ミリオタの呟き3

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203:ふたば◆r.:2019/10/21(月) 20:41

_______学校が終わって、私は帰り道を歩いていた。

「来週テストだよぉ〜!無理だよー!」

「なら、もっとがっつり勉強したら?」


話しながら歩いている相手は、今朝メダルの話をしてきた女の子。
名前はひよりと言う。
テストが近いので、頭を抱えているところだった。

……私は、あんまり気にしてないんだけど。


「お願い、変えちゃおうかな……」
ひよりは、メダルを見ながら小さく呟いた。


「……良いのか?込めた願いを変えてしまっても」

「え、おじさん、誰?」
歩いていると、突然……私達の前に、白衣を着たおじさんが出てきた。


「今のお前の願いの数値は、とても高いところまで来ている。
その願い、使わせてもらおうか」


おじさんはそう言うと、ポケットから取り出したベルトのバックルのようなものを、
ひより目掛けて投げつけてきた。

「きゃっ!……え?」

お腹で止まったそのバックルからはベルトが伸びてきて、
ひよりの腰にしっかりと巻きつく。


「ひより、それ外れないの?」

「う、うん」

ベルトは、外そうとしても絡みついたようになっていて外れない。
よく見ると、コインか何かを入れる穴がついていた。


「さあ、今こそ実験を始める時。メダライザーよ、起動せよ!」

おじさんが叫ぶと、ひよりの服ポケットに入っていたメダルが一人でに浮いてきた。
そして、吸い込まれるようにベルトに入っていく。


「え、あ、うわあああああああ!」

「ひより……!?」

悲鳴を上げるひよりの身体が、光に包まれる。
そして、そこに立っていたのは……


「ハァ……ハカイ……ハカイ……」


それは、テレビドラマで見掛けるような、作り物のゴリラの怪物に見えた。
だけどその怪物は、しっかりとそこに存在している。息づいている。


invincible:2019/10/21(月) 20:51 [返信]

障害者にはいいイメージがないんで

>>202 >>203
読みやすくて良いですね。主人公のさっぱりさがなーんか憎たらしいやら可愛いらしいやらで……あと、一人称である以上、視点変更をしないように気をつけて下さい。また、指示語が多いような気がします。今の所、問題はないのですが、気をつけてください。上から目線ですみません


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