。
「喰らえ、極星光波手裏剣!」
一方、ウルトラマンゲルグは、その青い肉体からエネルギーを手裏剣型に固め、極星光波手裏剣を放射した。巨大な怪獣と戦闘をしている。
「フナサカヒロシ!」
そして間藤が叫び、そして相手に指を指す。
【マハガル】
疾風属性の全体攻撃が敵を襲う。疾風の刃が敵を裂き、血潮が舞い散る。その血潮を浴び、間藤は笑みを浮かべた。