GO!ペンギン研究会!

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1:秋音:2016/12/12(月) 21:14

ここは小説家を目指す私、秋音がオリジナル小説を書いていくスレです。読んだら感想も書いてくれると嬉しいです!

2:秋音:2016/12/12(月) 21:23

主な登場人物↓
浅井彩(主人公)
上葉萌
野田清夜
浜口桜子

3:秋音:2016/12/12(月) 22:20

第1話『噂のペンギン研究会』
「うわーっ!遅れる遅れるっ!!」、私、浅井彩は内心パニックになっていた。え?、なんでパニックかって?それは部活の集合時間がとっくに過ぎているから!今まで1回も遅刻なんてしなかったのにーっ!そんな事を思いながら私は勢い良く部室の扉を開けた。すると中から、「浅井、お前が遅刻なんて珍しいなぁ?明日はもしかして台風かなぁ?」...紹介しよう。この、のほほんとした声は部長、野田清夜だ。年は私の1つ上、高校3年生。「ごめんなさい!眠たすぎて時間を忘れてました!」私が部長に謝るとすぐ横から「彩、遅れる理由、面白すぎだよー!」ああ、この声は中学の初めぐらいから仲良くなった私の親友、上葉萌。「いいじゃん、最近暖かくていい天気だよー」私と萌が世間話を繰り広げていると部長が「じゃ、メンバーも全員揃ったから『ペンギン研究会』、活動スタートしようか?」...今出てきた言葉の数々に読者の貴方は耳を疑っただろう。そう、ここはメンバーはたったの3人、ただ単にペンギン好きが集まる『ペンギン研究会』というヘンテコ部なのだ!...今笑う所なんだけどな...確かに前から周囲からはいままで『ヘンな人』と思われてたかも知れない。若干、いや、絶対そうだ。なんとなく避けられていたから。でも私はそんな事など気にしていなかった。いや、気にしたくなかったのかも知れない。でも中学生の時、私と同じく、ペンギン好きな娘が居た。...それが萌だった。もちろん私と萌はすぐに意気投合した。それがこの『ペンギン研究会』に一緒に入ったわけだった。...過去の話はこれくらいにしよう。で、『ペンギン研究会』は何をするのかって?それはただ単にペンギンの可愛さを語る事!...もう有りすぎて語りきれない!!散々悩んだ結果、私の原稿はこうなった。『ペンギンは可愛いです。うつろな目、あの歩き方、見た目...可愛すぎです!』...凄い短文だな...私はこの短文を読んだ。部員達の反応は....かなり好評だった。「彩のペンギン愛、凄く伝わったよ!!」...らしいよ。まあ、こんな感じで自由だけどこれから宜しく...

4:越後:2016/12/12(月) 23:26

せ、せめて改行してくれ...!!

5:秋音:2016/12/13(火) 06:30

>>4
すみません、読みにくかったですか?次からは改行しときます><

6:Re:秋音◆G.:2016/12/27(火) 12:42

うう...コメント来ない...!
ま、気長に行きましょう!>>7で最新しますよ!!

7:Re:秋音◆G.:2016/12/27(火) 13:24

第2話『まさかまさかの新メンバー!?』
「はーい!皆さん、転校生を紹介します!!」
ある日、教室に先生の声が響いた。
...どうやら転校生が来るらしい。
あちこちから「え!?本当!?」、「あー、男子だったらいいなー!」などと声が聞こえてくる。
「はいはーい、皆静かにねー!では、浜口さん、どうぞー!」
...浜口さん、と呼ばれたその女の子が入ってきた。
「では、挨拶とかない?」
先生が訪ねた。
「.......特に無いです。」
「...え?」
...クラス全員がそう思っただろう。でも先生はへこたれない。
「じ、じゃあ名前だけ教えてくれるかな?」
「...浜口桜子ですが何か?」
...さすがの先生も何も言えなくなったのだろう。
「あ、じゃああの後ろの席があいてるわね。あそこに座って。」
...え?い、今なんていった?
...え?なんでこんなに焦っているのかって?そ、それは、私の隣だから...
...私がそうこう思ってる内にホームルームが終わってしまった...
ど、どうしよ...?一回話しかけてみようかな...?よ、よし、話しかけよう!!
「え、えーっと、浜口さん、でいいのかな?私、彩って言うんだけど、...良かったら友達になんない?せっかく隣なんだし...」
い、言えた〜!問題は浜口さんの反応だ...!!
「あ、彩ちゃん...?うん、友達になろう!よろしく!!」
...は?な、なんでこんなに明るいんだ...?自己紹介の時はこんなに明るくなかったのに...
「うん、よろしくね!...ところでさ、なんで自己紹介の時あんなに無口だったの?今はこんなに明るいのに...」
「え?えっと私、皆の前で話すのってちょっと苦手なんだよね...もしかして暗い人って思われちゃったかな...!?」
なんだ、そういう事だったんだ。私も同じだ!
「うんうん、分かる!!ところで浜口さん、部活決まった?」
さりげなくペンギン研究会に誘おうとしている自分がいるのはなんでだろう...
「あ、実はもう決まったんだー!ペンギン研究会っていう部活なんだけど...」
ん?いま、何ていった?
「もしかしてペンギン研究会に入るの!?」
私が身を乗り出して聞いてみた。
「え?さっきからそういってるじゃん?」
こ、これはチャンスだ!!
「じ、実は私もペンギン研究会なんだ!!ペンギン好きなの!?」
「え!?彩ちゃんも!?よかったー!クラスで一人だけだと思ったよー!二人だー!」
ん?二人?まだ萌がいるんだけどな?
「あ、実はまだもう一人いるんだー!萌って言うんだよ!そのうち浜口さんにも紹介するね!!」

...この一年は素敵なものになりそうだ
★第3話に続く★


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