バスケも恋も頑張ります!

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1:ちえり:2014/07/06(日) 18:44 ID:dxE

友情&恋愛小説っぽいの書きます!
よろしくお願いします。

2:ちえり:2014/07/06(日) 19:28 ID:dxE

登場人物

篠原真穂
中学校1年B組。バスケと恋を頑張る女の子。バスケをするときはちょっとおっちょこちょい。バスケ部のある男の子に恋をする。バスケ部の先輩や顧問には心を開いているが、顧問には怖がっている。バスケはできないけど身長が高い。

檜山舞

中学校1年A組。バスケ部。ちょっと天然。真穂とは幼なじみ。

西山真莉
中学校1年B組。バスケ部。小学校1年の時からバスケをしている。学年トップの成績で運動も勉強もできる。

花咲舞
中学校1年A組。バスケ部。その日習ったことはその日覚える天才型。とてもモテる。美恵乃の妹。

天野美姫乃
中学校2年B組。バスケ部キャプテン。とてもバスケが上手。時々バカになる。

谷口美々乃
中学校2年A組。バスケ部副キャプテン。お嬢様。

花咲美恵乃
中学校2年B組。バスケ部。花咲舞の姉。面白い。

西田美久乃
中学校2年A組。バスケ部。真莉のご近所。

安藤美羅乃
中学校2年B組。バスケ部。背が低い事を気にしている。

華原美穂乃
中学校2年A組。バスケ部。50メートル平泳ぎで県1位。

3:ちえり:2014/07/06(日) 19:40 ID:ucA

登場人物

梨香、凛、梨亜、梨菜、梨沙、梨真、梨恵、梨里
中学校3年B組。バスケ部。梨香は元キャプテン。凛は元副キャプテン。総体で負けて引退した。全員心優しい。

恋出智世子
バスケ部顧問。見た目もとても怖いし実際にも怖い。でも本当は心優しい。チョコ先生と言われている。怖い時と優しい時のギャップが激しすぎる。3年A組担任。

岸野裕太
中学校1年B組。バスケ部。モテる。バスケがうまい。

岸本亮
中学校1年B組。バスケ部。とてもモテる。バスケはまあまあ上手。

4:ちえり:2014/07/06(日) 21:29 ID:0Vc

私は篠原真穂。中学生になって約1ヵ月。一週間後には総体がある。私のせいで先輩に迷惑をかけていることが最近の悩み。この1ヶ月間とても大変だった。

そして今から部活。中間テストもあり、もうくたくた。恋出先生はチョー怖い。吹奏楽に入れば良かったのかな?タイマーの時間覚えてないからすぐにうまくうごけない。

「ハァー」

「どうしたの?真穂ちゃん。」

「真莉ちゃんいたの?最近疲れるなぁと思って。総体近いし、でも私迷惑かけてばかりだし。」

「私もだから大丈夫。テストの結果どうだった?」

「うーん。ビミョーかな。ギリギリ400点いったけど…真莉ちゃんは?」

「私も400点はいったよ。あと20点で500点だったのに。」

「すごいね!私、本当だめ。ハァー部活か〜」

「頑張ろうね!」

「うん…」

私たちは体育館へ向かった。

5:ちえり:2014/07/07(月) 19:42 ID:4dk

体育館の更衣室にはもう舞ちゃんとひま(檜山舞)がいた。

「ひまたち来るの早くない?」

「だって、うちらの担任帰り学活終わるの早いもん。」

「確かにあの先生は終わるの早すぎだわ。今日も部活だね。」

「うん!フッタワークとかめっちゃ嫌だよね。」

「ひま、フッタワークじゃなくてフットワーク。」

「アハハ。間違えちゃった。テヘ。」

「………テヘ。じゃないわー!もう…」

「まあまあ、いいじゃん。同じようなもんじゃないの。」

「全然違うわ!もういいや…早くいこ……」

これから部活と思うとえらくなる。なんでバスケ部とか入ってんだろ。

6:ちえり:2014/07/07(月) 21:53 ID:NGc

私たちは部活の準備をして、部員が全員集まるとフットワークを始めた。

あぁ……足痛い。明日も筋肉痛だわ。

先生来ないよね…あの先生嫌い…

「舞〜!檜山舞!ちょっとおいで。」

「は〜い!」

先生いつの間に来てたの!?
ひま、大丈夫かな?

〜1分後〜

「1年生は隅でハンドリングとかしてて何でもいいから。」

私たちは梨香さんの指示でいつも通りハンドリングをした。

7:ちえり:2014/07/07(月) 22:02 ID:NGc

「花咲舞〜!」

先生はこっちに来いと手招きをした。

「はい。」

そして普通に帰って来たひまに私すぐさま声をかけた。

「ひま。怖くなかった?」

ひまはふんわり笑いながら。

「全然!ただお前は勉強が足らなさすぎるって怒れただけ。あとは、もう少しどうしたらいいかとか教えてもらった。」

「うそ!そんなわけ…」

ゴンッ!

私の頭にボールが思いっきり当たった。そして派手にずっこけた。

「ごめん!大丈夫?」

「大丈夫ですから、練習に戻ってくださいっ!」

「分かった。本当にごめんね!」

「真穂、大丈夫?」

「真穂ちゃん。本当に大丈夫?」

真莉ちゃんも私に気遣って話しかけてくれた。

「うん。慣れてるから…」

「真穂ー!大丈夫か〜」

「は、はい!だ、大丈夫ですっ!」

先生の声にびっくりしてしまった。

「そうか〜ならいいわ。真莉〜!おいで!」

「はい!じゃあね真穂ちゃん。」

「うん。じゃあね。」

うそー!次絶対私じゃん怖いよー!

「真穂ちゃん!前見て練習して。」

「はい!」

そうよ。そんなことより頑張んなきゃ。

そして少しすると…
私にとって恐ろしいことが起きた。

8:ちえり:2014/07/08(火) 18:29 ID:MNo

「真穂〜!ちょっとおいで〜!」

「は、はいっ!」

ひゃあー怖いよー!

私は恐る恐る先生の方へ行った。

「まぁ座りんさいな。」

「はい。」

私は先生の隣に座った。

先生の隣になんか座りたくないー!


「真穂。お前なんでバスケ部入ろうと思ったん?お前だけバスケ出来んのに。」

グサッ

私の気にしてることを……

「私は3年生の時に真莉ちゃんのいるミニバスの練習に行ったんです。そこでバスケを体験したときに楽しかったし、皆さんがとても優しくしてくださってそれでバスケが好きになったからです。やったことのないことをするよりはいいなぁと思ったからです。」

何言われるんだろう?怒られたらどうしよう?

9:ちえり:2014/07/08(火) 21:24 ID:oic

すると先生はにっこり笑った。

「おまえきちんと話し出来るんだな。いつも先生が話しかけてもまともに話をせんから、話は出来んと思ったわ。」

ほえ?

「はい…」

「まぁいいわ。お前、なんで真莉たちがバスケ部に入ったか知っとるか?」

「知りません。」

「真莉はミニバスやっとったから。檜山舞は部活体験に来たときどの部活よりもバスケが楽しかったから。花咲舞はお姉ちゃんがバスケしてたから。人それぞれ入った理由は違うんだ。真穂は誰と一緒だったか?」

「違いました。」

「だろ?だから真穂は出来ることをしろ!お前は行動が遅い!いちばん早く気づいてもすぐ行動せんから、すぐみんなにとられる。だから気づいたら走れ!真穂以外のみんなはすぐには気づけん。だから頑張れ!」
先生は優しく笑った。今まで見たことのない優しい顔だった。

「はい!」

「真穂は檜山舞とは違ってまぁまぁ勉強も出来とるしな。勉強困ってないだろ?」

「えっ?」

「あくまでまぁまぁな。」

「あぁ、はい。」

「じゃあ、かえってよし!」

「はいっ!」

恋出先生って私のことよく見てくれてる。案外優しいし。

顧問が恋出先生でよかった。

10:ちえり:2014/07/08(火) 21:28 ID:oic

誰か感想くださいね!

お願いします!

11:ちえり:2014/07/10(木) 21:15 ID:TOU

よし!頑張ろう!

私たちは場所を変えてタイマーの近くでドリブル練習を始めた。
すると真莉ちゃんが私の隣にきた。

「真穂ちゃんどうだった?」

「うん。まぁまぁかな。怖くなかったし。」

「良かったね!私も全然大丈夫だったし。」

そういえばみんな先生と話してからは表情が明るくなった気がする。
先生は魔法が使えるのかもしれない。

私たちは練習後掃除をした。
私は誰よりも早くモップを取りに行った。

「今日も疲れたね〜」

「でも舞ちゃん出来るじゃん。」

「ひまちゃんだってできてるじゃん。」

舞ちゃんとひまが隣ではなしている。
舞ちゃんとひまは仲が良いんだよね〜

「真穂ちゃん、最後頼んでもいい?」

「うんいいよ。真莉ちゃんたちは最初に行ってて。」

私は最後にごみをとって更衣室に向かおうとしたときだった。

「危ない!」

「えっ?キャアア!」

ボールを踏んでしまい足をくじいてしまった。

12:ちえり:2014/07/10(木) 21:28 ID:TOU

「いったー」

「ごめん!大丈夫?」

声をかけたのは同じクラスの裕太くんだった。

「う、うん。私が見てなかっただけだから。」

「いやいや。見てなくてもボールが転がっていったんだから。ずっとボールがその場にあった訳じゃないから。ごめん!立てる?」

立ってみたものの足が痛くてたっていられない。

「立てることは立てる。でも……」

「歩けないよね。待って先生呼んでくる。顧問の先生名前何だっけ?」

「恋出先生。」

「じゃあ。座って待ってて。」

「う、うん。」

裕太くんは体育館からでていった。

優しい〜

裕太くんってめっちゃ優しいんだ。
やばい。恋しちゃった……

その時の胸の鼓動はとても速かった。

13:ちえり:2014/07/11(金) 16:33 ID:vKQ

すぐに恋出先生が来てくれた。

「真穂〜大丈夫か?」

「あ、はい。」

「ちょっと足見せてな。」

そう言うと先生は私のバッシュを脱がし、靴下も脱がした。

足は内出血していた。

「青くなっとるか。保健室行こうか。」

「はい。」

先生は肩をかしてくれた。

「大丈夫か?」

「はい。」

「あっ真穂って汽車だっけ?間に合うか?今6時35分だけど。」

「汽車、57分なんでちょっと間に合わないかもしれないです。着替えてないので。」

「そうか。あっ梨香〜!」

先生は、後ろを向いて梨香さんをよんだ。

「はーい!」

「悪いけど、真穂の荷物保健室まで持ってきてくれんか?」

「分かりました!」

そして保健室に入った。

「まぁ座っとけ。」

私は椅子に座った。

先生は引き出しを開けてなにかを探している。

「どこかいな?園香先生は帰ったしな〜あっあったあった。」

先生は湿布を出してきて私の足に貼った。

「冷たっ!」

「明日は部活するなよ。」

「えっ?何でですか?」

「何でですか?って足痛いのに当たり前だろ!そんなに迷惑かけたいんか!」

先生が怒ったー

怖いよ〜

14:ちえり:2014/07/11(金) 16:57 ID:vKQ

「まぁまぁ先生。真穂ちゃんだって部活に来たいんですよ。」

「そうですよ。部活に来てすこしでもバスケが上手になりたいんですよ。」

「部活を見てるだけでも練習なんですから。」

そこには、梨香さんと凛さんと梨亜さんがいた。

「ま、まぁ。そうだな。真穂、明日してもいいぞ。激しいのはするなよ!」

「はい。」

梨香さんたち優しい〜

「真穂ちゃん大丈夫。荷物は持ってあげるから。汽車間に合わんから急ぐよ!」

「私は汽車じゃないけど途中までは行くから。」

「ありがとうございます。」

「肩かしてあげるね。歩ける?」

「はい。本当にすみません。」

「いいって。気にしないで。」

本当に皆さん優しい。

さんざん迷惑かけてるのに…

15:ちえり:2014/07/11(金) 17:14 ID:vKQ

廊下を歩いていると美姫乃さんたちがいた。

「凛さん、汽車じゃないですよね?私が持ちますから。私汽車ですから。」

「ああ、ありがとう。」

「凛さん、ありがとうございました。美姫乃さんありがとうございます。」

「いいよ、いいよ!気にしない、気にしない。」

「梨香さん。持ちますから!」

「あーありがとう。」

「いえいえ。」

「梨香さん、ありがとうございました。美々乃さんありがとうございます!」

「いいの。気にしない!」

「莉亜さん、私が真穂ちゃんに肩かしますから。」

「いいよ。3年じゃないと危ないし。」

「すみませんお手伝い出来なくて。」

「気にしないで。」

美恵乃さんも優しい〜

皆さんは汽車まで荷物を運んでくださった。

莉亜さんには汽車までつれてきてもらった。

「皆さん、本当にありがとうございます!」

「いいってば。」

「そうだよ!」

皆さん優しすぎて泣けそう。

優しい先輩で良かった。

16:ちえり:2014/07/14(月) 09:04 ID:NGc

私が汽車の椅子に座って居ると裕太くんが来た。

どうしたんだろう?あっ私、お礼言わなきゃ。

「裕太くん、先生呼んできてくれてありがとう。」

「いやいや、俺が悪いんだしごめんね!」


「ううん。別にいいから。ていうか裕太くん汽車だったんだね。」

「うん。気づかなかったんだ。」

「ごめん。」

私たちは話をしているとひまが来た。

「真穂!大丈夫?美姫乃さんたちからボール踏んで足くじいたって聞いてびっくりしたよ。」

「うん。一応ね!」

「じゃあ俺はこれで。本当にごめんね!」

「いいよ。気にしないで。」

そう言うと裕太くんは風のようにさっていった。

「さっきの子誰?」

「同じクラスの岸野裕太くん。私をこかした人。わざとじゃないんだけどね。」

「当たり前だね。それはまぁけががなくて良かったよ。」

「いいや、けがしたから。」

「うそ!だから先輩と一緒に来たんだね。」

「そうだよ!」

ひまも心配してくれてるんだな。

嬉しい。

17:ちえり:2014/07/14(月) 17:53 ID:dik

汽車が駅に着こうとしていた。

あっどうして降りよう?
足痛いしなぁ。でもまた、先輩に頼むわけには行かないし。

あっひまに頼もうかな。

私は隣にいるひまに声をかけた。

「ひま。私足痛いからさ降りるの助けてくれない?」

「うん。いいよ!でも、私真穂に肩かす自身がないわ。」

私たちが困っていると美姫乃さんと美々乃さんがやって来た。

「真穂ちゃん。美姫乃さんと美々乃さんが居れば大丈夫だよ!」

「美姫乃変なこと言うのやめてくれる。」

「ごめん!でも真穂ちゃん本当に私たちが居れば大丈夫。」

「えっでも迷惑かけますし。」

「何を言っているの。困っている人を見たら助けるのが当たり前でしょ。」

「もう駅着いたんだから。」

そう言うと美姫乃さんと美々乃さんは片方ずつの肩をかしてくださった。
そして私を持ち上げるようにして駅に降ろしてくれた。

「すみません!重たいのに。」

「いいや、全然軽かったよ。ねっ美々乃?」

「うん。でも、どうやって帰るの?」

「あっ……」

少し気まずい雰囲気になった。

「大丈夫よ。私の者に送ってもらいましょ。ね。」

「えっでも。」

「いいから。」

私は結局美々乃さんにお世話になった。


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