>>620 / サン・ピエトロ宛
シャルル /
あれ、あんな人集り…珍しいこともあるもんだね
( 羊を飼育小屋へ入れてきた直後、周囲のざわつきを感じ取ったのか興味本位でそちらの人だかりの方へと近づいて行き。片手には羊を柵の中へ入れる為の鞭を持ったまま、ふらふらとそちらの方へ覚束ない足取りで歩いて行くその様はきっと滑稽で不気味なものだろう。話をしばらく聞いていては、ふと口を開き )
この幻想郷は人間と妖怪が共存して行くことでバランスを保っている。妖怪を消してしまえばこの幻想郷はバランスが崩れてしまうというのにねぇ
( 大きな声で張り上げた反論、きっとそれはわざとなのだろう。見た目は人間であるにも関わらず、青年を見つめる眠たげな瞳の奥からは惑わされるような渦めく禍々しいモノが潜んでいるようでもあり。くつくつと喉で笑っては馬鹿にしたように鞭をひらひらと振ってみせて )
【 絡ませていただきますね〜 】