どうも。こちらで小説を出すのは初めてとなりますでしょうか。
今回連載させて頂く小説は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載している同名の小説に加筆修正を加えたものです。
宜しければどうぞ、ご覧になってください。
【前文。】
今、この世の中には、所謂「オタク文化」と呼ばれる事もあるような、サブカルチャーが出回っている。
当然、それを快く思わず、攻撃する人だっている。
その一方で、だ。
そんな「下らない」呼ばわりされるような文化は、
時に、世界中を巻き込む現象に発展する事がある。
時に、多くの人を感動させる事がある。
そして、人同士を繋ぐ力がある。
これは、そんな物に入り浸っていた俺が、ある夏を境に体験する事になった、
ある、青春の物語。
【プロローグ:全八章を分割したものとなります。】
暑苦しい気温、
押し寄せる熱気、
雲一つ無い空。
そんなものを窓の外に迎えながら、俺はとある部活の活動をしている。
室内だってのもここが文化部(なはず)だから納得出来るし、夏休み中に学校に居るのも部活だから分かる。
だがな?
薄暗い部屋でPCの前に座ってるだけで部活になるのかとは思うよな?
しかも無駄にだだっ広い部屋に俺1人だぞ?
ほぼ端から見れば変人じゃねぇか。
まぁそんな居るだけでSAN値がガリガリ削られる部屋に居るわけなんだが...
...どうしてこうなった。
【前述の訂正。全八章ではなく全六章でした。申し訳ない。後、プロローグの名称は「俺なりの価値観」です。】
と、不意にドアが叩かれた。一瞬誰だと思ったが...そもそもここに来る人なんてたかが知れてる。
「いやっほ〜!調子はどうだ〜い?」
...この人が今俺がこんな状況になっている原因を作った人。
この部活(?)の顧問、水上(ミナカミ)先生だ。
元はと言えば、俺が高2になって直ぐの時まで遡る。
クラスメイト、担任が変わったから、という理由で、「自己紹介カードを書け」という小学生染みた事をやる羽目になった。
当然そこには「趣味·特技」の欄があるわけだ。特に書くことも無かった俺は仕方なくその時何だかんだで一番良くやっていた「ゲーム」を書いた。
それが誤算だった。
何故か先生と趣味が(表向きは)完全に一致し、そのままのヤケクソ気味なテンションで意気投合。結果、調子に乗った先生が勝手に変な部活を作りやがった、と...
なにこれ。改めて考えるとやっぱ行動力有りすぎ。何処の夜空さんだよ。
これ私立じゃなかったらアウトだぞ。
とまぁそんな感じの経緯の結果、今に至った訳だ。
【大体三話分でなろう版の一章分な感じで書いて行きます。】
さて、では回想も終わったところで現実へと戻ってきた訳だが...
「いや、調子はどうもこうもありませんよ。そもそも部員俺だけって時点で可笑しいでしょう?」
...大分正論を言った筈なんだが先生からは「え〜?そうかな〜?」という言葉が帰ってくるだけ。マイペース過ぎんだろこの人。
「いや、はぐらかさないで下さい?というか真面目に1人だけで延々ゲームやるだけの部活とか悲しいんでせめて先生」
「ちょっと立て込み中だからね〜。こっちはこっちで忙しいんだよ色々と。てなわけで悪いんだけど部員集めはなるべく自分でお願い〜」
「いやちょっと何出ていこうとしてるんですかちょっとおおおおおおぉぉぉおおぉお!?」
...また1人になった部室で、俺は頭を垂れる。
あの人一応設立者扱いなはずだよね?
なんで設立者があんなに自分勝手なわけ?大丈夫なのこの部活?
ここで時計を見た。まだ終了時間まで30分以上ある。
まぁいつも通りグダグダ過ごしてればそのくらい経つだろ。
と言うことで文字通りグダグダ過ごし、結局あっという間に終了時間となった。
「さて、んじゃ帰るか...」
そう呟いてバッグを持った瞬間、
再びドアが叩かれた。
お邪魔します、こんばんは(*´-`)
小説家になろうも読んできました!
評価も残していこうと思ったのですが、ログインが必要だったので……(すみません;;)
こっちよりも進んでいたので続きが読めて大満足です。
ラノベ感っていうか、なんていうか……
ギャグ強で面白かったです╰(*´︶`*)╯
続き楽しみに待ってます(੭ु 。'ω' )੭ु⁾⁾♡
【>>6 有難う御座います!まぁラノベ意識して書いてますしぶっ飛んでる所には目を瞑って頂ければ( プロローグ-2:出会いの価値観】
何だ...また先生か?何しに来たんだよ今度は...
そう思いながら扉を開けると...
そこに立っていたのは先生ではなく、見知らぬ1人の少女だった。
.........................................誰?
身長...は対して変わらないし同年代か?...にしても誰?
頭の中が疑問符で埋め尽くされていく俺だったが、「彼女」はそんなことも知らずに話しかけてきた。
「ふーん...あんたがこの部の部長?」
...何かツンツンしてる奴だな。どっかで見たぞこんな奴。二次元で。
それにしても何が目的なんだよこの人。とか考えてる場合じゃないか。まず質問に答えないとな。よし(この間1.5秒)。
「まぁ、な。そもそもこの部活俺しか居ないし」
見れば分からんでもないと思うがな。今でさえ俺しか部屋に居ないんだから。
そんな気分で投げやりに答えた俺だったわけなんだが...
「へぇ、じゃああんたが『英雄』とかって呼ばれてるゲーマーね?」
...投げやりになんてやってられない状況になった。
「何でお前がそれを知ってるんだよ!?」
「後で教える。まずちょっと今時間ある?」
...なんか大分話を飛ばされた気がするが。気のせいかな?
「まぁ今帰る所だったからあるけど」
そう言うと彼女は満足そうな顔をした。...何なんだ?全く...。
「じゃあちょっと付いてきて」
あ、ちょっと?まだこっち帰る準備終わってないんですが?何で俺の回りってこんなマイペースな奴等ばっか集まるんだ...?
【遅くなりました。申し訳ない。】
外に出ると、既に学校へと来たときの数倍は暑くなっていた。
暫く涼しい室内に居たからというのもあるのだろうが、それにしても暑い。
地面がコンクリートなら尚更、体感温度はもっと暑くなるだろう。
おまけにビル街。風が通りにくくそれはそれはもう地獄のようになっている。
そんな中、俺はこの謎すぎる人と街中を歩いている訳だが...
「いや、マジでさっきの話誰から聞いたんだよ?」
「良いじゃないどうだって」
...さっきからずっとこんな調子だ。
まぁ少なくとも俺の勝手に付けられた二つ名を知っている程度にはゲーセンとかその辺行ってるんだろうけど...
因みにさっきから出ている俺の二つ名、「英雄(ヒーローと呼ばれたりする)」についてなんだが...
まぁそんな言われ方をされるようになったきっかけは二年前に遡る。
簡単に言えば、ここに俺が初めて来たとき、ここは無法地帯というか...まぁそんな感じだった。
無法地帯っつってももちろんゲーム関連のな?
で、当時色々とあって無気力状態だった俺は面白そうだったんで暇潰し程度にそこに入ってみたんだよ。
あわよくばこの悪徳ゲーマーを潰せたら最高だなと思ってな。
結果、ほぼ全員に大差を付けて勝ってしまった。
悪徳ゲーマーを全員潰した挙げ句ほぼ全機種でハイスコアとかやっちゃったんだからどうしようもない。
俺自身もしまったと思った。
...その結果の一つがその二つ名になる。
もう一つ結果として俺に降りかかる事となった災難は有るのだが、それはまた後でってことで。
【プロローグ2-3】
「それで?俺らは今何処に行こうとしてるわけだ?」
そこだよ。いい加減にそこが気になるんだよ。
突然外に駆り出されてこっちは困惑してるんだし、いい加減に何なのか教えてもらわんと。
「え?この流れで分かんない?」
........いや、分かんない?って言われても。
分かんないから聞いてるんですが。
「いいから教えてくれよ。こっちはさっさと帰りたいんだが。え、そんなに時間かからないよな?」
「場合による」
まじかよ...すげぇさらっと言われたぞ...えぇ...
というかそれ以外にも聞かなきゃならんことがあったな。
「で、結局何処で何をするつもりなんだ?」
そう聞くとあいつは突然先を急ぎはじめ、十分に距離があいた所でこちらを勢い良く振り向いた。
「これから私はあんたから、『英雄』の二つ名を奪ってみせるわ!」
「あ、じゃあこっちから願い下げなんでどうぞ、差し上げます」
「...あれっ?」
【今回短ぇ...w】
【今更ですがコメントとか大歓迎です】
そもそも、だ。
俺はこんな二つ名いらないし。寧ろ迷惑だし。
誰かが代わってくれるってんなら此方としては非常に有難いんだよな。
俺だって事あるごとに英雄英雄ってうんざりしてんだわ。
つまり、
このアホは二つ名が欲しい。俺は二つ名をすてたい。
完全に利害が一致してるじゃないか。
良かった。簡単に一件落着じゃないか。
...そう思っていたのだが。
「ちょ、ちょっとまって!?」
「...何だよ」
「いやだから、二つ名を貰いたいっていうだけじゃダメなの!」
「何でだよ」
嫌な予感がするんだが...的中しませんように。
「だからその...あんたと対決するってのを既にあっちの人達に言ってて...」
...こいつマジ?
「うん分かったもう何も言うなマジで」
要するに既に行き先らしいゲーセンには大勢の野次馬が居るらしい。
それはもう、逃げられないほどに。
「嘘だろ...」
さっさと帰るつもりが何故かアホな奴に絡まれた挙げ句黒歴史掘り起こされ野次馬待機中のゲーセンに特攻するはめになるし...
...泣きたい。
【暇が無い。テスト期間辛い】
さて、取り合えず目的地までは着いた。
...問題はここからだ。
この真っ青な壁に所々黄色のラインが入っている派手な建物の扉一つを隔てた向こう側は、まさに地獄絵図と化しているのだろう。
「なぁ、俺やっぱ帰っていいか?」
「ダメ。ここまで来といて何言ってんの?」
...だよね。しってた。
というか、余りに駄弁り過ぎてて忘れてたが俺ら今日が初対面のはずだよな。何でさらっと馴染んでんだろうな。
「はぁ...じゃあ行くか...」
そう観念してドアに近づき、そのドアが自発的に動いた瞬間...
---------------------------その目に飛び込んだのは、今まで見たことの無い量の人、人、人。
どうなってんだこれ?あれか?どっかの人が拡散でもしやがったんか?いくら何でも異常過ぎるだろこの量。
あぁ...これだから嫌だったんだよ...。
ふと横を見ると、俺と同じように感情の無い表情で固まっていた。
え?何?お前ここまでだとは思ってなかった、とか?
はははははバカめ俺もだよチクショウ。
【伏線回。その意味が分かるのはもう暫く先ですねぇ...】
どうしろって言うんだ。
気がついたら大歓声。
オレが一体何をしたってんだ?
不味いな...思い出せねぇ。
立ったままってことはオレは気が付く直前まで何かが起きてたってことだろ?
オレ、何やってたっけ?
というか、ここは何処だ?
オレは、何故ここにいるZ
【前回まさかの誤字とは...なんだよここに居るZって...えー、正確には何故ここに居る?です。申し訳ありませんでした。】
...ハッ!?
お、おぉう、危ねぇ...意識が真面目に飛んでた...
と、取り合えずこの状況何とかせねば...何とか...どうしろと?
というかいくら何でも俺だけでこんなに激しい事になった覚えは無いし、やっぱこいつも何かしらの理由で有名だったりするんだろうか?
その辺はここの人たちに聞いた方が良さそうだが...聞きたくねぇし話しかけたくもねぇぞこんな奴等に。
でも仕方無いか...オーバーリアクション前提で話しかけよう。そうすれば幾らかは気分が楽だ。
「あの〜...」
「うおわぁぁぁあ!?あの【英雄】様に話しかけられただと!?み、身に余る光景でありま」
「いやそういうのいいんで」
案の定だよ。毎度の事ながらマジで何なんだよ【英雄】ってよ。ダークファルスかっての。
というかオーバーリアクションどころかビームでも食らったかのように後ろに吹っ飛びやがって...こういうの何て言うんだっけ?まかんこうさっぽう?漢字が分からん。
「いや、まぁそれでちょっとお聞きしたいことがあるんですけど」
「はっ!何でもお申し付け下さいま」
「あーはいはい。えーと彼処に居るホラ。アレ。あいつ何か有名なんですか?」
軽くあしらったつもりだが「格好良い」と言わんばかりに目を光らせ始めやがったぞこいつ。何、ドMなの?逆効果だったの?
まぁ、それはさておき、この宗きょ...いや、信...でも無いな、ええと...そう、熱狂的なファンの人の話によると、何だかんだでこいつも其なりにこの一帯では有名らしい。
つい先日突然出没し始め、俺に迫るスコアを叩き出しまくっている、とのことだ。
...なんだ、俺を越えてる訳ではないのな。マジで何が目的なんだこいつ?裏がありそうな気配がするが...無いのか?上手くなって調子に乗っちゃったバカなのか?
まぁ、どんな理由だろうが...
俺は遠慮はしないがな。
【プロローグ4-1 ...まだ4-1なの!?】
「ねぇ...」
「あ?何だよ...」
結局あれっきり五分程こいつが直らなかったんで待つ羽目になった。
自分で来ておいてそりゃねーよ...
「あの...あんたいっつもこんなんなの?」
「あー、いや、いつもはこれの3分の1位だな」
「えぇ...」
何だよえぇって。こっちも苦労してんだよ哀れみの目で見ないでくれよ頼むよ。
「さて、それじゃあ気を取り直して行くわよ〜」
「...はいはい...」
気を取り直すも何も最初からやる気なんて無いけどね俺。
突然駆り出されたんだし当たり前だよなぁ?というか当たり前じゃなかったら泣くよ?
「んじゃ、最初はこれで対決ね」
...ふむ。一発目から格ゲーか。こいつ得意そうに見えないけど大丈夫なのか?
...と言うかそれよりも。
「今話題の二人が対決とか...これ大会としてやるべきじゃね!?」
「ばっかお前...プライベートだからこその有り難さがわかんねぇのか?」
「にしても最高だわ!俺生きててよかったあああああああああ!」
「やっぱ【英雄】が勝つだろ〜」
「いや、俺は【勇者(アーサー)】だな!」
...何か変な二つ名付けられてますよお前。というか意味的には英雄がアーサーで勇者がヒーローな気がするんだけど。逆なんじゃないのそれ。
それ以前に二つ名好きすぎるでしょこの人達。俺が【精神殺し(メンタルブレイカー)】とか【野次馬(ダークシーカー)】とか付けてやりたいわ。
付けるとしたら後者だな。前者は精神よりもふざけた幻想をぶち殺しそうだ。
【プロローグ4-2 誰か感想下さいマジで】
...と、俺が下らないモノローグを繰り広げている内に勝手に準備し始めてたわこいつ。
あ、対戦する台はあれだぞ、多分世界で一番有名であろう某格ゲー。...誰に言ってんだ俺。
「...一ついいか?」
「何?」
「これ...自費なの?」
「何言ってんの。当たり前でしょ?」
...いやいやいや。俺は勝手に連れてこられて決闘しろって言われただけでね?俺が金を出す義理とか無いと思うんだけどね?...まぁ\100なのが救いか。今時の奴とか1play\400とか連コ必須のとか有るしな。...\100だったら良いか別に自費でも。
「さーて...っと、じゃあ始めていきますかねぇ...」
さっさと勝ってさっさと帰ろう。それが一番だ。
えーと、うん。
何と言うか...言って良いのかなこれ?いや、まぁそうとしか言えないんだから仕方ないし...うぅん...良いか。
この人下手です。マジで。
使う人が使えばとんでもない強キャラになる投げキャラ(誰とは言わん)使ってきたからヤベェかなと身構えてたが...
舐めプレイ込みであっさり倒せてしまった。
俺のような当事者からすれば凄いつまらん試合なんだが...後ろの【野次馬(ダークシー(ry)】さん達は相変わらず騒いでるし...そんな歓声上げるほどなのこれ?
...まぁ取り合えずこっちを何とかせねば。
「おーい、大丈夫かー。」
「.............」
「おいって」
「え?あ、あぁ!大丈夫大丈夫!何でもないから!よし、じゃあ次!」
...心なしか大分ショック受けてるように見えたが。
まさかこれ、「今まで負けたことが無いこの私が...!」とか言うパターン?それ一番面倒なんだけど。
...無事に終わりますように...
こんにちは、青蓮です。
「小説家になろう」にも書かれているとのことで、そちらも見てきました。
とりあえずここまで読んで思ったのは『読みづらいなー』ってことでしょうか。
ほとんど主人公のセリフで書かれているような文体で、正直何を言っているのか意味が汲み取れません。○○だろ? なんて文も出てきますが、一体誰に向かって言ってるのか分かりません。正直に言ってしまうとこの小説、読むのがつらいです……。
理由としては物語の土台、情景描写と説明がスカスカだから。
小説だって国語で学ぶような『文学』なので「いつ・どこで・誰が・何を……」と続いてゆく『説明』が無ければ「伝わらない」「理解されない」のです。
……もしかして今。ラノベ意識してわざと文を崩してるんだ! と思いましたか。
私もラノベ好きですよー。でもラノベもきちんと情景描写と説明が行われています。
とりあえず今言えるのは『キャラの気持ちはセリフ以外に出さない!』ということでしょうか。セリフ以外の部分はいわばキャラクター達が躍る舞台。自分の気持ちもキャラの気持ちも出してはいけません。ただただ真面目に『説明』をしなければステージが崩れてしまうからです。
もちろん。言動、描写、気候、隠喩、暗喩、勅諭などでセリフ以外にもキャラの特性を出すことは出来ますが、それは土台を作れるようになってからです。
一度「5W1H」という言葉を調べて好きな本をそのまま丸写ししてみて下さい。
ウソのようですが、それだけでこの作品のレベルはかなり上がります。
サブカルチャーを舞台にして繰り広げられていく青春。
その題材自体はとても面白いと思いますが、その世界観を伝えられるだけの技術を磨いてみてはいかがでしょうか。それではー
意外に的確で草生えました(失礼)
ふむ...説明が少ないのはまぁ意図的なんですがそうか情景描写足りんのか...。
参考にして徐々に改善していきたい次第ですmm
(...あれ、セリフ以外にキャラの気持ちを出しちゃダメ...俺ガイルどうなる())
あ、あとなろう版は駄作って自覚してるので(どっちも大して変わらんがな)