「ごめんなさい……人間さんたちに怖い思いさせちゃって……花子は……悪い子です」
昼間の騒がしさが懐かしく感じるように静まり返った真夜中の学園で突然きれいな泣き声が響く。漆喰のように黒く輝くショートヘアに、高価な宝石とまごう瞳を持ち庇護欲を煽る可愛い女の子が泣いたのだ。間違いない。彼女こそ、ときには怖いものが見たいというほんの少しの興味を抱かせながらも基本は心臓がビクビクしている癖にきもだめしにやってきた僕たち暇な生徒に散々怖い思いをさせてきたあの花子さんだ
花子ちゃんが悪いわけじゃないから大丈夫だよ!
謝らないで!そう思えるだけ花子ちゃんは優しいんだね、
>>58
お、おぉ…………!
すごい……なんか小説読んでるみたい……!
雪りんごちゃん絶対小説書けるよ!すごい!!文才がすごいよ!!