何でも屋『雅』

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1:雅◆RI:2020/10/11(日) 13:57

とある街、とある路地、そんな場所にひとつ、紙が貼ってある

そこに書かれているのは、願いを叶える何でも屋の話


何でも屋『雅』
【初めまして

この貼り紙を見つけられたということは、貴方様にはなにか望むものがありますのでしょう

もしも当たっておりましたら、どうぞ『雅』に足をお運びください

不死の霊薬でも、若返りの秘薬でも、どんなものでも取り揃えております

用心棒でも、復讐代行でも、どんなものでもお受け致します

この貼り紙を見たあなたに、どうか幸せがありますように】


そしてこの貼り紙を読み終えたあなたの前には、何でも屋へ繋がる道が見えることでしょう




おや、貼り紙には、まだ続きがあるようです







『現在、アルバイト募集中』

401:雅◆RI:2020/10/19(月) 20:10

「あや、それはこまりましたねぇ、…ふむ、しごとのあっせん…まぁ、いろいろありますねぇ、…ちょっとおまちくださいなぁ」
(一声かけるとすぐ後ろの引き出しから何枚か紙を取り出す)
「…ふふ、ぼくのじょうれんさまのところからちょっとあやしいところまで、いろいろありますよぉ」

402:雅◆RI:2020/10/19(月) 20:12

「…まぁ、ぼくもまだあるばいとさがしとるんで、…まぁ、…みみにいれるだけでも」
(聞こえるか聞こえない程度の声でぽつりと呟く)

403:海恋叶◆Uk:2020/10/19(月) 20:12



『いらっしゃいませ』

(す、とィアの隣に立ち、まだ少し舌っ足らずに挨拶をする)

404:scullFace◆.s:2020/10/19(月) 20:14


( __誰か居る… ?)

「 ………… 」

( 困り果ててはまたここの前… けど、誰か。
… きのうとはちがう誰かが中に居る… 商談の話を耳に
今はちがう と、壁に背中を任せて ただ待つ事にした )

405:雅◆RI:2020/10/19(月) 20:15

>>403
「!もー、きょうはおやすみやっていうたのに…しんどかったらすぐにおくもどるんやで?」

406:◆cE:2020/10/19(月) 20:18


「 それはそれは、確かに少し……人手が足りないようだね、私で良ければここで働かせてもらえると嬉しいな 」

( 小さく呟いた言葉を広いくすりと笑い、ふらついておついている少女の体をすっと支えながらそっと頭を撫で、懐から水晶飴を取り出し微笑みながらどうぞと差し出し )

「 お嬢もお茶とお茶請けありがとう、あんまり体調が優れていないのかな…あんまり無理してはいけないよ…? 」

407:雅◆RI:2020/10/19(月) 20:20

「!…ん、んふふ、ありがとぉ、じゃあ、おねがいうけたまわりましたぁ」
(ペストマスクのせいで顔は見えないがぽわぽわと嬉しそうな雰囲気を出す)

408:海恋叶◆Uk:2020/10/19(月) 20:21



『大丈夫です、ごゆっくり』


(体調などよりも、……ィアさんは大人の方が好きなのだろうかといじらしい嫉妬心を柄にもなく抱き、それを悟らせまいと無表情で抑え込む。現にこの人とは仲良くなれそうなのだから。)

409:◆cE:2020/10/19(月) 20:30


「 ん、よろしく頼むよ……名前は土御門凛……好きなように呼んでくれて構わないよ 」

( どこか嬉しそうな様子の雇い主にくすりと微笑み小さくお辞儀をし。少しいい淀みつつも名前を告げて、少しだけ困ったように眉を下げる。 )

>>408

「 あんまり無理はしちゃいけないよ…? 」

( ふっと微笑みつつ頭をそっと撫で、目線をあわせてにぃっと微笑み )

410:雅◆RI:2020/10/19(月) 20:34

「ふむ、つちみかどりん…しつれいやけど、ねんれいきいてもええかなぁ、ごめんなぁ、ぼくめがみえへんもんやから…」

411:海恋叶◆Uk:2020/10/19(月) 20:34



『あ、ありがとう、ございます…!!』

(美しい笑みに少し顔を赤くして、とことこと寝室に戻る)

412:◆cE:2020/10/19(月) 20:41



「 確か…齢は一七……あと奇怪に好かれたりする体質なんだ 」

( 自分の年齢を聞かれ数秒考え込みもごもごと口ごもりながら喋り。そういえば雇用関係にあたるならと思い自分の体質のことを喋り、少し首をかしげる )

「 ある程度は自分で処理したり出来るからあんまり気にないでくれ……前までの職業柄なれてはいるしね 」

413:雅◆RI:2020/10/19(月) 20:44

「あや、ぼくととしちかいねぇ、ぼくじゅうはち、…たいしつ、もしかするとここやときけんかもね、なんかかおかくしかぶっとき、このまちやとすがおは『魅入られ』てまうから」
(くすりとほほえむ)

414:雅◆RI:2020/10/19(月) 21:04

「あ、せや、あれやったらみせのなかにあるかぶりもん、すきなんもってき、いろんなんあるよぉ、ぼくのしゅみもあるけど」
(そういってかぶっているペストマスクをつつく)

415:雅◆RI:2020/10/19(月) 21:52

『ガウゥ!!』
「おわわっ、星星!」
『ぐるるぅ…』
「あーごめんごめん、よんでへんかったねぇ」
(背後からガバッと相棒に飛びかかった)

416:◆cE:2020/10/19(月) 22:59


「 おやおや!ならでは君は一個お兄さんだね」

「 魅入られる、か……でもまぁこれでも一応陰陽師の家の子だからね……ある程度は大丈夫だと思いたいのだけれど 」

( その言葉をきき、再び顎に手を当て数秒考え込みながらマスクを見つめ数秒考え込みながら、懐に入れていた水晶飴を口に1つ含んでコロコロと転がし。じっと考えこめば雇い主に近づく虎を見つめ、じゃれる二人をみてふっと微笑む )

「 君たちは仲がいいんだね、とてもいいことじゃないか 」

417:雅◆RI:2020/10/19(月) 23:06

「…いつもおもうんやけど…このみせのあるばいとになるこらはみんな星星におどろかへんよねぇ、けっこうでかいで?こいつ」
『がるる…』
「あーごめんやって、かっこええもんなぁ星星」

418:海恋叶◆Uk:2020/10/20(火) 12:28



『………おはようございます』


(数時間ほど寝てスッキリしたのだろう、パッと起き上がり朝ごはんを作ろうと立ち上がる)

419:scullFace◆.s:2020/10/20(火) 18:56


( ___夜中 )

.......

「 …… ( …あの蛇男… 次はタダじゃ済まさんからな… )」

( 焼き芋を腹におさめながら、夜間博物展に足を運ぶ足はとぼとぼ )

420:雅◆RI:2020/10/20(火) 19:27

「はぁいみことぉ、あんせいにしときいうてるやろぉ?」
(ひょいっと少女の体をつかみ、布団に引っ張る)
「きょうはぼくがつくりますぅ、りんのごはんもつくらへんとねぇ」

421:雅◆RI:2020/10/20(火) 22:25

「ふんふーん…♪」
(鼻歌を歌いながら台所に立つ、目は見えないはずなのに手際の良さは相変わらずで、次々と時間と比例しない凝った料理達が作られてゆく)
「あ、星星にもご飯あげなあかんなぁ…」

422:海恋叶◆Uk:2020/10/21(水) 19:16


『…』

(ひょい、ぱく。凝った料理についつまみ食いをして…ちら、とィアさんを見る)

423:叢雲◆RI:2020/10/21(水) 19:18

「〜♪、?あらぁ、みことぉ?どないしたん?」
(視界がない故数が減ったことに気が付かないまま、少女の方へ笑いかける)

424:海恋叶◆Uk:2020/10/22(木) 19:16



『………お顔、やっぱり綺麗』


(はにかむようにへにゃりと笑うと、私お皿用意しますね、と離れて)

425:叢雲◆RI:2020/10/22(木) 19:19

「…………おかお、ねぇ…」
(あまり好きではない、というか、最後に自分の顔を見たのはいつだろう、『視界がなくなった時のことは覚えていない』)

「、ま、ええや」

426:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:09

(今気づいたけど叢雲さんのままだった名前…)

427:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:11

「はぁい、みことぉ、りん〜、星星〜ごはんやでぇ〜」
(複数の皿を手や腕、頭などに乗せて、落とすことなく持ってくる)
「あい、星星はこっち、ついでに店あけよぉかぁ〜」

428: 凛 ◆cE:2020/10/22(木) 20:22

「 飴はまだ大丈夫そうだね…… 」

( 一人、屋根の上に座り深く帽を被ったまま、懐に入った琥珀色に輝く水晶飴を一粒口に含んだあと残りの数を数えて小さく呟き。小さい頃からのお守りの飴。不吉な事、霊や妖を見たときに食べるようにと渡された飴。懐かしいなぁと思いながらもう一粒を口に放り投げて。まだ結わえてない藍色の髪はそのままに手に持った髪を結わえる紐を見てぼうと考え込む。ぐっと膝を抱え込み小さくため息をつく。ぐっと一人の可愛げのない部下からもらった苦無をぎゅっと握りしめる。少しだけ、少しだけでいいから。無防備でいさせて欲しい、そんな思いを裁ち切るように飴玉を奥歯で粉々にして )

429:◆cE:2020/10/22(木) 20:23

( あっ、待って、絡みに気付いてなかった…ぴえろさんの進めたいようにで大丈夫です🙆 )

430:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:26

「……あ、おった、りん、こんなとこおったら危ないよぉ?」
(トンと、どう上がってきたのか、凛の前にくるりと回転して立つ)

「ごはん、いっしょにたべよぉ」
(そしてヘラりと笑う、どうやら今日は、まだ仮面も何も付けていないらしい)

431:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:26

(おけ!)

432: 凛 ◆cE:2020/10/22(木) 20:43

「 ……っ!おや、おはよう……ご飯、か、 」

( いつの間にか目の前に立っている素顔のままの主人にびくっと肩を震わせ立ち上がり、ご飯を食べようと言われれば少し困ったようにはにかんでから、風に揺れる下ろしたままの髪の毛を押さえて )

「 ……朝にご飯を食べるなんて健康的だね、今までほとんど飴か饅頭だけだったから少しだけ、違和感を感じるよ 」

( など不健康な生活を匂わせるような言葉を発した後、ぐっと伸びをして、地面に降りようとするが、目が見えないと言っていた事を思い出し、降りる直前に振り返り不思議そうに尋ねる )

「 そういえば、主人はここから降りられるのかい? 」

433:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:49

「ん、へいきやぁ、こんくらいならねててもけがせえへんよ」
(そう告げると、彼女の横を通り、屋根の端にたつ)
「ほっ、」
(先程の動き、とんっと屋根を蹴り空中で身をひねって地面にすとんと着地する)
「、ほんじゃぁ、ぼくざしきでまっとるからねぇ〜」
(そうして顔を上げ、ゆるりと手を振り店に入ってゆく)

434:ニャルちゃん◆.s:2020/10/22(木) 21:16


[ ガラガラ ]
「 … 失礼、主人さんは居られるかな 」

( きょうとて空は嫌みのような曇りの日
この店にでも寄らなければキノコでも生えてしまいそう )

435:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 21:17

>>434
( TRIP ミス!!! )

436:雅◆RI:2020/10/22(木) 21:19

「む、あぁ!おきゃくさまぁ、おひさしぶりですぅ、どないしましたぁ?」
(座敷に上がろうとするのをやめ、skullFaceに駆け寄る)

437:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 21:27


「 まぁ また仕事の依頼ではあるよ … お裾分けも兼ねて だが 」

( 駆け寄るときの元気さにしばし、言葉を忘れてしまった。
ただ どないしましたぁ と付き合いやすそうな表情を見ては )

([ トン ]と背負った袋を地面において )
「 …一応聞くが、君の家は食品お断りでは無いかね?」

438:雅◆RI:2020/10/22(木) 21:30

「へぇきですよぉ、ちょうどあさごはんですしぃ、おきゃくさまもたべますぅ?」
(こて、と首を傾げる、仮面をつけていないせいで、パラパラと髪が顔にかかる)

439:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 21:37


「 2つの意味で助かるよ… 流石に一人では食べきれなんだ 」

( 「失礼」と靴を脱いで上がり、袋の中から … )
「 … 意外と甘くてね、このまちに住んでる君なら 知ってるだろうが 」

( うすい紫色の小さな … みかん玉をひとつ つかみ出す )

440:雅◆RI:2020/10/22(木) 21:41

「あや、これ…あぁ!おいしいですよねぇこれぇ」
(あんま買わへんから久しぶりやわぁ、と出されたものを手に取って手のひらで形を確かめ思い出す)
「…あ、それでぇ、ごいらいって、なんでしょぉかぁ」
(もむ…とひとくち口に入れ、飲み込んだ時にふと思い出し、尋ねる)

441:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 21:48

「 …ふむ、取り敢えずは君の朝食に預かってから 商談をするとしよう 」

( 彼の動きに やはり盲目のそれを見ると、“ よる ” に見た誰かの言葉 …
引っかかる物事の多くを思い出す … 顔には出さない、意外と小動物的な
可愛らしさのある彼を見れば自然と顔の曇りも無くなるし )

「 ここに置いておくよ … ぅむ ( なんと言うかな? コレは )」
( 戸棚近くに袋を置いて )

442:雅◆RI:2020/10/22(木) 21:53

「そうですかぁ、なら、おすきなだけどうぞぉ、りょうだけはありますのでぇ」
(そのうち7割は燃費の悪い自分の胃袋に入る訳だが、ということを忘れている)

(たくさんの料理、一般的には和食の括りのものが多いが、どれもこれも、視界がない人間が作ったとは思えないほどに美しく調理されている)

「いただきますぅ」
(しっかりと両手を合わせ、箸を進める
……………ええ、そりゃあもう物凄いスピードで)

443:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 22:10


「 おぉ… … 中々、では いた …だ …… ? … !!? 」
( 料理を眺めて手を合わせる暇もなく … まず口から出たのは… )

( 唖然 と … 消えて行く食卓の上にあった食物…
はっと 気づき、魚を用いた料理に手を伸ばす )

444:雅◆RI:2020/10/22(木) 22:14

「んふ…んふふ…」
(幸せそうに美味しそうに、食べる、食べる、食べる)
(実は、本人全くもって気づいていないが、この男、その細い身体からは想像もできないほど、とてつもなく燃費が悪く、食べる量も半端ではない)
(気付かぬ本人は、頬に手を添え、美味しそうに箸を進めている、…まぁ、その分大量の料理を作っているから、なんとか他3人の分もしっかりと残るだろう)

(多分)

445:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 22:21


「 ……… 」

( なんとか 自分の腹は満たして一先ずの食欲を抑える今 …
みてる所は、異様に減りの早い食物よりも 箸を進める彼の、
… 何だろうか? ハムスターのような … 食べるときの愛くるしさ )

( ともかく 見ていて何処か微笑ましい光景の方を目に収めて箸を置く )

「 ご馳走様でした … 」
( それ以上は…とてもじゃないがなんにも言えない。… 幸せそうで申し訳ないのだ )

446:雅◆RI:2020/10/22(木) 22:27

「んむ、っんぐ…ふぅ、はぁい、おそまつさまでしたぁ」
(はしをおいた客をみて食べているものを飲み込み、にぱっと笑う)
「にしても、おきゃくさまとごはんたべるのははじめてやわぁ、じょうれんさんにはよぉたべものもらいますけどぉ、やっぱりひとおおいほうがおいしいですねぇ」

447:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 22:30


「 …君の場合、食物とは違う見所が多いだろうがね 」

( 笑った顔を見て、何を思うたか 頭に手を置く少しの失礼。
相手の反応待つでもなく 勝手に感触を確かめながら撫でる )

「 …… ふむ 」

448:雅◆RI:2020/10/22(木) 22:32

「む、」
(ぽんと置かれた手の感触に、少し驚く)
「……………な、なんですかぁ?」
(撫でられるのはなれておらず、なんだかこそばゆい)
「お、おきゃくさまぁ…、あ、せっせや!おねがいってなんですかぁっ」
(どうしたものかと考えれば、ふと依頼があったことを思い出す)

449:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 22:45

「 ……失礼したね 」

( 名残は惜しく、渋々頭から手を離す )
「 …依頼、まぁ いつもの様に妙なのだが … 」

450:雅◆RI:2020/10/22(木) 22:48

「う〜、…はい、なんでしょぉ」
(パラパラと落ちてくる髪の毛を整えて相槌を打つ)

451:scullFace◆.s:2020/10/22(木) 23:05

「 あぁ … 『 〈 グリム 〉血の神話 』という本を探していてね… 」

( その本に関するガイドを懐から取り出す )
「 中世紀の名もない作家が書いたという年代物でね
おかしな内容を記したとだけ、記録が残っている…
入手は私では不可能だ 君なら出来るかもしれない、と … ね 」

452:雅◆RI:2020/10/22(木) 23:11

「…ほん、ですかぁ」
(あるにはある、店にあるものは『全て』記憶している、が)
「…ちょおっと、たいへんかもしれへんですねぇ…」
(なんでもある、が、故の理由で、こういったものは少し困ったことがある)
「…とりあえず、あるところまでごあんないしますねぇ?」
(箸を置き、立ち上がる、気づけば料理は身内二人の分を残して無くなってしまっていた)
『ぐるる…』
「!…ん、星星もてつだってくれるん?ありがとうなぁ」

453:雅◆RI:2020/10/22(木) 23:26

カチャン

(店の奥の奥、とても大きな、外からこの店を見れば、一体どこにこんなものがあるのかすら分からないほどの大きさの建物の前にたち、鍵を開ける)

「…、…あるには、あるんです、ですけどぉ…ほんとかっていうのはしょうしょうやっかいでして…」

(扉を開けた先にあったのは)



(本)

(本、本、本、ずらりと棚に並べられたそれらは図書館と呼ぶにふさわしい見た目で、貯蔵図書はこの世の全てなどというとんでもない書庫であった)

『ぐるる』
「ほねがおれそうやなぁ、さすがにみえへんと、どのれつにいれたのかはおぼえとるけど…さすがにこういうえいえんにでつづけるもんはなぁ」
(相棒の背中にのり、そのまま書庫へと入っていく)

454:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 18:20

(馴染みのある店の前に立ち、左手でドアノブを掴む)

「……よっ、雅〜、ひさしぶ…り?」

(そして、いつもなら入口の目の前にいた店主が見えないことに気がつく)

「……OPENのプレート下げたままどっかに行ったか?」

455:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 19:25

>>453

「 ……趣味の範疇以外でこの規模はあまり見ないね 」

( 興味深く中に入り 眺めるも … )

[ ミシ ...ミシ... ]「 …… 」
( “ この世の全て ” と来れば言われの危ない書もひとつやふたつの比では無いだろう
そして彼女はあくまでも基本 〔 人間 〕。… 書の放つ重圧に耐えられ無いことはなくても
一歩 一歩で彼との距離が離れてしまうくらい、体がおもくなるのを感じてた )

456:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 19:29

「、おきゃくさまぁ?しんどかったら星星のせなかおかししますよぉ」
(ようやく目的の列にたどり着き、振り向いた時にskullFaceに違和感を覚えて、ふと、ここの異常性を思い出し、尋ねる)

457:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 19:37


[ ズ ..... ズ... ]
「 お気遣いに感謝するが、目下の子に身体面で手を借りたくは … なくてね … 」

( 先に行くたびにひとつ またひとつと重さの圧が増えて行く
目的地までは … 足を引きずる程度でなんとか辿り着いたけれども… )

「 … … 此処、かな?」

458:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 19:39

「はい、すとっぷ」
(くいっと前に進もうとする彼女の白衣を掴む)
「そっからさきはぁ、だめですよぉ」
(にこりと微笑む、よく足元を見れば、ズルズルと、どこからか茨のようなものが這い出てきている)
「このへんはにんげんさんはたちいりきんしなんですぅ、まっとってくださいねぇ」

459:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 19:51


「 ……… らしいね 」
( この体たらくで躱せる自信は…
さっと予想し、その場で座り込む )

「 …やれやれ … ( …呪術書ともなれば… こうなりもするか … )… 」

( 内臓がズレるような気持ち悪さが全身をのたうち回る…
慣れでもしなければ、悲鳴をあげるばかりだ。… 人間は 脆い )

460:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 19:53

(己も人間だろうに、という疑問はすぐにはれるだろう)
「ほっ」
(とんっ、という音を立てて、音と似合わない高さに跳躍する)
(そのまま棚のてっぺんにたちとてとてと歩いていく)
『ガウ』
(そしてその場に残したskullFaceを見守るように彼女の周りとくるりと回る虎)

461:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 20:02

[ ク''ク'' ...... ]
「 …… 人外の “ まち ” ね… 」

( 此処にきて更に重さを増す圧は 彼女に横たわることを余儀無くさせた。
…… 身体能力を羨む視線も 致し方ないのだろうけれど… )

「 ぁー 間違っても私を餌と思ってくれるなよ… 」

462:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 20:06

「どのへんやったかなぁ」
(とてとてと歩く中、その下の棚達は魑魅魍魎地獄絵図、ズルズルと何かが蠢き、叫び声すら聞こえてくる)
「あ、ここやぁ」
(そしてその区画から外れた時、求めていた本がこの当たりだったことを思い出す)
「っほ」
(いままで踏んでいた棚の上に手をかけ、ぶらんと本の背が見えるよう宙ぶらりんになる)
「これやぁ」
(そして彼女が求めていた本を見つけ手に取る、その際片手で体を支えていることになるのだが…異常な身体能力は相変わらずだ)

463:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 20:08

「よっ、と…はやくかえらへんとなぁ、おきゃくさまがいききとぶかもしれへんし」
(そしてその本を手にもう一度、くるりと棚の上にたち駆け足で帰っていく)



「…おきゃくさまぁ、おきとりますかぁ?」
(ご所望の本ですよぉ、と声をかける、星星がそばに居るから死んだりはしないが、さすがに辛かったか)

464:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 20:13

「 うん、なんとかね 」
( 楽な姿勢のまま のっそりと起き上がり … )

「 … …重みはしんどいが … 中々、眠る一筋では良い感じだね…
それで … お安い化石はそれの事かね?」

465:雅◆RI:2020/10/23(金) 20:15

「はぁい、『 〈 グリム 〉血の神話』、おもとめされたほんですぅ」
(そういって本を1冊差し出す、求められたものと寸分の狂いもない)

466:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 20:27

「 ……… たしかに、これだ… ふむ、本当に あるとはね… 」

( 手に取り、威容を放つ文様の描かれた深紅の本をまじまじと眺める )
「 …… …… 無欠、君を見ていると … 」

467: 凛 ◆cE:2020/10/23(金) 20:32


( 主人の姿を見送った後、髪を1つに結わえ小さく笑みを浮かべる。さて、今日もいつも通りの私として、生きようじゃないか。そう覚悟したあと、そのまま屋根の上から逆さに落下し。今まで自分の後ろにいたおどおどした巨大な何かを見つけ小さく笑みを浮かべ。地面との距離がまだあるのを確認した後、小刀を取り出し軽く指で触れた後、目の前で轟く何かに触れながら微笑みかける )

「 おやおや……もう夜明けだよ。もといた場所に『お帰り』 」

( 体を丸めて体制を立てな直す隙に、目の前にいた妖を切り裂く。その瞬間紺紫色の瞳が血のように朱く、紅く染まる。 )

468:雅◆RI:2020/10/23(金) 20:32

「…んふ、そういってもらえるなら、ぼくはうまくやれてるんですねぇ、よかったですぅ」
(にこりと微笑む)
「さすがにつらいとおもいますけどぉ、星星にのれますぅ?はやくかえりましょぉ〜」
(瘴気に当たりすぎて、呪われるかもしれませんからぁ、とにこにこした顔でとんでもないことを述べる)

469:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 20:35

>>467
「!」
(店主がおらず、店の中で待っていようと思った矢先、飛び降りてきた人間に気がつく)
「…………」
(腰に着けた太刀に手をかける、ここはあいつが1人で営んでいたはず、用心棒でもつけたのだろうか、いや、でもそんなものを付けなくてもあいつは十分動ける…)

470:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 20:37

「 …… いや、違ったよ… 君は愛玩の生き物だ … 」
[ ぽすっ ]

( …今まで見た誰かさんと違ったところを見て、また頭に手を乗せる…
撫でながら、こんなことを思うのも 初めての経験… )

ただのかわいい生き物。

「 …はい よく出来ました。」

( 今度は正直に 虎の腰によじ登る )

471:雅◆RI:2020/10/23(金) 20:40

「んふ、じゃあ星星〜、れっつごぉ〜」
『ガウ!』
(ダンっと地をける、少し揺れるが、それも心地の善いものだろう)

472: 凛 ◆cE:2020/10/23(金) 20:47

( すうっと消えた黒い妖をみて、小さく微笑み無意識に呟く。それは彼女の意識にも記憶にも残らない )

「 つまらないの 」

( そのまま、ぐっと体を丸めてくるっとまわり、地面に落ち、転がる。倒れた彼女の少し先には先程の小刀が落ちる。地面に寝そべったまま少しした後咳き込んだあと、懐から飴を一粒取り出しころんと転がす。人間離れしたその行動だが、見れば頬や膝には少し擦り傷がついていて。あーあ、やっちゃったなどと思いながら立ち上がって埃を払った後視界の先に一人の男性がいるのに気がつき、こてんと首をかしげ尋ねる )

「 やぁ、そこの殿方……ここの主人に何か用なのかい? 」

473:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 20:50

「…………」
(…『主人』…)

「、おう、客ですよ、常連の、お前さんのご主人、どこいったか知らねぇか」
(その言葉を聞いて、刀に添えた手をおろす、何かしらで雇ったのか…珍しい)

474:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 20:53


「 待っ … 待… ち ょ …… ゥ … 」

( ただし彼女は陸路の乗り物に弱い )

475:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 20:54

「!?え、ちょ、おきゃくさまぁっ?星星!ゆっくり!ゆらさんといて!」
『ぐるる…』
(スピードを緩め、ゆらさないよう務める、我が相棒は注文が多いと虎は思う)

476:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:00



『………♪〜♪〜』

(勾玉に歌いかける。遠い昔に習ったその歌は、聞くものが聞けば"御伽噺"だと分かるだろう、しかしそれは、決していい話ではなく)

477:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:02

「!………」
(店の中から声が聞こえる、だか店主の声ではない、まだ誰かいたのか)
「…まぁ、かえってくるまでまつしかねぇよなぁ」
(…うたは待つ間のちょうどいい音だ)

478: 凛 ◆cE:2020/10/23(金) 21:02

「 ……?…そうだね、先程中に入ったことは知っているのだけれどその先は私も分からないな 」

( 土やを払い、落ちた少し先に落ちていた小刀を拾ったあと、先程声をかけた男性に近づき。雇い主の居場所を聞かれれば少し考え込む用に顎に手を当て考える )

479:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 21:03

「 …………… 」

( うつ伏せになりながら…安定を得ようと
前の方に跨る彼の腰に抱き付いて吐き気を抑え… )

「 ゥ …く…… ふ、ふふ … ひとの …… も ろさ… 」

480:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:04

「そうかぃ、まぁそのうち帰ってくんだろ、店の中で待たせてもらいますよっと」
(そういうともう一度扉を引く、その中をスタスタとあるき、どさりと座敷の入口に腰かける、店の中を熟知しているように迷いなく)

481:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:05



『…そして勇敢なお姫様は燃え盛り消えてしまいましたとさ』


(勾玉を撫でながらどうだった?と呟く。相変わらず生きていると錯覚しているその目は深淵を見つめていて)

482:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:06

>>479
「……………」
(しんどる…)
(あまりにも酔いに弱い彼女に哀れみをもちながら、なるべく揺らさないでおこうと相棒に指示を送っておく)

(あ、店が見えた)

483:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:07



『あ、ィアさんの匂いがする』

(ば、と立ち上がり凛さんにおはようございますと挨拶を交しお客様にいらっしゃいませと一言口にして玄関を飛び出す)

484:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:08

>>481
「……!」
(あ、歌終わった、…にしてもこの声…ガキだな…というかさっきのやつも雅と同い年くらいのガキだったし、なんだ?どういう集まりだこれ)

(大人は1人、もんもんと考えていた)

485:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:09

「…………元気なガキだこと」
(勢いよく奥から出てきて挨拶をかけていった少女を見てぽつりと呟く)

486:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:11

>>483
「!あらぁ、みことぉ、ただいまぁ」
(とすとすと歩く相棒の背中に乗りながら手を振る)
「おきゃくさまぁつきましたよぉ」
(とんとんと後ろにしがみつくskullFaceに声をかける)

487: 凛 ◆cE:2020/10/23(金) 21:14

>>480-483
「 ……っ!おや、おはようお嬢」

( 挨拶をして飛び出していった彼女をみて同じように挨拶を返した後懐から飴を取り出して再び口に含み。ずっと考え込んでいるお兄さんをながめて眺め、その後姿をみて小さく眉を潜める。怨念、後悔、恨み、色々な物が乗った黒い塊を見つけ小さくため息をつき、静かに近づき方に触れる。害は無さそうだけど一応、ね、と思い声をかけ )

「 お兄さん、飴でも一粒いかがかな? 」

488:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:16



『おかえり、なさい』


(手を広げて…はっとして引っ込める。私なんかがィアさんに抱きつこうとするなんて…とぶつぶつ自己否定を始め、それに呼応するように勾玉が黒く染まっていく)

489:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:17

「あ?……あーすまん、仕事上、初対面からはものもらえねぇんだ、わるい」
(前にそれで毒を盛られた、耐性はあるが流石に抵抗もある)

490:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:18

>>488
「はぁいただいまぁ」
(そんな少女の思考はお構い無しに、広げた腕の下に手を差し込み、持ち上げる)
「あらかるい、ごはんちゃんとたべたぁ?」

491:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:21



『ふぇ!?あ、あぅ、その、ご飯待ってて…!!』

(ィアさんのご飯美味しいから!!と、何とか話を逸らしつつ体温が一気に上がって)

492: 凛 ◆cE:2020/10/23(金) 21:22


>>489

「 おや、それはすまないね…、あんまり気にしないでおくれ 」

( その言葉を聞き、困ったように眉を下げて微笑み。まぁ人に言えない過去や出来事は誰しもあるのだろうと思い。踏み込むのをやめて。黒い靄からはあんまり敵意は感じないし大丈夫そうかななどと思いつつ、顎に手を当てて )

493:scullFace◆.s:2020/10/23(金) 21:22

…………

( 意識途絶 真っ最中 )

494:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:24

「あら、たべてなかったん?もーだめやで!ほら先にごはんたべといで、ぼくもうたべてもうたよぉ、…りんもくってるんやろか…」
(そういって店に入ろうと…)
「…?みことぉ、だれかおきゃくさまきとるん?」
(ひとのけはいがする)

495:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:25



『…はい』

(いらっしゃいますよ、と。人前で抱っこされているのはさらに恥ずかしい)

496:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:26

>>492
「わりぃな、…っと、そろそろ店主サマがおかえりか」
(ゆるりと立ち上がる、その際に、腕がなくなってしまったぶん、あまってしまった袖が揺れる)
「……………なんていわれっかなぁ」

497:叢雲◆RI:2020/10/23(金) 21:28

>>495
「そっかぁ、だれやろ、きようはにぎやかやぁ」
(流石に客の前では…とみことをおろし、扉を開ける)

『ぐるる…』
(気絶したskullFaceを背中に乗せたまま、同じく中へと進む)

498:海恋叶◆Uk:2020/10/23(金) 21:30



(勾玉を持ち、少し黒ずんだなぁ、と思いつつ。またおっきい男の人だなぁ、と少しだけ顔を顰めて。しかし頭を振りその考えを取り払い店へとはいる)

499: 凛 ◆cE:2020/10/23(金) 21:31


「 おや、なんか悪いことをしたね、前の部下にも言われてたのだけれど…… 」

( 立ち上がった彼の姿を見送り小さくお辞儀をする。依頼にしろ、どちらにしろ私は邪魔だね。そう感じて小さくため息をついた後飴を一粒口にいれその場を立ち去ろうとする )

500:雅◆RI:2020/10/23(金) 21:32

「こんにちわぁ、おそくなりましたぁ、てんしゅの…」
叢雲「お、久しぶりだなァ雅ちゃん、…………あれ、めずらし、いつもの変なマスクのけてんの?」
(ゆらりと手を振る男の声に、主人は固まった)
(………いや、震えている)

叢雲「…雅ちゃん?」
「…っ〜〜!」
(そうして、もういちど名前を呼ばれた彼は…)


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