このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『目で見てわかるうちの感情に、僕様ちゃんは』
>>499
(無言の、無限に続く様な間。…幼い彼には耐えられなかったのか、詰まるかのように拙く言葉を発し始めた)
あ、あのね。夢に出てくる『おにーちゃん』のお話なんだけどね。…その、おにーちゃん。いつも苦しそうに咳をしているの…どうしたら、治ってくれるのかな…?
そんな心中察する事ができない宙の前で…
『 ガ ガ ガ ガ ガ ガ・ ・ ・ z z Z 』
(凶悪は屋台の簡易ベッドに突っ伏して寝てる)
「…美味しいぃ」
(いつの間にか来てるどっかで見た少女が2000円をカウンターに置いて
おでん盛りを食べてたり…)
『はい、次のコーナーは…』
(屋台の上側に設置された古いラジオが放送を流して雰囲気を和ませたり)
ここは辺獄ですか?
宙の足以外にそれは全く感じられません
「……、…」
(眠っているリドリーと、自分の足を交互にゆっくりと見て立ち上がる)
「……まぁ、お話聞いてくれたお代という事だね」
(それなりの大金をリドリーのそばに置き、ジャラりと鎖を
鳴らしながら歩き始める)
「ありがとう、優しい子、君に、祝福がありますように」
「んー?…へェ、夢のロンシーが ネェ…やっぱりィ?お医者さんっていう
体に詳しいヒトを呼ぶのが正解だと思うヨォ?…夢じゃあできるかナァ、ウーン」
(少年の不安を感じ、できるだけ明るい声で話しつつ、少年の頭を撫でたり)
【その前に】【うん】【怨み 消えない】【うん】【ころす?】【ころす】【あい】
歩き始めた宙の近くで、機械凶悪に取り付いていた【】の声
>>500
あの…なにか、あったの?
(足を浮かせる人物を見かけ、恐る恐る声を掛ける)
「…おや、どうしたんだい可愛い子、ここは君が来るべき場所ではないよ、迷い込んでしまったのかな」
(しゃがみ、目線を合わせる)
「はやくお帰り、ここはとても危険だ、君のような幼子には、あまりにも毒すぎる」
(ゆっくりと頭を撫で優しい瞳で言い聞かせる)
>>503
?『こんなところに迷い込んでどうするの』
(ふらりと現れ背後に立つ、半妖かと思えば、そもそもここは簡単にこれるような場所じゃないのに)
「…あぁ、僕様ちゃんの場合、迷い込む方が幾分かマシなのだけれど…今回はそう都合よくはないんだよ」
(背後を振り向き、見上げながらにこりと笑う)
「自分で言うのもあれだけれど、ここは、僕様ちゃんへの執着が強い場所らしい」
>>504
お医者さん?…だよね…
『困っている人がいたら、手を差し伸べなさい』って母上も言ってたもん。…がんばる
(月舟の言葉を聞き、やはり助けねばと思ったのか短く『がんばる』と言う)
?『めんどくさそう…他にも生きてる人間がいるようだし……』
(執着と聞きいやそうに顔をしかめた後、額に手をやり、)
>>507
あ…あのね。ぼくの母上が言ってたの。『困っている方が居たら手を差し伸べなさい』って
(頭を撫でられ困惑しながらも『だからね、力になれないかな。って』と話す)
「んふふ、他のこは、大丈夫だろう、僕様ちゃんのような特例でない限り、出られるだろうからね」
(この手のことに絡まれたのは今回が初めてではない、今回が特例と言うだけで、いつもは自力で帰ることも出来る)
「……ま、自力でどうにかするまで、僕様ちゃんは歩き回るしかないわけだけれど」
>>510
おうおウ、その意気だヨォ…【ガサガサ】【ベキッ!】元気出さなきゃダメだからネェ」
(寄って来た妖を裏拳でぶっ飛ばしつつ、森に入る…)
>>512
「おや、そうかい、君はとてもいい子だねぇ、僕様ちゃんはとても嬉しいよ」
(力に、か…)
「………うむ、そうだなぁ、…気持ちだけで嬉しい…なんて、ちょっとあれだよね…」
「…ちからに、…か…」
(顎に手をやり考える、どうしたものか、この手のことを考えるのは苦手だ、だって立場が逆だから)
「……」
(助けられる立場になるのは、とても苦手だから)
?『それならいいのだけれど……人外にすかれやすいってほんとうなのね』
(一瞬黒い靄のなものが見えおもわず眉を寄せる、顔を背けてを弱々しく握りつつそっと呟く)
?『…………貴女にご縁があらんことを…』
「えへ、まぁ、今回は『人外』といっていいのかすらわからないんだけどね」
519:??? hoge:2019/05/04(土) 00:27 ?『なんとなくだけど本来ここに連れて来たものとは別なものもくっついてる気がするけど……』
(布で再び目から下を覆い隠しながら)
>>514
うん!わかった……!?
『その意気だ』と褒められた事が嬉しかった。の、だが、いきなり目の前に現れたと思ったら裏拳で吹き飛ばされる妖を見てぽかんとした様子で驚く)
>>519
「?そうなのかい、それは僕様ちゃんも知らないね、でも確かに、それなら納得出来る、通りで今回は強欲なわけだ」
(足元の装飾のように変形した枷をさすりながら呟く)
>>515-516
…?
(いい子だと褒められたのが嬉しくニコニコと笑っていたのだが、顎に手を添え、考え込み始めた目の前の人物を見てきょとんとしてしまう)
「……」
(なんといえば、いいのだろうかな)
「…僕様ちゃんはね、今ちょっとばかり、この空間から出れないんだ、だから、…」
(…君にまで、被害が及ばないように)
「……月舟お姉さんのそばにいなさい、それが最善だ」
(輝かしいほど純粋な彼の言葉を聞いて拒絶を告げるのはとても苦しかった)
>>520 523
「フはっ!さっきィのは私達を食べるコワーイ奴だヨォ?見つけられたら全力ぅで逃げるほぅがいいネェ」
(足場が悪いのでロンシーを姫抱きしつつ、森の鬱蒼とした部分を抜けると…)
「……あ''?なんでぇ テメェが?生意気とチビと奇妙で巫山戯たガキぃが?」
(目の前に現れた顔で、とりあえず思った全てのことを言ってみる…
言われるまでもなく分かるが、月舟が見たのはヴァイルの主人である)
「で、何処だぁ?ここ」
「やぁ月舟お姉さん、早速だが、どうにかこの空間から歪みを作って帰ったほうがいい、ここは長居するべき場所ではないからね」
(罵倒とも取れる言葉の数々をスルーし、にこりと笑って告げる)
「どうせ空間というものは完全ではない、入口があるなら出口もあるさ、最悪、イザナミお姉さんに手伝ってもらえばいい」
……??
(大人しく姫抱きされているのだが『空間』『歪み』『イザナミ』等聞きなれない言葉が飛び交い、きょとんとしている)
「…ごめんよ、君みたいな幼子を、巻き込む訳には行かないんだ、今の僕様ちゃんに関わるのは、オススメできないんだぜ」
528:月舟◆.s:2019/05/04(土) 01:09 「…ま、その通りだネェ…【ぺらっ】…行くヨォ?ロンシー」
(宙の手元に、何かを握らせた後…)
「るぅっっっおおおおおおおおおおおおおオォッッラァッ!!!」
【ゴボァッッッ】
(左手で少年を抱いた状態で、地面を思いッッッッッッッきりブン殴り…)
【ズァッ!】
「……頑張りなぁよ、運命の宿業っ子…」
(物理的に空間の歪みを作成し、宙に普段とは違う…『優しさ』の言葉と顔を送って
少年とともに元の森へ…)
「……あぁ、ヴァイルお姉さん達によろしくね…優しい人」
(にこりと笑いながらも手を振る)
「…何を握らせたのだろう」
(手を開いて中身を確認しようとする)
ええっ…!?
(月舟の咆哮がビリビリと周囲を震わせ、驚きと恐怖を紛らわすかのように、強く目を閉じ月舟の左腕に抱きつく)
「…さぁてぇ!ロンシー!あんたのウチを目指すとするヨォ!」
(元の森に戻った月舟、足場の良しを確認して少年を降ろし)
(握らされていたのは、いかづちの印が付けられた山吹色の式神…)
533:宙◆RI:2019/05/04(土) 01:26 「……は、は…本当に、…あぁ、、そうだね、お守り、という解釈でいいのかな、説明もなしにだなんて…」
(とても楽しそうにそして嬉しそうに笑いながら、式神を見る)
「…ありがとう、優しいひと、君に祝福がありますように」
(式神を優しく両手で包み込み、まるで祈るようなポーズで、そう告げた)
…うん!
(抱き上げられている体制から一転。地に足をつけると、『ありがとう』とお礼を言う)
「…さて、…」
(大事にそれをポーチにしまい、大きく伸びをする)
「…っはぁ…、うん、…僕様ちゃんも、どうにかしなければだね」
「んんっひひっ、さぁて…」
(元気そうに返事をするロンシーを見て少し笑うと…)
【グォールルルる…】
「…おはよーさんってか、冗談だよ」
(眠りを邪魔され、怒り形相の大虎から少年を庇って立ち)
「ちょおっと…大人しくしてなよ?ロンシー」
(ちょっと振り向いて、少年のお口をチャックする仕草をして)
【バリバリバリッ】
握られた式神が稲光が如き光を放ち
宙の少し前をいかづちの大きな力が満たす
『いかづち放つ波紋』
「…はぇ…?」
(いきなり起きた雷光に、唖然とそれをみつめる)
(宙の視界に 【大式神[戦略級]】という文字
そしてそれに関する以下の情報が流れ込む…)
【自然名】いかづち放つ波紋
破壊力:戦略級
特殊力:大自然超常現象
術者が使役する体:化身[いかづちの角]
いかづちを放つ波紋を持つ水神
水といかづちを操る力を持ち
冥府において影響力の強い神力を化身を通じて術者へ送る
(透き通るような青い、龍のような皮を纏う鹿型の生物が
いかづちの光が止んだ場所の中心に鎮座する…)
(おはようございます)
541:◆.s:2019/05/04(土) 12:05(おはよう)
542:ソフィア◆YQ:2019/05/04(土) 12:07 「ふーっ....よし、これで皆さんが楽しく授業を受けられますねっ!」
(頼まれたのか学園の空き教室の机を磨いている)
(尚雑巾は絞れていない模様)
「……そいつは良かったものだね」
(この妙な時計屋を辺獄引っ張り出してから、妙に身体が怠くなり…
少々、学園で休憩を取っている有様)
「…ふぅ」
チューノー・サーレム・デイニー・テルローリ・オーリエイ…
(理科室にて怪しい呪文を唱える)
「変な声するってきてみりゃ、まぁーた何やってんだい?」
(理科室の扉を荒々しく開け、入ってくる)
>>545 ルーチェノ・ヴァーレム…何だよ、ちょうどいま魔力を凝縮させて、一時的なドーピングになる薬品を作って居たんだが…
547:サクラナ◆.s:2019/05/04(土) 22:02 「何て変なもん作ってんだ、あいっかわらず…」
(棚に置いてある何かを眺めて)
>>536
……
(まるで、本当に口に封をされたような錯覚に陥りながらもこくりと頷く)
「はぁい、良い子良い子…【ゴォオオオオッ!】ッでっ!?」
(一瞬後ろを向いて少年の頭を撫でた直後に、太い前足が月舟の胴体を薙ぎ払う)
「ぐブッ…ッテぇな…もー【カッ】いぃぃぃ!?」
(倒れ、両肩を掴まれた挙句に全体重を横から掛けられ、後ろ足で腹を引っ掻かれ、頭に噛み付かれ…
月舟はそれに対し、肩は犠牲にして両腕で噛みつきを止め、足でどうにか後ろ足を防ぐ)
「ぃっ…きヒひッ!(ヤッベェ…隙突かれるとここまで…!)」
(普段なら余裕で撃退できた筈…隙と油断はこうも恐ろしいと今になって理解し始める…!)
「…どぉしっ…た…もんかっ!?」
(片手を外して殴ってみるが、まるで力が入らず、効かない…防戦が続く)
>>549
……!
(目の前で自分に関わった人物に危機が迫っているのに恐怖で足が竦む)
……
(ふらりふらりと虎に近づく。彼の腕は闇に染まっていた)
「ぁッっぐぅっ……ぅ!? ロンシーっ!!下ガっテろッ!!」
(心配で出てきたのであろう少年を見て、月舟が叫ぶ
そして、ただならぬ気配を曝け出す少年に、虎が振り向き…)
「!!!っっごのォっ!!」
【プチっ!】【ギャオォオオオォオーォォオっ!!】
(少しでも傷が浅い右腕に全力を込めて虎の左目を潰し、わずかな隙ができ…)
「…っ…ろ ロンシー?私は…ほラ、大丈夫…だカら…早、ぅっ…く」
(どうにか立ち、少年に走り寄って出来る限り優しく呼びかけ、逃げを促そうとし…
それを許さない怒りの虎が、再び隙を見せた月舟に飛びかかろうと後ろ足を構え)
>>551
…!あぶない!
(背後に迫る虎を月舟の肩越しに見て一言叫ぶと、一気に月舟の脇を目にも留まらぬ程の疾さで通り抜けると闇を纏った右腕で虎の首を刈り取る
轟音を立てて倒れる虎の巨体。当の本人のは血の滴る虎の首を掴み、虚ろな目で立ち尽していた)
一瞬、少年を見失った
「ロンっ……ぇ……」
(視界から少年が消えたのに焦り、虎の方を向いてれば
想像の域を超えた光景が広がっていて…)
「……………っはッ! ロンシーっ!?怪我なィか!?」
(我に帰ると、すぐさま呆然とした少年に駆け寄って声を掛ける)
>>557
…うん。怪我は無いよ。
すまない。心配を掛けたね
(虚ろな目をしたまま、虎の首を無造作に地へと捨てにこやかに礼を言う
その立ち振る舞いは先程の少年とは明らかに違い、『別人』とも言える)
>>553
(すみません。安価、間違えました)
「我が兵器の一撃をその身に受けてくれる者は存在しないか…?」
(全身に鋼鉄の強化外骨格を装着した状態で舎内の1Fをうろついている。直感で戦闘の香りを感じ取るとそちらへと緩慢な足取りで向かい)
(/初めまして!戦闘に混ざりたいのですがよろしいでしょうか!?)
(現在、主が居ないので正確な確認は取れませんが…
まぁ、設定置き場に簡単でも良いですから書き込んで置いてくれればそれで参加はOKです)
「…ロンシー…?…ぃや…もシ か、しテ…夢の…」
【ぃぅっ】
(何かを言いかけて、突如として視界がぼやけ 後ろに倒れる
…見れば、無理やり動いたために傷は広がり、多量の出血も伴っている)
「……はァ…で ぇモ…ロンシー、無事…なんだ ネェ?」
…仮にも、僕は『宵闇の不死王』だからね。君は、その『器』を護ってくれたんだ。感謝するよ
(倒れた月舟に近寄り礼を言う)
自己紹介が遅れてしまったね。僕は、『ロンシア・フォン・ノスフェラト』。…『宵闇の不死王』と名乗った方が早いかな?
(微笑みながら、優雅に礼をして名乗る。しかし、その目は虚ろなままだった)
「……けッはッひヒっ…何だか知ラんけどサ、
…ちィっと、手ェ貸してくれなぃかナァ?」
(適当に言いつつ、紹介をしっかりと理解 記憶して、
その上でどうにか動く左手を上げて、ぼやけた視界を無理やり戻す)
「…私はァ…ロンシーって…読んだ方が…早いかナァ」
手を?…分かった。
(手をあげる『恩人』を見て、言われた通り手を差し伸べる)
「…ありガと、よっト…」
(ロンシーの顔をまじまじと…特に目元を見ながら、手を取って立ち上がった、
傷も若干ふさがっている)
「……ふゥ………、でェ? 結局…行クのかィ? ロンシーの、家っ、てとコ」
ふわぁ、眠いですねぇ....でも見張りはちゃんとしとかないとお師匠様に叱られちゃいますぅ....
(情緒不安定なのか分からないが、生気の無い瞳を閉ざしてしくしくと泣いている)
>>539
「…これは…また、随分と派手なものを…」
(真ん中にいる龍のようなものを見上げながら呟く)
「……こんなに、人に助けられるなんて……困ったなぁ…僕様ちゃんの願い……に、は……?」
(顔を俯きぽつりと告げる、その言葉は、自分でも無意識に発した言葉のようで、口元に手をやり。困惑している)
>>562
そうだね…向かわないと…!
(月舟の質問に答え、数歩歩いた途端膝を付く)
どうやら…』時間』の様だ…『器』の事、頼んだ…よ
(器である少年の事を頼んだ。と、言い残し気絶してしまう)
「....ん、何ですかあの二人....勝手に潜り込んでくるなんて...」
(首を鳴らした後に杖を持ち、時計台を足蹴にして飛び出す)
(名前変えるの忘れてた...( ・_ゝ・))
568:◆.s:2019/05/05(日) 23:29 >>564
いかづち放つ波紋、は…
ただ鎮座したまま術者をじっと見据える
(ただ何もない空間のみが化身を点に周囲へ広がる)
【死後と結ぶ場所へは少なからず歪みある存在 用を済ませれば 返すのみ】
(宙の脳内へ、ただ声は聞こえずとも意味が流れる)
「(....まぁ、面白そうな事は見守るのが吉です。お茶でも飲んでましょうか。)」
570:月舟◆.s:2019/05/05(日) 23:31 「っっとぉッ…(やっぱり…ロンシーの…夢って…)」
(気絶する少年を地面とキスする前に慌てて姫抱きにして、
色々考えてみるが…まぁ、一番ありそうな考えをしてみている)
>>569
「ぐぇえ…そ、素数…素数を……素敵な数を……」
(数えながら、近くのベンチで目眩と戦う…
どうも、あの時計屋には関わらない方がいいらしい、
が、あの時計屋…辺獄から引っ張り出した時に一体何をしたのだろうか、
未だに…全く治らない目眩と気持ち悪さが行動を阻害してくる)
「……ゥ…(『ゼロ』も『アブソリュート』も…使いたくない…ぐぅ、難儀…)」
(ベンチの上での戦いが続く)
「…そうかい、うん、そうだね、…まぁ、用、ってものじゃあないのだけれど」
(…へらりと笑いながら呟く)
「僕様ちゃんはこの空間に縛り付けられる…いや、壊される前に感覚を抑えなければいけないわけだ、はぁ面倒だ、感情をゼロからリセットしなければならないなぁ」
「(御茶うまぁ....まああの二人のどちらかが負けそうになったら加勢したら宜しいでしょう。その時の口上を考えとかないと....)」
574:◆.s:2019/05/06(月) 00:37 【 理解 を受けた 迷助を 授けん 】
鎮座したいかづち放つ波紋が6つの脚で胴を持ち上げる
4の眼は術者を見据えるまま
(しかし、自ら歩を進める事は無く ただ術者を見据えるまま佇むのみ)
【 迷助 為さんと するならば 波紋に 触れずは 為されぬと 心得よ 】
見据える眼は変わらず
「…ふふ、そうかいそうかい、いやはや…大変そうだなぁ…」
(くすくすと笑い、足に絡みついている鎖を気にすることも無く歩を進める)
「…これ、あと残らないといいなぁ」
(また怒られてしまう、と考えながらも、その表情はとても楽しそうだ)
【 いかづち の波紋 より深く刻む 場に 触れよ 】
(波紋が刻まれている場所は…背 頭 脚 尾…角)
【為すのならば 一寸の迷いを捨てよ
自らを為す 柱を固めよ
出来ねば いかづちに 呑まるると 知れ】
波紋は 動かぬままに
「ははっ、迷いなんてあるものか、僕様ちゃんは帰ってやることがあるからね」
(波紋に向け、手を伸ばす)
「…よろしく頼む、僕様ちゃんは、生きていなければならないのだから」
(波紋に手を触れ____)
ぱしゅんっ
(嫌な音がした、それは点ではない、それは個ではない)
ぼた、…ぽた、…
(それは、『この空間そのもの』だった)
「…っ、あ゙…」
(彼女の腹を貫くそれは、細く、そして深く、ギチギチと嫌な音を立てる、『死の都』そのものである)
(ごぽ…と、嫌な音がする)
「っ、げ、ほっ…っけほ…」
(だが彼女は手を止めなかった、するりと、波紋にその指先を触れさせる)
「っ、なる、ほど、…しびと、にさせて、しまえば…っ、ぼくさま、ちゃんを、…ここに、しばりつけられると、おもった、わけ…か」
(そんなことをつぶやきながら、にぃっと、口角を上げる)
「あいにくだが、『なれている』んだよ、……このていど、で…ぼくさまちゃんはしねない」
(血みどろになりながらもいつもの様に笑う彼女は、何よりも美しかった)
【 正 だ 良くぞ いかづち放つ波紋 を 凌いだ 】
いかづちが術者の体を 化身の如く伝う
(いかづち それは雷とは違う…)
【 授けよう 迷助 ・ ・ ・ いかづち放つ波紋 を 】
化身が小さく いかづちへと姿を変えながら
波紋と共に 術者の 器へ 移り行く
(宙へ受け継がれしは いかづち放つ波紋 ・ ・ ・
古代であり 生き物の命であり 穢れなきものであり
それは言葉いらぬ 揺るぎなき 力 である)
【 迷助 は 得た 済ませる が 早い 】
術者へ 化身の 全てが受け継がれると
その声はそれきり途絶える
死でも 消える事でも 別れでもない
(いのちは 受け継がれるものなのだから)
【宙に いかづち放つ波紋 が受け継がれた】
「っ、ひゅ…っげほ…」
(口元を抑えながら、咳き込む、口を抑えている手からはぽたぽたと血がこぼれ落ちている)
「……は、…ふ…」
(あとは、この鎖を壊して、もとの世界に帰るだけ、いつも通り、それで終わる)
「……しゅっ、けつ…が、おおい、な…」
(視界がかすむ、出血多量で死んでしまう、などということになってたまるか、それに、この地に自分の血を多く吸わせる訳には行かない)
「……かえ、ろう」
(そう願うだけで、彼女の『そら』は成立する、それだけで彼女は『全てをみる』ことが出来る)
「………まって、いるかなぁ」
(そう呟くと、彼女の足元から、美しいはなが咲いた、それは元々、枷と鎖が連なっていた場所である)
「……あぁ、かえろう」
(そう願い、彼女はいつもの様に、死の都から姿を消した)
____、____、__、____
(彼女を『壊そう(愛そう)』とした、世界の悲鳴は、彼女には届かなかった)
「……何やってるのかね?君」
(いきなり目の前に現れた…出血のせいで一瞬分からなかったが、宙を見て)
「けふ、…あゃ…こま、た…ひとめに、つかないところに、と、おもったのに」
(失敗しちゃったようだ、と笑う、口元に手をやりながらも、こぼれ落ちている血は隠せていない)
「かえって、これたからね、なんらもんだい、は、ないよ」
「…?…出血以外にも…【ヒョイ】…妙な事になっているようだが」
(宙の肌の一部が、蒼く光っている…その部分だけ、意味深な紋様があるのも見逃さない、
それを宙を持ち上げながら確認する)
「…ふーむ、まぁ、ついでに調べさせてもらおうかな」
(自分がさっきまで座っていた所にまた座り、膝の上に宙をちょこんと乗せる…
此処は学園地下、新設大規模地下発電施設)
「っ、あぇ…?」
(急に抱き上げられ膝に座らされたことに、疑問を問掛ける代わりに首を傾げた、慣れというものは恐ろしく、じくじくと痛むはずその傷は彼女に感覚を与えず、ただ、出血多量のせいで思考が鈍り始める彼女を嗤うだけだった)
「………【ぺろっ】…血の味は普通…もしくは味覚がおかしいだけかな?」
(左手で端末を操作しながら、宙の血を試しに舐めてみる…
ただの鉄分たっぷりな健康的血液だった)
「…私の住んでる所に…招待させてもらうんだよ、
レディーの家に上がるのは、初めてかね?」
(端末の操作が続く)
「…はじ、めて、では…ない、けれど…」
(そろそろ視界がぼやけてきた、当たり前だ止血もまともにできていないのだから、これだから、自分が人間でなければ、どうにか出来ただろうに)
「…ふべん、だなぁ」
「…はい着いた……ほら、もう少しの辛抱だよ…光君」
(端末の操作を終え 今いる場所を変換して神官の住む場へとやって来た…
どうも、近未来的な研究所のような見た目)
「…さぁて、何処からやったものか」
(自分の部屋らしき場所へ来ると、中央の改造台に宙を乗せる)
「…その、よばれかた、は……あぁ、にた、ようなのは、あったなぁ…」
(『光』と呼ばれたことは何度もある、『光』と望まれたことは何度もある)
(『光』と、疎まれた事も、なんどもある)
「…………さむい」
>>570
ん…あれ…?虎さんは……?
(まるで、今まで眠っていたかの様に目を覚ます。『宵闇の不死王』として話していた事は記憶に無いようだ)
(学園の鏡台に白百合の花瓶を設置して窓を覗き込んだ後に、遠くに小さな少年と人間?を見つける)誰ですかあの人ら....まぁどうでも良いですけど....
593:月舟◆.s:2019/05/09(木) 01:01 >>591
「…っおッ!」
(いきなり目を覚ました少年に一瞬驚きかけ、
ギリギリ、口元が緩むぐらいに表情の変化を留めて)
「…ひヒっ!あのコワーイ虎ァな? こォの月舟さんが追っ払ってやったぞ!」
(再び、思いっきりの笑顔でロンシーに言いつつ、目的地の方角に歩き出す…
虎の死体を見てトラウマにでもなったらどうするのだ)
「ロンシー、途中で気を失っちまってたみたいだけど…怪我ないネェ?」
(この子に、あまり凄まじい事は教えない方がいいだろう…
正体を知ろうが、彼女の子供好きは変わらずじまいである)
>>593
ほんとに…?ありがとう!
(何も知らぬ彼は、子供らしく無邪気に笑い礼を言う
しかし、彼は知らない。繋がれたその手と、笑う自分の頬にはその瞳と同じ色である赤い鮮血が付着している事に)
>>596
(名前間違えました。すみません)
「……ふぅ…」
(屋敷の奥のそのまた奥、宙ですら入ったことの無い、まるで神殿のようなばしょに煙管をもち、煙を吐き出す影がひとつと、その影に跪いている影が二つ)
壱『主様』
弐『今回、宙は冥界に望まれた、これでもう何回目だ…まぁまだ両手で数えられる量だろうが、あいつらは待つってことをしらねぇらしい』
壱『残念ながら、恐ろしく速度が上がっていると思われます、このままにしておけば、いつどこで呑まれるやら分かったものではありません』
「……せやなぁ」
(使いたちの言葉を聞き、ぽつりと呟く、表情は髪の陰りのせいでわからない)
壱『……主よ』
弐『どうか、ご決断を』
「……」
(…………………………………………………………………………………………………………………………)
>>590
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「良しっっと…」
(びっしょりと顔中に広がっていた汗を拭き、仕事を続けていた改造台から離れた
その上では…)
「お疲れさま…いゃあ、驚かされたよ…全っ然暴れもしないんだもの」
(しっかりと外傷を塞がれ、不安が残る箇所はしっかりと補強等…
宙に対するしっかりとした医療行為を終えて、気になる部分をノートにまとめている)
「んふふ、痛いのに離れているからね、それに僕様ちゃんには、『泣き叫ぶ』とか、そのての行動は現状入力されていない、まぁ、いらないからね」
(起き上がりながらつぶやく)
「…うん、動ける、ありがとうお姉さん」
600:scullFace◆.s:2019/05/09(木) 20:58 「…さて、治療した者として、なのだが…せめて治療した部位が元に戻るまでは、
君を帰すわけにはいかない。」
(今にも無理をしそうな宙を座らせて)
「負った傷の深さが関係しているのかは知らないが…君は少々骨がおかしな事になっているんだ、
元に戻ると断言できはするけれど…それまでに掛かる時間が私には分からん、前例が無い」
「傷の方も少し妙だ、治り方が遅い上に、怪我の部位から…その、
岩の鱗みたいな物が出来てる、切除と解除はしたけど、
完璧に治ると保証するには此処に居てもらう必要がある」
(「まぁ…代金と思って我慢してくれたまえ」
そう言いながら、自分の机の方に戻って砂糖をドバッと入れたコーヒーを飲み)
「…それは、困るなぁ、僕様ちゃんには待っている人がいるんだ、それに、1人には怒れないくせに怒ったふりをして閉まった、謝らなければならないし、それに…」
(ぐっと、腕に力を入れて)
「すぐ帰るといったんだ、可愛い僕様ちゃんの従者くんを、待たせるわけには行かないからね」
(そう伝える、だが、雰囲気はいつもどおり、何も変わらないし、その雰囲気で、いつもの笑みを浮かべていると感じられるが、その表情は、無表情に近い『何か』だった)
「……おでん屋の主人から、聞いたよ」
(コーヒーで若干えづきつつ)
「……ゥっ…たしか、君が思うに…
君の従者…ゥッ……ヴァイルだったかな?
その人は、君と居て幸せになれない…って?」
(喉を抑える)
「?あぁ、うん、だってそうだろう?僕様ちゃんなんかと一緒にいれば、いつ危険な目にあうかわかったもんじゃあない、今回はどうにか、ヴァイルお姉さんが巻き込まれないように手を離させたけれど、あれは1度や2度で終わることじゃあないんだ」
604:宙◆RI:2019/05/09(木) 21:47 「あんな優しい子を、そんな危険なことに付き合わせられない、あの子にはあの子が安全にいられる場所にいて欲しい、僕様ちゃんのようなやつがいない、平和で幸せなところへ行って欲しい」
(また、にこりと笑っているのだろうが、無意識なのか、気がついていないのか、口角は上がっていないし、いつもの笑顔は浮かんでいない)
「…なら、簡単だろう」
「君が、表面上だけでも彼女を嫌って離れるように言えばいいだけの話だ」
(コーヒーに口を付ける)
「……どうせ、もう少し後の私が行う所業で…
ヴァイル程度の存在であれば確実な安心が得られる世界が実現する…
そうでなくとも、君のいる世界には 月ちゃんやニャルという、強いお人好しがいるはずだ」
(えづく)
「…ゥッ……君が簡単に、ヴァイルに幸せを願うのなら…
実際簡単だろう?ニャルのような…そんな人達がいるところに、
君が嫌う様な言動を取って、突き放す様に言えばいい…
「僕様ちゃんは、君が嫌いだ」と」
(「それに、合意の上での関係じゃあ無いのだろう?」)
「君も、それに重みを感じる必要も無いはずだ」
(何か話し込んでるみたいですね....とりあえず机にお茶置いてさっさと帰りましょう)
(二人分のジャスミンティーを置いた後箒に乗って飛んでいく)
「……あー…そうなんだけどねぇ、…残念ながら、僕様ちゃんはそれらの行動は出来ないんだよ、あ、感情論とかの話ではなくてね?僕はある人とある誓約を行ってしまっているから、『嫌う』、という行動が出来ないんだ、たとえそれが、本心でないとしてもね、簡単に言うと…そうだなぁ」
(指をくるりと回して口を開く)
「『僕様ちゃんは、他人を愛したときだけ息ができる』」
(比喩的な表現だが、あながち間違えでもない、だってそうしないと、だって僕様ちゃんは、『息をするのが苦手だから』)
「だから残念なことに、その方法は考えていたけれど、行動には起こせない、だって捨てられないから、僕様ちゃんは皆を愛し続けないと生きていけないような欠陥品だからね」
(両手で顎を支え、足を組み、肘をそこに置く、誰かが言った、彼女は『完璧の天才』だと、誰かは言った、彼女は『光そのもの』だと、誰かは言った、彼女は『希望の擬人化』だと、だが、今それを否定したのは、他でもないその『完璧』な彼女本人だった)
「(・・・・・・)…なら、君の愛は…生きる為の『嘘』に近い物だと、考えた方がいいのかね?」
(仕方なく、『特急治療器』を用意しつつ)
「!……んー…それは、どうだろう、僕様ちゃんにも分からないや、生きるために必要だったから、愛していると言うけれど、恐らく僕様ちゃんは、息ができても愛を伝えるだろう、まぁ『if』を見通す目など僕様ちゃんは持ち合わせてはいないから、ただの戯言なのだけれど……僕様ちゃんの『愛』は『エゴ』と同一だ、それ以上でも、それ以下でもない、ただのお節介焼きに等しいよ」
611:宙◆RI:2019/05/09(木) 22:34 「でも、どうなのだろうね、皆が生きるために呼吸をするように、僕様ちゃんが生きるために愛を伝える、少し方法が変わっただけで、僕様ちゃんにとってはそれが普通だから、違和感も持ち合わせていないし、そこに不満もないのだけれど、それははたして『異常』なのかな」
(首をかしげながらそう告げる、宇宙のような瞳が、覗き込んでいる)
「……それでいい、それで良いんだ…」
(ヘルメットの様な形の、『特急治療器』を手に持って)
「何が正しいか、と…そんな物自分以外の誰が決める」
「そういった意味で…君の『普通』と、今の私は酷くよく似ている、
不満が無いのなら、無いで良い…それが君の正しさであるのなら、私が言うことじゃあない」
(「で、今すぐに帰りたいのかね?」)
「とりあえずそのなんだか物語であるようなヘルメットの説明をお聞きしてからきめるよ」
(嫌な予感がするようなしないような、もちろん感だが残念なことに自分の勘はよく当たるのだ)
「簡単に言おう、数秒、精神的地獄、その間、超回復、特許取得」
(自慢げに言うと、カポッと宙に被せる…
拒否権は、他ならぬ宙によって消し飛んでいる)
「後遺症はない、安心してくれたまえ」
「え、ちょ、っ患者の権利というものは無いのかい!!!?」
(問答無用ではめられたヘルメットを触りながら焦ったように叫ぶ)
「君が、帰ると、強制するんでね…なので私も無茶をしなくてはならない訳だ」
(「自業自得とでも思うと良い」[カチッ]
宙の体の中で凄まじい速度の新陳代謝などが暴れ回る…
その代わりとしては、脳内、思考、あらゆる精神が本人にとっての…)
「んー、リアルで言えば…そうだ、全身を黒光りするゴキブリが這い回る感覚だ」
(地獄)
「うおわっ!!!?」
(地獄、と言う言葉が聞こえ、息を飲む
が)
「………んぇ?」
(『大したことは無い』、そう感じるのは、彼女の異常性の現れだ、これなら、腕を引きちぎられたり、生きたまま死を体験させられた時の方が辛い)
「おや、第1段階を耐え抜いた様だね…最終段階だ、気をしっかり…」
(感覚が移り変わり、新陳代謝がさらに加速して行く…
幻影のヴァイルが謎の重圧、というより初めて会った時、
其処で新手の詐欺に引っ掛けた時の表情で宙の周囲で正座する)
「……?」
(座っているヴァイルに気がつく、意識がそれに集中させられているのかはわからないが、酷く繊細に見えるそれに首を傾げる)
『・・・・・・・・』
(そんな表情のまま、幻影は口を開くことはない…
けれど、眼だけは 言葉なしに宙に対するものを感じる)
貴女の 本当は見ることはないとしても
無駄と 無駄と あらゆる善意を拒んで
人の善意を 失意と 怒りに落とし続けるのが貴女なのだとしても
貴女を 私は放る事はありません
(ただ、此れだけが伝わると 幻影は静かに眼を閉じる)
「……はは、困ったなぁ」
(笑みなど浮かべない感情を全て切っている状態なのだ、いつもの笑みなど浮かべない)
「…………じゃあ、僕様ちゃんが消えなきゃだね」
(それでも、無理矢理表情筋を動かして作った笑みを貼り付け、無理矢理にヘルメットを外す)
「…ごめんね、…でも、もう僕様ちゃんを」
「『ぼくをあいさないで』」
(そう願うと、神官の部屋だけではない、彼女の気配が、この学園内全てから消え去った)
「っ、あ゙、ぁ゙あ゙…っ!!!」
(この力を行使することは嫌いだ、だって死よりも辛い痛みに襲われる)
「っ、ぅあ…」
(それでも、もうだめだ)
「…っ、…」
(全て元に戻すのだから)
カロン
…っ!(魔力の共鳴により、何者かが消えた事を察知する)
624:◆RI:2019/05/11(土) 22:11 宙「…!…、ぁ、ぅ」
(鈴の音が聞こえる、下駄の音が聞こえる)
「……何しとんねん」
(いつもの、声が聞こえる)
宙「…お、じ、ぃ…さま」
「…ほんま、あほやなぁ…お前」
(お爺様がゆっくりと、頬を撫でてくれる)
宙「……お、じぃ、さま」
「…おん、お爺様はここやよ」
宙「っ…!」
(あぁ、ぼくを)
「安心しぃ、わしはお前なんやだぁいっきらいや」
(ほんとうにぼくをおぼえててくれるひと)
「……ぇ、?」
(ばさりと、生徒会室で1人、書類を床におとす)
「……そ、ら…せんぱ…?」
(そんなことも気にせずに口から出たのは、『光のような』彼女の名前だった)
「……………」
(何が起きるのか、何が変わったのか…
様々な事を察しながら、考えながら、
ただ、自分だけが開けるように作った
『隠し扉』、臆病者の巣穴へと入る)
「…………さて…君は…君達は次に何を成す?」
「…この件に関わる事は、もう無いだろう…
私はただ、君達の残酷な楽園の散華を見るだけだ」
(部屋の中心に置かれた、2つの 『マキナ』に触れて 様々な回想を)
後を飾るは 私のみだ
今は ただ GOOD LUCK…
「ぇ、なん、…なん、で」
(ありえない、もう二度と、もう二度と、見失わないようにと思ったのに)
「あ……」
(もう二度と)
「っ、は、っげほっ」
(あぁ、こんな時に限って)
「は、ひゅっ、っけほっ、か、ひゅ…っ」
(ひ弱な体に嫌気がさす)
「………」
(無人の、屋上)
「……」
(待ち続けれる、ただ 言われたことのみを信じて)
『 ・ ・ ・ おい 相変わらずだな』
(生徒会室に、堂々と屋台を引いて入る異形が存在する)
『 入り用の薬はあるか? 無けりゃ売ってやる』
『おでん屋だけどな』
(小柄な凶悪が、懐かしげに小男に近づく)
>>628
『おや、こんな所にいらっしゃいましたか』
(ばさりと、翼がはためく音がする)
『ご機嫌麗しゅう、ヴァイル様』
(悪魔はわらって____いない)
『さっそくで失礼ございますが、私めと、神の御使いめと交渉させて頂けませんか?』
(その声は優しく聞こえるようで、どこまでも冷ややかな声だった)
>>629
「っひゅ…、っ…?」
(酸欠になりかけ、霞む視界に写り込む影にほんの少し目線をあげる)
「っ、、つく、ぇ、っは、…さん、さん、だ、っめの…っ」
(荒い息をしながらも、自分の机の3段目の引き出しを震える指で指さす)
え、ええっとぉ....ふぇぇ、私はどうすればぁ....
633:Piero*◆RI:2019/05/11(土) 22:40 >>632
「…?」
(また、こんどは視界外で、声が聞こえた気がする)
「だ、れ…?」
(ひゅ、と喉を鳴らしながら、かすんだをしながらも首をかしげる)
ソ....ソフィア・ユッカエンデですぅ....
635:Piero*◆RI:2019/05/11(土) 22:50 「…そ、ふぃ、あ…?」
(あぁ、なさけない、こまった、初対面がこんな場面だなんて)
「っけほ、す、っ、すみ、ま、せ」
(あぁ、とめなきゃ、ソフィアさんの色々と説明…先輩も、探さないと)
「っ、は、っふ、…」
会長〜、大丈夫?何をするにしろ過呼吸おさめないとじゃん………ゆっくり息吸って、はいて
(生徒会室にはいりゆっくりと背中を擦る)
「、い、ん、よぅ、さ」
(声で気が付き、顔を上げる)
「っは、ぁ、っ、はー…っ、」
(必死に、雪の声にあわせて呼吸をする)
そうそう、ゆっくり……ゆっくり…慌てると逆につらいから
(一定のリズムで背中をさすりつつ)
「っはーっ、…っは……っ」
(大分落ち着いてきた、軽い方だったのか、痙攣などもせずにすんだ)
「っ、…は、ふ……」
(あ、そうだ)
「…せん、ぱ」
(あのひとを、さがさなきゃ)
『 ・ ・ ・ ・』
(雪を見て)
『 ・・・・・ 』
(ピエロを見て)
(見る顔は、2人で全く違う)
えっと....とりあえず痙攣を直す薬もらってきましたぁ!(薬を取り出す)
642:ソフィア◆YQ:2019/05/11(土) 23:13(一旦おやすみすー)
643:ヴァイル◆.s:2019/05/11(土) 23:13 「………出来うる範囲であるのなら、私はどういった事でも…」
(自分への用に振り向き、何らかの覚悟も同時に固める必要があると察し…)
「……先に言っておきますが、宙様を忘れるといった事は『不可能』です」
>>643
『なに、忘れろなどとは言いません、あなたがおっしゃった通り、絶対に肯定してはもらえないでしょうしね』
(乾いた笑みを浮かべながら微塵も感情が籠っていない声で笑う)
『用件はひとつ』
『宙様との主従関係を破棄してください』
(貼り付けた笑みを浮かべながら、ケロリと、悪魔は告げた)
「……………」
それを聞いて、安心しました
『…返答を頂けると嬉しいのですが』
(笑みは変えず、だが急かすように問掛ける)
「……あの方…もう、私など存在するだけでも足枷と化しているのですね」
「何時もよりも…空虚なあなた様の言い方で分かります」
「…何も、最早心配することなどありません
お手を煩わせるのも、ほんの少しだけです」
「だって…もう……」
(握っていた手が力なく開いて、中身が地面にこぼれ落ちる)
「後戻りも…する気も…することもできなくなっちゃいましたから」
(血の気が引いた顔が、無理にではなく 心からの笑みを作る…
地面に転がるのは 注射器、バラバラに砕けているが、それには神官の印が彫られたもの)
『何を勘違いされているのか』
(少し、口調が変わる)
『貴様が、かの方の足枷になる方へ、無意識とは言えど、進んだのではないか』
(そこにいるのは壱ではない、ただ1人、悪魔の頂点でもある帝をも管理する、『魔神』)
『なぜ被害者のように語る、かの方は、貴様の、いや、かの方への信頼の視線で潰れたのだぞ』
『……まぁ、これで、2回目なんですけれど』
(だが雰囲気はすぐもどった、肩を竦め、いつもの様にわざとらしくため息を吐く)
「……(くらっ) ……あとは…どのように使ってくださっても結構です」
(ふらつく足取りで地面を踏み外し、目の前の存在に跪く格好)
「………愚者は……気付かれぬままでも…構いません」
「あの方が……1人に…決して…ならぬ様に」
「……さぁ、体の答えを伝えましょう…」
破棄します
「…… 定めは 心の赴くままに …」
「 どうか …宙様を お願いしますね」
お先に、失礼いたします
(後に残る、上っ面だけの契約書を握った1人の… 糸の切れたしかばねが残る)
『……あぁ、』
(気色の悪い)
『心底嫌悪致しますよ、なぜ、宙様は貴女などを屋敷に招こうと…いや、違いましたね、それも貴女の馬鹿な我儘のせいですか、…宙様をあんな風にして、責任逃れで自ら死を選ぶなど、本当に、気色の悪い』
(綴る言葉は罵倒しか出ない、だってそうなのだ、嫌いなのだ、目の前で倒れている彼女のことが、だが)
『哀しい人、憐れな人、そしてそして美しい人』
『私はあなたを心底嫌います』
(きっとこれは、同族嫌悪と言うやつなのだろう)
>>652
「成る程、なら残り物だけは貰っておこうかな」
(気でも変わったか、柵に座って しかばねのみを見下ろしている)
「…どうも、触れたくも無いようだ」
『…契約の破棄を確認、…これで、宙様を…』
『「……先に言っておきますが、宙様を忘れるといった事は『不可能』です」』
『……たしかに、貴女は忘れられないでしょう』
『【貴女のこともそれ以外のことも、全て忘れるのは、宙様の方ですから】』
>>594
「にひヒッ…じゃあ、行こうかネェ」
(元気な様子を見て、ロンシーを立たせて降ろす)
「…月舟ねーさん、ちょっっとばかし…疲れてきたヨォ」
あーあ、なんで死んじゃったの〜?生きてるうちに裁いてあげるっていう優しい優しい弁財天様の善意が台無しじゃ〜ん、全くもう
(緊張感が全くないどこか楽しげで間延びした声が響く。自らを弁財天と名乗った彼女はコツコツと息を引き取ったヴァイルの側に近付き額に優しく触れる)
まぁ、どちらにしろどんなにじっ〜くり選ばせてあげたところで死んでる事には『変わりはない』んだけどね〜
『…あぁ、弁財天様』
(ヴァイルの手元にあった、契約時の紙をてにとり、視線だけを彼女に向ける、その声に、感情など存在しない)
ふふっ、やっほ〜
(その場に似つかわしくない笑顔を浮かべながら手をふりヴァイルの髪を整える、せめてもの弔いとでもいったところだろうか)
にしても自殺なんて美しくない終わり方しなくても、本当に反吐がでる〜
(柔らかな声のままままいいい放った彼女はにこりとも笑ってなかった)
そんな独り善がりなんて、美しくない
『激しく同意致しましょう、悪魔の目の前で悪魔の好物である魂を自ら死神に手渡すなど、腹が立つなどの話所ではございませんし』
(そんなことをいいながらも、ぐしゃりと髪を握りつぶし、そのまま手の中に現れた炎で燃やしていく、その熱気なのか顔に着けてある布が揺れている)
ふふ〜、だね、まぁそれは別にいいとして
(先程の無表情から一転にこやかな笑顔を浮かべ、少し悩んでいるように顎に手を当てる。その仕草は自然だがどこか急いでるように感じる。まぁ、先程ほんの少しだけ私情を挟みそうになったのもあるのだろう。この作業に私情はいらない)
ねぇねぇ、壱君、この子は愛欲の罪と強欲の罪、どちらがふさわしいかな?
『…悪魔などに、それを聞くのですか?』
(七つの大罪が存在する悪魔を束ねる管理者に、その罰のなを決めさせるなど、何たる矛盾か)
『それは、神と、天使と、人がきめるものでしょう?』
(ならばそれは、私が決めることではない)
うーん、だってそっちの方が面白そうじゃん?仲はよくなかったみたいだけど知り合いなんでしょ?……まぁ、ただ
…
(にこにことしたまま告げる。まぁどんなにじっくり悩んだところで)
死んでる事にはかわらないんだけどね〜、
それにどんな姿であれ、罪であれ人間は美しいものでしょ?
(先程とは違う建前の意見をにこりと笑いながら告げる)
『…やめた方がよろしいですよ、天罰ほど、厳格なものは無いでしょう?私等に決めさせたりしたら、私情どころか私怨まで重ねてしまいそうですので』
665:壱◆RI:2019/05/12(日) 17:34 『…私の、人間価値は、魂だけですので』
(弁財天をゆっくりと、そして真っ直ぐと見据えながらそう告げる)
>>664
だって死んじゃった人間に興味なんてさらさらないもん、壱君そんなにこの子の事嫌いなんだ〜、なんか以外
(驚いたように目を見開いたあと、目を細め)
『弐ぃや私には感情くらいあります、嫌悪する存在だっているに決まっていますでしょう?』
(…本当に、私も落ちたものだ)
『…それに、こんな醜い同族嫌悪だなんて、考えたくもありませんから』
>>665
ふーん、魂だけ、ね…うん、面白いね
(一瞬だけ表情をけしその後にこりと張り付けたような笑顔は、作り物のようで自然な表情だった)
『…そうでしょうか、ただの悪魔の食事情です』
670:??? hoge:2019/05/12(日) 20:05 うん、だって私にそんな思考回路はないもん、人間が裁きを選べるって聞いて希望に満ちた顔をして、私が真実を告げる、その時の絶望の顔ほど面白いものはないよ〜
(にこりと笑ったまま告げる彼女はどこか楽しげだ。悪意がある訳ではないのだ。ただこれが彼女なりの人間の愛し方なのだ)
まぁ、うーん、この子は愛欲なのかなー?んー、悩むなぁ
(再びヴァイルに向き合いつつ)
む、これは仄かな事件の匂い....なーんか嫌な予感がしますね....
672:壱◆RI:2019/05/12(日) 21:05『…とにかく、私に選択権はありませんので、お好きになさってください、残念ですが、弐や主様ならともかく、私相手だと話にもなりませんから』
673:◆RI:2019/05/12(日) 21:13
『……そら』
「………なんだぁい…?…」
『……眠いか?』
「……うーん、と…」
「もうわかんないや」
『……!……症状が進みましたか…』
(本当に、本当に小さな声でつぶやく)
『……』
(…たしか、弁財天様の名前は、宙様がメモ帳に書かれて…)
『……あぁ、大丈夫そうですね』
>>655
…?大丈夫?
(意気揚々と、手を繋ぎ帰ろうとしたが相手の『疲れた』と言う言葉を聞き心配する)
「……ふむ」
(うんうん、こまった、)
「…あたまにでーたがまわらない」
(しこうそくどまでおちてしまったかな、まぁ、りせっとするのだからあたりまえか)
「……ひとのなまえ、かいた、じぶんのおいたちと、なまえと、そんざいりゆう、かいた…おじいさま、といちくんとにくんのことも、かいた」
(指折りをしながらぽつりぽつりと呟く、屋敷の真ん中の儀式のための部屋の中央でぽつんと1人でいる彼女は、もはやいつもの彼女ではなく、女性にしては高身長な体は10もいかないような幼子のように縮み、だが髪の長さは変わらず、ぺたりと座り込んだそのからだとともに、床に広がっている)
「あと、は…えぇと…いきかたと、かんじょうのだしかたと…あるきかたと…しゃべりかたと…」
(人間が生まれてから得るべきことを口に出していく、彼女はこれからそれらすらもリセットする、そして、また、もう一度彼女は『彼女』になる)
(そもそも、彼女のような生き方を、人間ができるわけがなかった)
(彼女を取り巻く環境は、彼女に害を与えることしか出来ない、しかも、彼女はそれに鈍感だ)
(だから彼女は、『身体』の、そして『精神』の限界が来れば、毎回、リセットをする、そうして彼女は彼女を保てる)
(本来、これは人間ができる範囲ではないし、人間がすべき範囲ではない)
(それでも、彼女は毎回、同じことを繰り返す、それが彼女の、存在理由だと設定されているから、そう言う誓約だから)
(それは人間が耐えられるものでは無い、それは人間が耐えるべきものでは無い)
(だが彼女はそれに気が付かない、だって『初めからそうだったから』)
(人間は、初めからそうだと認識すれば、そうすりこんでしまえば、それが普通だと認識する)
(ほかのことが異常だと、自分以外が異常だと)
「………………」
(たとえ、『自分が異常だと自覚していても、それ以外の選択が出来ないと、認識してしまう』)
(だって、これが『普通』なのだから)
忘れたかったなら…もっと強請ればよかったのに
( ぼそりと呟く声はどこまでも冷たくそれでいて優しかった。彼女の表情は影になって伺えないがその口元はうっすらと笑みを浮かべているようにも見える )
背徳の愛に溺れながら
「……」
(まず最初にリセットされた…というか、忘れてしまったのは、眠り方だった)
「…ひどい、これはひどい、まるでねむれやしない、…むしろ、ねむるひつようがなくなったとでもいうのかい?まったく、ぼくさまちゃんはにんげんなんだぞぅ…」
(宙以外、入ることの出来ないこの社で、ボソボソと愚痴を吐くように独り言をつぶやく)
「……よぉし!!」
(そしてこれは、眠れなくなった時の、子供特有の悪戯心、そして好奇心としておこう)
(とてとてと、不慣れな縮んだ体をふらつかせながらも、社から足を踏み出す)
「おわかれをちゃんという、というのも、にんげんらしくておつなものだよね!」
(そんなことを楽しそうに呟きながら、周りを囲む泉に、後ろ向きで倒れ沈み込む)
「すばらしいさいごをむかえてやろうじゃあないか!!」
(そう告げる小さな体は、擬似的に作られた月明かりの下からなつかしい世界に飛び込んだ)
>>675
んん、まぁだ大丈夫だヨォ…もちっと、近いんならありがたいけどネェ…
(体力が、無い…まだ持ちはするし、傷も塞がっているだろうが
今ので、血が足りなくなってしまっている…どうにかロンシーの手を持って立ち上がる)
さぁて、行くかネェ?…ロンシーは、大丈夫かナァ?
どうも最近、学園内に不穏な空気が漂っている…
何事も起こらなければ良いのだが…
(ハーブティーを飲みながら呟く)
(ぺたり、と冷たい地面を裸足が歩く)
「………しこうかいろのていか、…うんどうのうりょくのていか…」
(まるで機械のようにつぶやく彼女は、すこし俯き、冷たいアスファルトを歩いていた)
「…にんげんらしくなくなる、というのは、つらいもの、なの、だろうか」
(リセットは何回も行っているらしい、だが、自分にその記憶はない、それを知っているのは、『あの3人』だけだ)
「………つめたいなぁ、それに、はなしあいてがいない、というのも、つまらない」
(黙ってでてきたからには、誰とも接触するわけには行かない、が、それは彼女の性格上、辛いものでもあった)
「…さびしい、だなんて、こどものようなかんじょうを、もつことになるなんて」
(小さく笑いながら、裸足の歩をすすめていく、目指すのは、もちろん)
「……まっていろよぅ…!」
(あの子たちが待っているはずの、あの、学園だ)
ギュアァアアァァァア
(そうは凶悪が許さなかった)
【キ''ュ''ア''ア''ア''ア''!!!】
(あの日、敗北と痛みを受けた)
【キ''ィ''キ''ィ''キ''ィ''イッ''】
(またある日、大軍を滅ぼされ再び敗北を味わされた)
【キ''ィィィィィッッ!】
(そして、奴は消せなかった)
此処で死.ねっっっ!
【キ''シ''ャ''ア''ア''ア''ア''ア''ア''!''!''!''】
(恨みと怒りの化身としか言いようの無い、銀色の凶悪な羽が
道を行くそらに落ちる…その傍に、あの日、そらを焼いた火炎の弾を従えて)
メタリドリー
再生機械凶悪、強襲
「、おや」
(それは宙に当たる直前に『不自然』に向きを変えた)
「……あぶないじゃあないか」
(今の彼女は、いつものように、自身に『ストップ』をかける方法をリセットしている、つまり)
「まだぼくさまちゃんがにんげんでいられるうちは、しんでしまうからこまるんだけどなぁ」
(彼女に与えられていた無数の神々などからの祝福が、彼女の体を覆っているに等しいのである)
・・・・・・
(予想していない訳ではなかった、『神殺し』達も凶悪も)
・・・・・・【ニタァ】
(それが、出来ると『確信』し、その条件を満たしている事に凶悪の口は歪む)
神か 何時迄もそのチカラ…
「…なにをきたいしているのかはわからないけれど、これはおじいさまの『のろい』などではないよ」
(当たり前だ、あの人が、『ぼく』にそんなことをする日は絶対に来ない)
「これはただのうぞうむぞうのかみさまたちからの『のろい』だよ、しかも、しんせいをぼくさまちゃんにしずみこませるわけじゃなくて、そとがわからかんしょうしようとかためているだけのものだからね」
【ガッ!】・・・・・・・・・
(道路の石ころを拾い、それを持ち去った)
「……はぁ、…はやく、いかなくては」
(気にする様子はなく、小さな足でいつもより長く感じる道を歩き直した)
「……さむいなぁ」
(彼女は、それだけを感じていた)
………
(視線は、気付かれることはないと分かっている)
(知っている、そうだとしても)
(諦めきれずに宙を見守り続けている)
「……、」
(ぴくりと、体をとめ、振り返る)
「…………」
(一点を、ただ見つめている、分かっているのか、分かっていないのかすら、それこそ、わからないのに)
「………ただいまぁ」
(誰がいるかなんてわからないはずなのに、そもそもいるかも分からないのに視線の主に向かって、優しく、そしてとろけるように、そしてそして、とても嬉しそうに彼女は微笑み、そうつげた)
…エレクトロジャッジメント
(指から黄緑の雷が出て、校庭に置いた的に当たり、的が飛ばされる)
……………
(もう、遅い言葉だというのに…)
(最後に、聞けなかった言葉だというのに…)
…
(けれど、ずっと待っていました)
生けくを過ぎれど 伏して貴方に誓う
貴方の心の赴くままに…
お帰りなさい
(視線は、感じなくなった)
ゲイレン「何かここ最近、曇り空が続くな…
TED-01、学園全体をスキャンしろ、どんな異変も見逃すな」
TED-01「了解、スキャン開始…」
学園全体をスキャン開始する
「……ゔぁ『宙様』……あーあ、ばれちゃったかぁ」
壱『…………』
「ここまで、がんばったのになぁ…ひとりにさせてくれたっていいだろぉ?」
壱『…おひとりでは、何が起こるかわかりませんでしょう?…申し訳ないですが、お供させていただきます』
「……うん、わがままばっかりでごめんね」
壱『…………』
(なにが、わがままだ、『普通に生きたい』と願う事すらも許されないのに、それに気が付かないふりをして、無理矢理笑っているくせに)
壱『……宙様』
「ん?なんだい?」
(…こんな小さな子供に、)
壱『…いつまでもおともさせていただきますよ』
(世界は、どこまで望むのだろうか)
>>681
……!
(大丈夫、と言う相手を見ると先程まで血を流していた傷が塞がっている事に気づきあるひとつの疑問が頭をよぎる)
あの…もしかして…月舟さんって僕と『同じ』…?
>>696
…人じゃないってェ意味なら、多分あってると思うヨォ?
まぁだまだ人間やめてるつもりはないんだけれどネェ…
(頭を掻きながら、そういや、と自分について考える…
あれ?私どういう生命だったっけェ?)
…でも、虎とかに比べりゃ人間にずぅっっっっと近いと思う…うん、思ってる
血も赤いし、人間と血の味も変わらないし…ついでに言えばAB型だし…
(…考えてると、また何か襲って来そうだ…)
【ヒョイッ】まっっぁーいーや、ロンシーの家に着いてから話をしよーや?
…正直、月舟ねーさん立ち話しんどいぞぉ?
(また、少年の小さな体を抱えてちょっぴりしんどそうな声をわざと作って言う、
夜も深い…実際血が無くてしんどいし)
【おぉっと、ここで前田が仕掛けた!アブドーラ、予想外の攻めに劣勢…】
『おおっ 前田が行った!』
「…主人さん、尻尾邪魔です」
(商店街前、夜が深くなってこその癒しのおでんの香り…
早速現世にやってきた凶悪店、今日のお客は神官と呼ばれた者の少ない肉親の1人)
【出たー!アブドーラ十八番、五寸釘が前田に襲いかかったー!
前田、たまらず後退!アブドーラ仕掛けて行くー!】
『何ーっ!卑怯者め〜・・・前田!前田!負けるな前田ァ!』
「……美味しいんですけど…う〜ん」
(今宵の客はやかましい主人に慣れない様だ、
そんな客をよそに主人の前田コールは続く…)
「…!おーい!おねぇさぁん!!おでんやくーん!!」
壱『ん?………宙様、私やはり帰ってよろしいでしょうか』
「?どうしたんだい?壱くんが前言撤回だなんて珍しいね?」
壱『いえ、そういうことではなく』
(ぴょこぴょこと手を振りながらジャンプしている今は幼女と言うべき宙に壱は酷く大きいため息をつく)
壱『…霊体化、のほうが、いいですかねぇ』
(そういい、指を鳴らすと、壱は姿を消した(実際には視認できなくなった、というほうが正しい))
>>698
ほんと草
「…?はぁい、何ですかー」
【切った行った!前田が行ったー!】
『出たーっ!行け行け前田ーっ!』
(主人はラジオに夢中、神官の肉親のみが反応するが頬に主人の尻尾が当たってる)
「……むぅ」
【ゲェー!何とアブドーラ側に助っ人が出現!
凶悪レスラーブッチャーがドロップキックと共に乱入だー!前田、吹っ飛ばされるー!】
『なにぃーっ!?つくづく卑怯者め〜!』
「おやおや、おでんやくんはなんだかたのしそうだねぇ、こんばんわ、おねえさん……んと、しょたいめんだったかな?」
(そっくりな人を見たことがあるのだけれど、と彼女にちかより首を傾げる、リセットによる記憶違いでないことを祈りながらの確認だ)
「んんと…はい、初対面です、レイチェル・アルスターと申します」
(よく見ると右手左足が義足であり、右目も義眼で片眼鏡を付けてる…)
【前田の反撃が始まった!おおーっ!ブッチャーをジャイアントスイングで
リング外に投げ飛ばしたーっ!】
『まーえーだ!まーえーだ!』
「もぉー、邪魔ですっ」
「!そうかい、よかった、えぇとねぇ…ぼくさまちゃんはそらだよ!よろしくね!れいちぇるおねえさん!」
(にぱっと、純粋無垢な笑顔を向ける)
「んふふ、きれいなおねいさんだねぇ、にているようで、やっぱりちがうや」
(面影を見ながらも、それを否定する、そこに邪の感情はない)
「ええ、よろしく…」
【きまったぁーっ!前田のダブルバットスピンが凶悪コンビを討ち取ったぁー!】
『ウォォォーーー!!!前田ァーッ!』
「…ごめんなさい、場所を変えませんか?」
(さっきから尻尾がぐいぐい痛い)
「おや、このまえたべられなかったおでんをたべられたらとおもったんだけれど…ふむ」
(さっきから振り回されている尻尾を片手でガシィッッッと止める)
「…おー、からだはこんなでもちからとかはかわっていないのかぁ」
(小さくなった体をもういちど見つめながら、つぶやく)
「…おでんやくん、あつくなりすぎだよぉ、おねえさんにきみのしっぽがあたっている…」
(聞こえるかどうかもわからない相手にとりあえず声をかける)
【これにて、実況を終わります】【カチッ】
『あー…最高……ん?…ぉ!?お前じゃねぇか!」
「…痛かったんですよ、尻尾」
『あ 悪い』
(やっと気付き、大人しくなった店主を見てアルスターも席に戻る)
「…あと、わたしは12ですよ?お姉様と間違えないで下さい」
『分かるわけないだろ ほれ』
(おでん盛りが机に出される)
「おや、とししただったのかい、…うむ、じつにこまった、たいかんがどんどんつぶれてきているようだ」
(ふむ、と、口元に手をやりながら考える素振りをする)
「…うん、じゃあ、れいちぇるちゃんのほうがよかったかな、ごめんよ、あらためてよろしくねぇ」
(だがすぐそんな素振りはやめ、ふにゃりとわらいかける)
「んふ、それにしても、ひさしぶりだねぇおでんやくん、ここはしのみやこではないから、ぞんぶんにきみのおでんがたべられそうでよかった」
(とても嬉しそうに笑う)
『・・・色々聞きたい事はあるが あえて聞かんことにする・・・
まぁ 食いたいんだろう?代はもう貰ってるからじゃんと食え』
「はい、よろしくお願いします…(かわいい…)」
(ぺこりとレイチェは頭を下げ、主人は箸と『カルミン』とコップを引っ張り出す、
香りの良いおでんの雰囲気が、夜闇を和らげる)
「おー!ありがとう!」
(おでんにてをつけ用途しながらつぶやく)
「んふふ、ひととごはんをたべるのはなんねんぶりだろうか、たのしいねぇ、おいしいねぇ」
地獄から舞い戻ってきたわ!(イケメンボイス)
712:ゲイレン ミーコ 古を求める者:2019/05/25(土) 10:02 TED-01「何ヵ所かで乱闘、鍋を囲む奴ら、それ以外は特になしです」
ゲイレン「うわぉ、平和」
「ロールキャベツってまだあります?」
『いくらでもあるぞ』
(ロルキャベ盛りが出され)
「…やっぱり美味しい」
『当然だ 極まったおでんが美味くないわけがなかろう』
周囲の雰囲気が、柔らかくなったような気がした
....あ、えっと、どうもです....
715:さやか:2019/05/25(土) 22:27サイコパスなアタシと友達になってくれる人いますか
716:さやか mercurylamp2017@ezweb.ne.jp:2019/05/25(土) 22:29サイコパス 殺人鬼をリスペクトするサークルやってます
717:そら◆RI:2019/05/27(月) 21:59 >>713
「うんうん、おいしいねぇ、……うん、ほんとにおいし、」
(そう言おうとした瞬間、ピタリと宙の動きが止まる)
「………あ、」
(口元に手を近ずけながらも、その宇宙のような瞳は目を張っていた)
「………しまった」
(リセットされた、今度は、味覚、いや、食事という行為に対するものが、かもしれない、それでも)
「………」
(彼女の中からまたひとつ、彼女が消えてしまった)
>>717
「…ふぇ?……神性…というより…」
(最近、神性に対するセンスが戻り始めたこの娘は、
やはりそういったものに敏感らしく、そらの目を覗き込んで不思議がる)
『おい どうした・・・また面倒でも始まったのか?』
(その手でそんなことが出来るのかと疑いたくなるが、
ゲームボーイをプレイしていた主人も手を止めてそらを見る)
「……いや、いろいろとしょじじょうでね、…ごめんよ、もうきみのごはんはたべられそうにないや」
(はは…、と乾いた笑みをうかべながらも謝る)
「……こんなに、はやいとおもっていなかった」
(どうやら、今回は、彼女が必要とするものから、どんどんと無くしてしまうようだ)
「………ざんねんだなぁ」
「………あ''あ''ーーー!これってぇっ!!!」
(この、神性研究家は今回も何か見出してしまったようだ
そらの腕、目を交互に見ながら大声である)
『・・・・・・』
「んぇっ?」
(急に取られた腕と彼女を交互に見ながら疑問符をうかべる)
(>>720の大声に驚き[音波受信のテスト中だった]
薬品[濃硫酸]を足の上にひっくり返してしまう)
?『…壊れてきてる、なにもなもが』
( 薄暗いなにもない空間で無表情のまま呟く。そのまま歩を進めて崖の上にたつ。そよ風に長い美しい髪を揺すられる姿は何処までも孤独で何処までも神々しかった。 )
?『哀しみで廻る世界に『さよなら』を』
( そう呟き崖の上から堕ちていく。また誰かに止められるのだろうか。ここから飛び降りるは両手で数えきれないくらいある。その度に時間が巻き戻ったり、誰が救ったりしている。こんなことしたら、本当に、癪だけど…またアイツに迷惑……かけちゃうかもな… )
>>697
……そうだったんだ…やっぱり…ね。
(共に居た人物が自らと同じく『人ならざるもの』であると知り、何処か不思議な感覚を覚える)
…あ!…此処が僕のお家だよ
(はっとした様子で指を指した先には質素ながらも大きな屋敷がそびえ立っていた)
「あほやなぁ」
(くいっと、指をひとつ曲げる、すると、イザナミを囲むように、2つの蒼く光る宝石が、形を変え、鳥のような影を作り彼女の周りをバサバサと飛び始めた)
「……これでええのに、これ以上をのぞんだらあかんやろ」
(そう告げる神でなくなってしまった『カミサマ』は、無表情で____その何も見えない瞳から、ポロポロと涙のように、様々な色彩の宝石を零していた)
?『……なんで…なんで助けるの?…』
( 姿を変えた鳥を見て、幼子のように弱々しい声で呟き。こんな事をするのはあいつしかいない。分かってる、こんな事してもこの歪みがもう元には戻らない事を。 )
?『…分からない、分からない、分からないの!!』
( 誰に言う訳でもなく両手で顔を隠しながら悲痛な叫びをあげる。 )
「わかるはずないやろ、そういうもんなんやから」
(そうだ、わかるはずがない、誰にも、悟らせてはならないのだから)
「……わしがどんだけ必死こいて術式組んだ思うとんねん、…誰も知らへんし、誰にも理解は出来へん、それでええねん、その話はそれ以上にはならん」
(こぼれ落ちる宝石を拭うことも無く、また指をひとつ動かすと、鳥の形をした光が、イザナミをふわりと持ち上げる)
>>724
…おぉー…やっとだネェ?…よっト【トスッ】
(予想以上の屋敷の大きさに怯みながらも、
ロンシーを地面に歩かせ)
…さぁってぇ、ロンシー…此処からは自分の足で…
あしでェ?……
(あれ?…地面ン?…でもさっきまで…うぇえ、気持ち悪…)
(こんなにも血液が不足した状態で許された行動範囲なぞとうに超えていた、
目眩は突然月舟の目の前に地面を出現させ、遅れて衝撃を頭に伝えた…要するに転けたのだ)
ンぅー……あ''ー、ロンシー…ダメだこれ…
(その直後、ぷっつりと月舟の意識は途切れた)
>>721
「間違いないですっっ!!1762年大陸全土大魔法時代!その時代から存在していた
遥か遠く日の本の国より伝わる『魂束怪録呪法』のうち解読不能だった
部分の更にオリジナル版にっ!きき極めて似てますっ!」
(年季の入った怪しげな手帳を取り出し、触れてはいけない香りの漂う書き込みの量をペラペラめくる)
『・・・・・・』
(また始まった…)
「?、?、?」
(いきなり興奮気味に羅列された言葉の数々に疑問符を浮かべる)
「ほっほほ本当にこれがあの『天鎖ノ手記』ならっっ!!
これって…これって魔法界における呪法世紀の大発見にっっ!!」
(目をキラキラさせるレイチェはそらの目と腕に何が見えているのか
目と腕を交互に見ながらも手記に凄まじい勢いで数種類の言語の列と
もう数十種類に達しようとしている数の印が書き記され…)
『・・・・・・・』
「…お、おでんやくん…こ、れは…いったい」
(ギギギ、と機械的な音を立てながらリドリーに助けを求める)
『・・・前に お前の力になれる奴が居ると言ったな?
コイツの事だ・・・この通り知識と腕は確かなんだが・・・』
「わぁーっ!まだまだ解読に…10分はっっ!
お姉様ーーっ!わたしはついにっっ!」
『・・・新しく発見をするとこうなるんだ こうなったら止まらん
俺も12時間程付き合わされた・・・まぁ 今回はお前さんの一つに
絞られてるからマシではあるだろうが・・・』
(そう言う間にもレイチェの絵付き手記はさらなる発展を遂げており、
既にそらに掛けられているモノの数百種類を解き明かして記録してしまって…)
「…う、うーん、まぁ、べつにこれといってかいどくされてこまるものもないし、むしろ、ぼくさまちゃんもりかいしりえてないしゅくふくやのろいもあるだろうし…別にいいのだけれど」
(ちょっと驚くなぁ)
「っっっ!!!出来たぁーーっっ!!」
(早速、それは20分で書いたものなのかと疑わしくなる厚みの
本書が出来上がり、それを掲げてレイチェが歓喜を叫ぶ…)
『・・・・・・・・・』
(ざっと600ページは突破してそうな本書が見え、
呆れて声すら出ない)
(勿論、専門を極めているレイチェだからこそこの本は理解できる…
完成度こそ言うことなしだが、評価さえも言葉が出ない代物である…)
「…わー、」
(まるで理解していないが、とりあえず褒めておこうの精神でぺちぺちと軽く手を叩く)
「…にしても、おじいさまいがいがよこしてきたみょうなこうそくやそくばくやのろいやしゅくふくまでもかいせきしたりしたのかい?」
(そうならちょっと僕様ちゃんも予想外だなぁと、ふにゃふにゃと笑う)
「はいっっ!関わる神性のパターンから呪法と私用も読み解けましたっ!
あとっっ(ペラペラ)っじゃーん!この通りあなたの天鎖ノ手記に加わった
存在を種族問わず特定することができましたぁっ!」
(姿、特徴、使ったモノまでが細か過ぎる…まるで自分自身の事のように
書かれた本書後半のページをずらりと見せる…)
『・・・プライバシーもあったもんじゃねぇな』
(そのおかしさが理解できない凶悪は呆れるだけである)
「はぇ…これじゃ、ぼくさまちゃんをこていしよあとしたかみさまたちもたまったものじゃないねぇ…はー、すごい、なんてことだぁ」
(すごいものをみてしまった、とまるで他人事のように呟く)
「…うーん、でも、たぶんれいちぇるちゃんのそうぞうとは、ちょっとばっかりちがうところもあるかもしれないねぇ、わからないけれど」
740:◆.s:2019/05/28(火) 23:25 「はぁいっ!だからこそ神性なんですっ!
超常の法無くしては読み解く事無しぃっ!
このままあらゆる研究をし尽くさせてもらいます!」
「おためしで解読しましたけどこれならっっ!
1ヶ月待たずして完成を目指せそうですぅっ!やったぁーっ!」
(当然、想像と違うというそれを理解していない筈がなかった…)
『・・・・・・・・』
「あれぇ?もしかしてぼくさまちゃんじっけんたいしょうにされてしまったかなぁ」
(これまた他人事のようにわらう、まあ実際、他人事に等しいのだ、だって)
「でもぼくさまちゃん、とうぶんすればぜんぶりせっとされてしまうから、れいちぇるのおつきあいはできないなぁ」
(どうせ、消えてしまうから)
「あ、人体実験とか同行とか関係ありませんのでご心配なく」
(キラキラした目で本書を見つめながら)
『・・・お前さんと同じ様にコイツには何言っても無駄だ
専門に関してはコイツ不可能を知らんしそれそのものが無い』
(深い意味はなく、呆れ切った言い方…相当やられたらしい)
「…うーん、それじたいがむり、なのだけれどね」
(すこしかおを俯かせながらもそうつぶやく)
「すくなくとも、このひとみだけはむりだよ、だってこれにはそもそもなかみなんてものはないからね」
(そして、)
「…できたとしても、どうか、これだけはみないでほしい、おねがいだ」
(ぼくの、一番大事な宝物)
『・・・おい 居ないぞ』
(さらなる探求に心をときめかせた少女の姿は足早に消えていた
探求の答えを得る為、それに絞るならば彼女に不可能なんて考えられないし、
そもそも存在し得ない)
『・・・無理と無駄の対決か・・・
お前さん 無理 とだけ言うだけで楽に終えてきたんだろうが・・・
あいつは言い聞かせる方が無理だ 出来る人はこの世に居ないし
何より あいつはお前さんそのものには全くと言っていいほど興味がない』
(だからこそ、あいつの行動は何よりもお前さんにとって冷たくなるだろう)
『・・・・・気を付けとけよ』
「…まあいいさ、どうせぼくさまちゃんはそのまえにきえてなくなるからね、ふりまわされるのは『つぎのぼくさまちゃん』にまかせるよ」
(諦めたようにわらう、それは彼女に振り回されることを諦めたのか、それとも____自分の生を諦めたのか、それはわからないことだ)
「…じゃあれいちぇるちゃんはいなくなってしまったから、きみにだけねたばれ、というものをしてみようか」
(そして、リドリーにむかって、にこり、とわらいかけた)
『・・・・お前さんの気が楽になるなら 聞いてやるよ』
(それがおでん屋の一環だしなぁ)
「んふ、じゃあきいておくれきいておくれ、そしてそうだなぁ、うん、さいごのいじというものをみせてやろうじゃあないか」
(そういうと、彼女は自分の、その小さなからだから、ジャラジャラと、鎖を落とした、それは、銀色の、とても美しい鎖だった)
「…これは、僕様ちゃんをつなぎとめておくための鎖だったのだけれど、すこしばかり不便だからね、今だけ外しておくとしよう」
(そう呟く彼女は、もとの、いつも通りの19歳の少し身長の高い、ただそれだけの普通の少女に戻っていた)
「さぁて、どこからはなしたものだろう、あぁ、そうだ、誰かに聞かれているとまずいから、そのへんの防護策を執り行っておこう」
(パチンと指を鳴らす、それだけで、もう宙の声はリドリーにしか聞こえなくなる、だがこれは彼女のちからではない、彼女にまとわりついている、顔も知らない祝福によるものたま)
『・・・・・・・』
750:そら◆RI:2019/05/29(水) 00:04 「うん、まずだねぇ、前提条件として、僕様ちゃんが人間、ということだけは覚えておいて欲しい、そこはどこまで行っても変わらない、下手をすれば、僕様ちゃんの身体中に与えられた祝福や呪いを全て取り除いたら、恐らく僕様ちゃんはしんでしまうだろう」
(そんなレベルで貧弱なんだよ、僕様ちゃんは、とクスクスと笑う)
「そして、僕様ちゃんは、現在この歳、19という年齢を繰り返している、これはお爺様にお願いした結果なのだけれど、僕様ちゃんは自らの限界が来た時、自身の全てがリセットされるように設定している、自分の感情くらい自分で押さえ込め、と思われるかもしれないけれど、僕様ちゃんはなんというか…自分の感情を理解する、ということが苦手でね、リセットしなければ生きていけないんだ」
752:そら◆RI:2019/05/29(水) 00:15「これまた困ったものでね、リセットされた瞬間、僕様ちゃんは『人間』を1から始めなくてはならなくなる、息の仕方、食事の仕方、眠り方、話し方、とかね、全てが全てリセットされてしまうから、それはさすがにお爺様や壱くん弐くんにてをかしてもらっているのだけれど」
753:ゲイレン ミーコ 古を求める者:2019/05/29(水) 00:37あああぁぁぁぁぁぁ!!(痛さにのたうち回り、声が学園内に響く)
754:ロンシア・ヴァイス・ノスフェラト◆do 再誕の紅月:2019/05/29(水) 22:33 >>728
……『器』を助けてくれた礼をしないとね
(地に倒れ伏した『恩人』を、少年とは思えぬ力で、しかし優しく横抱きのような体勢で抱えると屋敷の門に近づく
すると、門は主を迎え入れるかの様に開いた)
(されるがまま…いや、そもそも気絶してる訳だが)
失血からか、肌の色から健康さが消えていく…
「なんとも皮肉な話でさ、何度も19歳を繰り返しているというのに情緒は上手く育たないと理解してしまってからは、メモ帳に予め書き留めておいた『宙という人物』を固定して行動しているのさ、今が何回目の僕様ちゃんなのか、メモ帳に何度か正の字で数えていたみたいなのだけれど、さすがにこれを見たら僕様ちゃんといえど諦めてしまってね」
(ペラっと、使い古したメモ帳を差し出す、そのメモ帳にはページ全て余すことなく羅列された『正』という字が存在するだけだった)
「さて、それじゃあとても意味の無いことを聞いてみてもいいかな」
(にこりと微笑む、それこそ、『設定通りの』宙の笑みを浮かべながら)
「ぼくって、だれなのかな」
(とても、とても、残酷な問いを呟いた)
『・・・・知るか』
(ゲーム○ーイア○バンスを皿に乗せてそらの前に出す)
『・・・手前を相手に悩んで6週間・・・あらゆる色々を考えて悩んだ・・・』
『何 つまらん事他人に押し付けてんだ・・・何て下らん事で俺は悩んでたんだよ』
『所詮貴女達はフィクションなんだから!ノンフィクションが居る事で成り立っている存在なんだから!』
《ああ、もう、》
《うらやましいなぁ》
( 全てを振り切ってまた落ちていく。ただ地面すれすれの所で彼女の体は浮いたままに、いや周りの風景も全てが浮いたままに『時間』が止まった )
「いやはや、我が部下よ、ここまで来るとなんとも言えないね〜」
「…そうでしょうか?まぁでも困り者ですね」
( 片方は自由そうに、片方は無表情のまま落ちていたイザナミに手を伸ばす。ただその手には、いや首筋や顔を除く全体に黒い大量の文字が広がっていた。その姿は美しくありそれでいてどこか不気味な姿だった )
>>758
「……そっか、うん、その返答は正直、うん、まぁ、そうなんだろうね」
(へら、と笑みを浮かべる、無理やり作ったような、ひきつった笑みを)
「くだらない、うん、くだらないんだよ、僕様ちゃんなんて」
(その声は、震えていた)
(そこにいるのは、ただの、ひとりの、しょうじょだった)
壱『いやはや、こまったものですよ、黙って聞いてりゃあ必死に叫んだ唯一の『助けて』をそんな簡単に振り払うなんて、まったく、宙様は相談相手を探すのがお下手なんですから』
(ふわりと、宙の首に両腕を絡ませ、抱きつきながらその黒く大きな翼を広げ、現れる)
「、………いちくん」
壱『はい、なんでございましょう、宙様、壱はここにいますよ』
(その声は、ひどく、ひどく甘ったるい声だった、全てを許すと、全てを受け入れると、そんなふうに目を細め、宙のからだにその細長い己の尻尾を絡みつけながら、ドロドロとした甘さを含んだ瞳を浮かべる)
『【グググッ】・・・お前の価値がどうのこうの何ぞもっと下らねぇ』
(急に立ち上がった凶悪、巨大な腕で少女を掴み上げる)
『お前ェ 心の隅どころなんかじゃねぇ・・・
生きる意志を片っ端から投げ捨てやがってぇっ!』【グギギギ】
(憤怒、醜い竜の顔にはそれが溢れる)
『・・・そりゃあ誰でもお前を嫌う訳だ・・・・
お前は本ッ当に下らねぇっ!』
(憤怒の形相を近付け、興奮に上ずる声のまま叫ぶ)
「………………ぃち、くん」
壱『ええ、ええ、宙様、そらさま、壱はわかっておりますとも、頑張りましたね、宙様』
(彼女が最も欲する言葉を投げる、それは、人間なら誰もが欲する欲求の根源で、それこそ、『普通』だからこそ必要な言葉)
壱『大丈夫でございますよ、宙様はよく頑張っておられます、とても、とても、』
(目の前のリドリーなど、見えてないかというように、甘い言葉を吐き続ける、そのすがたは、悪魔や淫魔そのものだ)
(だがそこに、悪意など微塵もない)
壱『そらさま』
(心底からの寵愛、それだけ、それだけを、彼女に与えていた)
>>763
「…おこらないで、だって、わからないんだもの」
(それは、ただ、道に迷った少女のもの)
「…最初から、そんなもの、ぼくにはなかったんだもの」
(『彼女』にいってもわからない、だって彼女は最初の『宙』ではないのだから、彼女はただの後継機のようなもの、肉体は同じでも中身は『宙』という人間の中身を設定されたお人形なのだから)
『・・・・もういい 消えろ』
(何を言っても、化け物が阻むだろう
何を言っても、俺の言葉は理解しないだろう
コイツに苛立ちもせずに言い続けられるのは・・・)
(化け物を無造作に放す)
『消えろ・・・消えろっ!消えちまえっ!!
2度と『心』の前に姿を現わすんじゃねぇ!お前は凶悪以上の邪悪でしかねえっ!!!』
(・・・・言っちまった・・・言っちまったよ・・・・
畜生・・・・・)
(項垂れる凶悪)
(・・・俺は・・・無理だ・・・こんな化け物を・・・
・・・もう 誰かも分からねぇ・・・だが・・・頼む・・・)
化け物の、見えない後ろの誰かにそう願う
「やめて、大丈夫だから」
「大丈夫だよ、ぼくは」
(へらりとわらう、それが、相手にとって苦しいことだとも『分からずに』それでも、必死に、いつもこれでみんな笑ってくれるからと、笑う)
『・・・・ぇろ・・・』
(駄目だ、そう考えても頭には血が昇る)
『消えろっって言ってんだろうがぁぁっっ!』
【ク''カ''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ア''ッ''!''】
(そらの手を引いて、『後ろの者』が静かに走りだす)
『・・・・・・・・・・』
(さっさと・・・行ってくれ・・・)
(再び凶悪は項垂れる)
〔…少し 休みましょう…}
手を引く者は声も無くそう言う
壱『……チッ…』
(小さく、舌打ちをこぼす)
壱『…無様ですねぇ、本当に』
(人並みの優しさなどをもつから、潰れてしまうんですよ)
(そう、リドリーに言い残し、宙の後をついていった)
「…だれだい、きみは」
(わからない相手に問いかける)
「かれ、かれは?くるしそうだった、かれをたすけてあげてよ」
(自分ではできないと気が付き、誰かもわからない相手に懇願する、自分のことなど、微塵も視野に入れていない)
「なんていうべきか…とりあえず疲労が原因かな?本当に、勝手に消えられて名前が消えるのはこまりものだからね、君もそう思うだろ?」
( そこだけ切り取ったかのように静かな時間が止まった世界で足をばたはださせながら愉快に笑う彼女は右目は前髪で覆われているが左目は綺麗な翡翠色をしている。)
「それよりもこのかたをどうするかを考えるべきでは?…先輩、」
(相変わらず無表情の感情の籠らない声のままイザナミを地面におろす。そう言った彼女は先程の少女とは反対に左目は前髪で覆われているが右目は綺麗な群青色をしていた。)
(一見すればただの少女たちだろう、ただその腕に足に首に至る所にある文字がなければ)
{……}
手を引いていた者は何も答えない
その姿も…
「……だれ、」
(伝わらないとわかった、それでも一言こぼす、自分が、いま、どんな顔をしているかもわからない)
壱『そらさまぁ〜』
「っ!」
(きゅっと、後ろから手が伸び、空を抱きしめる)
壱『そらさまやぁっとみつけましたよぉ、そろそろおかえりになられませんか?』
「…いちくん」
壱『ここにいても、宙様の首を締めようとするものばかりで、苦しいでしょう?大丈夫です、あとは全てこの壱にお任せ下さい』
(つー、と、宙の首を指先でなぞる、ドロドロとした言葉をかけながら、視線はそらとはべつ、誰かもわからない相手を射抜いていた)
{………}
視線を交わして、掛ける言葉は何もなく
壱『…なぁんのために、そらさまをつれてきたのですかねぇ、あのデカブツといいあなたといい、本当に気分が悪い』
「…?、いちくん…?」
壱『無責任だというのです、だからいやなのですよ、あなた方は』
(その赤い瞳は、殺意にまみれていた)
{…………}
何も、答えず
壱『はぁ、宙様、ゆきましょうか、この手の相手は相手にするだけ無駄です、そして私が一番殺したくなってしまう相手です』
「っ、え、い、いちく」
壱『大丈夫ですとも、先程、主様の呪いの修復が完了致しました』
「____!」
壱『もうすこしです、もうすこしで、願いが叶う』
(そらの頬を、ゆっくりと、優しく撫でる)
壱『【あなたを、ようやく取り戻せる】』
{……………}
その様子を眺め、何をするでもなく
壱『そういうわけですので、あなたがこれ以上何もおっしゃらないのであれば、我々は帰らせていただきます、…それと、個人的にあなたや先程のデカブツは好きませんので嫌味を飛ばさせていただきますね』
(宙の手をとりながら、にっこりと笑う)
壱『あなたがたなど、空気にも満たない、そこにいるだけの物体に、息をする権利がありましょうか』
「……ぃ、ち、く」
壱『……お目汚し、大変失礼致しました、さぁ、帰りましょうか、宙様』
{…………}
{…神の世はかりそめが為の世界}
{腐りが始まるその以前 それが時の偉大なる者たちにとっては
今の世は貴方が言うように空気にすら満ち足りない 全てが同じでしかない }
{…私は逃げる気は無い}
{目を背ける事 此の世がその為にあるということ
私はそれに溺れることを忘れてしまった}
壱『……はぁ、』
『無能が何をほざこうと、私共にはきこえませんよ』
(睨みつけながらそうつげ、そらとともに姿を消した、圧倒的嫌悪を抱いた言葉は、余韻を残し、静かなその場所に響いていた)
{…………}
{目を背けるなかれや 人にさけずまれる者であれ それだけは変わらず}
{とっくに気づいている筈だ 人の心ゆえに神の全ては錆び付いた}
{錆を落とすは私ではない ましてや神のいづこでも…}
{そして私は ただ1人を見るのみに終わる}
また、姿を消す
「はて、困ったものだね、空間が限界みたいだ」
(そういって段々歪んでいる空間に手を伸ばす、)
「…もう、そんなに時間がたってたんですね」
(相変わらず無表情のまま同じように手を伸ばし、もう片方の手をずっとにこにこしている綺麗な翡翠の眼をもった彼女とつなぐ)
『 そして再び世界は廻りだす 』
( そう二人で言い放った瞬間廻りの景色が廻りだしもとの時間を刻んでいく。そこにいたはずの彼女たちは消えていた )
>>768
「おーい、君、どうかしたのかい?困っているようだが」
「先輩、そんなにむやみやたらに声をかけないほうが」
(先程までこことは外れた空間にいたはずの彼女たちはリドリーの後ろに立っていた。しかし彼女たちの服装は先程までとは違い、真っ白な首から下を長い足元まで隠すコートを同じように手には同じように真っ白な手袋をしていた。)
『・・・・・・・・』
(主人は、項垂れたまま動く気配を見せない…)
(と、いうか)
『・・・・・グゴーーッ・・・グゥー・・・フガーッ・・・』
(・・・・・・寝てる)
「あれ、もしかしてこれは死んでいるのかな、おーい!!」
(その場でぴょこぴょこと跳ねながらリドリーの肩を揺さぶる。その光景をみた群青色の瞳をもつ少女が相変わらずの無表情のまま行動だけは少し焦った様子で止めにはいる)
「先輩、これは死んでるんじゃなくて寝ているのでは?」
「そうなの…初めて知った、うん、やっぱり面白い!」
(そう言いながらさっきまで肩を揺さぶっていた翡翠の眼をもつ彼女は興味津々にリドリーをみる)
『・・・・・・ん おお・・・』
(揺さぶる振動、僅かな衝撃が脳へと伝わり、凶悪の意識は覚醒した)
『すまねぇなぁ・・・ちょっと眠っていたんだ・・・・
にしてもォ いい夢だったなぁ!おい』
(…机の状況から見るに、酒が入っているらしい…)
「うわぁ!起きた!起きたよ!!後輩君!!」
(無駄に目をキラキラさせながら翡翠の彼女は後輩を揺さぶる)
「当たり前でしょう?それで先輩ここに来たわけは?」
「ふふー、なんとなく勘でだよ」
(珍しく群青色の彼女は額に手をあて少し困った表情をみせる)
「…ぃ、いちくん、ねぇ、いちくん」
壱『はい、なんでございましょう、宙様』
「っい、いったい、どこにいくんだい?帰るのならこんなところ…」
壱『すこしばかり、用があるのです、下界で唯一の神聖、主様のお生まれになられた場所に』
「…おじいさまが、うまれた?」
壱『ええ、ようやく見つけたのです、もう残ってなどいないと思われていた、あの場所を』
『我らの理想郷(アヴァロン)を』
(悪魔は少女の手を引く、だからこそ、少女には悪魔の表情など見えない)
(酷く口角が上がり歪んでいる、愉悦に満ちた表情など、見えない)
「ねぇ、あなた何と関わった?」
(今まで翡翠の彼女にしか喋らなかった群青の彼女はリドリーを向き声をかける)
「先輩の勘はあんまり外れる事はないから…あなたが少し変わったものなのか?それか面倒に巻き込まれたかのどっちかでしょ?」
「あんまりって失礼だよー!!後輩君!!あんまりじゃなくて外れないの!!」
(翡翠の彼女は少し拗ねたように頬を膨らませるが、群青の彼女は気にせずリドリーをじっと見ている。一見すれば顔以外の皮膚を白い布で覆われた怪しいやつが突然問いかけるものは更に謎を深くした)
『・・・・・あ''〜?だーれが何にと関わるっとぅえー?』
(酔ってベロベロ、外見の威厳は、ない)
『何がァ何とか知るっけぇーやぁ〜・・・
いっちいち関わるぅやつぅが無駄ぁにスケーッルでぇっかぁ〜
過ぎてぇ・・・覚え・・てぇ・・・ねぇ・・・フガーッ』
(・・・・また寝た)
(そんななか、見えるかもわからないスピードで飛び抜けている影がひとつ)
『____…チッ…』
(顔を悲しげに歪めながら、周りのことなど気にせず自身の純白の翼を羽ばたかせる)
「おーーい!おーい、死んでしまったの?」
(寝たとは知らず翡翠の彼女はまた激しく肩を揺さぶり、群青の彼女は何かを考えこんだあと手袋を外し軽くリドリーに触れる)
(その手は多数の文字が描かれたどこか不気味な感じがした)
「……後輩君?」
(リドリーに触れた彼女をみて翡翠は不思議そうに首をかしげる)
『・・・ガガガガガガガガガ・・・・グーッ』
(眠り続け…よく見りゃ、傍らに落ちてるのは40度のウォッカである)
『っ、ここ、じゃねぇ…っ、』
(1度止まり、辺りを見渡す、どれほどの長さを飛んできたのか、呼吸が荒く、胸元を握りしめながら辺りを睨みつける)
『っ、ウリにも、手伝ってもらってんのに…っ』
(部下である第4天使の1人を思い浮かべながらも、地面に降り立つ、足をふらつかせつつもなんとかたち、思考を回す)
(…はぁ…っ…、ミカにも探してもらってるし、ラファは天界補佐…ガブが1番この手のことは得意なんだろーけど…、今のあいつを酷使するわけにはいかねぇ…)
(思考を回しながらも、あらゆる方向の『目』を確認する、どんどん顔色が悪くなるが、気になどしない)
『っっづ!!!……そら、…っ』
(天使は、ただ1人の少女の名を零した)
久しぶりに見た、だがあの頃と何も変わりはしていない
(商店街の電柱から街を見渡してみるが、変わり物は見付けられない)
まぁ、それはどうでもいい事か…
(そんな事を考えながら、せわしなく動き回る存在たちをちらりと見やる)
…
「…どうも、この街は騒ぎが好きな様ですね」
(電柱から見る景色、それは荒事を含めてこの街は何も変わらない)
そう…私も、この街と同じ様に…
(風になびく白と黒の凜とした姿、
ありとあらゆる時を経てして変わらぬ物がまた一つこの街に廻り、来た)
「…さて、貴女はどうしていますか?…ミカちゃん」
(二人でぱちんっと指を鳴らす。その瞬間辺りの喧騒が静寂に。噴水は不自然な所で止まり、空を待っている鳥もそこで止まっている。『時間』が止まった)
「後輩君!なにか不自然じゃない?」
「おおかたこれがこうなる直前にあった人が原因でしょう、崎ほどなにかがそのかたを探していたようですし」
(呪いのように文字が書かれている手の甲をリドリーから放し淡々と告げる。)
………
(時が意味を成さなくなった世界、それを見るは初めての事ではなかったが、
少々違った時の損傷に違和感を感じる)
「…少々、他も『見る』必要がありますね」
(自分の世界を確立できた事を確認すると、時が損傷した世界を歩き出す、
一歩、一歩と踏みしめる見慣れた世界、ただ、伝わる感触は私でもよく分からない)
…ただ、私は会いに来ただけだった、それだけの話…
もう、それだけで済みそうもない空気が街を包むのを
私は背中を冷ややかなものが伝うものと同時にそれを感じた
>>798
「おねーさん、なーにしてるの?お散歩?」
「先輩、絶対違います」
(先程までリドリーの側にいた彼女たちが一瞬にして彼女の前に現れる。全身白の装束で覆われた彼女たちは時が止まった世界でも異様だった。)
「、…?」
壱『?宙様、どうかいたしましたか?』
(急に歩を止めた宙を不思議に思い、振り返る)
「……止まった?」
(歪んでいる悪魔とあらゆる『モノ』が取り付いている彼女には影響がない『停止』を感じ、周りを見渡す)
「……なんだ、これ」
『っっそらちゃーんっ!!!』
「えっ、っわっっ!!」
壱『おや』
(そんななか、宙めがけて抱きついてくる躑躅色の影)
「っ、たた…」
壱『おやおや、ご無事ですか?宙様』
「う、うん…へ、き…っと」
(抱きついている彼(?)を抱き返しながら、身を起こす)
「もー、だめだろう?あぶないからやめようね
『ミカエル』くん」
ミカエル『ふふっ、うん!!』
ミカ『あのねぇ、弐ぃ様が探してたよ?【俺を置いて抜け出してんじゃねぇーっっ!!!】って、めっちゃ怒ってた』
壱『あ、そういえば忘れてましたね、弐ぃにつたえるの』
「えぇ…」
(ふわふわと可愛らしく笑う天使を抱き返しながら立ち上がり、頭を撫でる)
ミカ『んふ、えへ』
「まったくまったく、可愛いなぁミカエルくんは」
ミカ『そーだよ!僕は可愛いからね!!』
(どやぁっと胸を張っている、誰も違和感など持たない)
(かつてピンクがかったあの白い6枚の羽が、全て黒く染っていることなど、だれも気にしない)
>>799
………
「そうですね…ある意味では、散歩に近いです…が」
(慣れた事だ…全く自分でも思うが、危機感が無くなるまで
危険に慣れるとは…全くもって嫌な話だ)
「誰なのか…今、私の思考は貴方達にのみ注がれています…どちら様でありましょうか?」
(腕を組んだ姿勢で、凜とした白黒は告げる)
やぁ(  ̄ー ̄)ノ復活したんだじぇ
805:???:2019/06/04(火) 21:53 >>803
「うーんとね、名前は私も後輩君もたくさんありすぎてなんて名乗ったらいいのか分からないから適当に呼んで」
(少し困ったように苦笑いしながらつげる)
「それでね、私たちは」
『八万の神様の恥(だよ)』
(そうして翡翠の彼女は笑顔のまま、群青の彼女は無表情のままつげる)
>>802
(キューシンサマー?)
…………
(聞こえている、と…健気に働いているであろう『目』達にそう告げてやりたいが…
やはり、目に付くべきものを目の当たりにすれば、やはり私の言葉は止まってしまうのだろう)
………
(…無事、あの子は忘れてくれている様子だ…)
(キューシンサマー)
ああ、聞こえているよ…
(…感謝、せねばなるまい…あの子はあるべき新たな姿と生き方を手に入れたのだろう…
誰かが望まない形、か…誰が言った言葉か?そんな物が意味を成すはずがない
あの子の今のカタチ、それは誰かが確実に望んでいるもののはずなのだ…それは、
私からの決別、そしてあの子が『正』へと復帰できた証…)
(キューシンサマー)
………
(…申し訳ないが、今は健気な言葉に対して私は何も返すことができない
涙が止まらないのだ…悲しみも少しは含まれてはいる、だが、何よりも…
あの子が幸せになってくれている事、その嬉し涙こそが私の流している本意そのもの、
今まで私が返せなかった分を、誰かがあの子に返してくれている…)
(キューシンサマー)
「…聞こえているよ」
(…なら、私も心置き無く事を成して去れるというものだ…)
安心感を確実に心の中に加えて、私な歩を進めた
>>804
!…!!…!!!!……(汗)
>>805
「………
(恥、ですか…)
「で、どういった業なのかは私が勝手に想像しておきます…おおかた、
裸踊りでもしたんでしょうかね…」
(時の損傷を目で見ながら、横目で告げる)
「その様子を妄想してみれば笑いが出ます、それで…
私を口説きにでも来ましたか?ですが残念、私はなびくことはありませんよ…」
>>804
(びびって携帯落とした)
なんかおらん間に人総動員してるなぁ....ピエロさんキャラ変してるし....
811:???:2019/06/04(火) 22:03 >>808
「何をいってるの?……そっか、そっか〜、何も知らないんだね、うんうん」
(手袋を外し呪いのように大量の文字が刻まれている手の甲を彼女の額に一瞬あて翡翠の彼女は嘲笑いながら告げる)
「そんなことしませんけど…まぁ、神の恥っていわれるのは」
「後輩君!!ストップ、ストッープ、面白いからこのままにしようよ」
(神の恥そう呼ばれるのは訳がある。それは彼女たちは『野良』だから)
壱『…そういえば、ミカくん、あなた、完全に『反転』したんですか?』
ミカ『当たり前じゃん、はーやだやだ、壱様ってあまり好きじゃないんだよね僕』
壱『そういうのは本人がいないところで言うものですよ』
ミカ『はぁい、まぁとりあえず、ぜんぶ『反転』したよ、だから僕に【天使】のころはもうない、あ、ちゃあんと弐ぃさまの言うことはきくからね!!そらちゃん!!』
「うんうん、こりゃあたのもしい、僕が眠ったあとも期待できそうだ」
(ピエロはまだつかってるけど今はパイセンのターンだったりする)
814:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/04(火) 22:05 とりまお久しぶりっす、大天使させていただいてるモノです。
以後お見知りおきを。(名刺を渡すリアクションをする)
>>813
マァジカ、猫ちゃん遂にピエちゃんと死別したの....?
ついでに言うと今はオリキャラ板とか匿名板と二次創作板とかつぶやき板で活動してるよぉ。
817:そら◆RI:2019/06/04(火) 22:08(みーくん先輩勝手に死んでて草)
818:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/04(火) 22:09(というか昔居たメンバーほとんどいなくて草)
819:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/04(火) 22:10pixivとか行っててここ疎かになってたぜ
820:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/04(火) 22:11 そういえばダンロン原作ゲーム全部買ったわ。
無印がお気に入りです
>>811
「……………
(どうも、波動からして時の損傷を行なったのはこの二人組のようだ…
この様子だと、だから何だ?という結論に至った)
「……そうですか、ではお元気で」
(街へ歩き出す…)
>>814
「…………(汗)
(…………どうしよう…)
今、私は真面目に反応に困っている
口では説明できない状況が私の前に存在を示す
と、そこまで考えたところで私は「ありえない」に関連する思考を放棄した…
(…だって、カレンですから)
この様に、勝手に納得してしまった
(昔居た人っぽい人とかちらほら居るけど、他ほとんど居らんなー)
824:そら◆RI:2019/06/04(火) 22:15 ミカ『とにかく、僕は弐様に伝えてくるね!そらちゃん!』
「うんうん、まかせたよ、ミカエルくん、そうだね、弐くんに謝らなければ」
壱『あー、はやめに『あそこ』に行きたかったんですけどねぇ…』
ミカ『それは壱様の自業自得だよ、じゃあね!!僕いってくる!!』
(元気よく手を振り、黒く染った6枚の翼をはためかせ、羽を落とし消える、そうだ、あのこは『疾い』んだった)
「先輩?」
「ふふっ、嫌いかなー、」
「それは珍しい、何があったんです?」
「さぁ?」
(二人は再び手を繋ぎ指をならす)
『そして再び世界は廻りだす』
>>822
....んー?ニャルちゃr.....じゃなかった。貴女何処かで会った事無いかな?見覚えあるよ?(何処か自分の旧友の面影を残している人間を見やる)
>>825
ミカちゃんも居るし、なかなかに豪華メンツだね〜。(周りをキョロキョロと見回すと、)
>>826
「……わざと言ってませんか?カレン…」
(ため息混じりにそう返す…こんな態度できるのも、少ない親友の前くらいだ…)
「し ょ う し ん し ょ う め い 、私です…この格好してる人が何人も居ると思いますか?」
>>828
『ごめんごめん....もしもだよ?別人だったら失礼だと思ってね?という訳で....』
(旧友に対する非を詫びると、)
『ただいま!ニャルちゃん!』
(朗らかな微笑みを浮かべ、ニャルに挨拶をする)
>>829
…はぁ…変わらない人…
でも…
「お帰りなさい、カレン…」
(今や親友にのみ見せる、昔の態度)
それが、私にとって唯一の救い
『いやー!ちょっと惑星に遊びに行ったりしてたら久しぶりになっちゃった!』
(彼女は“いつものように“嗤うと、頭に手を当て遅れた理由を説明する)
>>830
『でもちょっと丸くなった雰囲気はしない?!昔の私は尖ってたからね!』
(胸に手を当てると、得意気に応対する)
『…うん、わかった、ありがとな、ミカ』
(耳を押えて、頭に流れてくる声を聞く)
『うん、うん、おーよしよし、偉かったな、おう、休んでていいぞ』
(優しく、弟のように声をかけ思念を落とす、そして、目の前の『もの』に目線を向ける)
『………ここじゃ、なかったってこったな』
(そしてすぐ、この場所に封印を重ね、飛び立つ、そこにあったのは、とても美しい、宇宙をそのまま固めたようなとても大きな宝石、それに気が絡みつき、ドクンと脈打つように、光の強弱をはなっている、そして、その宝石の中に影が見えた、中にいたのは)
(膝をゆるくかかえるように、そしてまるで水中にいるかのようにその美しい髪を揺らがせながら、その宇宙のような瞳を閉じて眠っている、ひとりの、少女だった)
>>832
「…比べて私は随分尖った気がしますね…まぁ、カレンの前では何の変わりも感じませんが」
(何をまた無茶苦茶を…とかいう考えを捨てつつも笑って返す)
「……覇気、全く変わってませんよ?カレン…」
>>834
『えっ本当?!大分抑えたつもりだったんだけどなぁ....このアイテム発動してるのかな?』
(《魔力を抑える》と言われる装置を確認すると)
『....ニャルちゃんも、ほんとに変わんないね。』
(改めて彼女の姿を見やると、昔の事を唐突に思いだし、)
>>835
「…お互い、見合ってみれば変わらないものなのですね…私も妙な感覚です」
(試しに、カレンの頭を撫でてみたり)
>>836
『もー、いつまでも子供扱いは止めてってば。私ももう大人になったんだよ?』
(その割には満足気に大人しく撫でられている)
『……んー?』
(ある場所で、足をぷらぷらと揺らしながら、彼女たちふたりを眺めている)
『おかしいなぁ、おかしいなぁ、…なぁんでだろ』
(そうつぶやくと、ぼふんと、彼(?)の周りを桃色の煙が包む)
『……見えるのになぁ』
(そして『彼女』(?)はたちあがる、そこはビルの上、フェンス越しに座っていた彼女(?)は、足場も何も無いその先に、歩を踏み出す)
>>837
「ふふふ…やっぱり、お互い変わりませんね……
>>838
【ビダッ】
!!!!!!!!!」
(慌ててカレンに耳打ち…「事を荒立てないでくださいね!?」
そして自分は…?逃げる様にビルの上から滑り降りて行く)
>>838
『ミカちゃんってば、また仕事なんてめんどくさい事やってるのー?』
(心配するように見えて、皮肉がてんこ盛りの発言をしているのが彼女らしい....)
『あーあとね?ご主人様にこれ渡しといてくれない?』
(中に久しぶりに戻ってきたということで菓子折が入った小包を投げ渡す)
『…ふーん、ふふーん』
(鼻歌を歌いながら、まるで綱渡りをするかのように一つだけとび出た鉄骨をわたる、どうやら、ビルではなくどこかの工事現場にたどりついたらしい)
『…えー、と、続きなんだっけ、おかしいなぁ、教えてもらったのに…?、あれ、教えて貰ったってだれにだっけ』
(うーん、と顎に手をやり考える)
『…まぁいっかぁ』
>>839
『あ“っ....ごめんねーニャルちゃん、やっちゃったわ....』
(あちゃーという表情をすると、ミカエルの方を見据える)
>>840
『!…んーん、やってないよぉ、僕はもうそういうの、ご主人様って、弐さま?それともカミサマ?』
(可愛らしく、無垢のように首を傾げる)
>>843
『んーえっとねー、どっちも!』(結局どっちにあげるのか忘れたのか、もう1つ小包を渡す)
『…うん、わかったぁ』
(神のほうは『ものを食する行為』を捨ててしまっていることを知らないのか、素直に受け取る)
『……えーと、で、だぁれ?』
(こてん、と首を傾げる、いつも通りの会話に、違和感を固めたような言葉を吐いた)
『僕の知り合い?おともだち?わかんないや、ごめんね、僕忘れちゃったから』
(『堕天』)
(それは全てを『捨てる』行為である)
『....堕天しちゃったんだ、ミカちゃん。』(ほんの少し残念そうな顔をするが、すぐに元の笑顔に戻り)『それじゃ、また一から仲良くなろっ!』(ミカエルの手のひらを握ると、)
847:ニャルちゃん◆.s:2019/06/04(火) 23:10 はぁっ…はぁっ……は……
(何と運命は意地悪が好きなのか、またあの子が昔に戻ったらどうしてくれるというのだ…)
「……ふぅ…」
(…せっかく、親友が戻って来てくれて、覚悟もする必要が無くなったというのに…
…嘆いていても仕方がない、今は気力を回復させよう…)
「……
(気配を消しながら辿り着いた先…そこは閑散とした人の居ない商店街…
マイナス、不気味さを感じさせる寂しげな場所だが、今の私にはピッタリで使えるはずだ
…目に入る自動販売機、実はそれが一番の理由だとカレンに言ったら笑われるだろうか)
【ガコンッ】
(甘い、みかんの味が口いっぱいに広がる、近くのベンチに座り、
気力の回復を感じながら、私は冷静に逃げる前の場所のことを考えた…
帰って来てくれた、変わらない親友
そして、変わって幸せを感じている元親友…
軽い気持ちで話でもすれば、私も簡単にあの場に溶け込めただろうか…
そんな事を考えれば、虚しさはすぐに私の心を満たした)
…何、やってんだろう…私…
>>846
『また?そっか、やっぱり知り合いだったんだ、ごめんね、覚えてないや』
(握られた手を不思議そうに握り返す)
『うん、でもいいよ、君は良さそう』
(ふにゃりと、忘れたがゆえの無垢な笑顔を向ける、かつての嫌みっぷりはどこへいったのやら、それすら『堕天』による当てつけなのだろうか)
『(そりゃ私だって、そこまで清い人間じゃないよ。悪い事だって一杯してきたしね。)』
『でも、これだけは言えるんだ。』
『....私はもう、誰も喪いたくなんてない。』
(手のひらの上にある“オートマタ“の部品を、自らを戒めるかのように強く握ると)
『私はいつまでも、皆と一緒にいる。逃避なんて言われても構わない。これが私の、唯一無二の答え。』(わざと床を音を立てながら歩くと)
『さてと、早く皆の所に行かなくちゃ!』
>>848
『....うん、これから宜しくね!』
(一瞬苦虫を噛み潰したかのような表情をするが、無理矢理口角を上げると、)
『さーてと、それじゃショッピングにでも行こうか!私ナイフ欲しいんだよね!』
『……不思議だね』
(その躑躅色の瞳を細め、つぶやく)
『君のこと、多分、知ってる』
(覚えてないけれど、おぼえてる、そして)
『………僕のこと、覚えてるかなぁ』
(顔も、声も、名前も思い出せないけれど、笑いあったあの子のことを)
『……………どこにいるのかなぁ』
(虚しさを心に残したまま、ベンチを立ち去る)
「………
広がる夜の闇は私の心を示しているように見えて仕方なかった
どうにかしようと、してはならない絶対の壁
(自分で望んだはずのものに、自分が苦しめられている…)
典型的な、皮肉
「…………
(あれ、おかしいな…
…1日に…二回も…)
視界が歪み、頬を何か熱く、そしてすぐに冷たくなるものが伝い、落ちる…
「……………
そうした後で、私は先ほどのベンチに戻っていた
意味なんてない、ただ辛くてそうしていたいだけだった
…そう、意味なんて…
ここには誰も居ない
ええ、そうね
とっても無意味な、1人問答
『しょっぴんぐ、…うん、わかんないけどいいよ、ついてく』
(笑う、何も知らないから、相手の表情になど気づけない、だから笑う、無垢な表情で)
『そらちゃんたちなら、しってるのかなぁ』
(ぽつりと、そんな言葉を零しながら)
『……ミカ』
(『目』を通して、ミカエルを見ていたが、そのまま目を閉じる)
『…接触した、けど、思い出せないか…』
(思い出せないのは当たり前で、そう割り切ってミカを堕天させたのは自分たちだ)
(だけど)
『…っ…』
(あぁ、人情など、知らなければ、)
(こんな罪悪感に、潰されそうになることなどなかったろうに)
>>851
>>853
『そうそう!この自堕落な世界でショッピングに行って、お菓子とか食べて、大笑いすんの!愉しそうでしょ!』(ミカエルの手を取ると)
『それじゃあいこっか!』
『....ニャルちゃんも一緒に!』(唐突に走り出すと、周りを見回し)
『____にゃるちゃん』
(ぽつりと零す、舌に馴染む言葉)
『にゃるちゃん、にゃるちゃん』
(何度も繰り返す、何度も口にした名前を)
『………あぁ、うん、そうだね』
(ふわりとほほえむ)
『一緒に行こう』
(思い出したのかもわからない、だが、ミカエルは笑っていた)
『ニャルちゃんどこー?出ておいでー?』
(闇雲に探しているが、なかなか見当たらない)
『ねーミカちゃん、ニャルちゃんの居場所分かる?』
「…………カレン…」
(聞こえてるなら、来て欲しかった)
1人は、もう耐えられない
けれど…あの子の幸せに、私はいない、いてはならない
たった、1人だった
もう、1人しかいなかった
私といて、運命に許される親友
「…もう…嫌ですから」
(貴女まで…貴女にまで…忘れられるのは…)
自分に吹く風が、少し強くなった様に感じた
『....あっ、見付けたよ!』(ニャルの所に素早く向かうと、隣に降り立つ)
『ねぇねぇニャルちゃん、一緒に遊びに....って、何で泣いてるの?』
>>857
『……にゃるちゃんだね、いいよ、探してみる』
(もともと、僕の役割は『道案内なのだから』)
『…そういうの、得意だよ』
(手を何も無い空中にかざす、するとよっつの桃色に輝く魔法陣が展開される)
『………『天秤の守り手よ、我が意思に答えよ、かのものを____』……?』
(あれ、なんだろう)
(僕はしっている)
『……あ、』
(しっている)
(しっているのに、忘れていた)
『…………あ、…』
(いたい、いたい、ずつうがする、なんでだろう、わからない、わからない、わからない)
『あ、ぅ』
(でもしっている、しっているのだ、ぜったいに、ぼくは)
『ぁ、あ、…ぁ』
(『あの子を泣かせたくない理由を知っている』)
>>861
『どうしたのミカちゃん、ニャルちゃんも見付かったし....ん?』
(何か様子が変わった事に感づくと、ミカエルの方を見据える)
『ぁ、あ゛、』
(のどから絞り出すような声が出る、くるしいでも、ひつようだ)
『…』
(なかせちゃ、だめ)
『…にゃる、ちゃ』
(自然と、彼女の名前がこぼれた)
「……っ!?…【ぐずっ】かれんっ…」
(思わず、私は近くに来ていた親友に抱きついていた
自分の行動ながら、私は遅れて驚いた…)
その直後、私はさらに大きな驚きをする事となった
「っっ…み、か……っっ!!」
(死に物狂いで涙と口を抑える、駄目だ、思い出させてはならない)
それでも、心は嬉しさがこみあがってしまっていた
あの子に名前を呼ばれた瞬間
カチリと
ピースがハマるような音がした気がする
『……』
(次の瞬間)
『っにゃるちゃあああああんっっっっ!!!』
(勢いよく彼女に抱きつく自分がいた)
『わわっ!?』(慌ててニャルちゃんを受け止めると)
『急にどうしたのニャルちゃん、何か辛い事でもあったの?』
>>866
『わぎゃーっ!』(ミカエルに軽く吹っ飛ばされる)
「…………
(もう、頭は何を考えているのかわけが分からなくなった
ただ、あの子のために、あの子のためにと頭は叫ぶ
まともな思考を失い、冷静を欠いた私は、それこそどうにもならずに
親友の体に顔をうずめて涙と声を抑えるしかなかった)
私は…逃げているのだろうか
けれど…これはあの子の…私の親友の……
『にゃるちゃんっ、にゃるちゃんっ!っにゃるちゃんっ!!』
(子猫が甘えるかのように、抱きつき、名前を呼ぶ、何度も、何度も、忘れないように)
『んへ、にゃるちゃん』
(そして彼女の涙を指ですくう、その行為に意味もあるのかわからない、だが、この『親愛』と呼ぶべき感情は、考えるまでもなく行動に移していた)
「やぁぁぁあぁぁっっっ!?」
無論、カレンに離されて新たに体重を加えられた自分は普通に倒れた
「ちょっ…待って!くすぐったいってっ!ちょっとぉっ!ミカちゃんってぇっ!」
(私は、禁句を口にしたことも忘れてただ小さな体を持ち上げていた、
いつの日だったか、私がミカちゃんにやった様に)
(もちろん支え、受け止める、その表情は、親愛に満ちている)
『よかった、見えた』
(泣きそうになりながらも、そうつぶやく)
『みつけた』
(昔のようにそう笑う)
『ニャ、ニャルちゃんとミカちゃん大丈夫?!怪我してない?!』
(大慌てで跳ね起きると、ガーゼと絆創膏を持ち言う)
『....あー、』(何となく状況を察すると、少し嬉し涙を流しながら)
『やっと、思い出せたんだね。』(当事者外の彼女が一番感動しているのは果たして良い事なのだろうか)
『んえ、じょーしさまなんでふっとんでんの?なにしてんの?』
(そしてまた『昔のように』カレンを嫌味のように呼ぶ、だがそれは彼女に対しての精一杯の親愛表現だ)
「………」
(…ああ、そうか…カレンも…ミカちゃんも…)
なぜか、私の心は後悔をしていなかった…
あの瞬間、私はやっと理解ができた、悔いのない選択ができる、
確かな感情とともに…
私は…2人のことが大好きなんだ
絶対、離れたくない
なんて、私は愚かなんだろう
ミカちゃんだって…カレンだって…
同じ気持ちでいてくれた
「………」
(ミカちゃんを抱いたまま、カレンに歩み寄る)
「…やっと…
やっと、心から…2人に言えそうです」
>>876
『もー、相変わらず減らず口が減らないなぁ!』(心底嬉しそうにミカエルの髪をわしゃわしゃとしている)(心配する気もさらさらなくなったらしい)
「2人とも、お帰りなさい」
(私はもう、抑えようとしていたものを我慢することはできなかった)
涙と、喜びと、3人
それに、色々なことを一気に吐き出してしまったと思う
後悔なんて、あるはずもなかった
『わっ、わっ、ちょっ、ちょっとなにさぁっやめてよぉっ』
(わたわたと頭を撫でてくる彼女に驚き、声をかける)
『まったくもう、なんなのさぁいったい…』
>>880
『……んふ、ただいまぁ、にゃるちゃん』
(ふわりと、姿は変わってしまったが、昔のように、『天使』のように優しく、嬉しそうに微笑む)
…………
はぁ、どれくらい泣いたっけ…
(涙で濡れた顔を拭って、すうっと立ち上がる)
「……みっともない姿、見せちゃいましたね…」
今更、自分がどれだけ本当をさらけ出していたかを思い出した…
後悔はないが、ひたすら恥ずかしい…
『……、…』
(ふ、とどこかでわらう、どうやら、あのこは大丈夫だ)
壱『弐ぃ、ようやくみつけました』
『!』
壱『、?おや、ミカくんはいないのですね、まぁいいです、ではゆきましょうか、『アレ』の封印は…』
『…さっき、重ねてきた、だれにもみつからねぇよ』
壱『…そうですか、では残すはあちらだけですね、さぁ、始めましょうか』
『……あぁ』
(……ミカ、どうかお前は____)
>>884
『、!……』
(ぴたりと、体を止める)
『…、…、……』
(目を見開きその瞳孔はすこし揺れている)
『………ぇ、』
>>883
『んもぉー、にゃるちゃんは我慢しすぎなんだよ、わがまま言って叫んだっていいのにぃ』
(自分が居なくなったせいということにまるで気がついておらず、すこしあかくなったにゃるちゃんの目元を優しく両手で撫でている)
『....ただいま、また会えたねお二人さん。』(いつものように不敵な笑みを浮かべると)
888:弐◆RI:2019/06/05(水) 00:13 >>884-885
(どっちもミカエルしてんです、名前ミスった)
>>888
(あ゛あ゛あ゛>>884-885じゃない>>885-886っす)
「…またもっ」
(急変、それを感じて私は異変への敵意を露わにした
2度と、忘れさせてなるものか)
握る拳には、いくらでも力が入ったと思う
「……【ぴたっ】えっええ…そうですね…」
(異変…だが、まだこの雰囲気をぶち壊すのにはさすがに気が引けた…
自分も望んでいた雰囲気だったので、尚更だ)
>>886
「…貴女も結構ストイックじゃありませんでしたっけ?」
>>887
「…変わりませんね、やっぱり」
(楽しげに頭を触手でつつく)
【そろそろ寝ますねー】
894:アルティメットかれん先輩◆96:2019/06/05(水) 00:21 >>892
『やめやめよん!』
>>885
『……ぁ、…ぅ』
(せいり、しないと、じょうほうりょうがおおい)
『っ……』
(目を閉じ、集中する、もともと、『堕天』によって帰られた許容量は先程のことで何もかもを思い出し、超えてしまった、そして)
『……』
(『弐様とのバスが切れた』)
(それは堕天したあとも繋がっていた『天使』の枠から外れた、異例であった自分がただしく『堕天』としての枠に押し込まれるということだ)
『……っ』
(いらないものは捨てて、いるものだけががえればいい、だけど、この2人のことはわすれてはならない)
『っ、…ぅ』
(回せ)
(りょーかいっす)
897:ニャルちゃん◆.s:2019/06/05(水) 00:28 >>895
「………
(慌てる事は、無かった)
焦れば、通らず…もう、分かりきったことではないか
「ミカちゃん、私と…一応神である私と『繋げ』られませんか?」
(私の記憶量は、無限大に近い…)
『…だ、め、だよ』
(堕天した時点で、神からは見限られている『枠』に入ってしまう、そんなものとパスを繋げば)
『……だ、め』
(『何が起こるかわからない』、僕と同列の扱いになってしまうかもしれない、それはだめだ、すくなくとも、『神』であるにゃるちゃんをその枠にいれこんでしまったら事象が崩れる)
『…じかん、が、あれば、…どうにか、する、から…』
「…っ!そんな事っ!私が気にする訳がっ
「Hello、悪くは無い日の様だ」
(気配、黒)
「…貴女は
「その前に、だ…ミカ君、だったかな?」
「単に言うが、私か、私が用意した物と繋ぐか…
何方か選んでもらいたい」
(無表情に告げる姿、骸骨の徒)
scullFace
『…あんた、…』
(いや、いまは理解をするな、嫌に情報量がふえるだけだ)
『…っはなし、かけんなっ…』
(あまりの集中に、問いかけを理解できない、だが、本能的にそれを拒む)
「…そういうことですっ!離れてもらいましょうか!」
(もう、ミカちゃんの意思を削がせない以外に道は無い!)
骸骨の徒とミカちゃんの間に入り、骸骨の徒を跳ね除ける
「……成る程、そういうものか…」
「実に、興味深いが…そうもいかない様だ」
骸骨の徒の姿が薄れ、やがて、消える
「……
(頑張って…ミカちゃん)
『っ…ぁーもう…』
(処理、整理、あー、くっそぉ…情報量がまた増えた…)
『…、わすれ、ちゃ』
【ミカ】
『!……』
(その声を聞くと、綺麗に、いらないものだけが削ぎ落とされる気がした)
『…るー、ちゃ』
(いない、もう、声も聞こえない、でも、いまのは)
『……ありがとぉ、ルーちゃん』
(君のことも、さがさないとだね)
「…………大丈夫、ですね?」
(急に軽くなった様子…もう、大丈夫なのだろうと私は思ってミカちゃんに手を差し伸べた、
…正直、ミカちゃん1人で今のをどうにか出来るとは思い難ったが、後に残った結果の方が
私にとって遥かに優先する事に違いはない)
ただ、すこぉしの心配が自分の手を遅くしているのには気づけなかった、
はたから見れば私は滑稽な手の差し伸べ方をしていただろう…
『…、んはは、うん、もーだいじょぉぶだよ、にゃるちゃん』
(軽くなった思考からへらりと笑い、伸ばされた手をきゅっとにぎる)
『これにて一件落着....って感じかな、それとも私はお邪魔かしら?』
(ニヤニヤと底意地の悪い笑みを浮かべながら、壁から二人を見つめている)
【びゅっ】ぱしっ
「貴女が嫉妬ですか?珍しい…」
(残った左手から某蜘蛛男が如く触手を伸ばして、カレンの手を握る)
「大丈夫、ちゃあんと…私が捕まえときますから」
(…勿論カレン相手に出来るかどうかは別として)
>>905
「…ふふっ…よいせっ【ひょいっ】わっ!」
(しっかりと手を握って立たせようと引っ張ろうとして…
予想外の軽さに思わずミカちゃんを宙に持ち上げてしまった)
…軽っ…
「………そうでした…ミカちゃん、貴女思ってたよりずっと軽いんでしたね…」
私の怪力もあるだろうが…それ以前に天使というのは大体軽い
『おわっ、っあは、まぁこのカッコじゃねぇ、性別も女体に変換させてるし…男体のほうがこのみならそっちにかえるけど…』
909:ニャルちゃん◆.s:2019/06/05(水) 19:13 >>908
(…それはちょっと嫌かなぁ…)
気に入ってる方の姿なのは口にせずに…
「それよりも…ミカちゃん、私の第六感が貴女は、
何処かへ遊びに行く途中だった、と…告げています」
流した
『んー?あぁ、上司サマと…なんだっけ、しょっぴんぐ、?てやつにいくんだって、にゃるちゃんも一緒に行こ!』
(にぱっと笑う)
『わっと、わーごめんごめん、ちょっと都市伝説の研究してた!』
(触手に手を握られ半分程寝ていたのを跳ね起きると、)
『いやいや、私は大天使様だよ!?嫉妬なんてしないしない!』
(慌てて否定すると、)
>>910 >>911
「……ふふっ、2人ともいつもと同じらしいですね…」
「勿論私も行きますよ?手持ちも、無いわけではありませんし」
はね起きるカレン、見慣れた笑い方のミカちゃん…
それぞれの様子を見て気分は上々、
最高ではない、ショッピングという言葉を聞いたからである…
(シチュエーションとしては未経験ですね…)
確かに、この2人は死よりも大切な親友たちである
…しかし、笑いで済むギリギリのトラブルを引き起こすのも大体は…
(…やめよう、ポジティブであれば何とかなる…筈)
そろそろ、考えを放棄した
『…んー、うんっ!!』
(何かを自分で納得しているような素振りを見せると、ぼふんと、桃色の煙がミカエルをつつむ)
『うんうん!おでかけなら、こっちのほうがいいよね!!』
(そういいながら煙からでてきた彼(?)は、翼を消し、ゆるっと人束に結んだ桃色の少し長い髪の毛揺らして現代風の服を身にまとい、歩けば振り向くような端正な顔つきの人間の男の姿に変えた)
【ダンロンではこんな感じになりそう
カレン=アーティフル・コマンド→三章クロ(多分セレスさんと狛枝を混ぜたような性格、顔芸ヤバそう、おしおきでは多分地獄を体験させられてる)
ニャルちゃん→二章クロ(クール系で尚且つ銀髪キャラのイメージなので。余談ですが無印やる前の中の人は十神君が二章クロかなーと思いました)
ミカエル→五章シロ(なるとしたら多分トリックスター枠だよなー、天使っていうのも(上記カレンと同じく)ヤバそうだし。)
『そーだねー、そういえば二人という何買いたい?私はアイスクリーム食べに行きたいなー』
916:ミカエル◆RI:2019/06/05(水) 21:15 『あいす…そうだねぇ、そっかそっか、しょっぴんぐってのはお買い物か、うんうんいいよぉ、荷物持ちになったげよう、下界のことはよく知らないから、2人の行きたいとこについてくよ』
(そう、髪を耳にかけながらにこりと微笑む)
『いやいやミカちゃんも一杯買いなよ!私が奢ってあげるからさ!』(少し臨時収入が入ったんだよねと呟くと、ミカエルに言う)
918:ミカエル◆RI:2019/06/05(水) 21:23 『別に欲しいものとかないんだよねぇ、僕なぁんにもしらないし、だから2人が買ってるの見て、欲しくなったらでいいや、そのときは、ちゃんと上司サマにオネダリしてあげるよ』
(んべ、と片目を閉じて下を出しながらそう告げる)
『んー、分かった!でも何か欲しくなったら遠慮なく言ってよ?これは上司命令なんだからね!』(無礼講を促すように言うと、天使の羽がモチーフの財布を取り出して中身をチェックする)
920:ミカエル◆RI:2019/06/05(水) 21:28 (ま、いまは上下関係とかないけど、たのしそうだし、いっか)
『うぃうい、りょうかい、とりあえず、僕はオネダリが決まるまで、荷物持ちに徹しマース』
「……………」
注意深く物品を見ながら、買う品のリストを頭の中で絞る…
ように見えて、最近のスイーツ類に目が易々と奪われている最中だ
(…ごま餡蜜…う、ピーナッツ…)
ごく、最近まで魔の森に篭りっきり…こうなるのは当然の話なのは私は知っていたと思う
『…おー、きらきら』
(天界の固定概念から来る代わり映えのしない界とはちがい、色鮮やかなものたちに目を輝かせる)
『うーん、じゃあはこれにしよーっと!』
(ケーキケースの中から『苺と生クリームのタルト』と『柔らかシフォンケーキ』と『ピスタチオ乗せティラミス』を手に取り、)
『これ30個ずつください!』
(....とりあえず彼女が甘党であることは分かる)
『ハー、よく食うね、まぁ止めたりしないけど、ほら、こっちちょーだい、もつ』
(まわりの、おもに女性からの目線が突き刺さるが、気に求めない、もともと、第4天使のころから天界ではこんな感じだったし)
「…………【にゃー】……💦」
(…助けて)
それは、離れていない所にあったベンチに座って2人を待ちながら、
『ピーナッツカップ』の甘さを堪能している最中の出来事…
【ぬー】【ぐるぅーん】【なーん】
(ゃっっ!?)
…神の嬉しさというものは無意識に生き物を寄せ付ける、
現に4匹の野良猫が膝の上や隣に寝転がり、鳥たちは近くの高場に止まる
野良犬数匹までもがベンチの近くで腰を落ち着ける有様…
周囲の人々はざわざわ、そして奇っ怪な光景を見つめている、
「………………
(…わー…)
…そのうち、肖像権など無視して写真を撮る輩も…
『…ん、おや、こりゃだめだ、ちょいと失礼しますよ〜』
(いつの間にかにゃるちゃんをかこんでいる人混みに気が付き、その間を抜け、にゃるちゃんの元へ近寄る)
『はーい、僕のご主人が動けなくなっちゃうからダメだよぉ、こっちおいで』
(にゃるちゃんをかこむ動物達にたいして腕を出す、すると、するりと2匹ほど、その腕をのぼり、方に乗ってくる)
『ほーら、君らもおいで』
(その2匹を境に、次々と犬が足元に駆け寄ってくる)
(彼は道案内を役割とするもの、彼が『おいで』といえば、引かれるように誰もが彼についてゆくのだ)
https://i.imgur.com/zEeBg9P.jpg
カレン作ってみた
(おー、かわいい)
929:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/05(水) 22:06 『スゴいねミカちゃん!まるでムツゴロウ王国みたいだよ!』
(瞳をキラキラと輝かせて猫が集っている方を見る)
『むつごろうおうこくってなんだよ…ま、僕の特性だからね』
(そんなことを言ううちに、顔の整った男が動物と戯れていると、先程のにゃるちゃんのように人が集まるわけで)
『……うげ、にゃるちゃん、ほら、先に抜けな、上司サマの近く…いや、あの人も顔は良かったか、とりあえず逃げるが勝ちだよ、2人で先に遊んでおいで、僕この子達どうにかするから』
(頬を舐めたり足をよじ登ろうとする動物をてなずけながらにゃるちゃんの背中を押す)
どうやら、助け船はすぐにやって来てくれたみたいだ…
「…冗談言う前に貴女はっ」
(見てるこっちが恥ずかしい…)
カレンの口元をハンケチで拭いてから、足元の荷物を…荷物を?
「…………?」
(あれ…私確か、グレーの)
バッグが…無い!?
私はその時、気付いていない
スカートのナイフホルダー、それにバッグが引っ掛かってる
>>930
「えっあ…でもその…バッグ…」
(あぁもう!こんな時に物無くすって…)
人混みを流れるように進みつつ、自分の荷物を探す、
…周りの視線がおかしいのを、この時点で気にするべきだった
『んー、ねーねーニャルちゃん。ニャルちゃんのバック、ナイフホルダーに引っ掛かってるよ?』(ナイフホルダーに手を伸ばすとバックを取り、)『こういうの見逃してたら泥棒に取られちゃうから気を付けてね!』
934:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/05(水) 22:18『私なら人混みを避けるくらいお茶の子サイサイだよ!』
935:ミカエル◆RI:2019/06/05(水) 22:19 『はーいお姉さんたち〜、僕は美女二人の荷物持ちしなきゃだから今日は遊べないの、ごめんね、ナンパなら僕よりいい男さがしてよね』
(動物の次は人混み、お姉様方をいなしかわし、2人の元へいこうとする)
『…はぁ…』
(めんっどくさぁ、天界じゃ、僕がいちばん早かったし、ほかの3人おいて逃げられたけど、地に足つけて逃げるのは得意じゃないんだよねぇ)
(不貞腐れながら、そんなことを考える)
>>933
「…えっ?」
今、気付いた…
(あわわわっ)
慌ててカレンからバッグを受け取ると、とりあえずカレンの手を引っ張り、
人混みを抜ける…
「……
(私としたことが…)
現に、私の間の抜けた行為を笑っている声が聞こえる…
私が悪いとはいえ、屈辱感は物凄い
https://i.imgur.com/pHdlmNa.jpg
ニャルちゃんを作ってみたんじゃー
>>936
『ニャルちゃんは悪くないって、まったく、人のちょっとしたミスを笑うなんて性格悪いね!天界なら一瞬で天使から落第されてるよ!』自らの旧友を嘲笑われた事に対し怒っている()
『うわ、っと…なんだよもー、人間ってこんなにめんどくさかったっけ…』
(腕を引かれたり、服を引っ張られたりと、先程から、自分を止めようとする人間の様子にあきれる)
『にしたってげんどってものが…』
(そして振り向き、自分を引っ張る人間たちの目を見てようやくきがつく)
『……、あ…や、
ば』
(先程自分は、しくじったのだと)
『……うん、まずった、これはまずった』
(あまりにも久しぶりに『役割』を使ったこと、そして、『堕天』したにも関わらず、その役割が『正常』に動くことはないということを忘れたことによる失態に、ようやく気がついた)
(先程、動物たちになげかけた、『おいで』という言葉が、どうやら人間立ちにも作用したようだ)
『…うっそじゃあん、確かに人間は動物だろうけどさぁ…』
(じりじりと後退しながら、うへぇと、さらに面倒くさそうな声を出す)
『....随分と哀れになるレベルの嫉妬に蝕まれてるんだね、可哀想に。人間は人間でも救いようのある人間は居た筈なんだけどね。』
942:ニャルちゃん◆.s:2019/06/05(水) 22:35 >>939 >>938
「……言葉ありがたいですけど…荒事は起こさずお願いしますね」
変わらない親友の頭をまた撫で
……………
「…ん」
ミカちゃんの周囲の様子、そして…精神が少しおかしいことに気付く
あれ、ミカエル君じゃん…ってうわっ!なにこの人たち
(状態異常があんまり効かない体質だが人が集まってるのを見て近づくと昔の知り合いを見つけ、回りにいる人たちに若干驚きながらミカエル君に近づいていく)
『これはちょっとヤバくない?いくらミカちゃんが人外っていっても....』
945:ニャルちゃん◆.s:2019/06/05(水) 22:37 ……………
「……ぐぬぅ…荒事を自ら起こす事になるとは…」
(屈辱…)
こっそり、と…
人間たちの裏側に回りつつ、触手…
と、触手の先に眼を付ける
>>943
『あら、また何処かで見たこと有るような顔が。』
(軽く新しく来た人間を一瞥すると、様子を見守る)
『……ふむ、これは逃げるべき?飛んで逃げるべき?でもこの子達人間だしなぁ、被害は大きくしない方がいいよねぇ…』
(呑気にそんなことを言いながら、制御できていないだろう『役割』の調節を最優先に、ことを考える)
『そもそもなんだよこれ、これって1種の洗脳とか魅了の類にまではいってない?さいっあく…僕その手のもの嫌いなのに…』
(そんなことを言うあいだにも、人間たちの手はミカエルに伸びる、まぁただの人間の動作を避けきれないわけはない、ただ被害を抑える方法が思いつかないだけで、避けるくらいなら目を瞑っていてもできるのだ)
…………
(……)
気分?…この姿になってから聞かれた所で答えようもないじゃないですか…
神、その御姿を曝け出して人間たちの背後に潜む…
始末なら、簡単だ…だが、今回は少々面倒をする必要があるのを私は知っている
静かに、背の触手を広げ・・・
>>943
『…んぇ、きみ……あーうん、だいたいわかったうんうん、なんて呼ぶべきかわからないからとりあえず呼ぶね、久しぶり、陰陽ちゃん』
(『役割』のおかげで相手を『視る』ことが出来るミカエルは、たいした動揺もなく、雪に声をかける)
『あんまり今の僕のそばにいないほうがいいよぉ、人混みの外に上司サマ…カレンちゃんとにゃるちゃんがいるから、そっちにいっときなぁ』
(善意でひらひらと手を振る)
>>946
君…誰?
(少し困惑した表情で相手を見つめ、覚えてるのは猫さんと会長と零奈とかだけだ、彼女は記憶にない。)
『うむ、ふんふん、こりゃあ実力行使しかないかぁ、はぁ、嫌だなぁ、これ本当に洗脳じみてるじゃぁん…まったく…』
(ブツブツと嫌そうにそんなことを呟くと、小さく息をすい、言葉を吐く)
『【どいて】』
(それはきっと、『言霊』に近しいのだろう、だが、まだその域にはいっていない)
(でも、なんの魔力も持たない一般人には、それだけで十分だったようで、先程までの人混みが、海を割るかのように開けていく)
『…うへぇ…気持ち悪い…』
(自分の喉を抑えながら、その開けた場所を歩く)
【ガッガガガガガガガガガッ】
反応の薄い人々を次々と背後から来た触手が捕らえる様はただのバイオだ、
といって、私に人食の趣味がある訳でもないので捕まった人間達は死ぬことを許されていない
『あ、忘れちゃった?じゃあ改めて自己紹介させてもらうねっ!』
(カッコいいポーズをすると)
『私はカレン、大天使させてもらってまーす!』
『…うわ、』
(いきなりのバイオレンスに、それしか言葉が出なかった)
『…お、おおーい、にゃるちゃぁん?なにしてんのぉ…?』
(とにかく、バイオレンスの中心に声をかける)
【アァァァアアアアアア】
触手に捕まった人間達は私の声がこんな風に、持続的に聞こえ続けている
発狂されるのも気の毒だ、さっさとことを済ませて眠ってもらうに限る…
(……………
やった事?いやいや、私の実家なら誰もが心得ている事をやったまでだ
前にバタバタ倒れている人々は死んでないし、無駄なものが取り払われた状態でいる
触手もあるし、相手は人間だ、赤子の手を捻るような事だった
『うわぁい、とりあえず落ち着こうかにゃるちゃん、にゃるちゃーん、一般人道端に倒れてたらちょっとした事件だよぉー』
(あえて普通の人間の客観を述べながらも、にゃるちゃんに近寄り頭を撫で宥める、それは彼女を責めるものでは無いし、ありがとうと、声の代わりに伝えているよう)
はぁ…ごめん、忘れたもなにも思い出せない、僕は…雪、よろしく
(琥珀色の左目で相手をじっと見つめるがやはり思い出せず、そんな自分を嘲笑うかのような笑顔を浮かべ。何でだろう、前髪で覆われた無くなった右目が痛い。あんまり彼女たちの側にいないほうがいいのだろう。だけど気になる。なんで僕を知っているのだろう)
>>955
(…………
「…ええ、問題なく、終わりましたとも…」
(気分は悪いが、問題がない状態はそれ以上に価値がある…)
人間体に戻りながら、私は片目を抑えて視界を右目に集中させる、
仕事などで能力を使った後はアタマが痛い、最低でも視界のうち一つが歪む…
『おおーう、なかなかにヤバい空間....ニャルちゃんの触手見たの久しぶりだなぁ。』
960:ニャルちゃん◆.s:2019/06/05(水) 23:00 >>956
「…なぁに、今の時代この程度の事…多分大丈夫です」
(人間の状態でミカちゃんを撫で返し、そのまま抱き上げてカレンの元へ)
「……」
(右目の痛みも引いて来た)
>>959
「…戦闘用、そのための触手なんてあまり使ったことありませんからね…それよりも、
カレン、貴女は怪我、ありませんね?」
カレンにう近付くと、また触手、カレンの体を別角度から見たり、頭を撫でたり
『…僕今は男体だから、抱き上げるの早めて欲しいかなぁ』
(羞恥とかないからあれだけど、世間体とかそう言うあれがねぇ、と呟きながらも、特に抵抗はしない)
(✖早めて○は、やめて)
964:雪◆cE:2019/06/05(水) 23:06 ねぇ、ミカエル君、そこにいる二人って知り合い?
(不思議そうに首を傾げ)
『…うん、そーだよ、僕のおともだち、ま、僕もさっきまで忘れちゃってたから、陰陽ちゃんのことはいえないんだけどねぇ』
(ま、僕みたいに突発的に思い出すかもだし、適当に考えてていいんじゃない?と、優しげに笑う)
>>962
「……貴女、天使でしょうが…」
ふっ、と笑ってしまった…やっぱり、こんな時が欲しかった…
>>961
『んーん、大丈夫だよ。怪我とかはしてないから安心して。』
(意外と触手って暖かいんだなーとか思いながら答える)
>>966
『【元】、ね、それに僕、元々は男の性の方が強いんだよ、他の子もいろんな姿とってるけど、第4天使のなかで女の性がつよいのはガブちゃんだけだし』
(そこまで強く抱き上げられていないのをいいことに、とんっと、にゃるちゃんからとびのき、軽く一回転して地に足をつける、もちろん、にゃるちゃんにはぶつけたりせず、華麗に、だ)
『性質としてはこれが正解なの、ま、動き安けりゃどっちでもいいけど、男の見栄ってものもあるしね』
>>965
ある程度覚えていたし思い出したはずだったんだけどなぁ
(ぼそりと呟き実際忘れていたことはたくさんあった。でもどんなに遡っても彼女たちの記憶だけ抜けている。猫さんを思い出したあの時のような懐かしい感じもない)
【テーマ曲考えた
カレン=アーティフル・コマンド→『乙.女解/剖』
ニャルちゃん→『ツギ/ハギスタ.ッカート』
ミカエル→『カミサマネ.ジ/マキ』
雪→『ラッ.トが死ん/だ』】
【名前変えるの忘れてた】
972:カレン=アーティフル・コマンド◆96:2019/06/05(水) 23:23 >>969
『本当に思いだせないの?』(少し不満げな表情をすると、悔し紛れに持ち歩いているシュークリームを頬張る)
『そりゃあ、陰陽ちゃんにとって紫苑くんは特別だったんでしょ?零奈ちゃんとかも、だったらまず『見方』が違うからね、おもいだしやすかったんでしょ』
(どこまで知っているのかわからないがにやぁーっと、口角を上げる)
>>972
……うん、全く、初対面じゃなかったことに驚きを覚えてるくらいだから
(少し考えこんだあとぼそぼそと告げる)
>>973
そうだけど…てかミカエル君なんで特別だったってことしってるの?
(にやついている相手をみてジト目で見つめ、宙先輩も含めてなんでみんな知ってるのだろうか)
『だって僕らは【イレギュラー】だからね、ま、僕なんてそらちゃんには遠く及ばない、そらちゃんと比べてしまえば、僕なんてただの異例だよ』
(まぁぼくは役割も含めてそういう特質があったってだけだよ、とわらう、そこに悪意はないし深い意味もない、ただそれだけ)
「…………」
(雪、ですか…陰陽…)
ふーん、まぁそれはどうでもいいんだけどさ。
978:ミカエル◆RI:2019/06/05(水) 23:46 『…にしても、…うん、ちょっと僕も予想外だ』
(パチンと指を鳴らすと、てのなかに、ひとつの羽が現れる、それは自分の羽であり、純白から漆黒へとかわりはてた羽だった、だが、おかしい)
『…なるほど、弐様が言ってたのはこれかぁ』
(『先端が純白のあの色に戻りかけている』、それはどういう意味なのかわからない、こんなものは見た事ない、知っているとすれば、それは天使的能力を管轄としている弐だけだろう)
『…イレギュラー、なるほど、もう、始まってるのかな』
(ぽつりと、そんな独り言をこぼす)
「………、、ん」
(…また、気付けなかった)
ビルの上…また…あいつが見下ろしている
………………
(…何も、して来ない…なら、良いけれど)
親友達の話に、耳を戻す
『…っだぁ…』
(酷く頭痛のするこめかみに手のひらを当てる、無茶は自覚済みだが、正直これ程とは思わなかった)
『……っ、』
(自分の管轄は、他には入り込めない、それを利用し、なんとかミカエルに干渉できたはいいが、時間の問題だろう、じきに、記憶も全てをまた消し去ることになるかもしれない)
『…』
(笑っているミカエルを、『目』を通してみて、それだけは避けなければと、改めて考える、が、今はそれほどの余裕はない)
「弐くん」
『…おう、まっててな、そら』
(もう時期、全てが__る)
『……』
(ぴくりと、指先がはねる)
『………あぁ、』
(なるほどと、納得しているような言葉をこぼす)
『タイムリミットがわからないなんて、酷いなぁ』
(諦めたように笑いながらも、表情筋はまるでしごとをしていない、感情がまるごと落ちたかのように、無表情に似合わない笑い声だけが喉から出る)
……………【ガチャ】
「…なら、そうなる前に…」
救ってあげるのが、礼儀じゃないかね?
(傍にいる黒服が、狙撃銃を装填して渡す)
「ああ、どうも……」
狙いは…ふむ、頭を1発
(天使の眉間に、銃口が向けられる)
『…悪いけど、そんな簡単にしねるような体には設定されていないよ』
(銃口を向けてくる相手を見て、目を細め視線を向ける)
「……【ギュ】…」
射線を触手で遮り、ただ狙撃銃を持った相手を睨み付ける
>>755
……
(門を潜ると、大量の紅い薔薇が咲き乱れるエントランスが彼を迎え入れる
噎せ返りそうなほどの薔薇の香りの中、無言で歩く。
しばらく、歩き玄関の前に居た老執事に抱えた彼女を渡すと『彼女は恩人だ。無礼な事はするな』と話し屋敷の中に入る
いつもの様子と違う主に、老執事は放心していたが主命を思い出して抱えさせられた『恩人』を屋敷の一室へと運んだ)
>>985
…………………
「……(あ あ あれぇ…?……なぁにィかナァ?これェ…)」
困惑が、すごい
吸血鬼の本を読んだ事は、ある…
けれど所詮は昔のお話、そのままを信じてる事は全くなかった、でも…
薔薇の雰囲気を纏う妖しい館と使用人と威厳と丁寧な主人と…
…あれ?お話そのまんまの吸血鬼じゃんこれ。
ちょっと話は変わるが、私、月舟はそう軽々しく他者に抱っこされるのは
抵抗がある、だって恥ずかしいィじゃん
…無論、血が足りない自分は満足に動けるほど体力が戻ってはくれない、
フラつく思考が戻っていないフリをして、恥ずかしさを紛らわす以外にないナァ…
・・・血でも、吸われないか心配になってきた
>>983
…………
(庇う旧神、余裕の天使…)
「……何、今日は挨拶で済ませるつもりだよ…」
狙撃銃を黒服に返し、天使を見据える
「……唐辛子を君にプッシュした頃を思い出すな…
思えばあの時、君を始末していれば今の面倒には繋がらなかっただろうに」
(勿体無い事をした…)
指を鳴らす、数人の黒服が現れ、女子3人に棘機銃の照準器を構える
「…まぁ、終わりの時を楽しんでくれればいい…」
(good-bye)
神官は闇へと歩き出して見えなくなり、黒服達が引き金を降ろす
『なぁにそれ、嫌味かなぁ』
(打ち出された弾を蹴り返し、黒服たちにぶち込む)
『ほぉんときらぁい、だから弐様たちに目の敵にされるんだ、っよっ!!』
(桃色に輝く光球を掌に出現させたかと思うと、それを握りつぶす、すると彼の手の中には異常なまでの大きさの特殊な形をしたハンマーが現れる、姿もその瞬間、もとの姿に戻り、6枚の翼から漆黒の羽が舞い散る)
『相変わらず好戦的だねー、おおこわこわ』
990:ミカエル◆RI:2019/06/06(木) 19:46 『あんたのが強いでしょーが、上司サマっ!』
(ハンマーを振り下ろす、すると地面がまるで粘土のようにかなりの広域が凹む)
『 動くな 』
『終わりだ…! 』
『砕け散れ…』
『 死.ね 』
触手と旧神体の巨体で同じく虐殺の限りを尽くす
ある者は石の像へ 這い蹲って肉片へ 塩をかけて喰われ…
…なんか、憂さ晴らしの表情をしているようににも見えた
「GO!GO!GO!」
(次々とリムジンが現場に突っ込み、武装した黒服達がバンバン補充される)
膨大な数で押し寄せ、それでもって統制が取れているという圧倒的脅威、
まるで知性を持ったアリの群れ
『…にゃるちゃん、ストレス溜まってたのかなぁ』
(色々してるにゃるちゃんをみて一旦下がり、ぽつりと呟く)
『…めんどくさいから一斉消滅させたい、けど!…街まで消えそうだからなぁ』
(この体の力加減がまだ分かっていないので、あまり思いきったことが出来ない)
より一層と触手の数は加速を加えられてしまった
『 お前達が下だ!そうだ そこで永遠の下だっ!』
大多数が一度に触手の刺突で地面と体を縫われ
『 天にまで届かせてやろう…泣け!喚け!苦しめ!』
体重が加わり、新たに数人が身投げをするかの如く触手に丸呑みにされた
『…敵殲滅が最優先?んーどうしよ、僕にだって一応常識のじの字位はあるしなぁ』
(ゴトンっと、重量のある音を立てながら、その音を立てたどでかいハンマーをかたてで担ぐ)
『……潰すかぁ』
(残念ながら、じの字もなかったようだ)
…はぁ、なんかもういく先々で毎回こうなんだけど……
(指先でくるくると銃を回しつつ、ため息をつき)
あと絶対僕のほうが命中率は高い
(着目点が微妙にずれている)
【ズドォォン】
『
(☆~~-☆~~☆)
次の1人を手にかけようとした所で、頭部が粉々に砕け身体が前のめりに倒れ込む
超高速で何かが通り抜けたか、体の方もヒビが入り、動けるような状態では無い
『ほんとだよねぇ、めんどくさくて困っちゃうよねぇ』
(そんなことをのんびりといいながらハンマーを振り下ろす、ミンチどころか消し炭程にしている、もと人間型だった原型はまるでとどめていない)
>>998
『わっ、もー、にゃーるーちゃぁーん???』
(片手で彼女を抱きとめ、治癒をかけつつ最後の一人を代わりに処分する)
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