1%の叶わない恋

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1:莉愛◆8Q:2017/04/13(木) 22:10

題名は
『1%の叶わない恋』です。
『ここは明確スイーツ研究部!』シリーズも書いてます。

デビュー作

小説を書くことは2回目ですが頑張りたいと思います。
アドバイス、感想お願いします!

2:莉愛◆8Q:2017/04/13(木) 22:29

『1%の叶わない恋 1
        1%の初恋と演劇』

夢丘 美結
演劇が大好きな1年A組の女の子。
登校初日に事故にあう。

片桐 竜也
1年A組の気になる男の子。
爽やかで優しい。

牧野 愛花
美結の恋をサポートする子。
親友のひとりで1年B組。

小野 鈴音
美結の恋をサポートする子。
親友のひとりで1年C組。

3:莉愛◆8Q:2017/04/14(金) 19:42

プロローグ

ピアノの帰りに、横断歩道をひとりで歩いていた時。
かすかな声だけど、悲鳴みたいなのが聞こえた気がした。
気のせいかな?
青が点滅し始めていたから、急いで渡ろうとした。

「あ、美結!」

親友の愛花と鈴音がいた。
横断歩道を走っていた、その時!

「美結、危ない!」

愛花が叫んで衝撃を感じ、それからの記憶は何もない。

4:莉愛◆8Q:2017/04/14(金) 20:03

1.叶えられない夢

目を開けると、明るい電球が眩しく光っていた。
起き上がろうとしても、起き上がれない。

「美結!先生、美結が起きました!」

「起きましたか!」

男性の先生が近寄ってきて、わたしの前に座る。
名札を見ると、天野と書いてあった。

「美結ちゃん。私は天野だよ。…美結ちゃんは、どうして病院にいるのか、分かるかな?」

「分かりません。…あの、動けないんですけど。」

天野先生は鼻で笑って、説明してくれた。
内容は、わたしが事故にあったということだった。
もちろん、信じられない。
健康な人だし、悪いこともしてない。
普通の平凡人なんだ。

「美結。あなたは足を失ったの。受け入れるしかないわ。」

え?足を失った?
どういうこと?
わたしは足がちゃんとあるし。

「触ってみなさい。」

お母さんがわたしの手をつかんで、足のところに手を当てる。
足…足…どこにあるの?

「美結、学校は今まで通りでいいわ。心配しないで。花野中学校は不自由な子もいいから。ね?」

わたしは…足が不自由?
不思議な感覚。
わたし、中学校では演劇部に入るつもりだったけど…。

「美結のために、愛花ちゃんと鈴音ちゃんが来てくれたわよ。」

「お母さん呼んでくれる?」

お母さんが病室から出ると、天野先生も病室を出た。
わたしは足がないから、一生車椅子ってことだよね?
演劇もできない。
ピアノもできない。
わたしの夢も…叶えられない。
わたしの名前は夢丘美結。
将来の夢は女優、だったけど。
叶えられない、一生の夢になるかな。

「美結っ!」

「愛花!鈴音!」

思わず、病室で抱きついた。
あの温もり。
とても嬉しかった。

5:莉愛◆8Q:2017/04/29(土) 20:57

2.新しい友達

蛍光灯が眩しく見える。
いつもなら、1-Aと見えるはずが、今日は1-Gと見える。
そこの教室に入り、わたしの名前が書いてある椅子に座る。
隣の子は、静かに本を読み、その子の向こうの子は机に、板のような物があって、それをなぞり、時に笑っている。

「おはようございます。えっと、美結さん、教室分かったんですね。車椅子から降りれたんですね。これからは、椅子を退かしておきますね。」

先生がG組に入ってきた。
ちなみにG組は、障害がある子のクラス。
わたしが授業を受けるのは、A組かG組か担当教室か。
生活はだいたいG組だった。

「はい。物をしまいなさい。」

先生がそう言って、向こうの子の前に座り、板をその子の机の中にしまう。
そして、隣の子の前に座り、手話をし始めた。
そして、隣の子は机の中に本をしまった。

「新しいお友達が来ました。さあ、向きを変えてください。」

向こうの子はこちらを向き、隣の子は前を見たままだ。
先生が手話をして、こちらを見た。

「美結さん。話してください。この子は、舞野さんには、先生が手話をするので。」

舞野さんーーー隣の子は、舞野さんっていうんだ。

「初めまして。わたしの名前は、夢丘美結です。部分的に、わたしは足がありません。部活は、」

その時、ふっと思った。
きっとこの子たちは、苦しいことを乗り越えてここにいるんだと。
わたしも、昨日まで歩けてたのに、歩けなくなり、車椅子だ。
演劇部なんて言ったら、きっと怒れてくるだろう。
我慢して、希望していない、大丈夫な部活の仮入部をしているはずだ。
昨日まで、ずっと演劇部の仮入部をしていたのに。

「美結さん?続きをどうぞ。」

「あ、はい。部活は、演劇部に入りたいと思っていま、」

す。と言うと、入る気分でいっぱいだろう。
した。と言えば、諦めているという様子だ。
今でも入りたいと思ってるけど、無理だよね。

「…」

ただの沈黙が広がる。
どうしよう。
このまま黙っている方が駄目だよね。
勇気を振り絞って、言おう。

「無理かも知れないけど、演劇部に入りたいと思っています!よろしくお願いします!」

お辞儀をして、前を向く。
向こうの子も、前を向き直す。
舞野さんは、先生の手話が終わった所で前を向いた。

「ふたりとも。仲良くしましょうね。美結さん。舞野琴羽さん。耳が不自由なの。手話をしています。美結さんも、手話を習いますよ。」

そう言いながら、先生は手話をしていたんだ。
気にも止めなかったけど、すごい。
普通なら、忘れたりしなかったりするはずなのに。
わたしに言うときでも手話をしてくれるなんて。

「そして、舞野さんの向こうの子が、笹狩穂乃香さん。目が不自由なの。点字で読んでいるの。点字も習いますからね」

あ、だから板みたいなのなぞってたんだね。
やっと分かった。

「詳しいことはまた話しますね。ちなみに、先生は、小塚梨沙子です。よろしくね。はい。放課です。」

先生…小塚先生が言うと、ちょうど放課のチャイムが鳴った。

6:愛奈:2017/05/01(月) 01:16

面白いですね!でも主人公ちゃん可哀想・・
文才ありますね〜羨ましい( ^ω^ )

7:莉愛◆8Q:2017/05/01(月) 18:05

いえいえ。
感想ありがとうございました!
これからも、もし良ければ読んでみてください。
よろしくお願いします!

8:絵菜◆8Q:2017/05/03(水) 08:19

名前変えました。
莉愛→絵菜です!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3.遅刻の鶴地さん

「えっと、笹狩さん。これから、よろしくお願いします。」

言いながら、笹狩さんの席に行く。
もちろん、車椅子で。
笹狩さんは見えないから、わたしが移動しなきゃいけないんだ。

「もう、笹狩さんの前にいるよ」

わたしが声をかけると、笹狩さんはにっこり笑った。
眼鏡をかけていて、あまり笑わなさそうな感じ。
これは、わたしが自己紹介してるときに感じとれた。

「わたしは笹狩穂乃香。耳が不自由。だから、点字でやってるの。部活は、わたしも演劇部が良かったけど、落ちたくないから、あらかじめ園芸部に変えたの。まあ、よろしくね。」

笹狩さん、やっぱり部活諦めたんだ。
落ちたくないから。
園芸部って、お花のお手入れしたり、フラワーアートしたりする部活でしょ?わたしは出来なさそう。

「夢丘さん。美結ちゃんって呼んでいいかな?わたしのこと、穂乃香って呼んでいいから」

「え?うん。もちろん!美結って呼んで!穂乃香ちゃんって呼ぶね!」

いきなり、友達ができた。
嬉しい。
すると、教室のドアが開いた。

「美結ちゃん。誰が来たの?」

「知らない子。女の子だよ。髪の毛は編んであって、黒い制服の、」

「その子、結構遅刻してくる子よ。鶴地珠子ちゃん。」

つるちたまこちゃん。
聞いたことない名前だな。
穂乃香ちゃんによれば、入学式も来てなくて、いつも遅刻してるとか。
でも、学力はめっちゃ高いと。
そして、この子は手の指が両手合わせて7本しかないって。

「夢丘美結ちゃん。よろしくね。わたしは、暗そうに見えるかもだし、遅刻してくるけど、理由は手のせいじゃないから。でも、ヘンに捉えないでね。わたしは鶴地珠子。」

あ、優しい子じゃん。
でも、どうしてわたしの名前を?

「わたし、梨沙子先生に聞いておいたから。あなたのこと。だからね。」

小塚先生が言ってくれたんだ。
って!
梨沙子先生って呼ぶなら、わたしも梨沙子先生って呼ぼっと。

9:絵菜◆8Q:2017/05/06(土) 22:06

このお話の表紙を描きました。
薄くて見にくいと思います。
ですが、こんな子かあ。と想像しながら読んでいただけたらと思います。
明日、個人の顔をアップで載せます。

http://ha10.net/up/data/img/19480.jpg

10:絵菜◆8Q ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2017/05/07(日) 15:28

ー個人の顔ー

夢丘 美結
http://ha10.nat/up/data/img/19496.jpq

牧野 愛花
http://ha10.nat/up/data/img/19497.jpq

小野 鈴音
http://ha10.nat/up/data/img/19498.jpq


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