「さようなら。永遠に。」

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1:林檎:2016/12/22(木) 17:43

<あらすじ>
「さようなら。永遠に。」
林檎にかけた最後の言葉だった。林檎はそんな人だったかな?
そう思いながら私は林檎を見送った。あの時から私はこうなるとは思ってなかった。
望んでいなかった。林檎、君もそう思うでしょ?こんなに離ればなれになるなんてさ。

〜時は五年前。私と林檎が五年生の時〜
私の記憶は遡る…。

6:林檎:2016/12/22(木) 21:09

>>5
コメントありがとうございます!! 小説版初めてなんでとても嬉しいです!!

続き
その年のバレンタイン。私と林檎が協力してライトにチョコを渡そう!!と誘った。

歩「思いを伝えるにはいい機会だよ!!ねぇ、渡そうよ!林檎!」
林檎「そ、そうだね。歩が言うなら私、渡してみるよ!!」

私と林檎は、手際よくチョコを完成させてラッピングも綺麗に出来た。

林檎「あとは渡すだけだね…歩。」
歩「林檎ならきっと上手くいくよ!」
林檎「きっとうまくいく…よね。」
歩「今日はライトが果町小学校でサッカーやるって言っていたから、その時に渡そう!!」
林檎「うん!!」

7:林檎:2016/12/23(金) 07:45

そして私達は果町小に行った。ライトとその友達の二人はサッカーの練習をしていた。

歩「ほら!林檎、ライト君いるよ!行きなよ。」
林檎「ううっ。どうしよう。行きたいのに震えが…。」

このまま十分後

?「ねぇ、歩に林檎。そんな所でどうしたんだい?」

私と林檎ははっとして振り向いた。そこにいたのは、

8:林檎:2016/12/23(金) 12:57

林檎「ライト?」

ライトだった。

歩「バイバイ!!」
林檎「えっ!?ちょ、歩!?」

私は二人にしてあげようとして、遠い所から見ていた。

林檎「え、えっと…。」
ライト「ど、どうしたんだよ。」
林檎「これ…。」

林檎はライトにチョコを渡そうとした。

ライト「ごめんね。僕、チョコいらないんだ。」
林檎「えっ…。」

そう言ってライトは去ってしまった。そして、

林檎「歩、私もう無理だよ。代わりに渡してきて。」

私は頼みを断りきれなかった。

歩「うーん、しょうがない。渡してくるよ。」

9:林檎:2016/12/24(土) 11:13

一週間後
いつもの帰り道。

林檎「ねぇ…歩…グスン…グスン…。」
歩「え!?どうしたの!?」

林檎は今にも泣き出しそう、というかもうとっくに泣いていた。はっと私の脳裏には一週間前のことがよぎった。

歩「ま、まさか…。」
林檎「そ、グスン、そのまさかなんだよぅ…。」

10:林檎:2016/12/24(土) 11:47

どうやら振られたらしく…。その日の総合の時間で、パソコンで提出物をまとめている間、ライトから言われたー。
のではなく、噂好きの希絵に言われたそうだ。

林檎「どうして私があの希絵に言われなきゃいけないんだよ!?ライト君に言われた方が百倍いや、一万倍嬉しいわ。」
歩「わかった。わかったから。一回落ち着こう。ライトだって直接言うのは辛いよ。」
林檎「ごめん。私……一人にさせて。」

林檎は去ってった。

林檎「私はライトに振られたのね。いいよ。最初からそう思ってたし。でもこれくらい許して。一生の恨み。」

11:林檎:2016/12/24(土) 12:03

二日後。
林檎と希絵さんが何やら揉めあっていた。ライトはその様子を遠目で見ていた。希絵さんと何話しているんだ!?周りはざわざわしているし。

希絵「悪気はなかったのね。」
林檎「本当にない!神に誓ってない!」
希絵「わかった。ライトに言ってくる。」

え?え?何があったの?私は林檎に聞いた。だけど林檎は知らんふりをして教室を出て行った。

12:林檎:2016/12/25(日) 15:07

その日の帰り。
みんなの間で何があったのか聞いた。

林檎「歩…私やらかしたよ。歩がっかりするかな。」
歩「なんでも聞いてあげるから。」
林檎「私さ、脅迫したんだ。手紙で。」
歩「えっ!?なんで!?林檎ってそんな人じゃなかったよね!?」
林檎「苛立ったんだよね。何もかも上手くいかない気がして。本当に落ち着きないね私。手紙には『ライトへ。@好きな人教えろ。A私のことどう思っているか教えろ。さもないと私がどうなるか覚えとけ。( ◠‿◠ )山里 林檎より』って書いちゃってさ。本当駄目人間だよね。早く謝罪文書かないと。私は……グスン…本当に…グスン……ダメ人間だ……うっ…シクシク……。」

13:青蓮:2017/01/02(月) 00:26

 こんばんはー青蓮です。
ここまで読んで一番に感じたのはストーリの薄さですねー。

 いきなり時間が飛んだりするのに加えて、
特にキャラクター性を感じる掛け合いもない。

「○○なんだ」→「そうなんだ」
レベルで淡々と進んで行くストーリーに特に思うことはありませんでした。

 この薄さは悲壮、いわゆるシリアス要素のある小説では致命的です。
主人公たちの言葉・感情に重みが無くなるからです。

 1つの感情をセリフと行動で丁寧に表現しましょう。
ただ『悲しい』だけでも色々あります。
 (ただ眉をひそめるだけ)の『悲しい』もあれば、
>>12 での林檎の『悲しい』は、もしかしたら
(自虐的に笑いながら血が出るほどコブシを握りしめ、涙をぽろぽろ落とす)ような『悲しい』かもしれません。

 その表現力をもっと磨けば物語に奥行きが出ると思いますよー。
それではー


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