ようこそ、フューチャーシティーへ!

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1:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/10/23(日) 20:00

プロローグ



ここは、いつでも平和に暮らせることを約束して作られた町、フューチャーシティー。
そのフューチャーシティーについて、簡単に説明すると…。

フューチャーシティーの南側は、フューチャーシティーの入り口でもあるメインストリート。真ん中にある広場が目立っています。
反対の北側には、商店街やお店がにぎわっています。お買い物をする人や、外食をする人たちがよく来ている様子。
東側に行けば、遊園地や映画館など、大人から子供まで遊べるところが盛りだくさん。それに付け加え、他の町にも自由に行ける小さな駅も建ててあります。
そして西側には、ここフューチャーシティーに住んでいる人たちの家が並んでいる住宅街があります。

毎日色々な出来事があるフューシャーシティーですが、そこに住んでいる人々は、いいことも悪いこともすべて受け入れて、楽しく過ごしていました。


続いては、そのフューシャーシティーに住んでいる少女、リボン・キュートのご紹介をしましょう。
リボンはフューシャーシティーに住んでおり、とくに有名というわけではないですが、とあるメンバーのリーダーをやっています。

そのメンバーの人数は5人。
リーダーの明るくて優しいリボン・キュート、ポジティブで自由に魔法が使えるポリル・マジック、ちょっぴり大げさで純粋なマリア・エンジェル。
メンタルが弱くすぐに落ち込んでしまうクロロ・フラワー、ひっこみ提案で大人しいアクア・ヒーリング。

リボンたちは幼稚園のころから仲がよく、全員がみんなのことを「親友」と認めているのです。
この5人意外にも、フューチャーシティーには様々な人々が住んでいます。


さぁ、今日もリボンたちが、フューチャーシティーで平和な日常を作り上げていきます!

2:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/10/23(日) 20:24

はじめまして、ホイップる-デコレーションケーキ-と言います!

最近日常系のアニメを見ていて、「自分もこういうの作りたいな〜…。」と思ったので、さっそく設定や色々細かい設定などを考えて、まずは小説からということで作ってみました。
たぶん、ここにはあまり来れないと思いますので、結果的には不定期更新という形になります。


私はインターネットはあまり使ったことがないので、誤字やミス、小説が読みにくいなど……。
こういったことがありましたら、コメントで指定していただければ勉強になります!

3:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/10/24(月) 19:19

Episode 1 みんなでクイズ大会しよう!



とある学校のない土曜日のお昼。その日は、くもりでも雨でも雷なく、すっきりと晴れた日だった。
リボンは親友のポリルとマリアを家に集め、リボンの家のリビングで一緒に雑談をしていた。

そんな楽しい時間を過ごしていると、途中で会話が途切れてしまった。
今の時間は午後2時37分。まだ時間はあったので、新しく話題を出すために、リボンはこんな意見を出した。

リボン「ねぇねぇ!次はクイズ大会しない?みんなでクイズを出しあって、それに答えていくって感じで…!」

ポリル「クイズ大会!いいじゃんいいじゃん!楽しそうじゃん!ポリル、魔法は使わずに自力で解いてみせるのです!……しゃりしゃり…。」

どん、と胸に手を当てて自信満々に言ったと思えば、リボンのお母さんが「はい、りんご!よかったら食べてね。」という優しい口調で、真ん中のテーブルに置いていったりんご。
それを手でつかみ、口にして舌鼓を打つ。
ポリルが今りんごを食べたので、また1つお皿からりんごが無くなっていった。

マリア「いいですね!私、クイズを作るのはあまり得意じゃないですが、面白そうなので賛成です。」

返事を返したあとには、誰に見せるわけでもなく、無意識に微笑んでいたマリア。きっと、こうしてリボンたちと話すのが楽しかったのだろう。
これで、ポリルとマリアの2人がリボンの意見に賛成したということになった。


リボン「みんな、賛成ありがとう!じゃあ、あたしからクイズ出すよ〜。第1問!」

ででん!という、クイズ大会にありがちな効果音が聞こえてきそうな雰囲気でそう言う。

リボン「普段目には見えないけれど、それが無いとみんなが生きていけないものはな〜んだ?」

ポリル「目には見えない、か〜…。 なんだろう?魔法を使えば簡単に解けるけど、自力で考えるのはやっぱり難しいよ〜!」

リボンの出した問題に、ポリルは頭を抱えて考え込んでいる様子。
マリアの方は、なにも言わずに目を瞑って手を組んでいた。きっと、答えを頭の中で考えているのだろう。

4:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/10/25(火) 18:03

リボン「難しいなら、ヒント教えてあげよっか?」


マリア「あっ!私分かりましたよ!
答えは『空気』!普段に目には見えていないけど、息を吸わないと苦しくなってしまいますものね!」

ポリル「おぉ!確かにそんなのもあるね!これは正解でしょ〜!」

リボン「ピンポーンピンポーン♪マリア、正解だよ!おめでと〜!」

2人のためにヒントを言おうとしたリボンだったが、その後すぐマリアに答えを言われてしまった。
心の中では、「この問題、簡単だったかな?今度はもっと難しい問題作らなきゃ!」と思うリボンだった。

ポリル「やっぱり正解だ〜!
マリアすごいね!ポリルも負けてらんないな!」

笑顔で言いながら、マリアの方を向きパチパチと音を立てて拍手をする。

マリア「うふふ、ありがとうございます!まだまだチャンスはありますから、頑張りましょうね。」

ポリル「オッケオッケ〜!」

リボン「それじゃ、次は……ポリルが問題を出してくれるかな?」


ポリル「はいはーい!分かった分かった!問題出すよ!第2問で〜すっ!
最初はなにもないけれど、だんだん水玉模様が出てくるものはなんでしょ〜かっ!」

場の雰囲気をにぎやかにするような勢いで、ポリルが自分で考えたと思われる問題を出す。
ちなみに、さっきリボンが出した問題も自分で考えたものらしい。

リボン「み、水玉模様だってェ!?そ、そんなものあった…?」

ポリル「あるんだな〜、それが!よーく考えてみてね!」

マリア「これは難しそうですね……。」

ふふふ、難しいだろぉ〜?とでも言いたそうな目で、ポリルは2人の方を見る。
その後、またさっきのように真ん中に置いてあった林檎を食べた。さっきから林檎を食しているのは、フルーツが大好きなポリルだけだ。

リボン「う〜ん…。たまに外に置いてあるアメとか?」

ポリル「ぶっぶ〜!は〜ずれ〜!」

小さい指を使って罰を表し、どこか嫌味ったらしい声で話す。

リボン「そ、そんなぁ〜!せっかく考えたのに…。」

マリア「でも、どうしてアメなんですか?」

リポン「だって外にアメが置いてあるとさ、
アリとか色んな虫が集まってきてだんだん水玉模様が完成していって…。」

マリア「リボンさん!私そういうのは苦手なのでやめてください!!」

リボン「そ、そうだったの!?ごめん…!」

どうやら、マリアは今リボンの言ったようなものが苦手なようだ。
集合体恐怖症……とでも言うのだろうか。簡単に言えば、水玉模様などの丸いものが集まったものが気持ち悪いと感じてしまい、身体が受け付けないらしい。

ポリル「ハイハイハイ!その話は置いといて、クイズ大会再開だよ〜!わかんなかったらヒント出すから!」

手をぽんぽんぽんと3回叩き、大きな音を出しわざとらしくリボンとマリアの会話を終了させるポリル。

リポン「……あっ!今のポリルの言葉で、やっと答えが分かった〜!
正解は『バナナ』!だよね?バナナは放っておくと、だんだん水玉模様が出てきて食べごろになってくるもんね!」

ちょっとウザいドヤ顔を見せながら、大きな声で答えを発表する。

ポリル「バナナ…!!
そうそう、バナナだよバナナ!さっきのマリアも今のリボンもすごい!だいせいか〜い!」

リボン「よっしゃあ!大正解だ〜!」

大正解したのをとても喜んでいるのか、ぴょんぴょんと何回もジャンプし、床をトランポリンのように扱う。

マリア「うふふ、よかったですねリボンさん!
(どうしてさっきのポリルさんの言った言葉で答えが分かったのかは不明ですが…。)」

リボン「ありがと〜!今度はマリアが問題出していいよ!」

5:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/10/26(水) 18:33

疑問に思ったことは口にせず、心の中に閉まっておくことにしたマリア。
そして、今度は自分が問題を出す番になったので、さっき考えていたクイズを出すことにした。


マリア「本当ですか?ありがとうございます!それでは第3問。
みんなからはあまり好かれていないけれど、それをやると役に立つものはなんだか分かりますか?」

ポリル「こ、これも結構難しそう…!
魔法を使えば楽勝だけど、それじゃズルになっちゃうもんな〜…。」

リボン「フムフム…みんなからはあまり好かれてないけど、やると役に立つものかぁ…。」

マリア「時間制限などはありませんので、どうぞごゆっくり考えてくださいね!」

と、丁寧語を使って話す。
こうして話し方をリボンとボリルと比べてみると、マリアは初対面の人にも失礼のないような言葉で話しているのがわかる。

ポリル「あっ!ポリル、分かったよ!
答えは『学校』!学校はみんなから好かれていないけれど、学校に行けば頭がよくなるじゃない?」

リボン「あ〜!確かに!学校は嫌だけど、行けば頭もよくなるし、色々役に立つもんね!」

ポリル「でしょ〜?」

へっへーん、と胸を張って言うポリルだが、その自信満々な行動はこのマリアの一言で魔法のようにかき消された。

マリア「ポリルさん、残念ながら不正解です…。
ですが、今のは正解に近い答えでしたよ!もう1度、ゆっくり考えてみてくださいね!」


ポリル「え〜!?そんなバナナ…。
……でも大丈夫!今のは正解に近い答えだって言ってたよね!だからそれをヒントにし自力で考えれば、きっと大正解できるっ!!」

リボン「おぉ〜!ポリル、かっこいいね〜!ポジティプだね〜!」

ポリル「ありがとうリボン!ポリルはポジティブじゃないけどね…!」

不正解をして落ち込んだと思えば、ばっと立ち上がって前向きに考える。それを見ていたリボンは、ポリルのことを褒めたたえる。
さすが、いつもポジティブなポリルと言ったところだ(自分がポジティブだということは自覚していないみたいだが……)。

リボン「それじゃあ、頑張って答え一緒に考えよっか、ポリル!」

ポリル「うん!
……あっ、その前にちょっとトイレ行ってきてもいいかな?」

さっきポリルの発言した言葉でリボンもやる気が出たのだろうか、そう言ってポリルの方を見つめる。

しかし、どうやら本人のポリルはトイレに行きたがっている様子。さっき食べていたりんごでお腹でも壊したのだろうか?
このクイズ大会をする前にはすでにりんごが置いてあったので、今まで食べた分を計算するとポリルはりんごを8個くらい食べていただろう。

リボン「あぁ〜、トイレね!行ってきていいよ!
場所わかんなかったらお母さんに聞いてね!たぶん、台所にいると思うから!」

マリア「ポリルさん、いってらっしゃい!」

ポリル「うん!ありがと〜。じゃ、行ってくるね〜!」

マリアがこちらを向いて手を上下に振るのを見ながらそう言い残し、ポリルは今いた部屋から出ていった。

6:このは◆cE:2016/10/28(金) 20:23

こんばんは!来てみたよ。面白い!ストーリーもいいね!これからも頑張ってね!

7:ディアン◆Sw:2016/10/28(金) 20:33

面白いですね これからもがんばってください

8:ホイップる-デコレーションケーキ-:2016/10/29(土) 15:18

>>6
このは、来てくれたんだね!
ありがとう!このはの書いてる小説もすごく面白いよ!

>>7
ありがとうございます!頑張りますね

9:このは◆cE:2016/10/29(土) 15:29

>>8
ありがとう!


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