>>373
カレン目線で描いてみました
いつも私の遠くに居たあの子。
結氷のように綺麗だったあの子。
私は分かってしまったのか、分かっていたのか
分からないけれど。
あの子はナニカに怯えていたんだろう。
もちろん単なる勘だけれど。
私はあの子を守ってあげたかった。
でも、あの子から拒絶されるのが怖くて。
笑えるよね、少女一人救えない弱虫が、世間一般では
終極の大天使として畏れられているなんて。
「ねぇ、零奈ちゃん....」
この一言ですら言えなかったから。