最後まで読まさせて頂きました。思ったことを書いていくので恐らく辛口になります。
@作品や夢主に魅力があるか
>作品の魅力
はっきり言って仕舞えば無い。これくらいの作品占いツクールには幾らでもあるし、むしろ魅力がある!と言うのならどの辺りなのか是非説明して頂きたい。
そもそも、この作品を通してあなたが何を言いたいのか全くもってわからない。主題も作者の意図もない物語に面白さもクソもない。増して、ど素人が書いている小説に表現が上手いなんてことも無いので、この作品にこれといった魅力はない。
例えばの話だが、主題が「友情」だったとする。その友情が描かれる過程で、主人公が親友に裏切られるが、その後その裏切りには訳があった…の様なストーリーに感動しただとか、主人公とその親友の相対する感情の対比の書き方が引き込まれた…というのが魅力であると思う。あくまで私の意見だが。
また、これも私の意見であるが、あなたの作品はただただ好きな人物、憧れの人物といちゃいちゃらぶらぶする妄想の詰め合わせの様にしか私の目には映らなかった。まぁそれが夢小説だと言うのならばそれまでなのだが、そんな話ならば自分のノートにでも書いておきなさい、と言いたい。でもまぁ占いツクールはそういう作品がゴロゴロあるし、そのラブラブ度が高ければ高いほど人気が出るサイトなので、占いツクールで人気になりたいのならこのままでいいのでは? ただし私は全くもって好きじゃないし、そんな物語で魅力云々を語られても、は?となる。
>夢主の魅力
こちらも言って仕舞えば無い。
今の所、主人公の性格は甘えたがりの我儘。という印象しかありません。そんな性格に魅力を感じると言ったら…以下略。
ちなみに、ここで主人公の性格に魅力を感じさせたいのならば、一番効果的なのは読者の共感や同情と言った感情の動きを誘うこと。よくあるのは、この主人公が親に愛されず、家庭環境が悪かったせいで性格が荒んでしまい、友人とも疎遠になってしまった…みたいな一般的にいう「可哀想な」境遇のキャラクター。まぁ実際キャラクターを考えるのは作者なので前述したものはあくまで例であり、あなたの好きな様に、としか言いようがない。
A率直な感想
主人公の正体が**だったのは(ネタバレ防止のため一応伏せます)まあよくあるネタかな、と。
ぶっちゃけかなり昔に流行った「陽だまりの彼女」の小説を読んだ時に衝撃を受けたのでこの程度では何とも。あれはこのあなたの物語と似通った部分があるので比較対象にしてみた。
ただ正体が**なのはいいと思うが、人間である彼と会話をしていたことがかなりの違和感。もちろん理由はあると信じている。
そして頬にキスをしたという描写だが、主人公の正体を考えるとリップ音は普通しないのでは? という違和感を覚える。
Bアドバイス、今後の改善点
改善点は要所要所に書いてあるのでそれを読んでいただければ。
あとは、まだ数話しかないからと言われればそれまでなのだが、物語に緩急がなさすぎてつまらない。だから積極的に次の話を読もうという気持ちにはならないかな。
小説の決まりについて指摘すると、“___”これは使わない。これはアンダーバーといい、正しいものは“――”ダッシュを使う。
そして一文が短く、すぐ段落が変わるから飽きる。これは占いツクールというサイトの特徴であるが、あまり好ましくないと言える。
文法的な面からいうと、表現が乏しく、場面が想像しづらい。即ち、物語に入り込めない。
多分、文章の中で描かれているのが夢主と谷山さんだけだからかと思う。ただ寂しいとか外が晴れていると言うだけじゃなくて、もっと詳しい心情を書くだとか、天気と心情を結びつけるだとかするといい。
例えば、主人公が谷山さんが構ってくれなくて落ち込んでいるのと同時に、その心境を表すかの様にポツリポツリと寂しげな音を立てながら雨が降っている。とだけでも文章に加えることで場面が想像しやすくなる。そういう表現をもっと加えるべきだろう。
あとはとにかく本を読んで語彙力をつけることをお勧めする。
かなり長くなってしまいましたが、少しでも参考になっていれば幸いです。もし他に質問等あれば是非!
外部のものですが、ところで>>3氏の占ツクのユーザーネームはなんでしょうか?ボードでお話したいのですが……(私の正体は訳あってお教えすることができません、ごめんなさい)