小説ちょっとだけ載せる
どこからか心地よい音が聴こえる。聴いていると落ち着く、これは誰かの鼻唄だろうか。のんきに耳を澄ましていたいが、そうだ、私はここがどこなのかを知らなくてはいけない。思い出して、辺りを見渡す。今は布団に寝かされているようで、正面を向くと電灯の光が反射している真っ白な天井が見える。首を動かせるだけ動かすと、右側は壁で、左側は窓があり、今はカーテンで塞がれているようだということが分かった。見たところ狭いアパートのようだが、私は何故こんなところで寝ているのだろう。一人考えあぐねていると突然
「起きたか」
と声が聞こえた。低くはあるがどこか柔らかい声。慌てて上半身を起こすと、向かい合った部屋でこちらを見つめている男性と目が合った。眩しいくらいに明るい背中まである金髪が目立つ。つり目で怖そうな顔だが、いい人なのだろうか。口元だけ笑って心配そうにこちらを見ている。
「良かった、元気そうじゃねぇか」
私より少し年上だろうか、遠くから見ると少なくとも20代には見えたが、近くで見るとそれより下のような気もした。優しそうな笑顔に、悪い人ではないのだろう、と安心を覚える。ふと男性の方を見ると、彼は両手にひとつづつカップラーメンを持ちお湯を注ごうとしているところだった。
「腹、減ってるだろ?」
>>883に小説載せたけど自信ないので「あーかんざすさんって文章やっぱり下手なんですねw」って言いたい人以外見ないでください照れます
ていうか>>883に載せてあるからそれ見てほしい…!微妙かもだけど