世界から私が消えたならば。
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「生きていてごめんね」
彩葉が私を睨みつけたとき、私はそう言った。
私が悪いから。
私が生きてるから。
彩葉にいじめられる。
消えたい。
もう、全部─────。
「彩葉、安心して。私ね、今から消えるから」
教室内の時が止まる。
私は、泣き笑いをして、窓を開けた。
体を窓枠へと押し込んで。
「じゃあね、来世で会えたら…」
固まるみんな。
止めようともしないんだ。
悲しいより嬉しかった。
私は、ニコッと笑って、窓の外へと体を踊らせた。
>>896 駄作だ。文章力が消えました…