まーさんのさみしいひとりごと。

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208:まー:2012/11/29(木) 22:17 ID:Ty.

【96猫×囚人P】4696〜クロノネガイ〜【オリジナル曲】

『ある時代』『ある場所』 『二匹の白黒猫は』『道路越しに捨てられた』
『つかまえたい夢か』『叶わない夢か』 『切望した未来』『絶望した現実』
『君は喜劇』『お前は悲劇』 『奇遇だね』『不遇だな』 『愉快だね』『不快だな』
『…それでも俺は』
いつからだろう いつからだっけ 俺とお前は道路挟んで
向かい合った 段ボールの中 こんな田舎外れの町じゃ 人通りもシケてるけど
拾われるために俺は歌うんだ 箱の中の俺は必死だぜ
けど真っ白い毛並みのお前は いつも澄まして何考えてんだろう どうせくだらない悲劇のストーリー 妄想でもしてるんだろう
雨の日も 晴れの日も 風の日も 雪の日も
箱から眺める景色 いつも変わりゃしないよ お前のその面も飽きたぜ いい加減少し口聞いたらどうだ
俺には関係無いけどな
いつの日か 拾われる
そのために 歌うんだ
いつかは夢見た景色 そう遠くは無いよ 俺が歌歌ってても お前は無視して
妄想ばかり 聞いてんのか! お前は俺が嫌いなんだな
こうしてだろう どうしてたっけ
お前と向き合い捨てられてた 理由なんて忘却の中 こんなボロいだけの寝床じゃ まともに夜も眠れないから
早く拾われて幸せになってやる お前との日々も悪きゃないけどな
なのに真っ白い毛並みのお前を かわいい少女が 笑顔で連れてく
おいやめろどこに連れていくんだ 俺らを切り裂くんじゃねえよ
辛い日も 嬉しい日も 眠い日も だるい日も
箱から眺めた景色 いつも変わらないのに まさか先に拾われるのか お前は俺を一人にすんのか
俺だけがここに残るのか
だけれども 寒空の ここよりも 幸せだろ
前から夢見た景色 そう広がってんだろ
俺に構わず行けよと叫んだのに またお前無視した 聞いてんだろ!
俺はお前が嫌いだ

時は流れ 冬の季節 大嫌いな色が空から降ってきた
ふと思い出す あいつ幸せにやってっかな 最後まであいつ何も言わなかったな いなくなってせいせいしたぜって
ああでも もう歌う 『…意味も無いな…』
俺の前に倒れるいけすかない白い姿 おい なんだお前 説明しろ
『何でそんなにボロボロだ!』
『どうしてお前はここに来た!』
『暖かいご飯があっただろ!』
『ふわふわ布団はどうした!』
『お前は一体何が不満でこんなところに来たんだ』
『お前がいるところはここじゃねえだろ』
『お前は俺のことが嫌いd…!』

『君の歌…聞かせてよ』

雨の日も 晴れの日も 黒い日も 白い日も
箱から眺める景色 お前がいつもいた お前いつも聞いてたんじゃねえか すました顔して聞いてたんじゃねえか
お前は本当に嫌な奴だ
見つけてくれ 見つけてくれ お願いだ お願いだ
俺の友達が今ここで もう死にそうなんだよ おいお前ら無視すんじゃねえよ 頼むからこいつ拾ってくれよ
このまま悲劇にするもんか
どんな日も どんな日も お前がいた 幸せが
だから俺は歌い綴っていたんじゃないか
ほらお前が望んでた歌を歌っても 目を閉じたまま 聞こえてるだろ!
俺はお前が

『大嫌いだ…』


まー:2012/11/29(木) 22:20 ID:Ty. [返信]

>>208は是非聞いてほしい。
『…君の歌、聞かせてよ』
のところで涙腺崩壊確定ww
歌詞は誰得?そんなの俺得に決まってんじゃんww


まー:2012/11/29(木) 23:11 ID:Ty. [返信]

4696〜シロノオモイ〜
(>>208の続編)

ある日起きると唄が突然 聞こえてきたのです
たった一人で歌い続ける 気づけば僕は尻尾を振っていた
だけどこの前寝れなかった時 君の背中が震えてた
それに気づいた僕は思いました 君を笑わせたいな
雨が降る日も 風が強い日も
唄はいつでも僕に届くのです 空へ澄み渡っていく
君と一緒に歌いたいけれど だけどやっぱり
恥ずかしいのです 僕は歌えないのです
君は輝いてて 僕は弱虫で いつか届けますね
だから 今はこのままでいよう ずっと
僕は不意に君と目が合って 気付いてしまいました
君が怖い顔してるのは 僕がいるから
段ボール向かいに
君にホントは言えなかった事 伝えたいこといっぱいあるよ
だけど無口な僕がいない方が ずっと幸せだね
星が降る夜も 雪が積もる夜も
唄がいつも聞こえていたから 僕はね寂しくないよ
だけど僕は歌も歌えなくて
何一つも伝えられなくて 僕は嫌な奴です
君は輝いてて 僕はくすんでて いても邪魔ですね
だから 去るよ ここから去る
新しい生活はとても満ち溢れていました
僕は思ってたより 幸せな場所だと思いました
フワフワ布団もあって
雪しのげる屋根もあって
何もかも全てあったのです 温かいご飯もあって
でもなぜだかしょっぱくて だって
君がいなかったのです

走れ 前へ 君の 元へ

雪で転んでも 犬に噛まれても
僕の前足は止まらないのです
僕は自分勝手です
雨は冷えてて お腹はすいてて
屋根もないし何もないけれども
君の歌があるよ
君は嫌ってるけど 僕は大好きです
そんな僕のために もう一度聞かせてください

最後に

君の歌を聴かせてください

こちらはネット上にうpされていない模様。
CDを買わなければっ(°д°;)


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