殺戮機械

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2:玲葉◆yM:2017/05/04(木) 20:34

私、岡上乃愛。
日本という小国から留学してきた。
このエデル国は、殺戮に事欠かない。
それくらい皆が、殺戮人間なのだ。


玲葉◆Kc:2017/05/05(金) 21:14 [返信]

prologue…‥…>>2__4

001
「時寺真純でっす!よろしくぅっ!」
真純は、ショートカットの茶色がかかった、黒色の瞳に、ドキリとした。
此処の者では見たことのない、キラキラとした瞳だった。
真純は、そのキラキラした瞳で、私を見つける。
「な、な!アンタも、日本出身でしょ!?」
「う、うん。」
勢いに飲まれながら、私は答えた。
真純は、拳を握った。
「よろしく、N1…本名は?」
真純の番号は、M7だ。
この国には、Mのついた名が多い。
「岡上乃愛…‥…。」
真純は、子犬のように、笑った。
そんな純粋な笑みに、私は羨ましさを覚えた。
この国の殺戮技術は、一体何に役立つのか。
初めて感じた、疑問だった。


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