帳が降りる
そこに集うは魑魅魍魎
百鬼が蔓延る夜の街
快楽道中最奥にて
『閻魔』が座してお待ちである
中の人がお話する際は()をお使いください
参加はご自由に
荒らしはなされぬよう、見つけても絡みませぬよう
何かあればまた追加いたします
スレ主キャラの設定等&設定置き場はこちら↓
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快楽道中奥の奥
見えるは大屋敷『百鬼邸』
座して待たれるは…
『……はぁ、銭があわへん…』
(帳簿を睨みつけながら、髪をかきあげ、両肘を机に付けた【閻魔様】)
(この快楽道中の主である【大王様】は、今日も今日とて帳簿とそろばんとにらめっこ)
『妖怪共はこう…なんでこんな適当なんや…躾たろうか…』
「み」
『!…あぁ、なんやの?なんか見つけたん?』
(そんな閻魔様のそばに、小さな丸い鬼が寄る)
「み!」
『ん〜?…あぁ、あーこれやこれ、これで銭が合うわ、どいつがかくしもっとったん?』
(銭が合わない原因を見つけ、計算を直して帳簿を閉じつつ、尋ねる)
「み!!」
『あー、酒呑が?しゃあないなぁ、ならええよ、今日はお仕事終わりや、街で飴ちゃんでも貰ってき』
「「みーー!」」
(その言葉を聞くと、小鬼はどこからがわさわさと大量に現れ、閻魔にお辞儀をするとどこかにきえてゆく)
『………僕も、久しぶりにそとみたるかな』
(迷い人でも、探しに行こう)
(妖怪が闊歩し亡者が彷徨う夜の街。
その喧騒から一歩引き、割と落ち着ける場所の石畳
……どう考えても幼な過ぎる、薙刀抱えた幼女が一人座っていた)
「今日も良い日だった……なるほどね」
(何かに納得して立ち上がる。
そうして振り向いた先には、快楽道中最奥にして最大の館があるのだった。)