三宮は以前から祖父に教えを受けていた事もあってかフリーのエクソシストになった
日々訪れる悪魔憑き、又は厨二を患った人物に祈りを捧げるのが彼の仕事である。
が、彼には一つ心残りがあった。
それは雪山の質問に答えられなかった事。
もう誰も覚えてやしないやもしれないが卒業式の日、皆が皆それぞれの将来を公言していたその時、雪山に問われたのだ。
お前は将来何になるんだ、と。
答えようにも、エクソシストだなんて言えなかった
非現実的だと笑われてしまうように思えたのだ。
当時の三宮はただ曖昧に笑うしか出来ないでいた。
数年経つ今でも、エクソシストになってからも、その心残りだけは消えてはくれない。
十字架を手にしては思い出すあいつの顔、そしてあの言葉。
自分自身に疑問しか抱けなかった。
どうしてこんな事で自分は頭を悩ませているんだろう
悩むような事でもないだろうに。
その答えを理解できない自分と、したくない自分がいる。
今日もまた、あいつの顔を思い浮かべていた。
待って普通にいい話なんだが
>>471俺の中のBLと言う概念が覆りそう
>>471
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安藤「三雪にもとれるし雪三にもとれる、最高だわ‥」
三雪好きになるからやめい