●オームの法則
電圧と電流には、大事なオームの法則があります。
これは、次のように定義されます。
電圧[V]を電流[A]で割り算した時の値を抵抗値[Ω]とおく。
式で表すと、
抵抗値[Ω]=電圧[V] / 電流[A]
が定義に沿う本来正しい式です。
>>7の定義で示したように、
電圧[V]=電圧[J/Q]、電流[A]=電流[Q/sec] と表記されますので、
オームの法則の式を変形すると、
抵抗値[J*sec/(Q)^2]=電圧[J/Q] / [Q/sec]
となります。この抵抗値[J*sec/(Q)^2]という単位を、
抵抗値[Ω]と置き換えただけです。
このオームの法則と>>7に示した電力(仕事率)の二つの式を使うと、
次のようになります。