このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『目で見てわかるうちの感情に、僕様ちゃんは』
>>549
……!
(目の前で自分に関わった人物に危機が迫っているのに恐怖で足が竦む)
……
(ふらりふらりと虎に近づく。彼の腕は闇に染まっていた)
「ぁッっぐぅっ……ぅ!? ロンシーっ!!下ガっテろッ!!」
(心配で出てきたのであろう少年を見て、月舟が叫ぶ
そして、ただならぬ気配を曝け出す少年に、虎が振り向き…)
「!!!っっごのォっ!!」
【プチっ!】【ギャオォオオオォオーォォオっ!!】
(少しでも傷が浅い右腕に全力を込めて虎の左目を潰し、わずかな隙ができ…)
「…っ…ろ ロンシー?私は…ほラ、大丈夫…だカら…早、ぅっ…く」
(どうにか立ち、少年に走り寄って出来る限り優しく呼びかけ、逃げを促そうとし…
それを許さない怒りの虎が、再び隙を見せた月舟に飛びかかろうと後ろ足を構え)
>>551
…!あぶない!
(背後に迫る虎を月舟の肩越しに見て一言叫ぶと、一気に月舟の脇を目にも留まらぬ程の疾さで通り抜けると闇を纏った右腕で虎の首を刈り取る
轟音を立てて倒れる虎の巨体。当の本人のは血の滴る虎の首を掴み、虚ろな目で立ち尽していた)
一瞬、少年を見失った
「ロンっ……ぇ……」
(視界から少年が消えたのに焦り、虎の方を向いてれば
想像の域を超えた光景が広がっていて…)
「……………っはッ! ロンシーっ!?怪我なィか!?」
(我に帰ると、すぐさま呆然とした少年に駆け寄って声を掛ける)
>>557
…うん。怪我は無いよ。
すまない。心配を掛けたね
(虚ろな目をしたまま、虎の首を無造作に地へと捨てにこやかに礼を言う
その立ち振る舞いは先程の少年とは明らかに違い、『別人』とも言える)
>>553
(すみません。安価、間違えました)
「我が兵器の一撃をその身に受けてくれる者は存在しないか…?」
(全身に鋼鉄の強化外骨格を装着した状態で舎内の1Fをうろついている。直感で戦闘の香りを感じ取るとそちらへと緩慢な足取りで向かい)
(/初めまして!戦闘に混ざりたいのですがよろしいでしょうか!?)
(現在、主が居ないので正確な確認は取れませんが…
まぁ、設定置き場に簡単でも良いですから書き込んで置いてくれればそれで参加はOKです)
「…ロンシー…?…ぃや…もシ か、しテ…夢の…」
【ぃぅっ】
(何かを言いかけて、突如として視界がぼやけ 後ろに倒れる
…見れば、無理やり動いたために傷は広がり、多量の出血も伴っている)
「……はァ…で ぇモ…ロンシー、無事…なんだ ネェ?」
…仮にも、僕は『宵闇の不死王』だからね。君は、その『器』を護ってくれたんだ。感謝するよ
(倒れた月舟に近寄り礼を言う)
自己紹介が遅れてしまったね。僕は、『ロンシア・フォン・ノスフェラト』。…『宵闇の不死王』と名乗った方が早いかな?
(微笑みながら、優雅に礼をして名乗る。しかし、その目は虚ろなままだった)
「……けッはッひヒっ…何だか知ラんけどサ、
…ちィっと、手ェ貸してくれなぃかナァ?」
(適当に言いつつ、紹介をしっかりと理解 記憶して、
その上でどうにか動く左手を上げて、ぼやけた視界を無理やり戻す)
「…私はァ…ロンシーって…読んだ方が…早いかナァ」
手を?…分かった。
(手をあげる『恩人』を見て、言われた通り手を差し伸べる)
「…ありガと、よっト…」
(ロンシーの顔をまじまじと…特に目元を見ながら、手を取って立ち上がった、
傷も若干ふさがっている)
「……ふゥ………、でェ? 結局…行クのかィ? ロンシーの、家っ、てとコ」
ふわぁ、眠いですねぇ....でも見張りはちゃんとしとかないとお師匠様に叱られちゃいますぅ....
(情緒不安定なのか分からないが、生気の無い瞳を閉ざしてしくしくと泣いている)
>>539
「…これは…また、随分と派手なものを…」
(真ん中にいる龍のようなものを見上げながら呟く)
「……こんなに、人に助けられるなんて……困ったなぁ…僕様ちゃんの願い……に、は……?」
(顔を俯きぽつりと告げる、その言葉は、自分でも無意識に発した言葉のようで、口元に手をやり。困惑している)
>>562
そうだね…向かわないと…!
(月舟の質問に答え、数歩歩いた途端膝を付く)
どうやら…』時間』の様だ…『器』の事、頼んだ…よ
(器である少年の事を頼んだ。と、言い残し気絶してしまう)
「....ん、何ですかあの二人....勝手に潜り込んでくるなんて...」
(首を鳴らした後に杖を持ち、時計台を足蹴にして飛び出す)
(名前変えるの忘れてた...( ・_ゝ・))
568:◆.s:2019/05/05(日) 23:29 >>564
いかづち放つ波紋、は…
ただ鎮座したまま術者をじっと見据える
(ただ何もない空間のみが化身を点に周囲へ広がる)
【死後と結ぶ場所へは少なからず歪みある存在 用を済ませれば 返すのみ】
(宙の脳内へ、ただ声は聞こえずとも意味が流れる)
「(....まぁ、面白そうな事は見守るのが吉です。お茶でも飲んでましょうか。)」
570:月舟◆.s:2019/05/05(日) 23:31 「っっとぉッ…(やっぱり…ロンシーの…夢って…)」
(気絶する少年を地面とキスする前に慌てて姫抱きにして、
色々考えてみるが…まぁ、一番ありそうな考えをしてみている)
>>569
「ぐぇえ…そ、素数…素数を……素敵な数を……」
(数えながら、近くのベンチで目眩と戦う…
どうも、あの時計屋には関わらない方がいいらしい、
が、あの時計屋…辺獄から引っ張り出した時に一体何をしたのだろうか、
未だに…全く治らない目眩と気持ち悪さが行動を阻害してくる)
「……ゥ…(『ゼロ』も『アブソリュート』も…使いたくない…ぐぅ、難儀…)」
(ベンチの上での戦いが続く)
「…そうかい、うん、そうだね、…まぁ、用、ってものじゃあないのだけれど」
(…へらりと笑いながら呟く)
「僕様ちゃんはこの空間に縛り付けられる…いや、壊される前に感覚を抑えなければいけないわけだ、はぁ面倒だ、感情をゼロからリセットしなければならないなぁ」
「(御茶うまぁ....まああの二人のどちらかが負けそうになったら加勢したら宜しいでしょう。その時の口上を考えとかないと....)」
574:◆.s:2019/05/06(月) 00:37 【 理解 を受けた 迷助を 授けん 】
鎮座したいかづち放つ波紋が6つの脚で胴を持ち上げる
4の眼は術者を見据えるまま
(しかし、自ら歩を進める事は無く ただ術者を見据えるまま佇むのみ)
【 迷助 為さんと するならば 波紋に 触れずは 為されぬと 心得よ 】
見据える眼は変わらず
「…ふふ、そうかいそうかい、いやはや…大変そうだなぁ…」
(くすくすと笑い、足に絡みついている鎖を気にすることも無く歩を進める)
「…これ、あと残らないといいなぁ」
(また怒られてしまう、と考えながらも、その表情はとても楽しそうだ)
【 いかづち の波紋 より深く刻む 場に 触れよ 】
(波紋が刻まれている場所は…背 頭 脚 尾…角)
【為すのならば 一寸の迷いを捨てよ
自らを為す 柱を固めよ
出来ねば いかづちに 呑まるると 知れ】
波紋は 動かぬままに
「ははっ、迷いなんてあるものか、僕様ちゃんは帰ってやることがあるからね」
(波紋に向け、手を伸ばす)
「…よろしく頼む、僕様ちゃんは、生きていなければならないのだから」
(波紋に手を触れ____)
ぱしゅんっ
(嫌な音がした、それは点ではない、それは個ではない)
ぼた、…ぽた、…
(それは、『この空間そのもの』だった)
「…っ、あ゙…」
(彼女の腹を貫くそれは、細く、そして深く、ギチギチと嫌な音を立てる、『死の都』そのものである)
(ごぽ…と、嫌な音がする)
「っ、げ、ほっ…っけほ…」
(だが彼女は手を止めなかった、するりと、波紋にその指先を触れさせる)
「っ、なる、ほど、…しびと、にさせて、しまえば…っ、ぼくさま、ちゃんを、…ここに、しばりつけられると、おもった、わけ…か」
(そんなことをつぶやきながら、にぃっと、口角を上げる)
「あいにくだが、『なれている』んだよ、……このていど、で…ぼくさまちゃんはしねない」
(血みどろになりながらもいつもの様に笑う彼女は、何よりも美しかった)
【 正 だ 良くぞ いかづち放つ波紋 を 凌いだ 】
いかづちが術者の体を 化身の如く伝う
(いかづち それは雷とは違う…)
【 授けよう 迷助 ・ ・ ・ いかづち放つ波紋 を 】
化身が小さく いかづちへと姿を変えながら
波紋と共に 術者の 器へ 移り行く
(宙へ受け継がれしは いかづち放つ波紋 ・ ・ ・
古代であり 生き物の命であり 穢れなきものであり
それは言葉いらぬ 揺るぎなき 力 である)
【 迷助 は 得た 済ませる が 早い 】
術者へ 化身の 全てが受け継がれると
その声はそれきり途絶える
死でも 消える事でも 別れでもない
(いのちは 受け継がれるものなのだから)
【宙に いかづち放つ波紋 が受け継がれた】
「っ、ひゅ…っげほ…」
(口元を抑えながら、咳き込む、口を抑えている手からはぽたぽたと血がこぼれ落ちている)
「……は、…ふ…」
(あとは、この鎖を壊して、もとの世界に帰るだけ、いつも通り、それで終わる)
「……しゅっ、けつ…が、おおい、な…」
(視界がかすむ、出血多量で死んでしまう、などということになってたまるか、それに、この地に自分の血を多く吸わせる訳には行かない)
「……かえ、ろう」
(そう願うだけで、彼女の『そら』は成立する、それだけで彼女は『全てをみる』ことが出来る)
「………まって、いるかなぁ」
(そう呟くと、彼女の足元から、美しいはなが咲いた、それは元々、枷と鎖が連なっていた場所である)
「……あぁ、かえろう」
(そう願い、彼女はいつもの様に、死の都から姿を消した)
____、____、__、____
(彼女を『壊そう(愛そう)』とした、世界の悲鳴は、彼女には届かなかった)
「……何やってるのかね?君」
(いきなり目の前に現れた…出血のせいで一瞬分からなかったが、宙を見て)
「けふ、…あゃ…こま、た…ひとめに、つかないところに、と、おもったのに」
(失敗しちゃったようだ、と笑う、口元に手をやりながらも、こぼれ落ちている血は隠せていない)
「かえって、これたからね、なんらもんだい、は、ないよ」
「…?…出血以外にも…【ヒョイ】…妙な事になっているようだが」
(宙の肌の一部が、蒼く光っている…その部分だけ、意味深な紋様があるのも見逃さない、
それを宙を持ち上げながら確認する)
「…ふーむ、まぁ、ついでに調べさせてもらおうかな」
(自分がさっきまで座っていた所にまた座り、膝の上に宙をちょこんと乗せる…
此処は学園地下、新設大規模地下発電施設)
「っ、あぇ…?」
(急に抱き上げられ膝に座らされたことに、疑問を問掛ける代わりに首を傾げた、慣れというものは恐ろしく、じくじくと痛むはずその傷は彼女に感覚を与えず、ただ、出血多量のせいで思考が鈍り始める彼女を嗤うだけだった)
「………【ぺろっ】…血の味は普通…もしくは味覚がおかしいだけかな?」
(左手で端末を操作しながら、宙の血を試しに舐めてみる…
ただの鉄分たっぷりな健康的血液だった)
「…私の住んでる所に…招待させてもらうんだよ、
レディーの家に上がるのは、初めてかね?」
(端末の操作が続く)
「…はじ、めて、では…ない、けれど…」
(そろそろ視界がぼやけてきた、当たり前だ止血もまともにできていないのだから、これだから、自分が人間でなければ、どうにか出来ただろうに)
「…ふべん、だなぁ」
「…はい着いた……ほら、もう少しの辛抱だよ…光君」
(端末の操作を終え 今いる場所を変換して神官の住む場へとやって来た…
どうも、近未来的な研究所のような見た目)
「…さぁて、何処からやったものか」
(自分の部屋らしき場所へ来ると、中央の改造台に宙を乗せる)
「…その、よばれかた、は……あぁ、にた、ようなのは、あったなぁ…」
(『光』と呼ばれたことは何度もある、『光』と望まれたことは何度もある)
(『光』と、疎まれた事も、なんどもある)
「…………さむい」
>>570
ん…あれ…?虎さんは……?
(まるで、今まで眠っていたかの様に目を覚ます。『宵闇の不死王』として話していた事は記憶に無いようだ)
(学園の鏡台に白百合の花瓶を設置して窓を覗き込んだ後に、遠くに小さな少年と人間?を見つける)誰ですかあの人ら....まぁどうでも良いですけど....
593:月舟◆.s:2019/05/09(木) 01:01 >>591
「…っおッ!」
(いきなり目を覚ました少年に一瞬驚きかけ、
ギリギリ、口元が緩むぐらいに表情の変化を留めて)
「…ひヒっ!あのコワーイ虎ァな? こォの月舟さんが追っ払ってやったぞ!」
(再び、思いっきりの笑顔でロンシーに言いつつ、目的地の方角に歩き出す…
虎の死体を見てトラウマにでもなったらどうするのだ)
「ロンシー、途中で気を失っちまってたみたいだけど…怪我ないネェ?」
(この子に、あまり凄まじい事は教えない方がいいだろう…
正体を知ろうが、彼女の子供好きは変わらずじまいである)
>>593
ほんとに…?ありがとう!
(何も知らぬ彼は、子供らしく無邪気に笑い礼を言う
しかし、彼は知らない。繋がれたその手と、笑う自分の頬にはその瞳と同じ色である赤い鮮血が付着している事に)
>>596
(名前間違えました。すみません)
「……ふぅ…」
(屋敷の奥のそのまた奥、宙ですら入ったことの無い、まるで神殿のようなばしょに煙管をもち、煙を吐き出す影がひとつと、その影に跪いている影が二つ)
壱『主様』
弐『今回、宙は冥界に望まれた、これでもう何回目だ…まぁまだ両手で数えられる量だろうが、あいつらは待つってことをしらねぇらしい』
壱『残念ながら、恐ろしく速度が上がっていると思われます、このままにしておけば、いつどこで呑まれるやら分かったものではありません』
「……せやなぁ」
(使いたちの言葉を聞き、ぽつりと呟く、表情は髪の陰りのせいでわからない)
壱『……主よ』
弐『どうか、ご決断を』
「……」
(…………………………………………………………………………………………………………………………)
>>590
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「良しっっと…」
(びっしょりと顔中に広がっていた汗を拭き、仕事を続けていた改造台から離れた
その上では…)
「お疲れさま…いゃあ、驚かされたよ…全っ然暴れもしないんだもの」
(しっかりと外傷を塞がれ、不安が残る箇所はしっかりと補強等…
宙に対するしっかりとした医療行為を終えて、気になる部分をノートにまとめている)
「んふふ、痛いのに離れているからね、それに僕様ちゃんには、『泣き叫ぶ』とか、そのての行動は現状入力されていない、まぁ、いらないからね」
(起き上がりながらつぶやく)
「…うん、動ける、ありがとうお姉さん」
600:scullFace◆.s:2019/05/09(木) 20:58 「…さて、治療した者として、なのだが…せめて治療した部位が元に戻るまでは、
君を帰すわけにはいかない。」
(今にも無理をしそうな宙を座らせて)
「負った傷の深さが関係しているのかは知らないが…君は少々骨がおかしな事になっているんだ、
元に戻ると断言できはするけれど…それまでに掛かる時間が私には分からん、前例が無い」
「傷の方も少し妙だ、治り方が遅い上に、怪我の部位から…その、
岩の鱗みたいな物が出来てる、切除と解除はしたけど、
完璧に治ると保証するには此処に居てもらう必要がある」
(「まぁ…代金と思って我慢してくれたまえ」
そう言いながら、自分の机の方に戻って砂糖をドバッと入れたコーヒーを飲み)
「…それは、困るなぁ、僕様ちゃんには待っている人がいるんだ、それに、1人には怒れないくせに怒ったふりをして閉まった、謝らなければならないし、それに…」
(ぐっと、腕に力を入れて)
「すぐ帰るといったんだ、可愛い僕様ちゃんの従者くんを、待たせるわけには行かないからね」
(そう伝える、だが、雰囲気はいつもどおり、何も変わらないし、その雰囲気で、いつもの笑みを浮かべていると感じられるが、その表情は、無表情に近い『何か』だった)
「……おでん屋の主人から、聞いたよ」
(コーヒーで若干えづきつつ)
「……ゥっ…たしか、君が思うに…
君の従者…ゥッ……ヴァイルだったかな?
その人は、君と居て幸せになれない…って?」
(喉を抑える)
「?あぁ、うん、だってそうだろう?僕様ちゃんなんかと一緒にいれば、いつ危険な目にあうかわかったもんじゃあない、今回はどうにか、ヴァイルお姉さんが巻き込まれないように手を離させたけれど、あれは1度や2度で終わることじゃあないんだ」
604:宙◆RI:2019/05/09(木) 21:47 「あんな優しい子を、そんな危険なことに付き合わせられない、あの子にはあの子が安全にいられる場所にいて欲しい、僕様ちゃんのようなやつがいない、平和で幸せなところへ行って欲しい」
(また、にこりと笑っているのだろうが、無意識なのか、気がついていないのか、口角は上がっていないし、いつもの笑顔は浮かんでいない)
「…なら、簡単だろう」
「君が、表面上だけでも彼女を嫌って離れるように言えばいいだけの話だ」
(コーヒーに口を付ける)
「……どうせ、もう少し後の私が行う所業で…
ヴァイル程度の存在であれば確実な安心が得られる世界が実現する…
そうでなくとも、君のいる世界には 月ちゃんやニャルという、強いお人好しがいるはずだ」
(えづく)
「…ゥッ……君が簡単に、ヴァイルに幸せを願うのなら…
実際簡単だろう?ニャルのような…そんな人達がいるところに、
君が嫌う様な言動を取って、突き放す様に言えばいい…
「僕様ちゃんは、君が嫌いだ」と」
(「それに、合意の上での関係じゃあ無いのだろう?」)
「君も、それに重みを感じる必要も無いはずだ」
(何か話し込んでるみたいですね....とりあえず机にお茶置いてさっさと帰りましょう)
(二人分のジャスミンティーを置いた後箒に乗って飛んでいく)
「……あー…そうなんだけどねぇ、…残念ながら、僕様ちゃんはそれらの行動は出来ないんだよ、あ、感情論とかの話ではなくてね?僕はある人とある誓約を行ってしまっているから、『嫌う』、という行動が出来ないんだ、たとえそれが、本心でないとしてもね、簡単に言うと…そうだなぁ」
(指をくるりと回して口を開く)
「『僕様ちゃんは、他人を愛したときだけ息ができる』」
(比喩的な表現だが、あながち間違えでもない、だってそうしないと、だって僕様ちゃんは、『息をするのが苦手だから』)
「だから残念なことに、その方法は考えていたけれど、行動には起こせない、だって捨てられないから、僕様ちゃんは皆を愛し続けないと生きていけないような欠陥品だからね」
(両手で顎を支え、足を組み、肘をそこに置く、誰かが言った、彼女は『完璧の天才』だと、誰かは言った、彼女は『光そのもの』だと、誰かは言った、彼女は『希望の擬人化』だと、だが、今それを否定したのは、他でもないその『完璧』な彼女本人だった)
「(・・・・・・)…なら、君の愛は…生きる為の『嘘』に近い物だと、考えた方がいいのかね?」
(仕方なく、『特急治療器』を用意しつつ)
「!……んー…それは、どうだろう、僕様ちゃんにも分からないや、生きるために必要だったから、愛していると言うけれど、恐らく僕様ちゃんは、息ができても愛を伝えるだろう、まぁ『if』を見通す目など僕様ちゃんは持ち合わせてはいないから、ただの戯言なのだけれど……僕様ちゃんの『愛』は『エゴ』と同一だ、それ以上でも、それ以下でもない、ただのお節介焼きに等しいよ」
611:宙◆RI:2019/05/09(木) 22:34 「でも、どうなのだろうね、皆が生きるために呼吸をするように、僕様ちゃんが生きるために愛を伝える、少し方法が変わっただけで、僕様ちゃんにとってはそれが普通だから、違和感も持ち合わせていないし、そこに不満もないのだけれど、それははたして『異常』なのかな」
(首をかしげながらそう告げる、宇宙のような瞳が、覗き込んでいる)
「……それでいい、それで良いんだ…」
(ヘルメットの様な形の、『特急治療器』を手に持って)
「何が正しいか、と…そんな物自分以外の誰が決める」
「そういった意味で…君の『普通』と、今の私は酷くよく似ている、
不満が無いのなら、無いで良い…それが君の正しさであるのなら、私が言うことじゃあない」
(「で、今すぐに帰りたいのかね?」)
「とりあえずそのなんだか物語であるようなヘルメットの説明をお聞きしてからきめるよ」
(嫌な予感がするようなしないような、もちろん感だが残念なことに自分の勘はよく当たるのだ)
「簡単に言おう、数秒、精神的地獄、その間、超回復、特許取得」
(自慢げに言うと、カポッと宙に被せる…
拒否権は、他ならぬ宙によって消し飛んでいる)
「後遺症はない、安心してくれたまえ」
「え、ちょ、っ患者の権利というものは無いのかい!!!?」
(問答無用ではめられたヘルメットを触りながら焦ったように叫ぶ)
「君が、帰ると、強制するんでね…なので私も無茶をしなくてはならない訳だ」
(「自業自得とでも思うと良い」[カチッ]
宙の体の中で凄まじい速度の新陳代謝などが暴れ回る…
その代わりとしては、脳内、思考、あらゆる精神が本人にとっての…)
「んー、リアルで言えば…そうだ、全身を黒光りするゴキブリが這い回る感覚だ」
(地獄)
「うおわっ!!!?」
(地獄、と言う言葉が聞こえ、息を飲む
が)
「………んぇ?」
(『大したことは無い』、そう感じるのは、彼女の異常性の現れだ、これなら、腕を引きちぎられたり、生きたまま死を体験させられた時の方が辛い)
「おや、第1段階を耐え抜いた様だね…最終段階だ、気をしっかり…」
(感覚が移り変わり、新陳代謝がさらに加速して行く…
幻影のヴァイルが謎の重圧、というより初めて会った時、
其処で新手の詐欺に引っ掛けた時の表情で宙の周囲で正座する)
「……?」
(座っているヴァイルに気がつく、意識がそれに集中させられているのかはわからないが、酷く繊細に見えるそれに首を傾げる)
『・・・・・・・・』
(そんな表情のまま、幻影は口を開くことはない…
けれど、眼だけは 言葉なしに宙に対するものを感じる)
貴女の 本当は見ることはないとしても
無駄と 無駄と あらゆる善意を拒んで
人の善意を 失意と 怒りに落とし続けるのが貴女なのだとしても
貴女を 私は放る事はありません
(ただ、此れだけが伝わると 幻影は静かに眼を閉じる)
「……はは、困ったなぁ」
(笑みなど浮かべない感情を全て切っている状態なのだ、いつもの笑みなど浮かべない)
「…………じゃあ、僕様ちゃんが消えなきゃだね」
(それでも、無理矢理表情筋を動かして作った笑みを貼り付け、無理矢理にヘルメットを外す)
「…ごめんね、…でも、もう僕様ちゃんを」
「『ぼくをあいさないで』」
(そう願うと、神官の部屋だけではない、彼女の気配が、この学園内全てから消え去った)
「っ、あ゙、ぁ゙あ゙…っ!!!」
(この力を行使することは嫌いだ、だって死よりも辛い痛みに襲われる)
「っ、ぅあ…」
(それでも、もうだめだ)
「…っ、…」
(全て元に戻すのだから)
カロン
…っ!(魔力の共鳴により、何者かが消えた事を察知する)
624:◆RI:2019/05/11(土) 22:11 宙「…!…、ぁ、ぅ」
(鈴の音が聞こえる、下駄の音が聞こえる)
「……何しとんねん」
(いつもの、声が聞こえる)
宙「…お、じ、ぃ…さま」
「…ほんま、あほやなぁ…お前」
(お爺様がゆっくりと、頬を撫でてくれる)
宙「……お、じぃ、さま」
「…おん、お爺様はここやよ」
宙「っ…!」
(あぁ、ぼくを)
「安心しぃ、わしはお前なんやだぁいっきらいや」
(ほんとうにぼくをおぼえててくれるひと)
「……ぇ、?」
(ばさりと、生徒会室で1人、書類を床におとす)
「……そ、ら…せんぱ…?」
(そんなことも気にせずに口から出たのは、『光のような』彼女の名前だった)
「……………」
(何が起きるのか、何が変わったのか…
様々な事を察しながら、考えながら、
ただ、自分だけが開けるように作った
『隠し扉』、臆病者の巣穴へと入る)
「…………さて…君は…君達は次に何を成す?」
「…この件に関わる事は、もう無いだろう…
私はただ、君達の残酷な楽園の散華を見るだけだ」
(部屋の中心に置かれた、2つの 『マキナ』に触れて 様々な回想を)
後を飾るは 私のみだ
今は ただ GOOD LUCK…
「ぇ、なん、…なん、で」
(ありえない、もう二度と、もう二度と、見失わないようにと思ったのに)
「あ……」
(もう二度と)
「っ、は、っげほっ」
(あぁ、こんな時に限って)
「は、ひゅっ、っけほっ、か、ひゅ…っ」
(ひ弱な体に嫌気がさす)
「………」
(無人の、屋上)
「……」
(待ち続けれる、ただ 言われたことのみを信じて)
『 ・ ・ ・ おい 相変わらずだな』
(生徒会室に、堂々と屋台を引いて入る異形が存在する)
『 入り用の薬はあるか? 無けりゃ売ってやる』
『おでん屋だけどな』
(小柄な凶悪が、懐かしげに小男に近づく)
>>628
『おや、こんな所にいらっしゃいましたか』
(ばさりと、翼がはためく音がする)
『ご機嫌麗しゅう、ヴァイル様』
(悪魔はわらって____いない)
『さっそくで失礼ございますが、私めと、神の御使いめと交渉させて頂けませんか?』
(その声は優しく聞こえるようで、どこまでも冷ややかな声だった)
>>629
「っひゅ…、っ…?」
(酸欠になりかけ、霞む視界に写り込む影にほんの少し目線をあげる)
「っ、、つく、ぇ、っは、…さん、さん、だ、っめの…っ」
(荒い息をしながらも、自分の机の3段目の引き出しを震える指で指さす)
え、ええっとぉ....ふぇぇ、私はどうすればぁ....
633:Piero*◆RI:2019/05/11(土) 22:40 >>632
「…?」
(また、こんどは視界外で、声が聞こえた気がする)
「だ、れ…?」
(ひゅ、と喉を鳴らしながら、かすんだをしながらも首をかしげる)
ソ....ソフィア・ユッカエンデですぅ....
635:Piero*◆RI:2019/05/11(土) 22:50 「…そ、ふぃ、あ…?」
(あぁ、なさけない、こまった、初対面がこんな場面だなんて)
「っけほ、す、っ、すみ、ま、せ」
(あぁ、とめなきゃ、ソフィアさんの色々と説明…先輩も、探さないと)
「っ、は、っふ、…」
会長〜、大丈夫?何をするにしろ過呼吸おさめないとじゃん………ゆっくり息吸って、はいて
(生徒会室にはいりゆっくりと背中を擦る)
「、い、ん、よぅ、さ」
(声で気が付き、顔を上げる)
「っは、ぁ、っ、はー…っ、」
(必死に、雪の声にあわせて呼吸をする)
そうそう、ゆっくり……ゆっくり…慌てると逆につらいから
(一定のリズムで背中をさすりつつ)
「っはーっ、…っは……っ」
(大分落ち着いてきた、軽い方だったのか、痙攣などもせずにすんだ)
「っ、…は、ふ……」
(あ、そうだ)
「…せん、ぱ」
(あのひとを、さがさなきゃ)
『 ・ ・ ・ ・』
(雪を見て)
『 ・・・・・ 』
(ピエロを見て)
(見る顔は、2人で全く違う)
えっと....とりあえず痙攣を直す薬もらってきましたぁ!(薬を取り出す)
642:ソフィア◆YQ:2019/05/11(土) 23:13(一旦おやすみすー)
643:ヴァイル◆.s:2019/05/11(土) 23:13 「………出来うる範囲であるのなら、私はどういった事でも…」
(自分への用に振り向き、何らかの覚悟も同時に固める必要があると察し…)
「……先に言っておきますが、宙様を忘れるといった事は『不可能』です」
>>643
『なに、忘れろなどとは言いません、あなたがおっしゃった通り、絶対に肯定してはもらえないでしょうしね』
(乾いた笑みを浮かべながら微塵も感情が籠っていない声で笑う)
『用件はひとつ』
『宙様との主従関係を破棄してください』
(貼り付けた笑みを浮かべながら、ケロリと、悪魔は告げた)
「……………」
それを聞いて、安心しました
『…返答を頂けると嬉しいのですが』
(笑みは変えず、だが急かすように問掛ける)
「……あの方…もう、私など存在するだけでも足枷と化しているのですね」
「何時もよりも…空虚なあなた様の言い方で分かります」
「…何も、最早心配することなどありません
お手を煩わせるのも、ほんの少しだけです」
「だって…もう……」
(握っていた手が力なく開いて、中身が地面にこぼれ落ちる)
「後戻りも…する気も…することもできなくなっちゃいましたから」
(血の気が引いた顔が、無理にではなく 心からの笑みを作る…
地面に転がるのは 注射器、バラバラに砕けているが、それには神官の印が彫られたもの)
『何を勘違いされているのか』
(少し、口調が変わる)
『貴様が、かの方の足枷になる方へ、無意識とは言えど、進んだのではないか』
(そこにいるのは壱ではない、ただ1人、悪魔の頂点でもある帝をも管理する、『魔神』)
『なぜ被害者のように語る、かの方は、貴様の、いや、かの方への信頼の視線で潰れたのだぞ』