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62:里子:2017/03/12(日) 21:12

「うん……。言わない、もう言わない よっ……」
ありさはハッと我にかえり、りさと名乗る流子に言った。
「流子……なんでしょ?」
「えっ…!?なんで私の名前……」
驚いている流子にありさは、ほほえみかけた。
「私、ありさ。西ヶ丘町の、あの
 ありさだよ」
「西が丘……って…!あの、ありさな の!?」
これ以上とない驚きの顔で私を見る流子。
「そう。ずっと、会いたかった」
病院でなきあったあと、私たちは
西が丘という町で普通の日常に戻れたのだけれど…、それは少しだけで、流子は親の事情で引っ越してしまったのだ。もちろん流子がいなくなってまたいじめが始まるなんてことなくてよかったけど、せっかく仲直りができたのに、離れてしまうのは、すごく悲しかった。でも、また会えることを願って、見送ったのだった。
「あ…りさ…、ほんとに、ありさなの …?」
「うん、ほんとにありさだよ…」
「うれしい…。ずっと会いたかった」
流子は泣きながら私の手をとって
微笑んでいる。
よかった。やっぱり流子は、こんな子だ。きっと流子のほうが『りさ』として頑張ってるわけだし、アイドルとしては上だ。これからはアドバイスとかもされながら、一緒に上を目指したい。いや、目指すんだ。
ーーーーーーそう思った。


まだ終わりじゃないので、これからは第二章?的な感じで続けてくれたらいいかなって思ってます。最後しめちゃったので。ごめんなさい!


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