の「ドラえもーん!ジャイアンどずでおにばだいじわるざれたー!
セ「や、やあ、おじいちゃん!お帰り!」
ド「おかえりの、のび太くん、またいじめられたのー?だらしないなぁ。」
セ「じゃあドラえもん、あと24時間以内だぞ。(ボソ)」
ド「分かったよ、じゃあまたね(ボソ)」
セ「おじゃましました!じゃあねおじいちゃん」
の「なにを話してたの?」
ド(い、言わなきゃ…。言わないと…!でも口が動かない…、あと24時間なんだぞ、言わないと…)
ド「な、なんでもないよ!セワシくんと道具でいたずらしあって、おかしくて笑っちゃって…顔が真っ赤になっちゃった。」
の「ふーん、まあいいけどさ。それよりも道具貸してよー。」
ド(やっぱり今言おう。)
ド「のび太くん、話があるんだ。僕、未来に帰らないといけなくなったんだ。」
の「へー、いいんじゃない?どれぐらい未来にいるの?」
ド「実は…もう二度と帰ってこない…。」
の「………ああ、そう言う風に言うってことは長引くの?」
ド「だから!…2度とここには帰ってこない…。」
の「冗談は…ハハ…よせよ。エイプリルフールじゃあるまいし」
ド「…」
の「本当に帰るの?でも大丈夫だよ!またウソ800を飲めば…」
ド「ダメなんだ。のび太くんとまた暮らせるようになるための道具は未来から没収されたんだ、あらかじめ日記、もしもボックス、そしてウソ800も」
の「なんで急に帰るんだよ…」
ド「のび太くんに僕はもういらないって、未来のマツシバ工場が判断したんだ。それにぼくはもうすぐスクラップにされる。」
の「なんで!なんでさ!」
ド「僕がここにきたのはなんのため?」
の「僕を助けるために決まってるだろ!これからも助けてよ」
ド「それが犯罪だったんだ。時空法って覚えてる?7万年前の日本に行った時ギガゾンビが逮捕されただろ、過去に戻って未来を自分の思いどおりに変える行為だ。僕もあいつと同じ事をしたんだ。セワシくんの未来をよくするために過去を変えにきたのが罪なんだよ。君はもともとジャイ子と結婚する予定だったのを無理やりしずちゃんに作り替えたんだ。それに僕がきた事で他の星にも影響がある。コーヤコーヤ星も、本当は滅びる運命だったはずだ。ギラーミンは強いからきっと僕らがいかなかったら滅びていただろう…。それを救ってしまった、過去へ来た事で色々な運命を変えてしまった。鉄人兵団を倒し、地球を救ったことも…また罪になる…。ピー助だってそうさ、キー坊のことも…。何回もこの地球が滅ぶ運命はあったのに僕らがそれを変えてしまった。のび太くんたちだけで、道具なしで止められたら罪にはならないけどそれは無理だ。」