殺戮機械

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1:ゆるるん◆Uo:2017/05/04(木) 20:32

このエデル国で生きるには、殺戮人間にならなくては、いけない。

_____それが、私達のすべき事。

2:玲葉◆yM:2017/05/04(木) 20:34

私、岡上乃愛。
日本という小国から留学してきた。
このエデル国は、殺戮に事欠かない。
それくらい皆が、殺戮人間なのだ。

3:ゆるるん◆Uo:2017/05/04(木) 20:39

上、私です!

4:ゆるるん◆Uo:2017/05/04(木) 21:21

私の”親友“は、パトリシア。
エデル国出身。
金髪と、深緑色の瞳が特徴的。
この国では、日本でいう、夏至頃から、2ヶ月休みがもらえる。
夏休みってやつ?
そのときだけ、この街から音が鳴り始める。
たくさんの雑踏とか。
その休み以外に、この街には、音じたいない。
すごく、静か。
街の人々や、留学生は、一同大きな施設に集められて、特訓という名の、殺戮の練習を受ける。
「パトリシア、今度ショッピング行こうよ。」
「OK。」
パトリシアと小声で喋っても、
教官が気がつく。
「O1、P1、晩ご飯抜き。」
特訓中に喋ったら、罰を受ける。
でも今まで、こんな感じだったから、さほど変わらない。
ちなみに、O1って言うのは、私のナンバー。
岡上乃愛だから。
そんなときに、真純が来たんだ。

5:玲葉◆Kc:2017/05/05(金) 21:14

prologue…‥…>>2__4

001
「時寺真純でっす!よろしくぅっ!」
真純は、ショートカットの茶色がかかった、黒色の瞳に、ドキリとした。
此処の者では見たことのない、キラキラとした瞳だった。
真純は、そのキラキラした瞳で、私を見つける。
「な、な!アンタも、日本出身でしょ!?」
「う、うん。」
勢いに飲まれながら、私は答えた。
真純は、拳を握った。
「よろしく、N1…本名は?」
真純の番号は、M7だ。
この国には、Mのついた名が多い。
「岡上乃愛…‥…。」
真純は、子犬のように、笑った。
そんな純粋な笑みに、私は羨ましさを覚えた。
この国の殺戮技術は、一体何に役立つのか。
初めて感じた、疑問だった。

6:玲葉◆Kc:2017/05/05(金) 21:31

場所は変わり___________
エデル国の”支配者“マルグリット・アランは、本をとじた。
背後に、何者かの気配を感じたからだ。
(この私にたてつくとは‥…シュノーは何をしているの)
彼女のお世話係___O1の教官に怒りを向ける。
ここの隣国にも、彼女の噂は広まっている。
むしろ、知らない者はいない。
人を、殺戮機械と化し、扱う天使の顔をした、悪魔を___
王とかはいない。
アラン一家は、数百年ほど前からこの地を治める、セレブ家系である。

7:ゆるるん◆Uo:2017/05/05(金) 21:32

上、私です…

8:ゆるるん◆Uo:2017/05/06(土) 17:26

002
その話を持ち掛けたのは、真純だ。
「な!この国から、逃げたくない?」
私と、パトリシアは固まった。
そんな事なんか、考えた事が無かったからだ。
「なん…で?」
パトリシアが、やっと言う。
真純が、呆れたように手を振る。
「えー、乃愛とパトリシアは逃げたくないの?」
当たり前じゃん?と言うように、真純は肩をすくめた。
なんていうの?
分からないけど、真純の気持ちがひしひしと伝わってくる。
「ここの主は?」
「マルグリット・アラン様よ。」
やっと、私は告げた。
「へぇー、そう言う名前なんだ?」
真純は、舌なめずりした…。
それは、獲物を見つけた肉食獣のようだった。
「脱出通路は、もうあるよ。行かない?こんな殺戮地獄から逃げようよ?」
私は、パトリシアと顔を見合わせた。
「うん……」
逃げたいとかじゃない。
ただ、今、真純に従わないと、やられる可能性を感じたからだ。

9:ゆるるん◆Uo:2017/05/16(火) 20:49

真純が切り出す。

「日本に、ある組織があるんだ。そこに、来てくれない?」

どんな、組織?

10:ゆるるん◆Uo:2017/05/16(火) 20:51

「ボクの話を聞いたなら、入らなきゃだよ?」
真純って、ボクッ娘なんだ。
「その組織の名は、胡蝶蘭」
胡蝶蘭…?
聞かない組織だ…。

11:ゆるるん◆Uo:2017/05/18(木) 21:34

「ま、日本に行けば分かるんだけど…」
ニヤリと、真純は笑った。
猫のような、笑みだった。
「勿論、日本に来るよね?」
「行くしか、ないよね」
パトリシアが、私の顔をのぞき込む。
私も、しぶしぶうなずく。
「じゃ、畳の上から退いて」
真純はそう言って、私とパトリシアの荷物をどかす。
畳を上に上げて、見ると、大きな穴が覗いていた。
真っ暗で、光でさえも遮断する、純黒の色。
「案内するから、来てよ」
真純はそう言って、穴に入った。
パトリシアも荷物を取りながら、入る。
私も、続く。
ツンとした、黴臭い臭いが鼻を突く。
「乃愛、パトリシア、少し我慢してて」
真純の声が、側で聞こえる。
だけど、何処にいるのかさえ、分からない。
と…
ボオッと灯りがつく。
パアッとパトリシアと真純の顔が灯りに浮かぶ。
真純は、ニッと笑った。
「ボクの予想じゃ、もうそろそろ外に着いてるはずだよ」
真純の話を信じていいのか、戸惑う。
でも、此処まで来たんだから、後戻りはできない。
私とパトリシアは、顔を見合わせて、うなずいた。

12:ゆるるん◆p.:2017/05/27(土) 20:25

新たなる使命 side ???

『って、事で。ボクたち、そろそろ空港に着くよ。迎えにきてよ』
甘ったるい、キャンディの声。
聞いている此方が、イライラする言い方だ。
『なぁ、シュルツー!』
ケータイが、バキリと音を立てた。
レンナ様に、なんと言おう。
そしたら、レンナ様は、こう言う。
「まぁ、シュルツならしてくれると思っていましたのに‥…」
俺は、溜め息を吐いた。
「レンナ様のタメだからな‥…」

13:ゆるるん◆p.:2017/05/28(日) 20:15

「ホラ、着いたよ!」
真純の明るい声が、響く。
パカッと、真純はマンホールのふたを開けた。
「よっ、と。パトリシア、来て」
私よりも、運動が苦手な、パトリシアを真純は持ち上げた。
「乃愛は‥…出来るね?」
私だって、自分の体を持ち上げることくらい、できるもの。
地上にあがると、目の前は空港。
「今から、日本に行くよ」
「パスポートは?」
真純は、鞄から三人分のパスポートを出した。
「変装して、行かないとだから、偽のパスポートだよ」
空港にて
私の偽名は、高岡紫乃。
職務は、社長秘書。
となれば、真純が社長、パトリシアが部下。
あっけないながら、飛行機に乗る。
エデル国に来る前は、乗ったことがない。
今思えば、何故エデル国に来たのだろう?
物思いに耽っていると。
「乃愛〜、日本に着くまでは、8時間程だよ」
私、着くまで何回寝れるだろう?

14:ゆるるん◆p.:2017/05/29(月) 18:17

日本に着くまで、私は10回以上寝た。
「乃愛〜起きてっ!」
真純の声が、聞こえてきた。
んー、あと少し〜。
「あ、シュノー様だっ!」
「うそっ!?」
シュノー様の名前を聞いて、私は起きた。
瞼をあけると、真純と笑ってるパトリシアの顔が映った。
「ウソだよ。こうじゃないと、乃愛、起きないでしょ?」
うーん、はかられたっ!


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