…まぁ、そんなこんなでまだまだ続く…と思っている日常…!
…現在邪神…の姉が定住してる…普通はこの城に住むの駄目だからな?特別なんだ…
…でまぁ、赤の陣営はいつもと変わらずのんびりしている…そろそろ戦いたいとも思っているけどな…!
…というわけで、ザレッド・イニール…手腕の魔人…もとい…触覚の魔物でした!
……ックックッ…我は人気者だなぁ?えぇ?
…そぉらッッ!!そして…かくなる上はこうよッ!
(周囲の剥がれた装甲を目の前のチャージしている支援機械達に向かって投げて攻撃しつつ、高笑いしながら、そのまま大きな機械の中に侵入すれば…そのまま操ろうと思っていて)
…それと土産だッ!
(中に入った状態で、スナイパーのように上半身だけ出せば、そのまま魔力の一際鋭い貫通弾を大型の機械に向けて放ち、自分は反撃されないように中に潜り直して)
[ 緑色の地獄、グリーンインフェルノ ]
そのあだ名は 戦闘の度に凄まじい範囲を、時には惑星全体すらも
荒涼とした死の大地へと変える異常な戦闘能力 範囲から名付けられた物である。
…しかし、その地獄の異名が名付けられるべき原因は…その内部にこそ
あるべきであった。
( 侵入した男の眼前には、直ぐに壁に張り付いた半分白骨化した人間の骨
壁全体を際限なく多い続ける、蠢き続けの目玉状物質を中心とした肉壁、
そして 絶え間無く聞こえ続ける正常な思考を崩壊させる様な怪音 )
[ 地獄が 無限に広がっていた ]
[ズゥン]
攻撃を受けたゲインズの内一機は左腕を無くし、攻撃が不能な状態に
残り一機が損傷した僚機の姿勢を正すと、格納庫へ運ぶ
攻撃を受けた人型インターセプター、『タブロック』は若干
姿勢制御を乱しつつも、未だ健在な様子で城へ中型ミサイル攻撃を開始する。
タブロックの攻撃が始まると同刻、異形戦闘機『リボー』が
粒子弾を連射しながら城の上を旋回し、タブロックを守る様に、
鱗を持った生物の様な戦闘機『アーヴァンク』がホバリングする。
…んっんー!久しぶりーの…帰還!!
…じゃないや、えーと…いるかな、あの人…
(廊下歩いてある人の部屋向かい)
「 ……… 」
(すっかり落ち着き、ザレッドの腕の上)
「………」
( しれっと隣を白黒が通り過ぎる)
…あっあー、ニャルちゃん?
…ちょぉっと任せていいかな?…俺あの人呼んできたいんで…
(ガシッとニャルの肩掴み、拒否権無いようなプレッシャー放ちながら、ナイア背負わせて)
「…お任せ下さいませ」
( 無表情に姉を抱えて、廊下の椅子に座る )
「…どうも、妙に機嫌の方が優れない様ですね」
…じゃ、ちょい待ってろ、あの人達呼んでくるから…!
(受け取ってくれたの確認しては、走って部屋向かい)
…というわけで、何故かあたいが呼ばれたんだけど…なんでだい?
(酒瓶片手に、久しぶりの顔見てはにんまり笑って、状況分かってないのか首傾げており)
「…簡単に言えば、姉様の熱が凄まじいので御自慢の低温能力と
これの交換取引をさせて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?」
(酒樽四つを既に用意してあり、抱き抱えた姉様をヴェルの方へ)
「…(有無は言わせませんけれど)」
…成る程ぉ?大体分かったよ…ただ、酒樽は五つの方…それも、部屋に置いてくれると助かるね…
…しかし、ただの風邪ってわけじゃないんだね?
(ガシッと受け取れば、背中に背負いおんぶして、酒瓶角に引っ掛けては、任せてといったように胸張り)
「 …はい、現在温度は105.6…私と同じ種である姉様で有るからこそ耐えられて
いますが、本来生物としては致命の病です…自然と治りはするとはいえ、それまで
の間貴女様の能力で熱の緩和をお願いしたいのです」
( 抱えたのを確認すれば、酒樽を纏めて持ち上げ )
「注文は承諾します…くれぐれも、破廉恥なことはなさらぬ様に」
……するわけないじゃん、あたいがするように見えるかい?
……まぁ、分かったよ、そこまで異常な体温も、少し怖いが…ね…
(そう言い部屋に戻れば、ベッドに寝かせた後、おでこに手を当てそこから冷気放ち出し…すぐに終わるであろうと安堵しながら、目線離さずにいて)
「 ………ん 」
( [86.5]…まだ 先は長そうだ )
「………さて、なるべく度の強いものが良いのでしょう…が」
( 地下室、密かに溜め込んでいた酒樽部屋の中で酒樽とにらめっこ )
………少しずつ…少しずつ……
(あまりに冷やしすぎて体調崩しては本末転倒なので、本当に少しだけ手から放つ温度を少し上げて、それでも冷たいのに変わりはなく、目閉じながら集中しており)
…………………
([54.2]… )
「……失礼致します」
( なるべく小さく声を発し、白黒が入って来る )
……ん、どうしたんだい?…あ、それと大分治ったよ、この子は…後数時間したら治るだろう…
(おでこに手を当てたまま、冷やしているものの流石に疲れたのか目の下に隈現れ、顔色も少し悪くなっており)
……我慢我慢…こういう時酒飲んだらやばいんだから…
「 ……治療経過を確認しに来ました…当初の心配は無用の様ですね」
( ドアの外の酒樽を一瞬見るが、ヴェルの様子に悪手と判断する )
「 その程度まで熱が下がれば後は、姉様の体力次第で瞬時に治るでしょう…
ヴェル様、手厚い介護に感謝いたします 」
( 言うなり数歩近付いて触手を数本、先の尖りから薬液を
滴らせてヴェルの首辺りに寄らせる… )
………ふふっ、あたいを舐めないでもらおうか…っと…あぁ、後…これぐらいの疲労なら、お酒飲んだら治るから大丈夫だよ…そっちこそ、それ疲れるだろう…?しなくて大丈夫だ…っと…
(念の為、柔らかな氷枕作れば首の後ろに回しておき、そのまま少し冷たい程度まで温度上げておき…伸びてきた触手にいらないとばかりに掴み、ニコッと笑い)
「…ワクチンなのですけれど…まぁ 旧の者の人間体にのみ掛かる
伝染症ですから…必要は無さそうですね…ですが その隈は見逃せません 」
( ため息を一つ、その後で触手を引っ込めるとヴェルの隣に歩いて来る )
「……治療は拒みなさるでしょうし、酒樽の注文も承ってしまいました…
城仕事も終えていることです、こうなれば貴女様の飲みにでも付き合いましょうか?」
( 姉を見下ろしつつ、妙なやけ気味のお礼を提示する…
見れば、白黒の方にも隠れて隈が出来ており… )
…へぇぇ…?そりゃあ便利だ…もっとも、私はあまり傷付かないし、その伝染症って奴も大丈夫だろうね…
(医療の発達に感心しながら、触手最後に撫でており)
……へぇ、いいのかい?飲みに付き合うって…そりゃあ、あたいに勝てる感じかい?…そうだな、じゃあ、折角だし、何か賭けないか?…ただ飲むっていうのもあれだし…あたいとしては、酒と博打っていう楽しい事が一度で二個できるから楽でもあるんだが…どう?
(ニヤリ笑いながら嬉しそうに答えては、流石に病人いるまえで飲むのもあれなので、違う部屋の方指差しながら、一つこちらも提案し)
「 …酒の強きに自信はありませんが、カフェインよりはマシです…して、
その様な悪癖も鬼の好みなのですか?…気に入りませんが、貴女様の提案ですし…
なら、私が勝ったのであれば貴女様を抱かせて、頭を撫でさせて下さい 」
( 姉に掛け布団をそっと掛けると、ドアを開ける…「お先にどうぞ」)
…………ふーん……ナイアは弱いけど、はたしてどうだろうねぇ?
…鬼はそういうのご好みなんだ…有名な酒呑童子様もそう言うだろう?
…そうだなぁ…あたいが勝ったら…まぁ、後で伝えるとしよう…
(扉から出る前に後ろ振り向きニヤリ笑い)
…久しぶりにこう言う事するんだ…簡単に倒れてくれるなよ?
「 ……前者に関する上手い返しを私めは知りません…
ただし後者に関しては確信を持って言葉を返せましょう… 」
( ドアを閉め、その笑みに応じて… )
「 NO PROBLEM 」
………ふふっ、あぁ、この感じ…!
久しぶりに見つかった戦いとは違うライバル…あぁ…楽しみだねぇ…
(嬉しそうに反応しては、別の宴会場の部屋に入り、そのままそこで胡座かき)
…ハンデ、必要かい?(煽り)
…………………
( 続いて宴の席に入り込み、持参した酒樽の山を重ねている途中に… )
『 ハンデ、必要かい? 』
……………………………
[ ドン ]
「…お気になさらず」
( 涼しい顔をして、空になった酒樽を脇に転がす )
……………………へぇぇぇ…?成る程、手応えはありそうだ……いいねいいね、そうこなくっちゃ…
(空になった酒樽見れば、雑魚ではないと確信、秘蔵の酒瓶懐に仕舞いながら、酒樽欲しいというように手招きし)
「 …ルールは簡単、酔いつぶれた方の負けです…
私めの天然酒、どうぞいくらでもお浴びになってくださいませ 」
( 一つを放り投げ、もう一つをまた空にする )
「…」
……意外と早いねぇ?ペース…そんな早くて大丈夫…かい…?
(きっちりキャッチした酒樽の底に小さな穴空ければ、そこから流れる酒を飲んでいき…)
……ぷっはぁぁぁっ!!…やっぱこれこれぇ…
「 …ペース配分をきっちり考えてのコレです…貴女様に言われるまでも無く 」
( さらにもう一つを空に…ヴェルの隣にいくつかを重ねて )
「 …… 」
( さっきから反応が薄い )
………んっ…ぷふぅ…にひひ、やっぱこうでなきゃね……んんっ…んぐぐぅっ…ぷはぁ!
(両手に酒樽一つずつ持ち、再び穴開けてそこから流れるのを飲んでおり…反応薄いのなど気付くわけもなく、久しぶりのお酒に喜んでおり)
「 ……飲みますね…切れることこそありませんが、かなり消費しそうな… 」
( また空にしてる癖に、冷静な状況分析… )
…………あー、あんしんしろぉ?いざとなったらこれつかうからぁー!
(いい感じに体も温まり、呂律回らなくなるのはもはや平常運転、空になるスピードも徐々に早まりながら、しまっていた酒瓶取り出し)
「 はいはい、飲んだ飲んだ飲んだ… 」
( また一つ空に、ひと樽をヴェルの口の方へ傾けて )
…んぐっ…んぐっ…ぷへぁぁ…んひひ、おいしーな?♡
(酒瓶地面置きながら、傾けられてもどんどん飲み干して、にんまり笑顔そちらに向けて)
「 … そうですか、お代わり欲求ですね? 」
( また傾け、そして自らの樽も空へ… )
「 …So cute…愛でる時が楽しみですね 」
……にひひ、自分は簡単には酔い潰れないってぇっ…
(傾けられたのも簡単に飲み干し、余裕そうに笑っており)
…むしろ、そっちの限界の方が早いっての…ぉ…
「 … …耐久レースもここまで来るとチキンレース気味ですね…
ヴェル様もそろそろ、そのお腹が膨れてしまうのではないのですか?」
( 酒樽をいくつか置いて、また自分の物を空にする )
………ん?だいじょーぶだよ?ぜんぜんっ!うん、ぜんぜんっ!おさけならむげんにのめるよー!!
(酒樽数個一気に飲み干した後、立ち上がり胸張りドヤ顔浮かべ、服めくりお腹見せれば余裕というの見せつつ、酒樽蹴り上げ一気に飲み)
「 ………(汗)」
( 酔いはせずとも、凄まじい勢いで…空気でもここまで吸いやしないだろうと
断言できるほどのバキュームぶりと…少しの痴女らしさや愛らしさに様々な感情)
「……それで、まだ飲む気なのですね」
( 先程よりは飲む速度が遅くなったが…多分困惑のせいであった )
……うん!おさけはせかいぃぃぃぃぃぃっ!!のみないことはなぃぃぃぃぃっ!!!だよぉっ
んひひ、ほんっとおいしいよねっ!
(テンションおかしくなりながら、酒瓶の中身服の中から探り出した杯に注ぎ、ニャルちゃんの前に置きながら、残った中身全部飲み干せば…顔流石にかなり赤くなっていて)
「 …そろそろ脳溢血行きますよ?ヴェル様… 」
( 此方は…なんかおかしいほどまでに無表情、注がれた酒を飲み干すと
また樽、蓋をあけてはまた傾けようと )
………だいじょーぶ!あたいをだれだとおもってるのっ!…それに、いまのおさけはどすう99だからね!……あ、あと…ぶんしんがのんだばあい、ほんにんにもかえってくるっていうなぞのこうかつきだよっ!
(にやりわらいながらまだまだ余裕そうにしており、樽の蓋勢いよく投げ捨て、中身飲み干し…お腹ぱんぱん叩きながら、ピースしていて)
「 ……酔いとはここまで人を馬鹿にするものなのでしょうか… 」
( 少し考えてから、ヴェルを後ろから抱えた後に自分の膝に座らせ、
また開けた樽を触手で持ってくる… 本体も片手でヴェルのお腹を撫でつつ
自分用の樽を空にしていた )
「 ………まぁ そのまま飲んで下さっても…私の望みは叶えられそうですけど 」
( 氷のように冷たく無表情、それが一向に変わることがない… )
んーー…にゃるぅ、おさけどんなあじだー?…おいしいかー?…あ、そーだ…こっちも…んひひ…
(味の感想しない相手に少し疑問に思ったのか首傾げながら問いかけ、次いでにとばかりに此方もニャルちゃんのお腹撫でていて)
…それに、あたいはうごかなくてものめるからだいじょーぶ!
(氷のスライダー作れば、酒樽がそのまま滑ってきて、それキャッチすれば指で穴空けそこに口つけていて)
「 飲み過ぎてドロの味がします 」
( キッパリ言った、そして白黒の腹を撫でる手を掴んでから
片手で酒樽を空に…開いた手でまたヴェルのお腹を撫でる )
「…執念ですね、もう」
…むっ…どろはさすがにおこるぞー?…じゃあ…これでもどろかー?……
(其方を向いて、ごくごく酒口に含み…ニャルの顔掴み、そのままキスしながら含んだ酒流し込み、お腹撫で回されるのこそばゆいのか、此方も撫で回していて)
「 ………… 」
( 酒を流し込まれて、そして行為に驚く事もなく目を細めると…
酒を飲み込んだ後に腕をヴェルの背に回し、軽く抱き寄せながら )
「……………」
( ぺろり、とヴェルの口に自分の舌を押し込んで
中をゆっくりと撫で回す… )
んんっ!?ちょっ、こ、ここまでふかいのはもとめて…じゃない、や、やるよていないっ…んっ…っ…ぅぅ…!!?
(流石にあっちから攻められるとは予想もしていなかったため、舌押し込まれてやられるのは、抵抗しようにもできずにいて)
「 ………… 」
( ヴェルの両腕の上から自分の腕を回し直して、また抱き寄せると
自分の体位を上にして…撫で回す自分の舌を、今度はヴェルの舌に絡める )
「 ………… 」
( 目を妖しく、少しだけ開いてヴェルの顔を静かに眺めながら )
んんっ…にゃる…にゃるぅ…?ちょ…んへ…これ…にゃに…
(舌絡まれてはさらに呂律回らなくなっていて、むぅと頬膨らませながら、ただされるがままなのはあれなので、舌から小さな冷気発していて)
「…………! ……」
( 小さく冷たさを感じて、今度はヴェルの服の下に手を忍ばせ、
背中を蛇の這うように 神経を針で突くような刺激を撫でるように )
「……………」
( それをする内、段々と白黒の体がヴェルの方へ傾き… )
んむっ…ちょっ…にゃる…も、もしかして…よってる?あくよいしてふ…?ね…ちょ…ちょっ…そ、そろそろやめ……
(少し意識マシになってきたのか、必死に止めようと体動かしていて、背中這う感覚にゾクゾク背筋が立ってしまい、顔も蕩けていて)
「 …………… 」
( 小さく抵抗を感じ、そのまま傾けた体でヴェルを押し倒すと
ヴェルの両腕を自らの両手で地面に押し付け、背から伸ばす触手で
背中への刺激を続行する…なまじウネウネ動くので、先程よりも刺激が鋭い )
「 …………… 」
( 蕩けた顔を見、舌使いを変え…ゆっくり 激しさを混ぜて
口内を撫でに撫で回す… )
ちょっ、い、いじわるしないでぇ…ま、まけ…まけでいいからぁ…ちょぉ…っ…っぅぅ…!
(流石にこの場続けば色々まずいため、降参言いながら止めようとしており、刺激に悶えながら、口内撫で回される感触に顔蕩けきって、酒とは違う顔の赤さになっている)
「(ピタッ)……ーーん……」
( 上げられた白旗に反応すると、舌を止めてゆっくりと引き抜く…
少し後ろに下がると、口周りの唾液をハンケチで拭い 事も無げに正座する )
「 ……では、私めにヴェル様の頭を撫でさせて下さるのですか?」
………うん……それでいいからぁ…も、もういじわるやめて…?きもちわるい…ぅぇぇ…こんなのずるい…
(ブツブツ言いながら、条件飲むのに頷き、好きにしろぉと言った顔で見ていて)
「…私めに最初の口づけをしたのは誰でしょうか」
( こちらも言いながらヴェルを膝に座らせると、頭を優しく撫で始めた )
「…まぁ 愛らしい所は見れましたけれど」
…………しらなーい…そんなのしらないって…ざれっどじゃないのかー?
(不戦勝に近い形に納得いかないのか、ニャルちゃん見ながらフグのように頬膨らませており)
…さすがになっとく…ずるい…
「 残念ながら、今回は貴女様の方からですよ…私の初めては… …初めては… チッ 」
( 何かを思い出し、思わず舌打ち…見れば何か黒いものが目の奥に )
「……そこらへんも可愛いですけど、負けを認めておいてそれはちょっと…」
…………あっ、なにかおもいだしたらだめなかんじ……………んーと、じゃしんにはじめての…あくまとか?
(何となく当てずっぽうで聞いてみる…それがある種のスイッチという事気付いておらず)
…わかってるぅ…うん、すきにしていーよ…
「…………」
( 目の奥に 何か黒いものが浮かぶ… )
「…好きに、ですか… それならば…」 しゅるっ
( 背から伸びる触手がヴェルの手足を痛くなく 動かせない加減で
引き伸ばし、両手で服の上から…ヴェルの胸を撫でる )
「 以前、貴女様が酔った時…姉様に対しての拘束の後に
しでかそうとしたその先の事を…貴女様に、そのままやらせて頂きましょうか 」
………んんっ!?ちょっ、へっ、あ、あたいこんなことしようとしたぁっ!?…ちょっ、あ、あくまにじんかくのっとられてないっ!?こ、これっ、い、いつものじゃしんじゃないっ…!!
(こんな事するとは思ってもいなかったため、変な声が出てしまい、また別の感覚で顔赤らめながら、身動き取れない状況…冷や汗かきながら、プルプル震えていて)
「…念のため言っときますけれど、地雷を踏み抜いたのも
キスをして導火線に火をつけたのもヴェル様、貴女様です…
もうひとつ言っておきますと…私めは、以前から幼い女子を好んでいます 」
( 片手に強い酒瓶、それに何やら薬を混ぜ…口に含み
ヴェルへ上からの口付けを行いつつ、喉の奥へ酒と薬を流し入れ )
「 ……そんな私に、キスをしてしまった貴女様の不運という事ですよ 」
( 『鬼用興奮剤』…以前、黒が飲ませたあの薬の袋が部屋に転がっており…
撫で回す所は服の上から中に移り、いやらしい触り方… )
…ひっ、ろ、ろりこんっ!?こ、こんなにゃるちゃんしらなっ…んんぐっ…!?んぐ…んぐ…ぷへぁ…ぁ…んんっ…ちょ…にゃるぅ……だめだってぇ…んぁ…っぁ…
(初めて知った同居人の本性に驚き、再び酒飲まされては…ひっく…と言いながら、顔真っ赤になっており…変な触り方されては薬の効果もあるためか甘い声漏れてしまい…涙目でニャル上目遣いで見ては、はぁ…はぁ…と吐息漏らしていて)
「 ………ご覚悟、なさって下さい 」
( ヴェルの涙を拭うと、触手を動かして 今度は向かい合うようにして
自分の膝に座らせる…また、背中に手を回して 服の上から何かをしつつ… )
「 …………… 」
( 酒の残りを口に含め、少し抱き寄せてから口付け…酒を流し込んで
自らの舌を ヴェルの口の中、まるで二本の触手に弄ばれているかのように動かす )
んぐっ…んぐっ…も、もうかんべん…さ、さすがに…そろそら…おなか…やばい…!んひっ…っぁぁう…ぉっ…んんっ…んむっ…!
(もはやされるがままの人形状態、再び酒飲まされては、お腹苦しそうに摩りつつ、口内動かされ目が蕩けて、唾液も大量に出てしまい…辺りに冷気満ちてきながら、脱力してしまっており)
「 ………ーん… 」
( ヴェルの様子に… さすがの白黒も、眼周りが蕩け始め…
舌を抜いてから、ヴェルの背中で服を緩ませていた両手で ヴェルの服を
襟辺りから下へずらして行き…上体の素肌を露わにして、自分の胸に押し
当てるようにして白黒の上体でヴェルの上裸の体を抱き包む )
「 ………… 」
( 体温を肌で感じ、自分の体温が興奮に高待っている事を知り…
角を甘噛みしながら ヴェルの背中を 神経に針で突くように撫で回す )
…にゃるっ…んにゃぁっ、にゃるちゃっ…んひっ…ぁっ…んんっ…にゃるぅぅ…
…あぅ…こ、これぇ…だめぇ…だめだよぉ…あたまおかしくなるぅ………
(もう既に酒などでまともな判断できるようになっておらず、温かな体温感じつつ、抱かれては子供のような気持ちになってしまい、角甘噛みされるのは、鬼のプライドへし折られるのも同意義で敗北感感じてしまい…ながらも、来る気持ち良さに素直になるしかなく…神経突かれるような感触に…目閉じかけながら、ぎゅっと抱きついてしまい)
「 ………… 」 子供のように 私にしがみつくこの子を見て…
( …少し、心を奮って… 自らの上の衣服を脱ぎ落とし )
「 … ヴェルちゃん 」
( 露わになった胸を 身を少し引いて、ヴェルの前に…
触手の拘束を解き、ヴェルの腰辺りを抱えるように腕を回し、
…何故だか 優しみと情欲で 深く 濃い甘さを持った声で名を呼ぶ )
………んぇ………な………に…………?
(さっきまでの攻めがなくなったの疑問感じながら、抱きついたままゆっくり顔上げて……首傾げながら、今度は何する気なのかと思い)
「…………ん 」
( ヴェルに口付け、しかしそれは責めというよりも慈しみの様な
愛撫の舌使いで…ヴェルの体を自分の腕の上で、赤子をあやす様な姫抱き
に体勢を変え、自らと ヴェルの上裸を露わにしたまま、今度はヴェルの
お腹を優しく撫でる )
…ぷぁ…もう…あ、やばい…おさけ…のみすじて…ねむけが………
(優しいキスで追い討ちとばかりに眠気刺激されてしまい、ウトウトしながら、ニャルにもたれかかり、撫でられてはあくびしながら力もなくなり、今のヴェルメリオは本当に幼女並みの力しかなく)
「 ………… 」
( ヴェルの頬を撫でた後、また 薬と酒を口に含み…
口付けと一緒に 喉の奥へと流し込みながら… また 舌を絡める )
「…………ん…」
( 片手で抱いているヴェルの体を支えて…もう片手が、ヴェルの…
太ももを大きく刺激する様にして 激しい舌使いと共に ゆっくりと撫で回す )
…ふぁ…ま、まだ…んぇ…んぐ…きゅぅ…んっ…んる……にゃるぅ……
(もう物言いする気力もなくなり、小さく甘い声漏らしながら、此方も舌絡めたりするぐらいしかできずにおり、酒飲んだ事により、冷気ではなく熱気を少し発していて……ピクピク体跳ねながら、太腿触られるだけで心地よい感触)
「 ………ヴェルちゃん 気持ち良いですか 」
( 一旦、舌を抜き…かなり蕩けて色を増した眼をヴェルと合わせて、
太腿を撫でる手を…その先、ヴェルの股へと移す )
「………」
( 再び、ヴェルの口の中へ舌を絡めて 今度は股を弄るてとは別の片手で
背中を抱え、抱き合う様にして激しい舌使いをする…)
きもち…いいからぁ…も、もう…やぁ…げんかい…にゃのっ…ぉ……
(甘々な声出しては、舌使いについていく余裕もなくなり、ただ唾液大量に出して、水音響かせるしかできずにおり…手で、撫でられては、ビクビク震えながら…自然に足閉じていき…)
「………」
( もう…本気でヴェルが限界だという事…
それを ほとぼりの過ぎきった頭が認識する… 今夜は ここまでにしなければ… と )
「 …………っん……」
( 両手で、ヴェルの腰辺りを抱えて 優しく舌使いを変える…
次第に、先ほどの赤子あやしの姫抱きへと腕の位置を下げて行き… )
……ぁ…ぅ………ごめん……にゃるちゃん…んんっ…おや…しゅみ……
(体調的にも精神的にも限界…口に舌優しく絡めたまま、あやすように抱かれれば…ゆっくり目を閉じて)
「 …………… 」
( ヴェルの…眠りを確認すると、ベッドの上へ運び…服を着せ、掛け布団を被せ
最後に散らかった酒樽の山を片付ける… )
「………………おやすみなさい、ませ」
( 最後に、即席でチャーハンを一山作ると…ラップをかけて、
自身も部屋から出て行った… )
「……… ん はぁっ!」
( 何の悪夢を見ていたか 汗びっしょりの状態で飛び起きた )
「 …… あ …アリに散髪される夢を見た…」
……いやほんとにどんな夢っ!?
…というか汗やばいじゃん…大丈夫?
(起き上がったナイアの近くに座っている仮面使い、少しビクッとしながらも起きた事に安堵し、ハンカチで汗拭き取ってあげていて)
「 え ええ、大丈夫ですわ…というか 面皮さんですの…?
寝る前、ヴェッちゃんの冷たい感じがしたはずなのですけれど… 」
( 「思い違いなのかしら」、と布団から出て来る… )
「〜〜ッ…病気明けって 意外とさっぱりしますわねぇ 」
……あ、あはは…今は…う…うん、ヴェルは…ね…はは…
(一応この城の監視係、ナイアが寝ている間何があったか知っているため苦笑浮かべ)
……だねぇ、まぁ、その感じなら元気そうでよかった…
「………含みがあり過ぎですわ、面皮さん…そういえば
寝る前、確かニャルの香りもヴェッちゃんと一緒にしましわねぇ…
あの子のこと、わたくしが倒れてれば起きるまで看病する様な子だし…
ヴェッちゃんと一緒に居なくなってる匂いの動き方から、まぁ
何時ものバトルでもやってたのかしら…?」
( ボサボサになった髪を整え、布団を正… )
「 …… ぁVVぁVV・ ・ ・ あ''ーー…… 」
「……して…面皮さん…何故、わたくしの妹は
全身筋肉痛を一段と酷くしたみたいな事になっていますの?」
( 無茶苦茶な頭痛に耐え喘ぎ、ベッドの上で頭を抱えて
血走った目で苦痛の声…空にした樽の総数 193…無事であるわけが無い )
………なんで匂いで覚えてんの?
……まぁ、そうだね…ある意味バトルだね……
(目線逸らしながら乾いた笑い)
………あーー、えーと……ヒント、酒……
…後そこの樽…ってこれ答えかな…?
(昨日何があったか知っている身、自業自得だと思っており、仮面くるくる回しながら大きく溜め息吐き…ゆっくりニャルに近付き…)
…ゆうべはおたのしみでしたね…
「……ヴェッちゃんと…酒、バトル…… いやいや無理し過ぎですわ…
…やれやれ、わたくしの妹は稀に決定的な愚行を犯すことが唯一の欠点ですのよ 」
( 呆れ替えで、未だ頭を抱える白黒を見て…戸を開けて出て行った )
「……(ザレッドでも探そうかしら)」
「 ……えぇ… 可愛らしかったです 」
( 頭の中で宇宙が四つほどパンやスコティッシュフォールドしながら
川でグラグラレボリューショタッパーというわけのわからん状態になりながらも
聞こえてきた声に僅かな冷静さで対応… )
「……ヴェル様から顔の直視は困難になりそうですけれど」
…そうそう、ほんとバカだ思うよ…
…大丈夫?感情無いとく?少しマシになるよ?
(さらっとえぐい事言いながら手を差し伸べて)
「 …………はぁ …[自主規制] [描写できません]…… 」
( 舐められた発言にピタリと動きを止め、自らの腹と頭に[自主規制]
し、無理やり現在の激痛要因を消去する… )
「 ……貴女様のヤブ医療は信用することなどできませんよ 」
……や、ヤブっ……!?と、というかいきなり目の前で…うぇ、朝からそんなん見せるな…吐きそう……
(わざとらしく口元抑えながら、少し怒っているのか仮面被り出て行こうとして)
「 …あぁ、姉様の面倒見にはきっちり感謝させて頂きます…
二日酔いの最中であった私には出来ない事でした… 」
( まだ酔いがあるのか一瞬壁に頭をぶつけそうになり )
「 失言をお詫びします…これからも、どうか姉様の方をよろしく…ゥ…
お願い致します…わ 私は…これ…にて… 」
( 若干ふらつきながら、影の中へと入り…今度はベッドの角に頭をぶつけ )
………本当に大丈夫なのかあの姉妹…
見てて不安になるわね……
……まぁ、とりあえずまだ監視はするけど……
(そう言い赤坂も部屋を出れば、仮面の目を監視カメラ代わりに、画面として見てはそのまま自室に戻り)
「………… 」
( 精神安定剤(旧用)酔い覚まし(極大)を飲み込み、昨日寝かせた
氷鬼の部屋の前…未だふらつく頭をはっきりとさせてから、ドアを叩く… )
「……ヴェル様…ヴェルメリオ様…おいでにらっしゃいますか?」
………………………なに……?
………あたい…その…あれなんだけど……
(流石に昨日の酒と意地悪により、酔いも全部醒めてはおらず、頭抑えながら少し嫌そうに出てして…ニャルの姿見た瞬間扉閉めようとして)
「 [ガタ]…謝罪、及び酔い覚ましを届けに来ました…
…何も怪しいことはしません、お願いですから開けて下さい… 」
(扉と壁の間に手首挟んで止め、視界が上下反転するが
何とか声を絞り出す…当然怒られるのは知っていたが… )
「 ……お怒りも…分かります……その事に…納得のいく謝罪をしますから… 」
……………なんもしない?ほんとになんもしない?…なんもしないならはいっていいよ…?
(あからさまに疑っている様子、昨日された事酒飲んだとはいえしっかり覚えていてしまい、扉ゆっくり開けて)
「…… …感謝致します……」
( 心底、言葉と同じ気持ち…後ろに引っ張って来たクーラーボックスを背負って
ヴェル様の部屋へ入る…… やはりか、寒い )
「お邪魔します…ヴェル様…まず お部屋から整えさせて…」
(言うなり、影から掃除用具をを引っ張り出す )
……えっ、いや、しなくていいしなくていい!
ちょっ、そ、それだめっ、しなくていいからっ!!
(部屋掃除されるとは思っておらず、ニャルの肩掴み揺さぶり…部屋の寒気増して)
「 ーーーーッ っぐ… も 申し訳…ありません…
そ 掃除してはいけない理由が… あるとは …思わず… 」
( 肩揺さぶられた途端に片目閉じ、片方を見開き…
震える掴まれた肩を何とか収め、掃除用具を影の中へ戻す )
「……用意した…焼飯は…捨ててしまいましたか…?」
( 一旦、クーラーボックスの中から酔い覚ましを取り出す )
……い、いや、いいよ…見つけられたらやばいのがあるあたいの落ち度だし…
…あ、あれね…いや、目覚ましたら何か半分ぐらいしかなかったけど…まぁ、食べたよ?
(喋っている途中にだいぶ酔いも醒めてきたようで呂律ちゃんと回り出し…しっかりと目線合わせながら喋りつつ、眠そうにあくびし)
「…(見付け…?やばい…?ヴェル様の…何?)…あぁ、食べて下さったのですか…
それなら…酔いの方も大分…覚め…さめっ さっ あぁっっ!? 」
( 冷えた部屋、クーラーボックスの水滴…それが見事にクーラーボックスの前で
氷の床を作り出しており…注意力も能力も酔いで鈍った白黒はそれでベッドに向けて… )
[ ベキッ ]「 ッッ…… ぅぎ… (さ 散々… )」
( 後頭部をベッドの縁に派手に打ち据え、ベッドを大きく傾けた挙句
ひっくり返って来たクーラーボックスに打撲を与えられた )
…うん、ちょっと…ね?あたいの宝物というか…ははっ…うん、おいしかっ…たよっ!?だ、大丈夫かいっ!?
(照れ臭そうに頬掻きながら言いつつ、味の感想じっくり言おうと思い出していると…目の前で綺麗に滑ったの見てしまい…)
…あ、だ、大丈夫?じ、地味に痛そう…だけれど…
(心配しながら手を差し伸べ、邪魔なクーラーボックス部屋の隅に寄せておき)
「 ……~☆~☆~☆~…み られたくない物に… ついては… 詮索を…致しません…
焼飯の内容は…ガーリックバター豚チャーハン…でした…よ… 」
( 差し伸べられた手をゆっくり降ろさせて、ふらつきながらも立ち上がる… )
「 で は…ひとまず…謝罪を…[ スルッ。 ]ぉっ 」
[ ドス ]
( ガッデム、先ほど打撲を与えて来たクーラーボックスの水滴が
立ち上がった所の下、更に氷の床を作っていた… また 今度は尖った所に
後頭部を打ち据えてしまった )
「 ……… も うしわけ …ありません …… い 今直…ぐ… 」
………そ、それは助かる……うん…………
…あ、そ、そうだったんだ、お、美味しかったよ?
(少し不安になりながら、立ち上がった所見れば安心して…)
…い、いや、謝罪なんていらな…あ
(最後の一言が全てを物語っている、正直頭に穴空くんじゃないかと不安になりながら、流石に困惑、苦笑浮かべながら、ガシッとニャルちゃんの体掴み…そのまま持ち上げ背負い…)
……うん、今直ぐ治療…ね?
「 ……助平を働き…本当に申し訳ありませんでした…」
( 背負われつつ、また歪む視界の中で呂律の回らない口をどうにかはっきりとさせ )
「……貴女様の気が済むまで…謝罪を続け…貴女様の命令を受け付けましょう…
愛らしさのまま…私めの好きにしてしまった事をここに深く謝罪致します… 」
………あ、うん‥別にいいよ?…あたいが、ちょっと悪かった気もするし…ただ、こういうのはザレッドの役目でしょーに…とは思ったけどね…?
(溜め息吐きながらそのままトボトボ部屋出てあるき、どこかに向かっている様子…)
…別にいらないって…大丈夫大丈夫…
…うん、でも反省はしてね?
「…ザレッドには…随分と、死に目に遭って頂きました…
私に向かって…星の数ほど、悪戯をされましたからね… 」
( なるべく体重を軽く組み直し、負担を減らして )
「……反省はしていますけれど……貴女様を抱っこしたり
贈り物をしたり、頭を撫でたりは…我慢できそうにありません」
………反省しないよ?あいつ…うん、星の数よりもっと増えるだろうね?恐らく……
(まだまだ余裕なので、寧ろ軽くなれば歩くスピード早くなり)
…それぐらいならいいよ?頭撫でるのは勘弁したいけれど…まぁ、うん…君もあいつと同じな気がするし…
「 ……そうなれば再び死に目の淵を彷徨ってもらうまでです 」
( 少々目が回ったが、もう少し体重を軽く組み直す )
「…やったぁ」
………あっ…あいつタヒんだな……
(彼が今何やってるか知ってる為、冷や汗かきながら着いたのか足止めて…)
…過度なスキンシップは禁止だから
「……………」
( 言葉から、何かを察する… )
「……貴女様からOKをお受けいただくまでは…控えましょう」
……あ、いや、なんでもない、察さなくて大丈夫…あたい的に、あれはね……
(思い出しただけでも少し気分が悪くなるもので、そのまま…医療室入れば寝かせて…)
…うん、それが一番、かしこい
……………
( 自分で穴の空いた後頭部に消毒、異物撤去と包帯を巻き
今朝の傷や体内の有害毒素を除去して後に包帯を巻き直す… )
「……私めの隠し事…そして本来と、恥ずるべき求めるものを
曝け出すことができたのは…貴女様が唯一です…貴女様の…
ヴェル様の事を半端では私めも考える事はありません…故に…
ふざけ半分の行為は決して出しません… 」
……いや自分でできるんかい…まぁ、それなら手間かからないけど……
…へぇ、そうなの?…じゃあ、ニャルちゃんはあたいを頼ってもいいんだよ?…信頼、するから…
(にっこり笑いながら親指立てて、大丈夫そうな感じにホッと息吐き)
「 ……私の弱い所見せたって…幻滅、しないで下さいね… 」
( 少しだけ立ち上がると、ヴェルを軽く抱きしめてから上記…
直後、離すが少しふらついてベッドの上に戻る…妙に、安心した表情 )
「 ……ヴェル… …ヴェルさんには…ヴェルさんの信頼以上に、私は
貴女様に依存してしまいそうですね… 」
…安心しなよ、幻滅なんてするもんか、同居人…というか、親友だろ?
(ニコリ笑いながら頭撫でて、抱きしめられるぐらいなら嫌がる様子もなく…☆型の氷を器用に作り始めて)
…ふふっ、酒、ギャンブル、あたいってか?
…依存はいいけど、潮時も大切だからなぁ?
…………………
( 頭を撫でられた後、目を閉じたまま体を起こす )
「 ……私としては前者二つを飛ばして、ヴェルさんのみが良いのですが …それに 」
( 続けて言おうとした言葉を押し留め 目を開いてからヴェルの顔を見つめる… )
「……( …心に潮時が無いから…私はここにいるのでしょうけれど) …
…… 従者に、忠を捨て去ることなど出来ませんよ 」
……………………ははっ、それは難しいもんだと思うよ?あたいと一緒になる時点でそれも一緒…それに…
(此方も目線外さずしっかり聞きつつも、氷の彫刻を辺りに散らし…)
(……皆みたいには、なって欲しくないし…ね…)………でも、従者もいつかは主人の為に…捨てる時が来る…かもね?…ま、あたいはそんな時が来ず…ずっと日常を暮らしてたいけど…
「 …… 案外、我らとは…似た者同士、なのでしょうか…」
( 言うと、ヴェルを抱き寄せて膝の上に座らせる… )
「……それにしても、冷た過ぎず暑くもなく…姉様が
抱き心地が良い、と言いふらす理由も分かりますね… 」
( 頭を撫でつつ )
………かもねぇ、まぁ、同じ…ような化け物…だしね、元は……
(膝の上座っても変わらず彫刻作り…辺りに浮かせて装飾していて)
…メラーとで丁度いいんだよ、あたい達は…
…それに、今は少し加減加えてるから…ね
(頭撫でられては猫のように唸ってしまい)
「……次第に、氷の部屋みたくなっていくのですか…?」
( 左手で、人形を抱くようにヴェルの胴体を抱き寄せて
ひんやりとした感触の頭に軽くもたれかかり、頭を撫でる )
「 …… そういえば、以前…酔っ払った上で興奮剤を飲まれた
ヴェルさんを見たのですが…… その事で一つだけ、聞きたい事が 」
( 少し、抱く力を強めて )
「『鬼は 女をそういう風に扱う』…でしたか…
ヴェルさんは、私くらいの女子を''そういう風''に扱った経験をお持ちでしょうか 」
……ん、まぁ、ニャルちゃんは見てて?結構幻想的だし…
(氷の結晶大量に浮かせながら、部屋の光を遮るように氷の壁で覆えば…光が氷から氷へ反射、虹に輝いており)
…ぎくっ…そ、それは…その…も、黙秘権を発動します….
…そ、それは、うん、あたい知らない…!
(………どうやら思い出したくない様子、そして部屋のあれ…つまり……)
「…… 分かりました、今は根掘り深く聞きません」
( あっさり、と…質問を引き下げて また頭を撫でに戻る… )
「 ……反射光を此れほどまでに美しく… ヴェルさんを 今は独り占めしている
だけでも、というのに… いい贅沢ですが 幸せに思ってしまいますよ… 」
…た、助かる……………うん、それは禁句、あたいの前では………禁句だからね?
(余程思い出したくない様子…少し深く言いながら頭撫でられるの気持ちよく感じ)
…にひ、でしょでしょ?皆で隠し芸大会とかやる時にこれは王道のやつなんだー…すっごく綺麗だし…ね?…ニャルみたいに喜んでもらえてよかった……
「 ………… 」
( 何処から取り出したか、櫛を撫でる手に持つと 滑らかに 少し深く髪を整える )
「 ……隠し芸、ですか…確かに、私はこのように感嘆の声を溢しましたが…
この芸以上に美しい氷の景色を 私は知っておりますよ? 」
( …そういえば、いつの間にか「私」と… ふふっ )
…んっ、あ、ありがとー…
…上手だね、いいお母さんになりそう…
(思った事そのまま口に出して、皆とは違う少し水色混じりの薄い赤い髪が整えられるの感じ…)
…むっ、ほんと?…じゃ、これならどう?…更なる応用編…だよ?
(何個か光反射させたままで、指鳴らせば氷の結晶崩れて、光る粉が輝き辺りに浮き)
「 ふふっ…なら ヴェルさんは良く出来た子 でしょうか 」
( 少しだけ、ヴェルの髪を中くらいのところで結わえ
白色黒色の蝶が羽を広げた髪飾り、それを 何も感じさせずに結ぶ )
「 ……駄目ですね… 残念ながら、この景色では… 」
( ちょっとした頑張りように微笑むと、ヴェルの頬を撫で 冷たさを肌に感じ )
………子供扱い…むっ…言っておくけど、ニャルよりは年下かもしんないけど…それでも結構年経ってるんだからね?
(結ばれた事に気付いておらず、どんどん可愛らしい子供らしい姿に……不思議そうに見上げていて)
…むっ…そっかぁ…んーーー……後、これかな?…あたいの氷って結構自由に…できる方だから…さ?
(天井に氷柱を綺麗に並べて…その真下に長さや太さが違う氷の板……氷柱を少し溶けさせ水滴垂らせば…音が聞こえて)
「 …ふふ… いいお年頃であるなら、私をママにでもしてみますか?…ん 」
( 少しの冗談、それ言う間にヴェルの服に少しのほつれを見つけ
その部分を少し引っ張るなど気付かれぬように針を通して元の形へ )
「 ………… 姉様の象形流動法術とは違った音ですね…
ヴェルさんの歌声と思える、とても清々しく響く音の美術…
……お上手ですね、私をそう思わせるぐらいに 」
…………むっ…ふふっ…いらないさ、別にあたい一人で生活もできるし…魅力的かもしんないけどね?
(苦笑しながらも、少し考え込む素振りはみせていて、本当に気もつかないような直し術…圧巻とするだろう、見ていたら)
……そういや、そのナイアさんのその…なんとかかんとかって何だい?
…これが自然の美術…ま、戦闘にはあまり使えないだろうけどね…
(連続で水滴落として…気がつけば一つのメロディーが完成しており、氷柱が完全に溶けない限り鳴り続け)
「 ……あら、格好のいいお方… 私はいつでも お待ちしておりますよ… 」
( 旧神のボディスペックはやはり素晴らしく、肉と骨を貫いた穴…
全身の打撲なども早々に回復の兆しを見せている__ ただし、ヴェルの
体内診察を密かに行い、序でに簡単な手術を行う白黒にはどうでも良い事だった )
「 …天然由来を作り出すことは出来ませんか… そもそも、
出来たら天然では無いですね… これは失言でした 」
( 氷の音に耳を澄ませ、響く氷水の歌に目を閉じ…
姉様の、法術に関する知識を求められ、ヴェルを抱いていた左手を上げる )
「 旧神には、古来より精神と自然の奥とに最も近い地点に生きており、
地点にあるその力に順応する為、生物とも神とも違った存在へと成り得ました… 」
( 上げた左手から、限りなく自然現象に近い発火、放電、振動が小さく広がる )
「 順応した力は、我ら旧神の扱い方により… 精神及び自然における
強い命の操作…簡単に言えば、『 魔法 』の様な扱い方をする事ができます 」
はいはい…まぁでも、色々一段落終わってから…ね?
…というか、そろそろ部屋出ていいんじゃないか?
(体調良くなってきたの見れば安心、恐らくもう大丈夫だろうと思えば、少々城中の皆が不安になってきていて、何か嫌な予感もしており)
…流石にね…でもいつも酒飲んでるから出来ることだからね…水分は多いさ…
(流れる氷の音楽、ゆったり、テンポ崩れる事なく流れているそれは、密かに癒しと眠気を誘い)
……なるほど、命の操作…ねぇ?……結構、万能って事でいいのかな?…勿論、デメリットあるのは分かってるけど…
(見える面白い現象、興味深そうにじっと見上げて、当たり前の事を問いかけ)
「 ……そうですね…傷も、酔いも癒えた事です…参りましょうか 」
( 言うと、服装を整え ヴェルを軽々と持ち上げベッドの下へ立たせ… )
「…まぁ、大体はヴェルさんの言う通り…そして、私は簡単な部類である、『波動』
クラスの扱いにのみ、長けています…能力の助長に他の能力を使えど 」
( 左手より迸る空気と、熱が部屋を濡らす事なく氷を取り払った )
「…高位の存在である『 法術 』の段階を軽々と操る姉様の足元にも
及びません…我々、旧神の反則的体力もこの力への 順応による副産物です」
……ならよかった、っと、あーー…何か…だれかやらかした感じがする…
(ホッと一息つき、立てば持ち前の勘が働き、苦笑し冷や汗かいて)
……へぇ、じゃあ、ナイアさんはどうなんだい?
…あたい達にはいらない技術…というか、身体能力だねぇ…
(少し驚きながらも喜んでおり、首動かしながら何か思い出していて)
「 ……少々、名残惜しいですけれど…また 会いに来ますね、ヴェルさん 」
( そろそろ 白黒も無視できないレベルでの予感を察知すると、髪を整えて… )
「…次、会う時は 貴女様に、名呼びか ちゃん付けで呼べるだけの
度胸は付けておきます… 」
( …瞬時に、何時もの… 気難しげな冷徹の表情と化し
自らの影へと入り込む… その時間、僅か数秒の出来事 )
……………場は移り…………
『 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 修理 ・ ・ ・ながぁぁぁぁぁぁい・・・ 』
……うんうん、またね?…さーてっ…あたいも部屋戻って…飲み直しかな…
……しかし、この感じから察するに…準備はしておいた方がいいかもねぇ…
(そう言いながら部屋歩いて戻り…ニヤリと口角上げては、まだ鬼の好きな事があったの言い忘れてたなぁと思い出し…)
…静かにしてくれませんか?ロボットさん…はぁ……めんどくさいなぁもう……
(一緒に近くの椅子に座って…いるように見えて少し浮いており、だるそうにそちら見ながら、何か電子機器を弄っており)
『 ...暇には弱いんだよ マスターと似て... あぁーあ はやく
マスターでも弄りたいなぁ... 』
( 即席修理の出撃は中々に響いたか、左腕の内部系
完成制御装置と波動エネルギー系統の修理中 )
『 ...メイドも 私のことほっときやがって... 』
…何故自分がこんな奴の見張り任されなきゃいかないのか…はぁ、はやく医務室に戻りたい…戻って薬作りたい…
(何か一致している者同士、実体化しながらパチパチ火花放ちつつ機器触り、チラッと様子見しながら暇そうにしており)
…やっぱ、こういう所はザレッドと似てるな〜…
『 黒モヤシにこんなやつ呼ばわりされる覚えなんて無いですよーだ 』
( 両腕標準装備の、連射式レールガン…残った右腕の様子を眺め
攻撃を行うには何の支障もないことを確認すると、上記 )
『 はぁーあ... レーザークリスタルさえあればなぁ... あーんな
デカイだけの緑クジラに不覚取られる事なんてなかったのに...マスターも
気が利かないなぁー.... 暇だー 』
………調子に乗っているんじゃないぞポンコツヘボット…
(煽るように言えば笑み浮かべており、機器弄るの終えたのか操る幽霊に持っていかせて)
…たしかに軍勢は凄かったけど負けたお前が悪い…
だから、言い訳してんじゃない…とはいえ暇も確かなんだよなー…
『 言いやがりましたなー この腐れ医療班... 』
( 此方も此方、売り言葉に買い言葉で迎えると
近くに置いてあったイオンキューブを手に取り、お手玉の様に放る )
『 キチッと復活してゲインズと砲台全滅させたの私ですー
...タブロックに、リボーの群れをアーヴァンクごと薙ぎ払って
あのデカブツと怪獣バトルしてたメイドには驚いたけどさ 』
………ん?やるか?そこまで言うんならやるか?自分強いよ?
(このまま口喧嘩しててもどうしようもなさそうなので、苛立った顔しながら透け始めて)
残念ながらあの機械の砲台とか再起不能にしようと時間稼いだのは王ですー
…それには同感、後、自分も一応治療はしてやったんだからな?
『 わー この医者怪我人に手ぇ上げようとしてるぞー サイテー 』
( 緑色に光るキューブをお手玉し終えると、小箱に詰めて隣に置いて )
『 ...むー つってもあたしの働き皆無とは言わせないから、
...それについては マスターより上手かったし素直に感謝、降参... 』
( その礼と言わんばかりにイオンキューブ入りの箱を
医者の方へ軽く投げ、バツの悪そうに直った左腕を眺める )
『 ...だけども聞かせてよ なんでこの城ではあんなAクラスバイドを
軽く超えてそうなモンスターにメイドやらせてんの、聞けばマスターと
お付き合い関係の黒い子もその手の奴って話じゃない... 』
…それ言うならお前も死人に手出そうとしてたんだからねー?自分の魂までやる気かっての…
(半透明になり、指鳴らし霊術の練習、復習しており)
…まぁ、それについては助かったよ、何機か壊してくれたそうだし…そこは感謝、だけどもうちょっと倒せなかったの?
…ま、当然だよね、自分褒められて当然の働きしたから…
(調子乗りながら更に煽り、見た目紳士でも中身はかなり性格悪いのが分かり、投げられたのを腕だけ実体化させキャッチ、変な物と見ており)
…そうだねぇ、ま、これはザレッドから軽く聞いたけれど…どうやら、あのメイドが支えてた主人がいなくなったそうで…で、なんやかんやあっている感じ…ぽい
…それは……うん、説明すると長くなるだろう
『 テメーみたいな死人が居てたまるかって話ですよ 全く似合わない格好しちゃって 』
( 波動エネルギー系統が直る気配を感じ、試しに と… )
[ ーーーーーーーー ループ1 チャージ完了 ]
『 おー 直った...倒す前に相手が消しとばされるんじゃしょーがないでしょうが、
その点、しっかり避けてるゲインズとアンフィビアン見つけ出して沈めたあたしの
功績だってアンタに負けず劣らずだよーだい 』
( イオンキューブの使い方を言おうとするが それを言うのをやめた )
『 ...なんや、かんやって... はぁ...あたしの生まれに負けず劣らず、
ぶっ飛んでる場所だなぁ... その点、ちゃっかりして分かりやすい
アンタは結構信用できる所にいるってのが腹立たしいなーもう 』
紳士服で何か悪いんですかーっと…お前といたら何か知能が下がりそうだ…
(罵倒しながらも少し呆れて)
ま、あいつらの火力がおかし…ていうか、まだいるの?あーいうやつ…
めんどくさかったし助かった…勿論自分が負けるなんてありえないけど…
(キューブくるくる回しながらわざと手から滑らせ)
……まぁ、な?自分は強いよ?弱っていたとは言え、あのメイドに勝った事だってあるさ…
『 下げてろ下げてろ 腐れに無駄な知能を持たせとくと碌な事にならない... 』
( 『碌な事』と言った時点で、これまたバツの悪そうに自分の腕を見る )
『 んー あの女を... ッッッてっ!? あ あんな怪獣に勝ったってぇっ!?
い いやいやいやいやッ あのグリーインフェルノを単純なパワーで
上回ってる様なバケモンにどうやって勝ったっていうのさっ...!!? 』
( 『弱ってる』を聞き逃した )
……はぁぁ、そろそろいい加減に怒るぞ?自分幽霊だからか、構造と分解は簡単にできるんだからね?
(全身実体化しながら指を360度回転させて)
…だから言ってるじゃん、強いって…それに、霊術ならザレッドの師匠…まぁ、それだけなら彼より数倍は上さ…後…愛刀も、久しぶりに使いたいなとは思うがね…
『 す すっごい...なぁ..... だ だから....現在進行形で
付け回されてたり...する わけ....? 』
( 見る所を、少し後ろへ… )
「……その通り、手負い獣に対して一切の容赦無く トドメを刺しに来るだけの
強さは持っておりましたよ…では、久しぶりに
死の世界でも見ていらっしゃいませんか? 」
…………………ふーむ…なるほど?…どうやらリベンジがしたいみたいだね?
(内心超焦りながらも顔に出さずに考え込み)
……あー、生憎、自分は今から愛刀の手入れをしなきゃいけないんだ、だから、うん…また今度…
(そう言いながらゆっくり透けて逃げようとし)
「 …今現在、私めは友人より継いだとある杖を所持しております…
その、実戦経験を積んでおきたいと考えていたところなのですが 」
( 一言の元ー嫌でも白黒の右手のものに全ての目は吸い寄せられるだろう…
威圧感と 溢れる森羅万象あらゆる力の源泉…まごう事なき、あの天使の それ )
「…並びに、ルージュ様…貴女様は現在、私めと
必ず戦わなければならない、貴女様の知らない事情が舞い込んでいるのですよ 」
『 ........なぁ...嘘か? 』
……………え、えーと…なんかそれすっごい嫌悪感湧くものなんだけど…何か、自分にとって天敵って感じが…
(溢れ出る力と威圧…流石に冷や汗も出て、頭抑えており…どうしようかと考え)
…はぁ、仕方ない、少しだけ相手をしてやろう…ただし…自分は今色々と複雑な事がある…だから、はやくやろうか?
(ここで嘘だと言えばいいものを、見栄張ってしまい、溜め息吐きながら挑発するように手招き…明らかに、何処かの魔人と似たような事しており)
「……ええ、なれば『 一撃 』の元、貴女様の戦意並び
勝利の意思をへし折る事にいたしましょう…そして、一応紹介を挟みます 」
( 数歩、後ろへ下り…その杖を 後ろへ掲げる )
『 な なんか嫌な....嫌なっ....!!! 』
( 既に慣性制御系が直っていたケルベロス、気配を察知して逃走 )
「 この杖があった元の鞘…私にそれを受け継がせた友人の名は
『 カレン・アーティフル・コマンド 』…名実共に私を超えている… 」
杖に 森羅万象の源泉へ 旧神の__ 精神的最高位の力が 落ちる
( 漆黒のいかづち 杖の振動のみで空間が歪み始めた事を
気に止める様子もなく、白黒はルージュを見据えて杖を後ろに構える )
「 最強の 天使です 」
……………なるほど?………すまん、逃げていいか?
(圧倒的なプレッシャー感じ、やっと出た一言がそれ、しかしながら当然とも言えるであろう事…)
………………
(無言で実体化しており、愛刀、フェリスィテを手にし…少しばかり、前より刀身は輝いており、それを構えて一言)
……許してくれませんか?
「 ………… 10秒以内、私の背後へお回りください 」
それ以降の生命保証は了承出来ません
( 杖が大きく引かれ それに伴い歪みが増え… 殺意と力に溢れる
冷たい白黒の全身 それを中心に 嵐を見まごう怨嗟の濁流が 目に見えて現れ )
『 カレニャル合体魔法 』
っ…!!!!!!!
(明らかにまずい空気っ…!威圧感に包まれるも動けないほどではなく…)
…透明化っ!!
(念の為に刀ごと一緒に消えて高速でニャルの後ろに…冷や汗大量にかき、息も絶え絶えになっていて(7
「 …… 」
( ちらりと背後を見やり、ルージュが避難したのを確認… )
滅び去れ
( 直後 白黒より前方をエネルギーが 光と炎が世界を見まごう
城を超えてはるかかなた... その先、 木星と呼ばれる星が消滅した )
地球にも 一つの星が迎えた最後が光の爆発となりはっきりと伝わる…
「 … 失言には注意なさって下さい、ルージュ様…
我ら旧神一同、私より上の力を持つ方々はこれを造作もなく行います 」
( 杖を床にトントンと突き、城を 貫いた山々を… 星を新たに生み出す。 )
「 これが貴女様が勝てると言った者の姿です 」
…………………………………………………
(唖然、もはや言葉も出ない…当たり前ではあるが、こんなのを見てびびらない人間はいな…………)
……………ふくくっ、それでこそ面白いっ…あー、えーと…で、なんだったっけ?あー、自分がこれに勝てるかだっけ?……………………
(突然流暢に喋り出し、狂ったように笑い……そして、疑問に言葉返す…かと思いきや無言貫いており…よく分からない心情だろう…だが、はっきりと顔は笑みを浮かべて、目も不思議と輝いている)
「……録音機が、ここにあります…」
( 結構古い型だが、しっかり動く奴を取り出し、
なぜか上機嫌のルージュへ向ける )
「……負けをお認めになって下さいませんか?」
……かひひひひひっ…あー、聞こえた聞こえた…星が破壊される音も、コンマ1秒ズレなく聞こえた……
(さらっととんでもない発言しながら未だ笑い止まらずに何が理由か笑っており…)
…あー、うん、負け負け…今は、勝てない、負けさ…
「………… ……ふーーーーっ……」
(負けの声を確かに聞き届け、録音し… その録音機が、姿を消すまでを
しっかりと目に収め、そこまで至った時、初めて肩を楽にした )
ひょい
「…何が面白いのか知りませんが、取り敢えず…
負けを認めてくださり、ありがとうございますね… 」
( 笑い続ける幽霊を拾うと、部屋を出て )
………いや?これなら…勝てるかもしれないという希望はあるからな…少しそれがツボに入っただけ…ふぅ…で、何故自分は持ち上げられてるの?
(少し落ち着いたようで深呼吸しながら答えては、まだはんせいしていないような口ぶり、戸惑いながら何故こうなっているのかと首傾げ)
「 …ええ、これは必要事項…そして説明するには、私めが
ルージュ様と手合わせを行うに至った理由から説明せねばなりません 」
( 自室へ入り、机をずらし…下の 階段へ入る )
………じゃあ、説明いいかな?
流石に、それは欲しいね…?…自分の、その戦闘するにそれは訳分かんない…
(抱き抱えられたまま連れ去られるように…空気読んで透明化ならず)
「 …透けてなさって構いませんよ、あとで貴女様が苦を見るだけですので…
…こほん、では… まず、貴女様との手合わせに至った理由です… 」
( 暗く、次第に暗くなっていく道をドンドン進み… )
「 通常、旧神の殆どは自らの戦闘に関する連絡を身内へ取ることはありません
理由は様々ですが…専ら、身内へ知らせない方が何かと都合の良い事が多いのです」
「 もし知らせるにしても…出来るだけ、目立つ部分は隠し、ありきたりで
興味を引かない報告ばかりにする…それが私達 下級の基本となります 」
……う、そう脅すなよ…はぁぁ…
………で、それとこれとどう関係があるんだ?辻褄が全然合わない気がするよ?
(溜め息吐きながらついていき…少し嫌な予感抱きながら、辺り見渡し)
( 暗い道をさらに進む中… )
「 此処からが貴女様もやっと理解できる本題です…以前、私めは貴女様に
よって弱り果てた所を殺害された出来事がありました…その時はアルスターの
手により復活を遂げましたけれど…それまでの、期間が長過ぎました 」
( 一呼吸置き、ルージュへイメージを流し込む… )
『 月魔の妹を 完膚無きまでに殺害できる力を持った 幽霊がいるらしい 』
「 ……この様に…貴女様がやっていた様な、誇張された報告が
私の手を加える暇などあるはずもなく…
大御所様達の所へ 届けられてしまいました 」
…………………………………………………………………つまり、公開バトル…………ってこと?
(震えながら声に出したのは恐らくそういう事…ゆっくり深呼吸し…)
………………手加減とか、してくんないかんじ?
「……いえ、そういう訳ではありません…」
( 幾らか明るくなってきた道… )
「 …大御所様達が考える事、それはその様な相手となれば
その実力の程を、という建前で玩具としたがる事です…場合によっては
城へ攻め込んでくるお方もいるやもしれません…それは私とて望まぬ事です 」
「 その為、貴女様が私めには敵うはずもないという事実を
大御所様達への報告として伝えに行く用意をするのですよ…
既に証拠の一つは送りました、後はルージュ様の一声のみです 」
……………あー、なるほどなるほど……なら、安心かな…流石に自分達が束になってもその大御所達が来たらそこらへんの埃のようにすぐ払われて終わるだろうし………
(ホッと安心息吐いて…流石に無理ゲーだと思いながら、当然従うしか道は無く)
……りょーかい、とりあえずそれっぽい事言えばいいんだね?
……で、それを今言えばいいの?
「 …はい、その審査の為 …とある方がいらっしゃっております…」
( やがて辿り着く、その扉は 古めかしい木造の扉… )
「……どうか発言にはお気を付けて…」
白黒が、鍵を外す
………ふむ、了解しました…
…じゃあ、頑張らせていただきますね?
(見た目に似合った口調と性格になり…扉開けて入り)
[ ギィィ… ]
軋みの響く 隙間より埃の僅かに舞う古い扉が開いた先・・・
「 __呼び出しを掛けてより 三時の間が経つ...偽る浮世の軽中よ...
要りもせぬ虚人の姿に 何を誇る...何を注ぐ__ 」
( シックで 時の流れに脚を痛めた椅子を挟み その向かい側
大して高くもない ただ黒いだけの古い獣皮の椅子に掛けた 其の者の声は聞きに覚え )
「... 応えを __さすれば 否を謳うか 」
( 黒、と…瓜二つ、それでいて… 幾らか 成長した様な容姿の…
悍ましいものが 静としてただ そこにあった )
……失礼、友人と少し雑談を楽しんでいて…貴公みたいな大物から呼ばれているのに…遅くなり申し訳なかった…
(先程の態度何処へやら、上品に礼をしながら答えては、完璧に実体化、逃げも隠れもしないという意思が見えて)
……驚いたな、旧神というものは皆こういう姿なのですか?
……そして、応えですが………お引き取り願えるでしょうか?自分は…あの時、勝てたのは運にございます、一対一では勝てませんので…
(容姿に多少驚きながらも、できるだけ丁寧に返事し、事実を述べて帰ってもらうように願い)
「 __抜かせ 軽中よ... 声の主人ぞ 三つ子の内 中なり__
故に 小さき姉ぞ 見上げる妹に 似らず事にある事もない 」
悍ましきが 向ける視線 それは眼光 貫き通せど 傷は残されず の見えぬ 矢
「 . . . 嘘偽りを申せ. . .我 声の主人が 眼を前に その下__ 貴様の様な愚か者の
心の内など 見られずと思うてか. . .見ゆるぞ 見える. . . 見上げる妹 勝つる と . . .
貴様 その心が叫びを 我が元へ上げ 訴えておるわ 」
………あぁ、なるほど…道理で似ている訳ですね………これはこれで興味深い…というより、面白いですね…
(何か考え込む素振り見せながらも決して目線外さずに会話交わし、プレッシャーだけで精神削られる感覚)
…褒めていただけるとは…感謝の一言に尽きます…まぁ、はい、自分は貴方様の妹に勝てないのですよ、えぇ、この城の中で一番弱いとも言えるのですよ、悲しいことに…
「 …言い方を変えようか?戯言好きな生き霊よ…
月夜はこう、言いたかったつもりなのだよ お前の心は叫んでいる、
負けていない、 月夜の妹に勝てない事などありはしない と 」
( 頬杖を付く、白銀の視線を心臓に向ける )
「 これはこれは、とても嬉しい収穫だ…人の戦術とやらに
能ある鷹は爪を隠すと聞く__ お前の事を言うのであれば 大御所様方も
きっと満足の行く遊戯が出来るであろう…あぁ遠慮はしなくて良い
お前の心は嘘偽りを申していないのだから 」
…………確かに、そうかもしれませんが…とにかく、自分は戦う気は起きないのですよ、弱いし…何より、自分と戦ってもつまらないですから…
(目線合わせながらニヤリ口角上げ、徐々に雰囲気変わる気配がし)
……有り難きお褒めの言葉、というのでしょうかね?生憎、本気を出してもすぐ負けるのが現実…整備もままなってならないため…そろそろ、帰ってくれませんか?
「……ふむ良い胆力を土産に、か…
良いだろう、爪を隠した大鷹の言葉、しかと聞き遂げた… 」
( 指を鳴らし ルージュより前の部分が 遠くへ、遠くへと 引き延ばされる様に
はるか彼方へと離れ行く )
「 確かに伝えよよう…さて、我先と出掛けるは誰であろうか な… 」
………………さて、もう質問はないのかな?大物様…
…ないのなら、自分は帰らせていただきたい…
(離れて行く相手に指差しながら少し目を尖らせて問いかけ)
「…貴様は何を言っているか… まぁ あえて言ってもらいたいのならば
こう言って進ぜようか… 」
「 君はもう 帰っている 」
「 ___さま …ルージュ様、如何なされたのですか?」
( 寸時、暗がり___ 直後、目の前にあったのは 見慣れた顔 )
「 ルージュ様…対話は…終えられたのですか? 」
…………あーーーー!!!終わったっ!終わった終わった!!!っ…はぁぁぁぁぁっ!ほんとめんどくせぇんだからよぉっ……!まじふっざけんじゃ……あ、うぃっす…
(消えたの分かり、戻ってきた感覚手に取れば本性表して暴言吐きまくり、これ見てはやはり彼と似ていると言えるだろう……手を振りながら適当な挨拶)
( 瞬時にルージュの頭に貼られた熱さまシート、その初めて見る様子に
目を何一つ丸くする事なく… )
「 ……様子だけを見るに… 芳しい結果にはならなかった、のでしょうか 」
……………熱出してるわけじゃねぇっての、これが本性…つーか、前出さなかったか私……
……あー、よくわかんないんだよな、それが…ただ…めんどいことになりそ、わりぃ
(いつもより目つきも鋭くなり、顳顬掻きむしりながら大きな溜め息吐き)
…………
「……最悪、ですね…」
( 頭を抱え、しばらく思考の海に戯れて )
「……とにかく、追加報告をして参ります…万が一の為、姉様へ
この事をお知らせ下さい…かなり絶望的な事態へと陥る前に… 」
………………仕方ないだろ、何か気に入られたぽいんだから……
……ちょっとまて、なんで私が報告しなきゃいけないんだ…?ニャルが話せばいいじゃん…そっちの方が信憑性もたけーんだし…
(未だ口調と荒っぽい性格戻らずにいて、普段のストレス等もたまっていたのかまた大きく息吐いて)
「 言っている場合では無い事などルージュ様も知っているはずなのですけれどっ… 」
( さっと影へ入り込み、言葉変えさせる暇もなく姿を消す )
・・・・・食堂・・・・・・
[ グラタンシチュー ]
「 ……うぅーん、新メニュー…迷うなぁー… 」
( 椅子に掛けたチビが、メニューを見て悩む )
……さっさと、飯食べよーぜ?……確かに気になるかもしんないけど……冷めるし……
(隣の椅子に座った悪戯好きは、苦笑しながら目の前のステーキ早く食いたそうにしており)
「 ……キミって目立たないけど結構食べるの好きね、洞窟でも然り… 」
( メニューを閉じ、オニオングラタンとサーモンバターステーキを前にして
スプーンと、箸を手に取る… 皿の隣に据えてあるのはコーヒー牛乳 )
「 デートタイムぐらい彼氏面出来ないのかしら? 慌てん坊さん… 」
……………そりゃ、まぁ…うん、性別も性別だし…何より、能力日常的に使うからな…
(意外と美味しそうなメニュー目にしてはゴクリ喉鳴らしてしまい…)
…なーんか嫌な予感すんだもん…また襲ってくるような…よくわかんない
「 体力で良いのかしら?…とにかく持続力付けときなさい 」
(「ほら」、と…サーモンバターステーキの半分を切り分けると
ザレッドのステーキが乗る鉄板に放る )
「……じゃあ、尚更わたくしとの時間をぶっきらぼうにすることは
許されませんわよ? …なぁんて、楽にしといてよ ザレッド… 」
……………いや、別にそれはいらない、丁度ステーキずらいで…このスマートな動きやすい体型維持できるんだから…
(そう言いつつも乗せられたサーモン一口でぱくり食べては…にこり幸せそうに笑い)
……分かったけどぉ…うん、最近ちょっと起こりすぎて慎重になってるかもね、ごめん
「 …ん…く …く…… っ はー…オニオンのしみた汁がたまりませんわぁ… 」
( オニオングラタン、上側をちゃっちゃと食べ終わると
器を傾けて下のスープをごくりと飲み込む… ザレッドの方を見れば、
自然と黒の顔もほころび )
「 謝る必要ないよ?…その分、あたしと居てくれれば良いだけ…でしょ?」
( にっこり笑って、サーモンを一切れ口に運ぶ )
…………失礼だけど…ほんっっとに失礼承知で言うけど…なんでそんな食べてるのに身長あれなんだ?
(一口大きくステーキ残り半分となる所でじっくり噛みながら聞いてみて)
…まぁ、そうだけど…な?…あ、それと………監視してんじゃねぇぞ……
(話す時はにっこり…だが、全く違う所見ては少し呆れながら小さく呟き)
「 …ふぅん?キミって身長高いお姉さんの方が好みっていう訳?」
( また一切れ口に、茶化す )
「 ……美味し…て、仮面様ですの?」
…………いんや、ちっちゃい方が見下せるし…遊べるから好きだぞ?
(舌舐めずりしては既に完食済み)
…あ、気にすんな、後でお仕置きしとく、適当に…まぁ、うん、だからとりあえず、今は大丈夫
「 まぁ…意地悪な人ですこと… ふふ、だからあたしも
君に甘えられる訳…だからキミの あたしより大きいとこも好き 」
( 完食し、手を合わせる… )
「…そうー じゃあ あたしはっ…と 」
( ザレッドの膝に向かい合う形で乗り、少し見上げて
ステーキの汁が付いたザレッドの口周りを拭き、唇を重ねる )
「……っふ…キミに何かされちゃおっかな 」
………ま、子供っぽい体型だからこそ俺は平然と接せてる…と思う……なんてな?
(意地悪に笑い返しに行こうと思い)
…へ?ちょっ、ま、まさかっ…
(何か察するも既に遅く、されるがまま口づけしてしまい、ほんのり顔赤くなっていて)
…っ…ったく、強引だなぁ…
「 ………… ふぅ 」
( そのままザレッドの膝に跨り、馬の背を抑える様に両手を
膝に付けて… )
「 …えへへ…♪ さあて、強引さでは引けを取らない
あたしのだんな様は、どうやって思い知らせるのかしら?」
……はぁ、全くこの性格は誰に似たのだろうか…最初の頃のお前が懐かしいよ…
(そう言いながら優しく頭撫でて、目を細めていて…抵抗する素振り見せる事もなく、ニヤリと笑い)
…さぁて、どうしよっかな…まぁ、別に意地悪にしても…いっか
「 そんなこと言いながら…そんなあたしが大好きな癖に、ねー 」
( 頭を撫でられるたびに力が緩む気がして…悪い顔になった
ザレッドを見ると、負けじとニヤリ )
「…ごゆっくり堪能なさいませ、ドSさん」
( 悪戯っぽい調子で、そう )
……うん、今も昔も…好きだよ?……はぁ、何かこういうのも言うキャラじゃ…まぁいっか…
(魔力込めて透明にした手を後ろからゆっくり向かわせながら、悪い顔返しに少し驚くも…
…こちらもそんな姿見れば面白いと思い)
……今日は叫ばずにいれるかな?…それとも、笑い転がるか?
(顳顬指でグリグリしながら問いかけ)
「 くふぁ… ひゅ ひゃ……んっ 喋り辛いからそこはやめて頂けないかしら?」
( 両手でザレッドの片腕を抑える )
「 それに、わたくし…くすぐられるのって平気な方ですのよ?
ニャルとはちが…あっと、忘れて下さいまし 」
………普通痛い、じゃないの?変わってんなぁ…
(片腕抑えられてもどうも抵抗せずにいて)
…あー、確かに、ニャルちゃんは弱かったなぁ…あ、でもナイアはあれじゃん?尻尾とかあるじゃん…まぁそれ以外の弱点知らないけど
「 … 実は ねー…あの子にも、尻尾あるのよ? 」
( そのまま片腕を台に、ザレッドにずいっと顔を近づけて )
「 そしてあたしの場合 尻尾は…アレなのだけれど…
ニャルのはシンプルにくすぐったい所ですのよー?あの子が
抑えきれずに笑う所、とっても新鮮で面白かったわぁ 」
……へぇ、見た事ないけどな…?
(顔近づけられても驚く事もせず…じわじわ引き寄せていて)
……それは興味深い…やってみてぇな…
「 で・も 」
[ グッ ]
( 一旦、両手をザレッドの肩に押し当てて
引き寄せるのを止めると、少しと笑いながら )
「 あの子、一回あたしにやられてから…ちょっとした細工で
普段は絶対に見えない様になってるの、そうでなくてもあの子の事だから…
普通にやったら、また…… 」
…………………あーーー、なるほど?嫌な予感がする……つまり、そう言う事でいいのか?
(両肩掴まれては何故なのかと首傾げながら見ており、透明な手をそのまま片手だけ尻尾掴ませ…もう片手は悟られないように、一旦距離離して)
……了解、了解…気をつけるし、やらないようにする、多分……
……で、そろそろやっていいよね?
「 うひゃあっ !? 」
( 突然、尻尾から背筋へ刺激が伝わって、ガクンと膝から
ザレッドの方へ力無く倒れこんでしまう )
「 はう…ぅ…不意打ちは卑劣じゃない…?もう…
…っこほんっ!じゃあ キミが頑張れる様にご褒美の条件付けたげようかしら 」
( 口で、なんとか力強く言い放つも … 不意打ちで
震える膝に 悶える様にザレッドの背に腕を回して呼吸が乱れた姿を晒していて )
「…うぅ ん… あなた好みに…うん!ちょうど良い、とても良い…
それじゃ ザレッド好みにあたしを3回ぐらい鳴かせてみせれば、そうね…
一回で、ニャルの隙を作る方法、2回目で好みの飲み物…3回目で
尻尾を油断させたまま出させる方法を教えてあげる…どう?やる気 出るかしらぁ? 」
………あー…その感じ、頑張れ?
(謎の応援しつつ、よしよしと頭撫でてはニヤリ笑い)
…ふーん?いいの?こっちちょっと頑張るよ?
……まぁ、そっちも頑張って耐えてみてね?
(そう言いながら顔近づけて…口づけしては、一気に近づけた透明な手で背中を這わせつつ、尻尾優しく触り)
「 ぅ…き キミのそういうとこ…いつまでも 苦手…… 」
( 力入らず、腕も振り払わずに不満そうな顔で見上げて )
「 …何、その 思わせ……っは… 」
( いう暇も、無く… 口から、下から背中から… 耐えようと思う一瞬の間
思考が真っ白に包まれて 思わず… )
「 ……っ!…… ……、 ーーっ… 」
( 両目を閉じ、今にも鳴いてしまいそうな様子でありながら
力の入らない両腕でザレッドを抱きしめ、懸命に耐えている…
しかしー… 目の前で晒された顔にはもう余裕なんてものは無く )
……ひふか……
(舌噛まないよう器用に喋り、余裕そうにしていて)
………んむっ…っ……んひひ…
(わざと弱く攻めつつ、こしょばすように手を増やしては脇や足の下こしょばしつつ、ゆっかり攻めてはニヤリ笑い……ゆっくり絡めて)
「 っ…ん…… んゃっ…? っ …ひ…あ……は ぅぁっ… 」
( くすぐられるのが平気とは言っても、感じる段階ではもう限度があり__
それで いて、絡められた感触に晒されて 涙すら滲むくらいに脳に刺激が飛ぶ… )
「 びゃ…れ ど…ひ…ぁっ ……ひれつっ…!…ひゃんっ!?ぁ… 」
( 抱き締める力が更に強くなり、手のひらがザレッドの服を強く握る…
見える様子も、腕から感じられる感触も 黒の余裕の無さがはっきりと現れており )
…………にゃに?…にゃいぁ…わりゅいから……
(ゆっくり優しくこしょばしては、じわじわ限界近づかせては、おまけとばかりに尻尾を優しく引っ張り、それでいて頭も撫でる…手を自由に使えるからの技…)
……ほれ…いいよ……んひひ…
(余裕ないと分かっても油断する事なく、舌絡めて…ほんのり赤くなった顔掴み逃さないようにし…)
「 ぅ っ …ん……む… ーっ!!…ん は…や…っ!?…ーーーっ 」
( 多方向からの、優しく激しく様々の… 全て、大好きな人から受ける 快楽に
もう 思考は冷静さもまともさも、何をしているのかすらも判断できなくなって
思わず、両腕をザレッドの胸に当て、距離を離そうと… )
「 っっ!? や ぁぁ… __んっ!!? ひゃ …あ あっ!!? 」
( しかし、拘束している腕はそうさせてもくれず…次第に、ばたつかせていた
足をザレッドの腰辺りで曲げて、腕も元の様に背中に回して…体を、密着させて )
「 ーっ ひゃー めっ… ひ ゃれ とっ…も…らめ …ぇ ぎぶ… 」
( 先程までの余裕はどこ吹く風か、涙の滲んだ目を
懇願する様に開いて 小さい口では思う様に言葉を出せず
舌に遮られて ただただ、一方的な快楽に 暴力的な刺激に甘く喘ぐ声を発している )
…んっ…ふふ…くひひ…どう…?わかった…?
(相手が泣きかけていてもやめずに、焦らすように今度は先程より弱く、撫でるように攻めてはら話さないように抱きついてしまい)
…らぁめっ…ひゃんと…あといっかい…こえ、きかせて?
(色々とまずい体勢になっているのだが、勿論そんな事判断する頭無くなっていて、じわじわ此方も顔蕩けてしまい)
…らすと…だから…ね?…がんばって…?
(優しく頭撫でながら少し息荒くなってしまい、ゆっくり、監視されている事も忘れて…力込めていき)
「 ふ…く...あぁ…… ……?」
( 責められて、抱き締められて… 瞳の色は 光の無くなり、
壊れた様に喘ぐ声と並びに 受け続ける快楽に堪え難さの涙を流す中…
何か 先程から ヒリヒリしてやまない、自分の股に…何か 触れた様な気がして )
「 ……はぅ…ぅ…ん… 」
( とめどなく体に流れてくる、快楽の海に争う僅かな間を見付けると…
左手を 刺激に抗い、ぎこちなく動く手を 下を見れないまま、自分の股に
触れた所へ… 言い換えれば ザレッドの下半身、下着の 中の物に触れて )
「 ……ん …ぅ…ん…む… ………」
( 何故だか、止めようもない自意識の崩壊の中で…目の前の人への
経験の無い感情に正直になり…快楽に身を悶えつつも、口の中で絡む
舌を積極的に絡め返して 左手に触れた… 固いもののを横から掴んで )
……ふぁいっ、終わりっ…!!
(流石にもうまずいと思ったのか、離れようとして…舌も抜いては…尻尾掴んで意識戻そうとし)
「 はぁっ… …あ…ぁ……… 」
( 急、自我を喪失する寸前に自らの全てを戻される…しかし
急激に戻され ついでとくっ付いてきた刺激の残り香は 未だ黒の頭を麻痺させ )
[ グラッ ]
( 虚ろに虚空を見つめ、薄く涙の流れた目のまま
体の重心が横へと傾き… )
………こっ…ちも…やばいんだからさ…刺激…すんなっての…!
(此方もあのままでは快楽に身を任せそうになってしまったため、助かったものの、頭クラクラとしているのかどこを見ているか分からないようか状態)
…っぁ、あぶねっ……
(なんとか抱き抱え、大丈夫か?と問いかけ頭撫でては…流石にやり過ぎたと思い)
( 抱き止められ、地面と激突は免れる__ 次第に、残り香も薄れて行き
ザレッドの気つけを促す言葉で、瞳にうっすらと理性が戻って来た… )
「 …ぅ… キミが ね…私を激しく好きなのは…めちゃめちゃにしたいのは
…分かってよかったけど…… うぅ…やり過ぎ…だって… 」
( 手足の自由もままならず、何とか体をザレッドの方へ傾けて )
「 ……すごいキスだった… 」
………うん、ごめん、俺もこれはやり過ぎたと思う…でも、ナイアも前したし…これでおあいこって事で…はは?
(乾いた笑いしか出ず、とりあえず離して立たせては、頭下げて咳払いして誤魔化し)
………はぁ、で、なんでこれしてたんだっけ?
(浮かせていた手などを元に戻しては、恥ずかしそうに頬掻いて…少し目線背けて)
……とりあえず、乱れた服どうにかしてくれ
……
「 ……は ちょっ… あうっ!」
( ザレッドの支えが離れた瞬間膝から崩れ落ち、上体がビターンする前に両腕を
床に立たせて、呼吸荒げながらもどうにか… しかし、四つん這い…それも
土下座をする様な格好になってしまい )
「 っうぅ…!立てないってっ もう…! 」
( 乱れた服に、今の体勢に…恥ずかしさの上塗りからか 怒った様に
言ってから 後ろへ重心を傾けて、座り込んでから服を整える … )
「 ……これで良いでしょ?…まったく…それで あたしは負けを認めた、
だからキミは報酬として…確か、ニャルの弱点三つを教えてもらう…そうね?」
( まだ立てないのか体育座り、それで不満げな様子で上目を向ける )
………はっ、一瞬意識が飛んでいた…いや、お前…うん、俺が悪いけど気をつけてな?
(頬叩いて意識回復、首振り溜息つきつつ、チラリ見ては手を伸ばし)
……大丈夫?
(怒った様子に反省しながらも、楽しかったのか笑み止まらずにいて)
…あっ、そういやそうだったな…うん、教えてくれるか?
…別にどっちでもいいけど…
(満足しているのか苦笑浮かべながら頭撫でていて)
「 ……(見え透いた嘲笑いがわたくしを更に痛めつける....💢)」
( ザレッドの表情から色々読み取り、負け惜しみにもならない
返事の先送りと 口を固く結び[ ~ ←こんな形 ]怖くない睨みを利かせる )
「 ……行って八つ裂きにでもされてらっしゃい…
まず、あの子…実はオレンジジュースが好物ですのよ…しれっと
机の上に置いていれば、人目を確認してすぐに手を伸ばすくらいに… 」
( 撫でられる頭、そして赤面を隠すためか体育座りにした脚に
目から下を沈めて、悔しげでも嬉しそうでもある目でザレッドを見上げる )
「 隙の方は、このジュースの中にでも濃いカフェインを入れておけば
簡単に作れますわ…さぁ、ここからが重要ですのよ…あの子、厳重に尻尾を
隠しているのだけれど…カフェイン酔いを起こした時に 心の底から驚かせて、
放心してる間に背中を軽く叩くと… うぅん、ここから先は実践の楽しみ
上手く行ったら過去の恨みを晴らせますわよ…これで十分かしら?」
………ヘッ…(鼻で笑い煽るようにベッ舌出して目も輝かせており)
…にゃるにゃるほど?オレンジジュース…子供か、おい…
(率直に思った事口にしては苦笑しながら、頭撫でて首わざと傾げ)
……なるほどねぇ、思いついた時にでもやるわ…まぁ、あれだね、寒気もするけど、とりあえずありがと…
「 っっ……💢 」
( 言葉が出ない程に屈辱と怒りを感じ、ザレッドの腕を押し退けて立ち上がる )
「…ふんっ!」
( ツンとした表情に顔が変われば スタスタと歩いて行って出口の前…
不機嫌を変える事なくドアを開く )
………負けたもんねぇ、ナイア…あ、そうだ、見られてたけど大丈夫なの?そういや…
(思い出したように指立て言いつつ、首傾げ問いかけ)
……ま、じゃあ、気をつけて?
(あくびしながら此方も椅子から立ち、違う出口かは出ようとし)
『 はぁーい 熱いの見させてもらいましたヨっと 』
( 黒が見えなくなった頃、ザレッドの頭に乗るこれまた小さい赤黒あり… )
『 ふくくっ・・・ホントにあの子大好きなんだね マスター 』
…………うるせぇ、まぁ、お前以外にも見てる奴いたけど…何か悪用されそうだな…
(手を変換させ義手のように機械の手にしてはガシャガシャ動かしながら頭に伸ばし)
…あ、これお前参考にしたものね?…流石に長時間無理だし、痛いけど…
…てか、うるせぇ、好きなのに本気になって何が悪いんだよ…
『 ご安心を。私だってマスターへの危害基準はあるんだから おっと 』
( 軽く舞い上がってザレッドの隣を飛ぶ )
『 へぇー? ・ ・ ・ ふぅーん・ ・ ・ つまりすけべしたって事だね?
マスター・ ・・やーい ロリコン 』
( くるりと身を翻して、ザレッドの周囲を飛び回る )
………ならいーけど、多分あいつはすんだろうなぁ…
(飛ぶ機体を目で追い)
…………そんな口聞いていいんだな?お?
(機械の義手から小型銃や刃物が飛び出しており)
『 えー やめてよマスター・ ・ ・ 私じゃメイドとかと違って
マスターをボコボコにしちゃいけないんだからぁ 』
( ザレッドから少し距離を置き、両手を上げる )
『 で・も 冷静に否定はしないあたり・ ・ ・そうなんだねぇー?マスター ふくくっ 』
……………はぁぁ…まぁ、うん、許してやるけど…も…はぁぁ…
(機械の義手を元に戻しては、生身になりパキパキ骨鳴らし)
…………………(無言で俯き)
『 まぁー まぁー 気を落とさないでよね?マスター・ ・ ・
そんなナヨってたら私が錆びちゃうから せっかくあの子の盗撮もあるのにさー 』
( またザレッドの頭に戻ると、くつろぐように寝転がって両肘を立てる )
……………………………………あぁ、安心しろ?落ち込んではない…し、それより………
(反応できない速度でケルちゃん鷲掴みしては怒気迫る表情で(7
……今すぐ、盗撮、消せ、な?
『 あっ 』
『 MISSION Over 』
[ ドゥゥゥゥンッ ]
( 装甲の破片を残し 爆散 )
……………チッ…………はぁ………しゃーない、探すか…
(少し表情和らげながら部屋出て探し始め)
・・・・
『 RETURN ・ ・ ・R-13A2[ Hybes ] 』
( 爆散した装甲の破片が再び一つへ集合… )
……(ピクッ)
…何か変な感じが…まぁいいか…
(気づく事なく自室に戻って行き)
『 R-E-A-D-Y.......... リターン完了、ふー 』
( 煙が晴れれば、その姿は現れる…ケルベロスとあまり変わらないサイズ、
しかし、装甲の拡張 伸びて整った黒と赤の髪、何より纏うエネルギーの出力…
明らかに ケルベロスよりも強力な存在がそこにあった )
『 ..... 耐久値5%時に掴みとは 何をなさるんですか、マスター 』
( 流暢、細かい部分での違いも見られた )
……あれ、進化した?…じゃなくて、知るか、格闘ゲームで言うなら俺は掴み強キャラなんだよ、諦めろ…
(チラリ様子見ながら怒り冷めたのか目も少し眠そうになっており、手を伸ばしながら少し頭ボーっとしていて)
『 そのとーり、私 R-13は試験的に『自己修復・進化』機能を
搭載してるんですよ 後輩たちのそれには及びませんけど 』
( 自分の動きを確かめるようにその場で一回転… )
『 現段階防御性能... よし これならもうマスターも怖くない...
あと さっき言ってた盗撮はマスターが握り潰してくれやがりました
...勿体無いなぁ... まさかあんなにマスターが怒るなんて 』
ケルちゃんそれ地味に強くないか…てか後輩ぇ…
(手伸ばすのやめては自室のベッドに座り)
…むぅ、一応本気出したら……ぁー、うん、まぁ、どんなものでも木っ端微塵にできる自信はあるけどな、俺も…
…それでいいんだよ、それがベスト
『 ホント、[本来]の用途においては地味、ですけどねー... 』
( 近くの台に座る )
『 ....へぇー ...お遊びかと、正直思ってたんですけど....あの子とは結構本気だったんですか 意外...
.....それじゃあ ちょっと思い出して.....と..... ッッはっ...ニュース!あの黒ちゃんはちょっと前に
街へ買い物に行った時!集団セクハラされて犯人を取り逃がしたっ!.....あーっ 思い出せてスッキリ... 』
………ま、あれだ、その…頑張れ?
……本気も本気、大マジに決まってんだろ…あんな事もされて、遊びになれるわけねぇし……ぁ?
……ふぅん…そうか……久しぶりに、外の世界行ってくる…留守番頼むわ
『 ......嫌味っぽい 』
( 言うなり、壁に投影… )
『 行く前に見ときなよ?マスター 』
……………どっちだろーね?
(聞く耳持たず出ようとしていて)
…いい、大丈夫、すぐ見つけて再起不能にしてくる…
『 ... ま 本人の独白ってやつかな 』
( .... 電車に乗り 人がなるべく少ない車両へ移動していた 黒
いつの間にか取り囲んでいた、男たち 問題を起こさぬよう 能力を自制する
黒、それを知ってか知らずか 下卑た笑みとともに服の下までは行かずとも
生脚を触られ 服の上から胸 首 スカートをめくられれば 他の1人が携帯電話で… )
『 ....... あのメイドにも、話してなかったんだってさ 』
………なるほど?ありがと、じゃ、再起不能にしてくる、少なくても数ヶ月は病院生活だ…
(言い終わると同時に消えて…目は赤く光っていたのがよく分かり、手も少し戦闘用に尖っていた)
『 マスターしゅつげーき.... むふーっ 黒ちゃんもいい人出来てたんだなぁー 』
( テレビの上に座り、目を閉じる )
「 ………… 」
( 廊下掃除中 )
……お疲れ様だねぇ、メイドさん?
ちょっとさぁ…お茶でも飲んで、お話しない?
(後ろから自然に現れては愛想笑い浮かべ)
「 ……ご冗談も程々になさって下さいませ、面皮様 」
( 振り向く事もなく、窓拭きを始めた )
「 私めは使用人、貴方様と同等の立場での行動は
慎まなければならないのです、貴方様も高貴である故に然り、
命令ではなく誘いを使用人に掛けるなど不届き千万というものです… 」
( …何らか、嫌な予感を抱いていた )
………冗談じゃないんだけどなー?
(仮面で顔隠しては不敵な笑み浮かべ)
…いやいや、自分はあれだから、監視、罰、審判って感じで…ただのそういう人だから、ね?そんな気にしなくていーよ?
ほらほら、それに働き過ぎは悪いってこんな日に…
(肩弱く叩きながら陽気に話しかけ)
「 ご冗談は程々にして下さいと言ったのですが 」
( やっと振り向いて )
「 寧ろそうであるが故に近寄りがたいと思うのですけれど、
そして先ほども申しました通り、私めは使用人としての義務を
全うしている最中です、働き過ぎという文字は存在しません 」
( 無表情に腕を押し退けて )
…………むぅ、いいじゃん、ねぇ?
(頬膨らませながら答えて)
…はぁぁ、参ったなぁ、今はザレッドも痴漢撲滅しに行ってるから暇で仕方ない…今頼れるのは君しかいないんだよニャルちゃん…なんて、ね?
(胡散臭い事言いながら手を合わせ頼み)
「 ……… 」
「 ……何故あの色ボケがそのような事をしているのかは知りませんが、
貴方様のそれがご命令とあるのなら私めは従わざるを得ません…それで
私めに何を求めているのですか? 」
( ため息を一つ、そして掃除用具を影の中へ放り込む )
………ん?いや、ほんとにただの暇つぶし…と、テスト!ニャルちゃんがどんな感じにお茶入れるのかっていうテスト!
(今思いついたような事言いながら人差し指立ててはニヤリ笑い)
「 …承りました…それでは、私の部屋でお待ち下さいませ… 」
( 言うと、静かに廊下を歩く )
……ん、いや…うーん…まぁ、いっか…あ、そうそう、私お手製の飲み物も飲んで欲しいんだけど…だめ?
(首傾げては仮面外しくるくる回していて)
「 …カフェインでも仕込んでたら死んで下さいませ 」
( 部屋に着くと、手早く一人分の席を用意して )
アルコールなら仕込んでるかもね?…いや、やんないやんない、ザレッドみたいな悪戯好きじゃないんだからぁ…くひひ…
(用意された席に座っては、大きな水筒鞄から取り出して)
[ カチャ ]
「…… ここまで信憑性の無い方は初めて見ました 」
( 香りの良い、レモンティーを用意したカップに注いで )
…ただのハーブティーだって…信用できないなら、水筒の中身見ていーよ?
(仮面小さく光りながら、水筒の中身ニャルちゃんの方のカップに注ごうとし)
「 …… 」
[ トクン トクン ]
「……これでご満足ですか? 面皮様 」
( 水筒を引っ手繰るように奪うと、すぐにその
中身を空にして… )
「 早い所、お茶を済ませておかえり下さいませ… 」
………………勿体ない…はぁぁ、いいけどさぁ………君私に対して強ない?
(水筒の中身無くなるの見ては物悲しそうにしていて、しょんぼりと眉下がってしまいながらも、とりあえずカップ手に取り)
「 …さぁ その原因はどこのどちら様が私をどのように
扱ったせいなのでしょうか…ねぇ?」
( まだ根に持ってる )
「… そのレモンティーはカフェインの苦しみを理解して頂けるよう、
濃いカフェインをふんだんに使っております…じっくりと苦しんで下さいませ 」
………なんのことでしょうかねぇ?身に覚えもなければ記憶にもございません…んひひ
(悪い笑み浮かべては、目の前で指くるくる回し…トンボのような扱い)
…ははは、ま、いいけどね?状態異常は慣れてる…つーか、余裕余裕…なめないでよぉ?
[ ガッ ]
「 …… 」
( 突如、面皮をアイアン クローで掴み
触手で周囲に何やら陣の様なものを作り始め… )
「 ……… 」
…いだっ…ん?何これ?ニャルちゃーん?
(少し痛み感じるも未だ余裕切れてないようで、不思議に思いながら作られていく陣を見ていて)
「 ……何やら、気分が高揚して来ました…
けれども、体が妙に重く、まともに動けそうもありません… 」
( 悪酔いの様に、不自然な赤らみが顔に出るが 無表情 )
「 …なので、あなた様には暫く…私の[ 欠片 ]達の
遊び相手になって頂きます… 私は…そこで見させて貰いましょうか… 」
( 自分の触手を数本切り離して面皮を陣の中心へ縛り付けて、
フラフラと頭を抱えてから ベッドの上に倒れこむ… )
「 く…… 頭痛…な んで…しょうか …」
…あの、あれだよね、ニャルちゃんって変態だよね…
……まぁ、そりゃそうだろうけどさ…?
(後ろから空気洗浄機…から何か粉が舞っていて)
……お、おぉー?…欠片…?……まぁ、いいけど…
(余裕そうにあくびしながら、縛りつけられても平然と仮面被り…そのままいびきかきはじめ)
「 ……ん……? 」
( 頭痛か酔いか、朧げな目付きで 記憶にないと言わんばかりに
面皮をの方を見る… 縛り付けた触手の力が強くなり 陣が発光しては…
少しずつ少しずつ、 陣の下へと面皮の体が沈んで行き… )
「 ……あっ…!? 」
( ようやく酔いが覚めたか頭を押さえながら飛び起き、
口を開く間も無く陣へ駆け寄ろうと… )
( した所で 面皮の体が見えなくなったのを 確認してしまって )
「 っ あ…… … あ ……… 」
不味いことになった
……………しかし、以外と心地よい感覚…血は争えないのかなぁ…
(当然ニャルちゃんの思考なんか知らない身、そのまま沈む感覚にされるがまま、抵抗せずに沈み…)
………ぅあ?…ぁ、これやb
(言い終わるまでに体全部沈んでしまい…見えなくなり、何か不穏な空気が漂い)
醜悪な精神空間
気が付けば 自らが漂っている世界は... それらは 悪夢
何かの名残りでありながら 眠りにつく事を認めずに生者を求める 彼らを
ただただ 名残りと 醜悪さで作られた 終わりない暗がりが喰らっている...
( 何かに憑かれ かろうじて人の形を留めている植物と肉のかたまり
上を無数に あてもなく漂う割れたガラスに包まれた 脳の形をしたもの...
現段階でも 受け付けられそうもない世界... 逃れようもない悪臭に
常にう じ ゅるとした奇怪な音で満ちたこの地に 1人 面皮は送られて来た )
……うーん、見ても見ても、慣れないなぁ…いや、精神崩壊はしたいけど…本当なんだこいつら……まぁ、でも…あれか、私達の魔物の姿に似てるって思えば…別に、まだ楽々か…っと…
(とぼとぼ途方も暮れて終わりのなさそうな広大な空間を歩いては、そこらにいる吐き気を催す邪悪のような魔物達を見てぽつり)
( ヒュン ヒュン )
( トボトボ歩く赤仮の首や足へ 突如として飛来する物が出現する
その正体は強酸性の液体に数百種の有毒物質の混ぜ込まれた殺意の液胞 )
“ アアアアアア ァ ”
………殺意マシマシ、怖いなぁ…ていうか、ここの出口って何処なのかねぇ…
(当たれば簡単に体は溶けてしまうだろうものだが、慌てず騒がず、仮面で掬うように守り…跳ね返せば、どこから飛んで来たのかと後ろ振り向き)
[ ジュッ ]
“ マアアアアア ァ ''
( 怯まずも 体は溶ける、 次々と液胞を放つ. . . 地を這い回っていたはずの
人ですら無い 人の群れ それらは全て 何にもぶつけようの無い 自らの内を
少しの生ある者ですらも 憎み 妬み 呑み込もうと ぶつけようと 波となって 追って )
無数に 精神に居る 人に人に人に人
溶かし 追い掛け 追い詰めんと 全ての方角より
群れとなり群れとなり群れとなり波となって 津波を成して
追いすがって 来ていた
…………おー、凄い、多い、燃えるゴミが大量だ…
…じゃなくて、どーしよっかなぁ、やっちゃつ?戻れそうな所もないしなぁ…
(追尾してくるこの世のものとは思えない群れを少しだるそうにしながら見ていて、仮面の目が光り始めており)
一斉
( 人の波が 一斉に液胞を… )
赤坂の周囲は 全て死の香りへと…
……うーん、使うか、久しぶりに……
(仮面構え…仮面の目は光り、そして口開き…)
……【模範・念動力】
(言えば、丁度赤仮を避けるように液胞は飛び…そして、人の波もそれ以上は進めなくなっている)
…やっぱり便利、私の仮面様…
( あらぬ方向へと飛び交う液胞、それに当たり
吹き飛ばされる人の群れ...それらは全て、精神世界の壁へと… )
「 〜〜〜っっ!! 」
( 口元と腹を抑えて ふらつく )
…………………
「 …それで、また? 」
「 ……はいはい もう懲りるのよ?」
“マアアアアア ”
( 不可能、既にそれらを記憶の底まで叩き込まれ尽くしてしまった
が故に、人の波にはこれ以上の無理や不可能は入りきらない。 弾かれ
ようが液胞を放ち続け、進めようがなかろうとも傷付こうとも前進の
動作を止めずに しかし赤坂に傷を付けることもなく… )
…………全く、なんなんだか……早く出たいのになぁ…んーーー…見るのも飽きた…
(痺れも切れたのか、波を押し返しながら精神世界の壁へと押し付け…ついでにノックしながら、返事待ち)
・・・
( 一層 押し付けられれば揺らめく精神世界… )
突如として
( 壁を 物理的に突き破るような様子もなく… 赤坂の元へ伸びるのは
このような世界へ似つかわしくない、幼い人の手のひら… )
( 敵意なく赤坂へ伸びるそれは、障壁や争う力など御構い無しに
目前まで迫り その手を大きく広げ 赤坂を掴まんと… )
「 っっっ!!!? 」
「 ……ほんとあの人には嫌な目にしか遭わないのね 」
……お?やっと出れる感じ…かな?
………不安だけど、掴まれてみようかな…
(抵抗せずにそのまま手に飛び込み…能力解除して)
( 抵抗無く 赤坂は…割と 結構痛い感じで体を握られ
更に結構容赦無く 手が来た方角へ勢かなり良く引っ張られる感じが )
( 2分後 )
「 …… お目覚め…なさっていますか?…赤坂様… 」
「 その人の事よ、とっくに目覚めてるわ 」
……………もうちょい気持ちよくできたかったの?
…うん、おはよ?…で、説明、いいかな?
(溜め息吐きながら首傾げ、目の前の二人に仮面向け)
「 …申し訳ありません… あの中に居たのでは… 私ではどうしようも… 」
( 寝起き一声に、早く応じたのは若干顔色の悪い 白黒…
2回目に応じたのは、その背後で腕を組んでいる 黒 )
「 ニャルの内部界巡りお疲れ様ですわね、おふざけさん…
正直、ピンピンしてるのが予想外ですわ 」
「…姉様、お疲れ様です 」
……あぁ、うん、なるほど、なんとなく分かった…うんうん、怒らないよ…
……簡単には死なないよ、にひひ、これでも魔物ですし…
(得意気な笑み浮かべ仮面ニャルちゃんに向けて)
「 …私めには何の申しようもありません… 貴方様の気の向くまま
お気の済むまでお叱りなさって下さい… 」
( 煽られるような態度に対して、寧ろ白黒は申し訳ない様子で )
「 まぁ、後はお二人で解決して下さいませ… さっきから闘技場で
身内が煩いんですのよ… …まったく 」
( 腕を組んだまま、黒は扉に手を掛けた )
………いいよ、叱る気もないし、久しぶりに体動かせたし?
…またその時は取っておこうかな…
(仮面くるくる回しては弱く頭突き)
……それに、面白い事に気付けたし…ね
「 ……ご寛容なお言葉を頂き、感謝致します 」
( 頭突きを受け、表情変えずに弱く一言 )
「……… 」
………あー、うん、本当はこっちも謝るべきなんだろーね?
(苦笑)
「 ……いえ ……元はと言えば、あなた様に対し… 」
( 一歩下がれば、姿勢良く正座をして 下記 )
「 …失礼な態度で接し続けた私めの 完全な1人の責任です
本当に 本当に申し訳ありません、赤坂様 」
( 両の手のひら地面に付けて、頭を赤坂に向けて下げる… )
「 ……私めの責任は… これで済まない事と承知しています…
ですが 今はどうか、この謝罪を受け入れて下さいませ… 」
……う、うん、わかった、分かったから…頭上げていいよ?
…ほんとに反省してるみたいだし…
(仮面の方見ながら何か確認して、少し戸惑いながらも答えれば手差し伸べて)
「 ………… ありがとう ございます 」
( 顔を上げ、差し伸べられる手をそっと下げると
今度は 礼儀と姿勢良く赤坂の前に立つ )
「 ………これ以降、失礼の一切を消去する事を誓います 」
……あ、う、うん、そう畏まられても困るけど…ね?
…まぁ、いいや、じゃあ、これからもお茶会してね?
(口実作り此方も礼儀正しい感じに腰曲げて)
「 ……畏る事を、やめる ですか…
すると、ザレッドの様に…でしょうか?」
( 姿勢も変えず、質問を返そうとし… )
「 ……今度はもう、断りませんよ…ご安心して下さいね 」
( 言い終わった後、目を開けば少し口元を緩めて )
「…こんな感じで、ですね?」
……うんうん、そんな感じ、皆フレンドリーに接して欲しかったりするから…ね?
(満点というように親指立てて(7
「 ……はい 善処致しますね… なら 私めからも
アドバイス、宜しいですか?」
( 姿勢を少しだけ崩すと、人差し指を立てて )
……ん、何々ー?
(興味津々に小首傾げながら指見ていて)
「 興味本位、それだけで煽りになるのは
良かれな結果には…多分、なりませんよ? 」
( それだけ言うと、懐の時計で時間を確認して… )
「 ……あら、そろそろ… 姉さんが来る時間ですね 」
……………あっ、何か嫌な予感するんで逃げさせていただきますねっ!!
(何か察し即座に背を向け走り出そうとし)
「 あっお待ちをっ… そっちは… 」
[ ドンッ ]
「 . . . 第一印象としては、貴様も あの軽者と同じ部類か
それで 手合わせを行うと連絡していた、レギオンとはこの者か?」
「 ニャルよ 」
( 程なくして、何か背の高い人と激突した赤仮
その人物は 何やら見たことのある風貌をしていた… )
……………か、軽者…っ!
いや、それは違うけど…というか、うん、私じゃないです、それ、違いますね
(見上げながら素直に…前見てませんでした、すみませんね?と言い、そのまま通り過ぎようとし)
「 まぁ待て 私は貴様を解放する意識を持ってはいないのだ 」
( 先を行く筈の赤仮の前に 何故か隣の壁が出現しており… )
「 ……姉さん、その人は赤仮さんと言う名です…レギオンさんは
獣人、通達とは違うから 」
「 焦るな 別に締め落とす訳でも無い . . .どれ 」
( 白黒の言葉をいなして、片手で赤仮を持ち上げて自分の目の前に吊り下げる… )
………あのー、そのー、ニャルちゃんとナイアのお姉さん?私ー、戦う気もー、何もないんですよー…あのー…降ろしてくれませんか?
(無謀と思いながらも一応言ってみて、チラリ顔見ようと少し近づけて)
……なんか、複雑な体してますね?
「 一応言おう 月夜はニャルの姉ではあるが、姉の姉では無いのだ . . .
そして解放は無理な話と分かっている筈なのだがな 何せ月夜は興味を失っていない 」
( 吊り下げた赤坂、それらを軽く眺めて )
「 ...そうか 旧き者を見れば誰しもその様な事を言う . . . しかし
咄嗟の言葉としては紛れも無い正解の一つ それは賞賛に値する 」
「…姉さん、姉様が闘技場で待っています… 赤仮様を離して下さい 」
「 ケチな事を言ってくれるな . . . 何?姉が . . . そうか 行こう 」
( あっさり、赤仮を手放し… た? 途端に姿が見えなくなった )
……あ、ありがとうございました…
(見えなくなったの分かれば…途端に体の力抜き、悪態付き…)
………………べーっだ…なんですか全く…はぁぁ、戻った戻った……
(頬膨らませながら少し苛立ちつつ、自室に戻り…監視始め、おまけに資料を調べ始めて)
……今の、多分…恐らく…
「 赤仮様…お怪我は…?」
( 自室に戻った赤仮の隣、ちゃんとした紅茶を伴って
しれっと現れると 赤仮の肩に手を置いて )
「 …ごめんなさい 姉さんは姉様以上に融通が効かなくて… 」
……大丈夫、大丈夫…これじゃない…ザレッドの部屋かな…
(適当に相槌打ち、部屋中の本という本を見ており)
……何、君達ってそういう種族なの?融通効かない族?
「 ……お手伝い出来る事はありますか?
…あと、私達は旧き者です そして私めは効く方です 」
( 見る拍子に散らかる部屋を片付けて回り )
………大丈夫、それより、戦闘見てきた方がいーよ?…というか、一応止める要員が必要…あいつ本気になったらやばい所あるし…
(魔物姿の彼を思い浮かべては少し冷や汗かき)
……まぁ、皆やばいんだけどね?私含めて
「 …お言葉に感謝致しますっ 」
( その光景を想像、そして… 急ぎ影に入り込み )
「 …いつになったら、私が居ないと融通悪化する癖治るのかしら?」
「 痛い事を言ってくれるな、姉よ 」
( 銭湯場にて、真ん中に腕を組み 佇む月夜 上の照明に腰掛けては
呆れた様子で頬杖を付き、下を見下ろす黒… )
………………ん〜…で、お前、誰?凄い同じ匂いするけど…あいつらと…それと、変な…うん、凄い匂いがする…
(少し離れた場所で丸く寝転がりながら聞いては鼻動かし匂い嗅ぎ…少し目を垂らしゆっくりあくびし…尻尾を地面に垂らし)
「 誰 . . . か、それは 貴様にも同じ言葉を返したいところでは あった が. . . 」
( トレンチコートが、吹いてきた謎の風にはためき
月夜が何もしていないのに動く照明が 逆光を作り出しては
顔から下を大きく覆う トレンチコートの黒色を彩る . . . )
「 私は月夜、一方ではこうとも言われる . . . テホプ と 」
「 …… レギちゃーん、そのバカぶっ飛ばして構いませんわよー?」
………メルシー・ポークー…自己紹介恐縮の至り…だっけかな、漫画に書いてたの…
…んーと、まぁ、こっちはメラー・レギオン…嗅覚の魔物で、見ての通り獣人…だよ
(ゆっくり立ち上がれば、腰曲げてだるそうにしており、そのまま床に手を付き思いっきり背と尻尾伸ばし、耳も立てれば…牙見せながら少し笑い)
…で、月夜は何しに来たんだー?
「 . . . これは良いな 漫画好きとは . . .あいや 失礼か
自己紹介には感謝しよう レギオン よし、情報と一致だ . . . 」
( ネクタイを締め、左手で帽子を抑えては
右手の人差し指をレギオンに向ける 「単刀直入に言おう 」)
「 私の暴力に敵うか否か それを見定めに足を運んだ 」
「 つまり 」
「 喧嘩をしろ と言った話だ 」
「 ……変わらないですね、姉さん 」
「 レギちゃーん…ぶっ飛ばしちゃえ〜 」
……ん、いや、図書館にたま〜に行って…そこで絵が多い漫画見てる…字が多いのは難しい所があるからな…
(…素直に聞いては、口角分かりやすく上げて…目も少し尖らせれば、準備運動し始めて)
…いいぞ〜?最近、なんやかんやでできてなかったし……
「 ほう ほう . . . 良いな 貴様を連れて帰りたく . . . いや、違うな ここは . . .
そうだこれだ . . . 貴様をフレンドリーにしたくなってきた 」
( 左手を後ろに、右手のみを構えて )
「 好都合 . . . 私の暴力受けてみよ 」
………友達になれそうな匂い…まぁ、今は全然、だけど…な?…集中、するか……
(服弄り……何処からか出した銀色に輝く爪剣装備しては、舐めてみて…)
……そう簡単に易々倒れると思うなよ?
「 オーケー 」
[ ババッ ]
( 右手を下に、開始前のランナーの様な姿勢で…!)
「 いざ参るっ!」
( ダンッ!と 音の鳴りそうで鳴らない ともかく突っ込んできて
拳を突き出す!ニャルとは比較にならない身体の力強さ )
……潔い感じ、好きだよ…
(余裕あるのか爪クロスして防御の姿勢、反撃するためなのか息大きく吸い込みつつ、いつの間にか目は光りいつもとは違う獲物を狩る目になっていて)
[ ]
( 一瞬 周囲が歪んだかと思えば 防御時の衝撃も無いどころか
拳を突き出した筈の月夜の姿までもが無く…? )
「 どこ見ているか馬鹿者めっ 」
( 真上、落下体勢で… 今度は音がある チョップを繰り出そうとしていて )
……?……っ…!!
(いつまで経っても来ない衝撃に首傾げるも、敏感な耳は音を検知、すぐに上から来る事わかれば…)
…………空間の転移…?いや、削ったのか…なっ!!!
(多少驚きながらも形崩してはそのままバク転しチョップの腕にカウンターするように両足を蹴り上げ)
[ ゴガッ ]
「 くくっ フンッ 」
( 隙を狙っての両足、完璧であろうタイミングで放たれるという
不利極まりない条件、しかし 片手一本で月夜は両足を止め 着地しては…
片手を軸にしての 足払いっ! … その攻撃に 何故か音は伴っていない )
……っ…中々や……るぅっ!?…あ…っぶ…音発さないのは反則…だ……
(受け止められては流石に一旦距離取ろうと足に力込め…るも、足払いされては目を見開き驚き、流石に危なかったのか爪地面に突き刺し何とかガード……獣のように4本足になりながら目の前の強敵を睨み)
[ ]
「 くくっ . . . 新しいダンスか?」
( 払われた筈の足、 それにはまたもや衝撃を伴わないばかりか
足を払っていた筈の目の前に居た月夜は . . . 向かい側、離れた場所で
腕を組んでおり… )
「 昔から獣には . . . 離れた方がいいと決まっている物
そうらこんな風になぁっ 」
[ ]
( 腕を解かず、足を引き 蹴り出す反動で衝撃波をっ!!
…前方を覆い尽くす程のエネルギー衝撃波 それには
さっきの様に音を伴っていない…? )
…戦闘中に煽るとは、随分と余裕があるみたい…だな?
(くるん一回転して元に戻り…たしかに無傷な状態見ては久方振りの強敵に闘志燃え出し…何かくると思えば視線外さず後ろに下がり)
…飛び道具はこっちも使えるんだぞっ!
(吸い込んだ息を一気に吐き出し、それは大きな炎の息吹っ!!衝撃波を迎え撃つように威力は調節しているが、当たったら一溜りもないであろう火力、火の粉だけでも全身に燃え移る可能性もある…)
[ ]
( 力強く見えた衝撃波… 迎え撃つ炎の息吹を… 透過、
対する炎の息吹も 何かに触れた様子もなく勢い衰えずに…
誰も居ない 空間を燃やした )
( そして透過して飛んでくる衝撃波、 音を伴っていなかったそれは…
またもや レギオンに衝撃を与えずに消え去り… )
「 . . . 終わりか? 」
( 構えているレギオンの真後ろ、腕を解き 直立した月夜が見下ろす )
……………ん〜〜〜〜っ……空間をどうにかする…ってのは合ってると思う…ぞ…
…ただそれなら、こっちの攻撃も無効化しなくていいと思う…から…ん…終わりじゃないぞ…っ!
(しばし考え込みながら戦闘中は頭が回るのか近い…のか分からないがそれっぽい事言ってみつつ、言われればニヤリ笑い、此方も少し肩を降ろし…今度は先程より縦に集中した炎を吐き出し…とても長く吹いては、いきなり片足立ちになり…)
「 . . . ほう?」
( 腕を組んだまま 機構にすら見える行動を眺めて . . . )
( … 片足を動かす、しかし それに音は無い )
……………ふぅぅぅぅっ…しょっ…!!
(そのままくるり軸にして一回転、姿見えなくなるぐらいには強く吐き…炎が消えれば、何処にも姿は無く)
「 むぅっ!!? . . .!! そう来たかっ 」
( あからさまに慌てた様子で炎を躱し、距離を離して…
その動作に 音は無い そして口すらも開いていないが 声は聞こえた…?)
「 出て来いっ 」
(……一閃、音を置き去りにする速さで爪を立てて後ろから突進!その様は文字通り猪突猛進…しかし、ただの突進ではないようで、足に火花が散っており小さな炎の波を作っている)
……さぁっ、どう防御するんだぞ…っ!?
「 」
[ ]
( 完全な死角からの突進、避ける術なく完全に激突して
背中から 月夜の体がそり曲が… る?)
( 音も 感触も またもや存在しておらず…?
見れば 姿すらも無い 先程と同じ状況 )
「 くくっ . . . だから言っただろう . . . 」
( 横の、壁… 其処にもたれかかって 月夜は突進するレギオンを
眺めていた…うすら笑う表情に、先程の焦り顔など想像も出来ない )
「 言っているだろう . . . ダンスだ、貴様は1人で舞っている 」
…………にゃーるほど?……幻覚、幻影…で、いいのか?おまえの能力は…
(ひび割れた壁に突き刺さった爪を引っこ抜き、再び舐めながらジロリ睨み…それでも焦る素振りも見せなければ、火の粉を辺り一面に放出し)
…手強いぞ…
「 . . . ほう? 見切ったか . . . 流石だなぁ?獣人っ!」
[ ダンッ ]
( 初めて腕を解くと、大きく踏み込み 今度は音が大きく鳴る! )
「 ははっ! 」
[ ]
( 壁を蹴り、照明からレギオンへ突っ込んでくる!
…音は…? )
……なるほど…なぁ…厄介な能力をお持ち…でっ…!!
(目で追いながらしっかりと耳を傾けて音を拾い…)
…悪いけど、どちらにせよ関係ないんだ、これはっ…!!
(全方位には弱いと判断、小さな火の粉を更に撒き散らせば、迂闊に動けなくなり…突っ込んでくるのを念の為片腕突き出し)
[ ]
「 ばかめ 」
[ フォン フォンッ ]
( 最初に突っ込んで来た月夜はレギオンを透けるが、直後真正面から
有ろう事か火の粉を突っ込む勢いのみで振り払い、肉薄する…音のある月夜!)
「 どりゃぁっ!」
[ ]
「行くぞッ」
[ グッ ]
( しかし その月夜が2人に分かれ、それぞれ左 右拳を振り上げて
レギオンに襲い掛かってくるッ!右は… 左は声が大きい…?)
…ディ・モールト・ベネッ…てやつだっけか、火の粉当たれば充分だぞっ…!
(透けるのに本当に厄介と思いつつも、当たったのを突っ切ってきたの確認すれば口角上げて…再び突き刺しに構えて)
…本当に頭がおかしくなりそうだぞ…全くっ!
(二人に分かれたのが分かれば予定変更、足バネのように使い上へ飛び…そのまま真下に向かって炎吐き出し、念のため爪防御の姿勢に構えており)
「 なァッ!? チィッ 」
[ ブォンッ ]
( 目の前に迫る、吐かれた炎に対してトレンチコートを
盾のように扱い 風圧で炎を押し返すが巻き上がる炎で 上も下も
視界不良へと陥り… )
「 はぁっはっはぁっ!」
[ ]
( 次の瞬間 炎を都に抜けて来たのは… !! 下でも回り込むように移動する
月夜がもう1人!更には荒れる炎の音にかき消され 声以外の音が聞こえず…! )
…やっぱそう簡単には行かないか…っ!
(炎小さくけぷぅとあとまで吐き出ししばらくはできそうにないが、じっと気配で捉えていて)
…くぅぅ…もういいやっ、無視無視っ!!
(考えてどうにかできそうにもないので、下から向かってくる月夜は無視し、上にいる月夜に爪を突き立て)
「 良い決断力に祝杯を約束しよう 」
[ ]
( 貫かれた、上の月夜は口を開く事なく 別の場所から声が響き
爪も月夜も お互いを透ける )
「 運は伴わないようではあるがなぁっ 」
[ ヒュンッ! ]
( 回り込んでいた月夜が レギオンに肉薄してアッパーカット!
今度は鋭く音が響く! )
……祝杯なんか要らないぞっ…!!
(小さく舌打ちしては来るであろう下に目を向けて、歯軋り)
…っ…ぐっ…!!
(アッパーカット受ければかなり効いたのか足ふらつき、ゆらりゆらり足取り乱して向かい合い)
「 くっくく . . . 貴様の底はその有様では無いことは分かりきっている . . .
だが 私にも面白い物はまだまだ隠されているのを教えてやろう!」
( トレンチコートを脱ぎ捨て、レギオンへ突進し… )
「 ばかめ 」「 くくっ 」
[ ズオン ] [ ギュンッ ]
「 行くぞッ 」「 殺してしんぜよう! 」
[ ギュオン ][ クンルッ ]
( ッ!?姿が揺らぎつつも、四体!そしてそれぞれが声を発する月夜!
1人が突進し、2人が連続して上から攻め、残り1人が隙を突く! )
……御安心を、まだまだ技はたくさんあるぞ?
(息整え準備するように爪を自分の周りに突き刺し)
………いくら増えようと関係ないぞっ、この技の前にはっ!!
(そう言えば、大きく息吸い込み、そして無防備の状態で紋様描き……)
…炎獣!剣山豪猪!!
(その爪から包むように炎が展開、大きなドームになれば、全方位において防御攻撃可能な要塞完成!そのままその大きな獣がゆっくりと動き)
「 ととっ おおっ!? 」
( 四体が1人に戻り、獣から大きく距離を離す。)
「 . . . ダメだな いつもいつも . . . ニャルも姉貴も見習っても、粗の
多さはどうしても隠せないもんだ 」
( 頭を掻き、燃えた帽子を放り捨て )
「 ... だか何でだろうなあ .......こういう熱いの 滾ってくるじゃあないかァッ!!! 」
おルゥゥゥアアアアアッッ!!!
[ ゴドゥゥゥッッンッ ]
( 先程までの妙に静かぶった雰囲気が消し飛び、シャツを破り捨てれば
サラシを巻いた胸 気合を入れた途端に全身がエネルギッシュな衝撃波と共に
強烈な衝撃を解放したっっ! …しかし それは本物であるはずなのに攻撃
の意思は無い… )
・・・
「 来な!小細工なしで負けるつもりはねェ!」
( …肉体派旧神 到来 )
「 …あぁ やっと昔の姉さんに… 」
「 ふふ…やっぱり 我が妹たちは自分の味出してこそ輝くものね!」
……小細工無し…か、久しぶりにこんなに燃えるよ…
…まぁ、月夜に少し攻撃が当たってる…みたいだし、結果オーライ…
……さぁ、本番行こうかっ!!地獄車っ!!
(獣の中心ぽっかり空いたと思えばその中に入り炎に包まれ…そのまま一気に剣山突き刺しながら進むタイヤになれば、一気に加速っ!!簡単には崩れないといった意思は読み取れる!)
[ ボオォォォンッ ]
( 避けずに直撃!その音も感触も完全にある… )
「 こそばゆい 」
( …炎が晴れ その中心に…腕は組まずとも、無傷の堂々たる姿を
レギオンの方へ見せ付ける月夜 )
「 ウオオオオォォォっ 」
( 返しの一撃と言わんばかりに全力走行し 車輪を追い越す速度で
ショルダータックルをかませば 地面に無理やり腕を突き刺し 停止 )
「 驚くのはこれからだ 獣人!」
…まぁ、そりゃそうだよねぇ…!!
(予想はできた展開で驚きはせずゆっくりとスピード早め…ようとするも)
…止めるか…何か嫌な予感っ!!
(苦し紛れとばかりに爪剣飛ばしてチクリとした小さな痛みを与えて…止まった車輪から身を出し)
…そりゃ何かするよねぇっ!!
( 動きが止まっているレギオンに歩きで距離を詰めながら
堂々とした態度を内外ともに示す月夜は言う )
「 私はスポーツウーマンだ!そんじょそこらの
ヤワな魔法系とは鍛え方が違う!」
( 両の拳を叩き合わせ 空気が振動する )
「 一緒にされちゃあ困るなぁ」
………………んんっ、本当にあいつらとは違うんだねぇ…
…それも、面白い、けど…ね?
(爪はもう使い物にもならないと判断すれば、少し離れて四つの足付き耳を下げて)
……まだまだ、やる気?
(牙見せながら笑み浮かべ)
「 どうした? こっちから行くぞ!」
( 腕を広げて歓迎の様に相手を誘い、その上で姿が霞むレベルの全力ダッシュ
そのままの勢いでタックルをぶちかますっ!)
「 せえぇっっかく オレを燃えたぎらせてんだ!
こんっなケチで済むと思うんじゃアねぇってんだよォォッ!」
……うらっしゃぁっ!!!
(そのままこちらも迎え撃つように全ての足をバネに使い腕を前にしてタックルっ!!
しかも炎を足から出して一気に超加速!)
…そうでなきゃ面白くないんだぞっ!!なめてんじゃ…ないぞっ…!ぐるっ…ぐぅっ!!
[ ドォォンッ ]
「 .... だらしねぇな 鍛え直せッ!」
( 二の足をどっかと地面に叩きつけ 両腕を持って瞬時にタックルを抑え込む
タックル体勢からの移行に時間は寸分もかからず そのまま反対側へ巴投げ!
肉体派旧神の、力!)
「 野菜カレーパワー舐めんじゃねぇっ!」
( 闘魂が地面より炎を吹き上がらせるっ!
舞い散る火の粉でなんかもうラストバトルの雰囲気になってきた…!)
………ぃっ…でぇぇぇっ…グゥ…ふぅっ…グルルル…!!
(小さく血を吐き目も血走り徐々に牙が大きくなり、少し距離取れば……再び紋様描き)
……容赦しない…本気で行くっ!!!!
(一気に獣三匹召喚っ!!!狩猟の百獣王に乗り、回帰の極楽鳥を二匹飛ばしてはなんかさっきまでとは違う攻め方っ!!百獣王走らせそれに乗りながら炎の弾丸…牙のように鋭いそれを飛ばし…!)
「 . . . もう報告なんてどうでもいい お前をブチのめすだけだぁっ!」
[ ズコォォンッ!]
「 ウオオオオォォォォォオオォオォォオッッッッッッッ!!!」
( 大きく力を込めた鉄拳!闘気を気合ついでに纏って突進!
遂に最終局面のお互いが本気でぶつけ合っ)
「「そこまでっ!」」
「 ぐゥッ!?」
[ ドガンッ]
( 割って入る、 2人 )
( ナイ=ア が流動象形魔法による受け流しでテホプの全衝撃を
自身へと送り返し、炎の群れの前に立つ白黒が… 両腕を広げて 何もしない )
「ニャル!?」
……………………ニャルか…むぅ…なんだよぉ?今すごいいいところだったのに…こいつになら、月夜になら本気ぶつけてもいいかなって思ってたのにぃ…
(ぶつけようとするも目の前に白黒現れた瞬間動きを何とか止め、炎の獣達を消しては…不服そうに頬膨らまし、ごろんと丸まり寝転がり…耳も垂れて目も戻り、あくびしながらムッとした様子)
……まだまだ戦えたんだぞ?
「 お おぉ… レギちゃんが止めた…… 」
「 友達ですから… こほん、申し訳ありませんね、メラちゃん… 」
( メラーの隣に白黒が座り 顎を撫でたり 背中に触れたり、ブラッシング
なども交えながらもふもふと不満を和らげる… )
「 まぁ、レギちゃん 不完全燃焼はわたくしが責任とりますわ…
だって 親善試合としてこの戦いを提案したのはわたくしですもの、大事には
至らせない、という条件付きで…ですわ 」
「 …はい、今 そこでのびている姉さんは守る気ありませんでしたけれど…
守らせなければ、いけない事情があったという訳なんです… 取り敢えず、コレで
お許し願えませんか?メラちゃん 」
( 気持ち良くもふる白黒が、メラーの口元に… すぺしゃるササミスティック )
………そんな餌で許されると思うなよ?……今回だけだぞ…はむっ…んっ…
(戦ってお腹も空いたのか目の前の餌に齧り付き、ブラッシングなどで少し心も癒されたのか尻尾もふにゃり垂れて、ゆっくり食べながら目蓋閉じ始め)
「 ……… あれ?…姉様、姉さんは… 」
「強制送還、あとは自分で何とかさせる… はぁーあ 疲れた!
… アイツもそろそろ反省したかしらね?確かめてやろうっと!」
( 何処かウキウキした足取りで闘技場から出て行く )
「 ……… はい、今度はたんと用意しておきますね?」
( 少し口元緩めて、眠気誘う様に優しく背中を撫で…
地味に 猫コタツを近くに設置して… )
……んぅ…ふぁぁ…少し…寝るぞ…疲れたぁ…
(久しぶりの本気戦闘…なのかどうかは分からないが、終わればどっと疲労襲って来て、眠気も来たのか転がりコタツに入ればちゅるんっと餌吸い食べ終え、そのまま尻尾出したまま眠り始め……)
「 …グッドナイト〜… 」
( 笑顔でコタツに手を振り、影の中へ入る白黒…
その様子は 猫を前に人が変わる人間そのものであった )
・・・・・・・・・・・・
[ ヴェルの自室前 ]
[ コンコンコン ]
「 ヴェルさん、いらっしゃりますか?…ニャルです 」
……[ガチャ]
…ん、あれ、また来たの?どうしたんだい?ニャルちゃん…あたいに言い忘れた事でもあったのかい?
「 ……うぅん、情けないのですが… 」
[ ギュッ ]
「 … 疲れたので 会いに来てしまいました… 」
( 照れ臭そうに流し目をしたあと、包み込む様にヴェルを
抱きしめて、適度にひんやりとした体温を感じる… )
…あ〜いや、いいんだけど…さっき、お酒届けてくれたよね?…また届けにきたのかと思ってさ…
…まぁ、よく分かんないけど、お疲れ……
(にひひっと笑いながら丁度気持ちいい程度の冷温を発して酒瓶出しながら)
「 同じ物を1日に2回も届けるのはご法度というものです…それに
今の私は渡すと言うより もらいに来ちゃっていますし… んん 」
( … 若干の脳内麻痺が満足感によって起こされている状態
部屋に入ってヴェルを離してから、簡易調理場に近寄る )
「 …… あら、火起こしまで冷たい 」
…ふぅん、そうなんだぁ…で、これ飲んじゃっていいのかな?…いいよね、多分………
(ニャルちゃんに一応聞くも既に瓶蓋は開けられていて…どこかで見たような、少し危なそうなラベル貼られているのに気付いておらず)
「 …? 何故 私に確認を… と、それ 飲んで良いものには見えませんが
大丈夫なのですか…? 」
( キッチンを使おうとして、振り向けば…
何処となーくまずい状況を知り )
「 まずはそれ調べましょう… …というか、私はそんな物送った覚えなど…」
…ん、そーなの…?じゃあ調べていーけど…あれ?ニャルだっけ…?ナイアだっけ…?…んぅ…わかんね……
(既に匂いで多少酔っているのか呂律怪しくなり、ニャルの方に酒瓶向けて)
…あれー…?でもなんかその二人でも無かったような…
「 ……姉さん…? (…いや違う… 姉さんはやるなら直接会って殴る様な… 」
( …顎に手を当てて、話にクエスチョンマークを浮かべ続けながらも
酒瓶を受け取る… 改めて見ても、 何とも飲むのを遠慮するデザイン )
「 …… 酔って幻覚、しかしそれにしても事実としてこんなものが此処に…
それでいて、私や 姉様…?」
……分析終わったか〜?飲んで…いいの?それ…
…できたら飲みたいんだけど…
(こてん首傾げながら酒瓶に手を伸ばして喉の潤い満たそうとしていて)
「 ……少しお待ち下さい… 人体実験を挟みます 」
( 指の先に 中身を少し付けて…
舌に水滴を落とす… )
「 … 」
…んぅ、早くぅ…まだぁ…?
(物欲しそうに指口に運びながら目の前にお酒が飲めないのに少し悲しそうになっていて)
……はぁ…っ…
「 ………… 」
[ ガシャンっ ]
( 全身から 生気という生気が抜け出す様な… そんな感覚に白黒が覆われた後
緩んだ左手から… 瓶が滑り落ち、中身と破片を床にぶちまける… )
[ ガふっ ]………
( 眼から すっと光が失われ、急に口から血が吹き出す
まるで 糸が切れた人形の様に後ろへと体が傾き… )
…ぇ…に…ゃる…?…ぇ…なん…で…え?
(目の前で起こった光景…信じがたいのか、目見開き急いで体を抱き…)
…ちょっ、だ、大丈夫っ!?ねぇっ、う、うそだよねっ!?
[ トクン... トクン ]
( だらりと腕も足も、抱き起こされて下を向いて垂れる顔にも
何一つとして生気はなくて 今のヴェル以上に冷たく…
生命活動の音も聞こえない中 胸から聞こえる… 心臓の音だけが
異常無く音が続いていた、死んでいる様でも 生きていない訳でもない様だ )
( よく見れば 右腕も人差し指と小指だけが、辛うじて
少しだけ動いている… やはり、死んでいる訳ではない )
………っ…仕方ないっ…使っちゃうかっ…!!せめてこれでっ…!治ってっ…!!
(切羽詰まり汗も流して…あまりやりたくはなかったのか一命を争う状況……)
……っ…!!!これで…どう…っ?…あたいの…これでっ…!!
(ザシュッ…!異常な音が鳴った後見える光景は…
…自分の腕に傷付けては血を垂らし…飲ませて、様子見ながら苦痛に耐えるため歯を食い縛っている小鬼が、見えていた)
[ ………… パキッ ]
( 血液の拒絶など無く、分解された生命は心臓へ
其処から先ずは神経へ 腕へ 足へ 更には脳へ… 最後に
余った生命を体力に… …し切って余りあり過ぎる氷の力が
体内で新しい能力を開発して尚余りすぎた生命がバンと\☆〒\=×\☆=× )
「 ッッッッッッッ!!?」
[ ドゴォァッッッ!!? ]
( 破裂しそうなレベルの生命に意識覚醒 飛び起きては尚
高まる爆発の危機に瞬時に脳が解放の判断を… 口に下す!
新たな氷の能力を全力で用いたフロストブレスが壁をブチ抜き
その向かい果てにある山々を氷河期へと叩き落とし…… )
[ しゅぅぅぅ .... ]
「 ハァッ…ハァッ..はぁ… っは…あ?」
( 口から煙を吐きながらその場に立ち尽くす白黒…
意識が消えたと思ったら爆発しそうになって意識がまた吹っ飛び、
気が付けば氷がこびり付いた上に消し飛んだ壁 そして向こうの氷山…
まるで理解が追いつかなかった… ヴェルの事を考えるまで 5秒必要な程に )
「 …… ー…ヴェル…さん…?」
…っ…はっ…はっ…よかったぁっ…!
いっづ…ふぅぅっ…大丈夫…?体…壊れてない?
(少々息荒れながら腕の傷隠すようにしては小さく笑み浮かべて…氷を頭に当てて)
「 ……無理、させてしまったみたいですね… 」
( 素人の隠し方など、すぐに見抜いて…片手でヴェルを抱き止め
傷を確認し 触手を用いて異物消去と消毒済ませれば… 巻くものが無いので )
[ プチっ ]
「 ……私の失態です…今の私は元気で問題ありませんから
今はヴェル…ヴェルさんの体の方を 」
( 自分のスカートの一部を千切り、包帯状に
ヴェルの傷へ巻く、しっかりと抵抗しないよう
抱き止めておくのも忘れずに )
「 ………さて 」
( 煙を上げ 床を溶かす酒とはもう呼べない液体を睨み付け )
…いって…大丈夫だからねっ…?んんっ…くっ…
…ていうか、絶対あれお酒じゃないよね…?
(小さい痛みに耐えながらも、床をも溶かす液体に少し怯えて)
[ キュッ ]
「 ………ーーふ… はい、間違い無く飲料ではありませんね…
飲むどころか、触れる事も無い様にして下さい 」
( 「大丈夫」、を信用せず、ヴェルに口付け 手早く
体内治療と栄養補充を済ませた後に、腕を変化させて液体を
回収する… 欲望での口付けでは無い為 それを気にする事は蚊ほども無く )
「 ……まぁ とりあえず… 死が妥当ですね 犯人は 」
………でも、こんな事…する…なんて…分からない…よ?理由も…犯人像も…!
(身内に化けてやった犯人が誰なのか見当も付かずにいて、頭抱えながら回復する腕見ては少々安堵し……)
……その、危険…じゃないかな?
[ グッ ]「 先ずは落ち着きましょう、ヴェル 」
( 液体を安全に保存すると、ヴェルを抱き寄せ
力強くそう告げる… 回復し切ったついでに かつての覇気が戻っている )
「 …なら、見過ごせ…と?…出来るわけの無い事を言うよりも
先ずは方向性を決めて取り掛からなくてはなりません、情報伝達、
そこから始めるとしませんか?」
……まぁ、そうだけど…でも…あたいは…
(戸惑い収まらず…静かに頷いてはこちらも決意の目をして)
「 落ち着いてー… 今から行動を始めましょう
私はこの液体の分析を行います、ルージュ様と共に…
ヴェル、貴女は姉様や家主様にこの事を伝えて下さい、念の… 」
( 手早く話し、スカートの裏から… )
「 …これを 巻いておきます…有事の際に役立ちましょう、それでは 良いですね?」
( ヴェルの腕に白と黒色のリボンを巻き、思考をはっきりさせる為
強くヴェルの両手を持ち、お互いの体温を感じる )
……分かった、任せてっ…!…もしかしたら、彼なら知ってるかもしれないし…うん…!
(息整えこくり頷いた後、ぎゅっと握り…そして扉に手をかけて…何故か、冷や汗かいている姿が見えた)
「 …ご武運を… 」
( 言い終えるや否や、液体を回収してさっと影の中へ入り込む… )
・・・ザレッドの部屋・・・
「 …もうっ!どこ行ったってんのよ!
わたくしが謝ろうって気にもごめんなさいを聞く気にもなったってのにぃっ!」
( 外の世界に行った事など露ほども知らない黒は、その彼の部屋で
プリプリと怒っていた… ベッドに座り頬を膨らませて腕を組む )
「 むぅーっ … ん?何かしら これ… …ケーキ?」
( 贈り人不明のケーキが、机下の置き場にあるのを見つけて… )
「 … ふんっ!罰として食べられなかった事…
悔しがらせてやろぅっと!」
……失礼、ザレッド…いる?ちょっと本借りに…というか、もしかしたら参考にできるものがあるかもしれなく…て?
(ガチャン開けて入り…ケーキ食べようとしているナイアを見つけては目見開き慌ててケーキ凍らせようとして……)
(……本棚に、何かヒントになるものがある…と思っていて)
「 あー…んん''ッッ!? っっぐ…な 何するんですの!?ヴェッちゃん!」
( 一切れを口に収め… ようとしたところで皿ごとケーキが凍り付き
驚愕して舌を噛み、キレた様子でヴェッちゃんに怒る、若干八つ当たりも )
[ ズッ ] 「 痛あっっ!? な もう何ですのっ!?」
( 凍りついたケーキより… 氷を突き破って
鋭利な物が突き出て 黒の腕を掠る )
…………………どうなってるんだろ、ほんとに…っ!!…あっ……ぶなっ…!!
(冷や汗かいてはケーキ凍らせて分解し…チラリとナイア見ては思っているより怪我ないようで安心して)
「 っっ つぅ… な 何コレっ…治らない…!」
( 確かに、それは擦り傷… しかし その小さい傷が
いつまで経っても治っていない…!その事実に、黒は慌てる )
「 ヴェッちゃん!何か知ってる様子ですわね!
何でこんな物騒な事になっているのか教えて貰いますわっ!」
…分からないけど、命が狙われているらしい…っぽい…
あたいも…狙われてた…!
(簡易的な説明しては焦り…氷で擦り傷冷やしつつ、小さく指を切っては血を流し…傷口に当てて)
「 をぉっ!?… ん、一時的に本人の傷に対する体の認識を
大きく狂わせる特殊毒素?外部からの栄養補充が無ければ治療は
困難……?」
( 何か言いながら、ヴェッちゃんの指を治し… )
「……何が何だか知らないけれど、ザレッドを
姑息な方法で仕留めようとした奴が居るのは事実ね?」
「 ゴミめ… 」
…………もしかしたら…少し、少し……思い当たる節がある…!だから…まかせて…!急いで…ザレッドにも連絡するから…ここはあたいに任せてっ…!
……それと、治療な鬼の血に任せて…無理しなくていいからっ…!
(本を持っていきながら氷纏い少し此方も不機嫌なのか足音大きくなっていて)
「 ……… 」
( ふつふつと怒りが沸き上がるが、怖いぐらいに冷静を保ち… )
「 …… 滅びゆく者の追加… 簡単に死なせはしませんわ 」
( 衣を呼び出し、暗闇の中へ去って行った )
…確か…神話に…載ってたはず…!
主が…言ってた…強い…奴って…!
(個室で本読み始めては…探し始めて)
「 …… やはり、生命機能に異常をきたすタイプの毒…
旧身体解放も選択肢に入れなければ…!」
( 毒の解析が手早く終わる )
「 …場合によっては 姉様も…」
(……遠く離れた、ある島で……)
…どうやら気づいたみたい…だんねぇ……ま、関係ないけど…この状態異常の前には勝てる訳ない…だよねぇ?……ま、これで全員…いけるはず…いけたら…そこから、ワンダーランドだ…
(所々短かったり長かったりする変な黒髪の女性が…にんまり、悪そうな笑み浮かべては、そこらで駆け回る牛の大群と…二つの頭を持つ番犬を撫でていて)
……さて、来るかな?来たら…もちろん…
ひらひらら…
( その女の元へ 一枚のメモ用紙が舞い降りて … )
場所 孤島近海
「 うおわアァァァァァァァァぁぁぁぁぁ 」
………来るのはやくないかな…はぁ、なになに?
(声聞こえては困惑しつつ、メモ用紙に目を通して少しイヤな予感もするためか…シルクハットを被り目元隠して)
『 拝啓 核ミサイルを送った、勝手に処理しろ 』
場所、孤島海岸
いつまで飛ぶんだぁぁあウワアァぁぁぁぁぁぁぁぁ
…頭おかしいよこいつ…クレイジーな野郎だ……
…はぁ、ま、破壊するだけなら簡単だけど…それはあれだし…跳ね返すか…
(大きな十字架のような武器…に祈り捧げては、鈴の音が鳴り響き…飛翔物は全て反対の方向に飛んで行き…祈り続けている間、服や体に小さくヒビが入っており)
場所、孤島山岳地帯[ 回転しながら飛んでくるテホプ ]
グリグリゴキバキっ
「痛いいぃぃぃいいいてええぇえぇえぇぇぇぇえええ!?ああああぁぁぁぁ!!」
( 何からの力によって無理やり飛び続けさせられているテホプ
向かいから凄まじいまでの力が働き… つつも、行く力の方が凄まじいのか
拒もうにも減速したまま先へ進む!向かい側の力と行く力が自分を中心に
せめぎ合う為筆舌し難いほど痛い オマケに減速してるせいで無駄に長い! )
[ ドズゥンムッ ]
( 次第に ???の場所に激突した )
…まーじかっ…旧神達の姉がこんな所まで来るとは…かったるいかったるい…全く…こんな孤島に、なんのよう?
(目の前で激突した変な奴見てはあからさまにドン引き、祈りをやめては鬱陶しそうに聞き、そこで座ったまま動かずにいて)
( 巻き上がる煙、その中で ゆっくりとテホプが起き上がり… )
「 あんっっっっのっっ . . . バカがぁぁぁぁーーーっ!」
[ グガァラッ ]
「 畜生ーーーーーーーーーッ!!」
( 近くにあった大きな岩を軽々と持ち上げ、元来た方へ投げ飛ばす )
………なんか、大変というか、苦労してる?いや、うーん、怪力なのは分かるけど…近距離パワー系だよね…えぇ…?
(静観しつつ分析、興味深いと思う反面、戦ったら大変と思っており)
「 ええいクソっっ どうだっ!この...... ん?」
[ ギユゥゥゥゥウン ][ ドガァッッ! ]
( 岩を投げてから、10秒後に返事の如く
色とりどりの熱線が飛んで来てテホプに直撃、爆発で
周囲がまた壊れ )
「 っっ!っっ! あ''ア''あ''あ''あ''くたばれぇぇぇーーーッ!」
[ グォォォオンッ ]
( 外傷的には無傷で痛いテホプ、今度は止めどなく
現実離れしたサイズの岩を投げ出した、当然返ってくる熱線
岩が無くなれば殴っては周囲を破壊、何発食らっても気に留めず )
「 あんのト''畜生か''ぁぁアッッ 」
………虐められてるの?彼女…ま、いいけど…この島のあれが取られなければ、結局は大丈夫だし…
…まぁ、それに…別に?…少しぐらいなら崩れても、治るし…
(目の前で起こる姉妹喧嘩に戸惑いながらも、森の方を見てはホッと安堵…そして、面白くなってきたのか笑み浮かべながら見ていて)
「 ゲッッ もう無いっ…… あ''?」
( 投げられる岩が大小問わず無くなり、向こうを見てみれば…
痺れを切らしたクトゥグア、それがサニーじみた大火球を遠慮なく
アンブッシュで放って来るという実にマッポーめいた所業が見えていた )
( 直撃 )
『 フ''○ッ''ッ''ッ''ク''ユ''ウ''ウ''ウ''ウ''ウ''ヴゥゥ!''!'' 』
[ コ''コ''コ''コ''コ''!''!'' ]
( テホプ旧神体、筋骨逞しい触手に覆われた超大型巨神が
完全に切れて大火球の火を振り払い… 怒り任せに地形やら山やら
イかれたものを投げ始めた )
( 当然向かい側からの反撃もその分だけ激しさを増し )
…いや危ない危ない…デンジャーだな貴女…うーん…これは私様怒っても許されるのでは?
(森と自分の周りはなぜか壊れず投げられる事もなく、とはいえ美しい景観が壊されるのは少し怒りも湧き出て、静かに溜息を吐き……シルクハットを目の前に落として、存在証明し)
『 • • • ア''⁇ 何 』
[ ト'' ス'' ム''!''!'' ]
[ ッ ッ ッ . . . ザァッパァァァンッ ]
( 周囲を確認しようとしたテホプ、しかしそこへ一際大きい大火球…
大きく吹っ飛ばされ 島から外の海へと叩き落とされた )
が
[ ~~~~ ]
( 島中に巨大地震が響き渡る ・・・ 見れば 海に落ちたテホプ、
今度は有ろう事か島を持ち上げようとしており… このまま続けられれば
どばっちりでの破滅は確実、更に向かい側より… )
( トカマク内蔵型旧尖兵×8 )
( 此処に来てヤケクソ染みた分身特攻に加え
背後からテホプを吹っ飛ばしたものより巨大な大火球… )
………なるほどなるほど?これはめんどくさい…というか、これキレてもいいよね?よし、止めるか…
…(あからさまに怒っている顔をしながら、今度は黒い…槌、それもそう殴打する面がとても広いもので、それを空中に掲げれば…鼓動を発し始めてテホプの力に反発するように島を守り、振り回せば辺りに近づく機械に対抗する牛の大群と双頭の犬、何故か目が血走り、肉体も変わっていき)
《 え''え''い やめんか馬鹿者共めがーーーーっ 》
( 今にも力を引き出さんとしていたテホプの見上げる巨体
トカマクを内蔵したクトゥグアの分身 そしてその大火球…
何に至るまで目を背けたくなるような規模と迷惑の塊達が )
[ ]
( 前触れ一つなく… 海の彼方より稲妻のように響いて来た声を境に
幻覚 もとい霧のように露も残さず消え去る… )
《 ワシは今までお前達の蛮行愚行凶行に然るべき程度の罰を与え
それでいても寛容に我慢に我慢を重ねて来た!もう今日という今日は
本当に我慢ならんぞこの馬鹿共めが!》
…本当になんなんだか、訳がわからない…
…まぁ、手を下さず済んだって事でいいのかな?
(…静かに、黒槌しまってはほっと息吐き、頭掻きながら島の復元を始めて、一応他に敵対反応ないかの確認だけはしていて)
「 そういう事ですのよ、悪くは思わないで下さいまし 」
( しれっと島を歩き回っていた… 黒が言葉を聞きつけ、ぶっきらぼうに )
「 …それにしても 核でこの程度… 水爆でも良かったかしら 」
……ま、結局被害は少なめだから構わないけどね?はぁぁ…
(チラリと声の聞こえた方向見ては溜め息吐き愚痴吐き)
……で、貴女は誰…って言う必要もないね、さっきの妹さんだよね?
「 あら、何を思い違いなさっているのかしら…わたくしは
テホプ、ニャルの産まれに対して上に立つ者、即ち長女ですのよ?」
( 妙に胸張り、得意げに話しつつも 鋭い視線は解かないままで )
「 …あと、わたくしのパートナーと同じ様な喋り方しないで下さる?
その口丸ごと引き裂いて差し上げたくなってきてしまいましてよ」
んぉ?そうだったので…身長で誤解してたわ、ごめんねぇ…?
(煽るような笑み浮かべては少々の敵意をぶつけ、虚な目をチラリと見せて)
…知りませんよ、そんなの、これが私、僕、自分の喋り方でもありますから…ね?
つーかここは私有地なんで、帰れ帰れ、リターン…だよ?
「 気持ち悪ッ!?」
( 一連の言動、最近は割と人間に近くなっていた黒には少々
キツ過ぎるものがあるらしく… 上記の後に全力でバックステップ )
「 ちょっ 気持ち悪い気持ち悪いっ!そんな顔でザレッドみたいに言われたら
もっと酷いッッ!?分かりました帰る!帰りますから二度と喋らないで下さいませ!
いやあぁぁぁーーーっ!」
( 言い終えると全力で後方へ飛び、逃げ出す様に島から去った )
……………そんな酷いかな…ファッションに気でも使うかな…
…ま、いっか、これで静か、静かだよ…
(少々メンタル的にショック受けたものの…咳払いして誤魔化し、そのまま目を閉じようとし)
・・・・ ルージュの部屋 ・・・・
「 …以外にも、単純な対策法があったのですね… 」
( 分解し、調べ尽くされた液体を前に… )
……どうやら、そうみたいだな…
…何か、済まないな、どうやら…犯人は知り合いみたいだ…赤仮と、自分の…
(液体に別の液体加えて、色変わる様子を観察しながら…申し訳なさそうに言い)
「 ……姉様が核ミサイルを送った…という話をしていましたけれど…
これで済みそうにはありませんね… 」
( 一応、解毒薬をひと瓶飲み込み )
「 ……ルージュ様が謝罪する必要性はありませんよ…
今は被害の軽減、そして対策が重要です 」
…あいつはそんな簡単には消滅しない…下手したら、クリムゾン様より強いから…
(頭を抑えて小さく舌打ちしては、もしかしたらの事を予知してしまい)
………分かっている、だから、だからだ…!あいつは…いや、あいつら…になるかもしれないか…
…とにかく、下手な戦闘じゃ、此方はゲームオーバー…どうするべきか…
「 … それは、今考える事ですか?」
( 少し考え ルージュの肩を掴み… この城で必要な事のリスト、
90行7ページに達している、それを見せて )
「 できるかどうか分からない事について考えるよりも先に、対処できる
確実にできる、それについて考えて行動しなくてはならない時なのです 」
( さっさと身支度を整え、扉を開く )
「 私だけで出来ることではありません… ルージュ様、それをお考えになって 」
…………あいつから姿を表す事はない…あいつは暗殺しかしてこないから、自分から姿を出すって事はない…
(ゆっくり、自分が知ってる情報を喋り始めて)
…ずっと、島にいる、あいつは…ずっとそこにいる…だから、準備はたくさんできる…
…どうやって送って来たかっていうのは…おそらく…赤仮なんだよ…
……とても、その…なんていうか…デキてるようなものだし…
…他に質問は?
「 ……以上で結構です、やる事は腐るほどありますので 」
( メモを見る… 「壊れた箇所の修理点検、姉様と共同での罠探知」
部屋を出ればドアを閉め、身支度に支障がないことを確認し… 大きく深呼吸 )
「 …… 魔王様 … 出来る、ですよね … 私なら … 」
…………こっちはこっちで解決できる…できないか、とりあえず問題に直接…やる…から、任せて?
(命が狙われている城の者を不安に思いながら、ニャルに任せる事は任せ…此方も小さく頷き)
……自分が、やらなきゃ…いけないみたいだね…めんどくさいとか言わない…
・・・ヴェルの部屋 フロストブレスに消された壁 ・・・
「 …… 」
[ がンッ ドンッ がンッ ]
( 懐かしさを感じつつ、慣れた壁の修理作業中… )
『 おーららーっ!こうじちゅぅー!ドッカイケー! 』
(…配下、古代の一匹が工事の標識立てつつ、近寄るネズミに威嚇していた )
…直してくれてありがと…どこだろ…
(クッキー食べながら、安全な椅子に座り未だ本を見て格闘中……うーうー唸りながら結構な時間禁酒で頑張ってるせいか禁断症状とばかりに歯軋り酷くなっていて)
「 ……当然の責務です… 」
( そっと、机に甘酒を置くと… もう治った壁の
色塗りなどを始めており、古代はキッチンで使える用意をしていた )
「 ……… 我慢して頂けないと、また抱きますよ?」
…うぎぎぎぃ…………あーーっ!!あったあったっ!やっとあったぁ!!見つけた見つけた…!!
(恨めしそうに睨んでいるうちに、目的発見すれば大声で指差し…内心ガッツポーズ、嬉しそうにニャルちゃんに見せつけて)
[ バギッ ]
「 ……… はい、して 何を…?」
( なんか刺さった )
…えーとね、何か既視感があったの!で、それ、ギリシア神話の!ヘスペリスの一人だったの!!
これ見てっ!!
(…指差した場所には…エリュテイアという名前と共に、意味は紅い乙女、などなど詳しい事が書かれており)
「………………」
[ ヌプッ ]
「 ……それが、赤仮さんと…何か?」
……うー、それは…知らないけれど…多分、でも、合ってる気がする…だけ…
(急に自信無くなったのか小声になり)
「 …それだけでも、貴重な情報になり得る事態です…
ありがとうございますね、ヴェル … っ ヴェルさん!」
( 自然と呼び捨てにしていたのに気付き、慌てて言い直せば…
気まずそうに目を泳がし、やる事の済んだ部屋を見渡し )
「 …… お疲れ様です …… あ これ、ありますけど… 」
( スカートの裏地から、安酒を取り出して )
……飲んでいい??…あたい、そろそろ限界なんだけど…
(自然に手が伸びてしまい、口も開いて限界の様子)
…なんだっけ…なんか…忘れた…
「 …… っと… 」
[ ふらっ ]
( 無理働きか、渡そうとして足がふらつく… 倒れてもいられない
休憩が必要なのを自覚 )
「 ……… 折角ですから、私も休ませて頂きましょうか 」
( ヴェルに酒を渡してから、部屋のベッドに横たわり…
如何にもこうにも、苦労で満ちた溜息を吐く )
……んぐんぐ……んぐっ…ぷはぁぁっ…んへへ…あたいもちょっと頭休ませよ…
(酒瓶軽々一気飲みしてすっからにすればいっつも通り顔真っ赤、そのまま突っ伏すように寝始めて)
・・・・ザレッドの部屋・・・・
「 ー…ー… 」
( ザレッドのベッドへ突っ伏し、声にならない文句を
言い続けている… 部屋はきっちりと整えられており、その働きが
伺えはするのだが、白黒よりも疲れてないはずの黒はあまり動いていない )
「 ………ばか 」
『 ... まぁまぁ、マスターにも用事あるんだって
そりゃあ黒ちゃんほっとく事にもなるだろーよ 』
……そうそう、凄く忙しかったんだからしゃーないだろ?俺はナイアの為に頑張って来たんだから…いいじゃん、ね?
(自然に会話に入ってきては、いつの間にか窓を開けて椅子に座っており…ピースしながらにひひと嬉しそうな笑みを浮かべ)
「 ………………あああーーーーもうっっ! 」
( ザレッドを見るなり、勢いよく飛び掛かっては腰辺りで抱きつく
ザレッドの腹に顔を埋めて そのまましゃべる )
「 …さみしかった!心細かった!会いたかった!
ごめんなさいって言えっっ!」
『 ....くくっ 』
( 場面を目に収め、口で手を抑えて笑う )
………はいはい、ごめんなさい…っと、これでいい?
しょうがねぇじゃん、俺だって忙しかっただからさぁ……で、今、どういう状況?
(苦笑浮かべながらもナイアの頭撫でて嬉しそうに言い…つつも、少し警戒している雰囲気を醸し出して、首傾げながら問いかけ)
「 ………… 」
( 聞き遂げたかどうかは知らないが、黒は
ザレッドの横に移動して、また腰に抱きつく… 離れる意思はないらしく )
『 はいはいハデスちゃん解説... えーと今現在、城の住民に対して
黒ちゃんでも傷の治らない針の出るケーキや、
メイドが一滴飲んだだけで危うく死にかけるような暗殺攻撃を
赤仮バカメディックの彼氏らしい奴が仕掛けてきてる… 今は
メイドが奔走して城の状態は整ったけど、次は何かもわからない状態、OK?』
「 …… むー 」
( 近くにあったザレッドの腕も抱き締めて )
『 ありゃりゃ.... 本気ってのは両方同じなんだ 、意外... 』
…はぁ、はいはい…(頭撫でて嬉しそうに抱きつかれたの確認すれば猫と遊ぶように顎触ったりしていて)
…あっ、大体分かった…でも、一個間違ってるぞ?
両方女…つまりえーと…百合の花って奴だ…以上
…それとありがと、了解…じゃ、気を付けないと…
(そう言いながら、にこり笑み浮かべナイアにされるがままで)
『 ... Oh My ... ま、あたしはそろそろ食堂行ってきますケド...
マスターと黒ちゃんはどう?新メニュー... 』
「 …ザレッドが行くなら 」
( ニマニマと笑っては2人の反応に面白さを抱いて
積極的に話しかけるハデス、極端にザレッド依存の黒 )
……………俺もまぁ、ナイアが行くならでいーけどな…まだ腹減ってないし、行かないつもりだけどな…
……それと、機械、覚悟しとけよ?お前…
(自然に手を銃の形に構えて機械に向けながら、チラリとナイア見てはなー?と頷き)
『 ハデスですよーだ 』
「 行こっ ザレッド 」
( ちょっぴり明るくなって、ザレッドの右手を引く )
『 ...くくっ やっぱり面白いったら!』
[ ギゴガゴゴ ]
( ゴツくなった戦闘機フォルムへ変形すると、瞬時に向かい側へ… )
『 早ッ 』
…了解、ハデちゃんね…
おけ…構わないけれど…行こうか?
(ナイアの手を握ってはこくり頷き…嬉しそうに歩き出し)
……さて、と、悩み所が多いね…
『 ... くひひっ ヨシっ!じゃあ走って行かない!?
3-2-1 レッゴー! 』
「 おー! 」
・・・・闘技場 ・・・・
「 ... 良いかあ?レギオン ... 一般にも専門にもサメってのは好まれた食材では無い、
だからこぉそ ... 焼き屋の腕の見せ所!調味料と焼き方のあれこれでたんと喰えるのだ!」
( 何故か闘技場のど真ん中で、豪快に皮を剥いだだけのサメを串に刺し、肉焼き機の
様な大きいインダストリーを使って派手にヴェルダンにしている )
「 はぁー 黒胡椒にシナモン.... 」
……別に、食べれたら何でもいいぞー?
…というか、これ手伝った方がよかったのかー?
(ぼーっと見上げながらおやつのササミを食べつつ、首傾げながら聞き)
「 ぐはは ... いやいや貴様は見ているだけで良いのだ、見てるだけでな 」
( 次第に、こんがりサメ肉が肉焼き機から取り出されれば
布の上に放れ投げられ、これまた味付け )
「 塩胡椒ー!」
……呑気というか何というか、あれだなー…
…ま、いーや…
(多少困惑しながらも悪い気はしないので、もきゅもきゅ食べながら炎の揺れに合わせ首を振り)
「 グレイト!良い焼き加減だ.... レモン欲しいか?」
( 手早く大皿に食いやすい所を切り分けては、レギオンの前に置き )
「 オススメは 緑色の柑橘類だ!男の... うん、オレは違うけどさ
とにかく豪快な味にはそういうのが合うものだ!」
( 残った固い部分を喰い千切り )
「 不味い!かハハハハ!」
( …そりゃあ焦げた内臓に味付けなしの所ばかり喰えばそんな感想にもなるだろう
腹とかヒレとか食いやすい所は全部切り分けていた )
…酸っぱいのはあまり好きじゃないぞ…
……ん、あーん…ほら、口開けろ…
(尻尾を器用に使いフォークを持ち一口サイズの肉を刺せば、そのままホテプの口に向けて揺らし…自分は、皿にあるものにそのまま齧り付き)
「 かははっ そうかー!.... んー ん?」
( 不味さにまた笑おうとした所で、振り向き… 齧り付く! )
「 . . . か っっははははっ! 美味えな!ああ美味えよこういうの初めて!
何だバッチリ可愛いじゃねーかよええ?このこのっ!」
( 骨やら内臓やら焦げ肉やら全て丸呑みにして若干えづいてから
レギオンに飛び付き、豪快に笑い回しながらレギオンのお腹と背中、それを
後ろから座って食事の邪魔にならないように撫でくりまわす )
「 かははははっ .... ありがとって言いたくなるじゃねぇかよ オレって女がぁ...
恥ずかしいなぁっもう! 」
………騒がしい、うるさいぞー……
…凄い何というか、暑苦しい…ぺっ…
(多少嫌がる顔はするも、邪魔にはなっていない為許しており、焦げた所は綺麗に噛みちぎり吐き捨てていて…ホテプにぺしぺし尻尾攻撃しつつ)
……なんか、女って感じがしないぞ、色んな意味で…
「 あっはははっ .... まぁそう言うなって!拳付き合わせた仲なんだ もフっ!?」
( 尻尾攻撃気にせず喋るせいで開いた口に尻尾がもふり )
「 ふっ !? は... まふぉ... ふはひっ はふ!!? 」
( いきなり入った上に不味いものを飲み込んだせいで混乱、単純に引き抜くことをせずに
腕はあたふた、舌で外へ出そうと目はグルグル、口の中がもふぁもふぁ )
…うぇ、気持ち悪い…大丈夫か?
(此方としても涎とかそういう感触でとても嫌そうな顔で、ゆっくり引き抜いては、ホテプの服で拭おうとしていて)
…ばかだなぁ…なんというかー…
「 っっふ .... うぇ ぇぇ ... おれもきもひわゆい... 」
( もう涙目、混乱で口から出てきた涎を自分のトレンチコードで拭き取り…
元より、サラシとジャージの上にトレンチコードという恥ずかしげも無い
スタイルだからか、レギオンの行為にも 「あ''...?..ほれ 」、と寧ろ脱いで渡し、
サラシとズボンのみのスタイルで気持ち悪さに悶える )
「 .... 言わんうぇふれぇ... おれぇあ... 姉貴ほはぁ... ニャルみひゃいに...
うぇぇっ!.... 魔法も得意じゃ無いし頭もそんなに良く無いんだよ ... 」
…………尻尾しゃぶられるってなんだよ…蛇か…
(ブツブツ文句言いながら、服脱がれても別に戸惑う事も無く尻尾を遠慮なく服に擦り付け…それでも気持ち悪いのか、服で包み始めて)
……見てれば分かるぞー、あれか、脳筋……って奴、か…?
「 しゃぶりたくてやるもんじゃないだろ..... う''うっ 」
( すっかり大人しくなってる )
「 ..... 言わんでくれって ... お前猫みたいだな ... 可愛いのに毒だらけ 」
……そんな変な奴も…うん、いるぞ?
(溜め息吐きながらやる気失ったのか尻尾地面に下ろして)
…まぁ、獣人だしなー…そりゃそうだ……はぁ、いいや、久しぶりに嫌悪感が湧いた…
「 .... 居るもんなのか ... 会いたくねぇや、とりあえずすまんな ... オレが悪い 」
( ぐでんとレギオンの背中にもたれて )
「 ジュージン ... ? ... ふぁ ... ひょーいや 、姉貴とニャルが ...
肉体変化やってた時に ... ふぁう ... まぁ いいや .... 」
…いーよ、許す、うん、気持ち悪かったけど許す…
(もたれられては…一瞬背中を大きく突き出し飛ばしては、馬乗りの形になり)
…似てるな、なんか……はぁ…まぁいいや…
「 わひゃいっ!? う''っ ... は 腹はやめて ... 」
( 現に、乗られて目を回しながら力無くレギオンを押し返そうと 出来てない )
「 はぁぃ? ... ゥヴッ ... ひょりゃ... 三姉妹なら ... 似てるだりょ... 姉貴と ニャル... 」
……こっちの方が落ち着く…なんでか知らないけど…
(獣だからなのか知らないがこれが好きな様子)
……違う、自分とホテプ…
「 う げぇ ... 腹 . ひゃめてよぉ.... 力ぬへる ... ぉあ... 」
( 抵抗する気力も力も無いのか、言葉だけで顔もそっぽを向いてぐでん )
「 .... ふぁ?... おれぁ テホプだけど ... にへる? ... 何処が ... 」
……んっ…ん…ふーっ…
(少し気になったのかゆっくり顔近づけて…首にかぷり)
……こーいうところ?……わかんないけど、雰囲気…
( 似てる と聞いて顔を ... )
「 う っ ... はぃ ぁ? .. っふぃ ... あぁっ ..! ..? ... 」
( 首に鈍い痛み、びっくりして見てみれば ...
またも抜ける力 変に回らない脳でも、グルグルんして涙目のまま
噛み付く猫の頭に手を乗せるぐらいしか体の抵抗なんて出来なくて )
「 .. っひ .... いぃながら ... 食べるな.... 美味しく ...ない ひゃ ろ ... ひゃめれ ... 」
…ちがう…ちがうから、まって…
(噛んだ所を舐めては少しずつ傷は治まり、口開けば何故か紫色の血が、口内たっぷりと…
ギランと目を光らせながら問いかけ、謝りつつ…)
……これ、本当に君達の、健康な、血?
「 ... あ''....? ... 内腐症 ... 血液...? ...なん ...で ...? 」
( 言われ、指の皮膚を ... なぜか簡単に裂けたその皮膚からは
レギオンの口の中にあるそれと同じ物が ... )
「 ...... 死ぬ ... 」
…はぁぁ…仕方ない、ちょっと身構えてよ?
(嫌な予感ピタリ当たってしまい、少し疲れるのもあるのか…中に小さく、本当に一摘み程の…炎を吐き…何故か火傷する事もなく、血色を良くし…)
……一時的な応急処置、すぐニャル達の所行くよ?
[ ボァッ ]
「 ...... 治せる ...のか? ....内腐...症... 」
( よたよたと、今までの力強さなく立ち上がる )
「 ....... ニャルは ....感染る ...だめだ .... 古じゃ ... 」
………自分は無理、ルージュでも…延命というか、厳しいかもしんない…治せるかわからない病気なのは、流石に知っているぞ…
(背中に乗せながら少し走り医務室に)
…でも、確か、黄金のリンゴ…あの島にあるものなら、治せる…希望はある…
「 ... とことん... すまねぇ ... 」
( ... )
「 .... 伝承なら ...しってる ... 霊郷 ... 聖人達の墓場として ... 噂された島の ... 果物の話 ... 」
[ ぐへっ ]
( 手で口を押さえ、漏れた血の色 ... 紛れもなく、やがては内臓までが腐り落ちる
下位古の天敵である病 ... )
「 ... 」
・・・・ ヴェルの自室 ・・・・
[ バタッ ! ]
「 … っはぁっ … はぁっ … 幾ら何でも … これは…っ?」
( いつまで経とうと癒えない疲労にかつてない不信感と違和感
限りない嫌な予感を感じながら、ベッドの上より滑り落ちる )
「 っっ …ぐ …あ、の… 酒に… また… ?」
………その果実、知り合い…というか、恐らく彼女が持ってる…だから…取りに行けば…っ…!
(血を吐いたのを見れば此方も体を張り、極楽鳥の炎で僅かに、ほんの少し…癒しておき…ただ、此方も此れに疲労したのか膝をついてしまい)
……だから、誰かに…行ってもらいたいぞ…
…それと…後、任せたぞ…ルージュ…
(そう言えば、壁にもたれかかり…少し目を閉じて寝始めて)
……………
「 …… 内腐症、らしいですわね?ルージュさん 」
(……歯軋りし、とてつもなく後悔している様子)
…迂闊…だった…っ!……っ…くそっ…!!
(様々な後悔が襲ってくる中で、重い病気なのを判断しては、すぐに治療に取りかかり…)
「 …… 思っていた以上に … 与えるべき罰は重く… なったものね 」
( 耐性のある、上位古… そうであるが故に、苦しみを分かってやることは出来ない、
歯噛みする思いは私も同じですわ… )
( 並んで青い顔をしている、2人の妹を眺め… 握る拳に力は入る )
「 … ルージュさん? ハデスちゃんは何処へ行ったかしら…
ニャルが倒れてから、見かけないのよ 」
(少しの時を過ごしただけでも既に情は高まっていたのか、霊的治療を続けて…いるも、矢張り効果は無いように見えて)
…え、し、知らないが…機械娘もいない…のか…と、とにかく…!一刻も早く…果実を取って…治療しなくちゃ…!…っ…!
(よく見れば拳握りすぎたのか半透明な血が出ており、チラリナイアに目配りし…小さく頷き)
…知らない…!
「 ………… そう 」
( 静かにもう一度、怪我人たちを眺めてから…
少しだけ笑って、医療室を出て行く )
( ドアを閉め、すぐ隣の気配に問う…「 …… ザレッド 」)
…分かってる、行くんだろ?
……ナイアも、でしょ?勿論…
(怒りと深い憎しみを抱いた目をしつつ、見つめあってはゆっくり頷き)
……………… にっ
「【 Another 】」
( 指を鳴らした後、目の前の情景は歪む 歪む… 星型の歪みの向こうに
自然豊かな森を持った 孤島に ... やたらと攻撃的な雷、超速のミサイルが
襲い掛かる世界が現れる … )
[ パチンッ ]「【 七星羅宝杖】」
( 黒の左手に、人の頭骨をあしらった銀細工の杖が現れる )
「 … Kill times 」
……ちゃんと果実は残すように…それ無かったら本末転倒だしね……っと、俺様は聖人達の墓場?って所にあるっていう果実取ってくる……だから、その孤島は、任せたよ、ナイア
(ぐっ親指立ててそのまま此方も消えるように一気に飛んで向かい…其方はナイアに任せて此方は此方を集中するつもりでいて)
「 …… キ''ル,ファス ,ルーク,ハス,ヴォ,ラ,キーン 」
( …孤島への歪みへと入って行った… )
I will ''kill'' YOu
(プレゼント)
……やぁ、侵入者?…うん、どうやら状態異常はちゃんと受け取ってくれたみたいだね?嬉しいなぁ…ふふ…ま、そんなんカンケイないかな?
(前とは違う戦闘専用の空間にナイアごと巻き込みながら、空中に座り余裕な態度で手招き…どうやら、戦わざるを得ないようで)
『 ドゥ,ヴォク,ロ,ジョール,メイ... ヒィス,メ,ヴァール,ディス,ルォーム 』
( I will )
『 ヘ''ィ,ラ,シュク,ジョール,メイ』
( KILL )
『 ... お前の目と 耳と 剥ぎ切った腕と 背中の皮を赤坂に届けよう 』
『 『 お前の両足を骨が溶けるまで湯の中に浸してやろう 』 』
『『『 だから今死.ね 』』』
……はぁぁ、だってさ、赤仮…哀れだねぇ??
私様が一番強いのに…ねぇ?勿論その返答は、だが断るだよ?決まってるじゃんかぁっ…!
(玩具のステッキのような物を取り出しては、そこから星形の…当たったらやばそうな弾幕を渦のように回転させながら発射し…)
…言っておくけど、私様の武器の使い方…なめんなよ?調子乗ってんじゃねぇぞっ…!!
【 I will kill you 】【 Don't you winner 】
( 弾幕諸共 ) ( 言葉は掻き消える )
( 発された言葉と共に弾幕が溶けるように消えて無くなる )
『 だから今死.ね 』
【 Yo U gO iNg [ DIE ] 】
…だから…断るってんだろぉっ!
…ちっ…こっちも義務なんだよ…やらせるかっての…!
(赤仮とお揃いの仮面を被りながらナイアの声をシャットダウン…自分には聞こえないようにし、集中しながら、今度はレイピアを数十本飛ばして)
【 yOu DiE 】
( 宝杖でレイピアを消滅させる 折れた杖を放り捨てる )
『 だから 今 殺. してやるよ 』
『 だから今死.ね 』
腹は吊り下げられるでしょう 口は袋に引き裂かれるでしょう
下半身を永遠に生かして足をもぎ取りましょう
………………
(最早語る必要性もなしの判断したのか、どんどん眼が紅く染まっていき、ついでとばかりに双頭の犬…オルトロスや牛の大群に突撃させており…自分は、瞬間移動を繰り返し使用して捉えられないようにしながら向かってきており)
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