そして赤黒い影……ニンジャスレイヤーは謎の機械に手を伸ばしたスイッチを押すとジゴグめいた声で独り言を言った。
「ザイバツ・ニンジャ共め、リー・センセイにくだらん世界軸を超える機械を造らせ、私のいない並行世界へと逃れ罪無きモータルをおとしいれようとはな……
フン、愚かなばかりか臆病なニンジャ共だな。おヌシらが並行世界へ逃れようとどこへ逃れようと全くの無意味だ。オヌシらがニンジャであるかぎり私が酷たらしくころす!」
死神の瞳が冷酷に光る
「ニンジャ、ころすべし!」
ニンジャスレイヤーはこうして並行世界へと旅立った……。