それは、君と私の恋の駆け引き
>>0002.
>>0003.
「 〜スタート〜 」
やさしく鳴く小鳥のともに、明るい太陽のひざしがあたる。日差しの明るさに目を覚ます私はまだ眠たそうに伸びをする。
時計を見れば 6 : 00 と時計針がさしている。何時もと変わらぬ時間に一息つき、階段を降りる。
優しい母親の笑顔と父親の新聞を読む姿、何も変わらないこと。母親手作りのハムトーストが朝を迎えてくれる。
時間に余裕がある私はのんびりと食べているところ、バタバタと大きな音をたて階段を降りる二歳年下の弟、誘( ゆう )。
何時ものように寝坊する。
「 なあ、姉ちゃん何で起こしてくれないんだよ、! 」
飽きれほど聞いた言葉に耳を塞ぐ。
食べきっとパンをのみこみ学校への準備を進め、「 いってきます、 」そう一言いいドアを開ける。
1日のスタートはここからってね。