再安価で>>3の代わりに
スライムのつかみ取り
(>>4 せっかくだけど>>5の言う通り安価は絶対なんだ。またどっかの機会に安価取ってくださいな)
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その店に商品らしきものはなかった。ただ、40歳くらいの、坊主頭に鉢巻を巻いた、亜麻色のエプロン姿の男性店主が佇んでいた。
「へい、いらっしゃい!ここは俺も加速するぜ!だ!お客さん、寄ってってよ!」
「……え?そんなこと言われても、って感じだよね?分かる分かる、ほら、今から実践してみせるからさ、手、離すなよ?」
それだけいうと店主は屋台から出てきて、あなたの手を強い力で引き、物凄い勢いで走り出した。周囲はぎょっとしてこちらを見ていたが店主は気にしていない。祭囃子から離れ、店の名前さながら「加速」してしばらく走り続けるとなんと、そのスピードのまま空へと飛び上がったのだ。
「さあ、少しばかり旅に出るぞ!こらこら、祭りに関係なさそうみたいな顔をしない。空の旅を楽しもうじゃないか。好きな都道府県名でも、国名でも、公園みたいに場所の名前を言うだけでもいい。行きたいところを言ってみな、どこでも連れてってやるよ」
>>9 どこへ行こう?