はじめまして、
椛田 怜羅、もみじでん れいらと申します
下手ですが、オリジナル小説書いてみたいと思います
恋愛、友情、ミステリー、なんでも書けるようになるのが
ちょっとした夢です
更新遅いですが、よろしくお願いします
荒らしは来ないでください
アドバイスは、辛口でも大丈夫です
感想欲しいな〜、読者がいてくれるといいな〜、なんて思ってます
少し、読んでみませんか?
柳村 虹歩
Nijiho Yanagimura
朝日ケ丘小学校6年、12歳の女の子。
とにかくサバサバしていて、ポジティブ。
スポーツが得意で、サッカーは男子と同じくらい上手い。
五月雨 湊
Minato Samidare
朝日ケ丘小学校6年、11歳の男の子。
スポーツも出来、勉強も出来、のスーパーボーイ。
サッカーが特に好き。
クールな優等生。モテる。
梨杏と幼馴染。
愛菜の好きな人。
萌
Megumi
12歳の女の子。
ガーリーな感じ漂う。
少しせっかち。
自分に自信が持てる。 優しい。
謎なところが多い。果たして、萌の正体はーーー?
1.出会い
私は今日も、窓からの風景を紙に写す。
鉛筆で下書きをすると、私はいつものように絵の具を出す。
今は秋。ちょうど窓から楓の赤い葉っぱが見える。
微妙に、葉っぱの色はそれぞれ違う。
それを大事にしながら、筆を動かす。ここは赤っぽく、ここは赤黒い感じで……
だんだん葉っぱと、木と、空とが染まっていく。白い部分がだんだん見えなくなっていく。
ああ、綺麗……
私は途中まで色をつけた画用紙を見ながら息をつく。
自分でもうっとりとしてしまう。
そしてまた、私はたくさんある時間を活かしながら、着色する。
私、春日梨杏。12歳です。
訳あって、不登校。
なぜかって……?
それは、ね……
秘密、なの……
思い出すのは、辛いから。
「で〜きたっ!」
私は紙を持ち上げ、少しヒラヒラさせる。
なんかこうすると、木の葉が風にそよいでるみたい。
うーん、今年一番の傑作だ!
まぁ、まだ年が終わるまで、あと2ヶ月あるけど……
そうだっ、お母さんに見せよう。
私は階段を駆け下りて、一階から二階にあがる階段の途中で止まった。
「お母さん、新作できた、ょ……」
あれ、お母さんいないや。
もしかして、外に出たのかな?
玄関を見ると、お母さんの靴がない。
ってことは、外、かな。
庭のお手入れでもしてるんだろうな。
私は外に出て、お母さんを探す。
「お母さーん?いる?」
そう呟きながら、紙をヒラヒラ〜とさせる。
そんなことしなければよかったと、私は次の瞬間思った。
「ゲッ!」
私はそう、声を上げる。
だって、紙が風に乗って飛んで行ったんだもの!
「おーうい、待てぇ、この風野郎!」
一回言ってみたかったんだよな、「野郎」って。
って、そんなこと考えてる場合じゃないよ〜!
私は、全全全力ダッシュ!
しかぁし、私は大の運動音痴……
風に勝つはずがない!
「びぇっ!」
ほうら、すっ転んじゃった……
あいたたた、膝すりむいた……
「ああ、傑作がぁ!」
「はぁ……」
結局、絵はどこに行ったのか分からないままトボトボと来た道を帰る。
あーあ、傑作がなくなっちゃった……
私はもう一度大きなため息をつく。
「まぁ、そんな簡単に傑作なんて手に入らないよねぇ……」
トリップ打ち間違えやすいから変える
11:椛田 怜羅◆Z.:2016/10/04(火) 19:51
紙は、私の友達。
絵の具は、私の親友。
パレットは、私の恋人。
筆は、私の彼氏。
鉛筆は、私の癒し。
絵は、私のセカイ。
絵は、私自身。
絵が、私の全て。
だからこそ、私はあの絵が恋しいんだよっ……
台風の影響により、休校なのでどんどん更新したいと思います。