へんぼーたいっ!〜ただいま脱獄中〜

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1:嚮音◆PM:2017/06/13(火) 21:53

ファンタジー&ちょびグロ小説書きます!
オリジナルの小説を書くのは初めてです。

ちょびグロと言っても、グロ苦手な人でも読める程度です。

更新は、私の気まぐれですw

感想いつでも待ってまーす(^ ^)

28:萌音◆IA:2017/07/09(日) 01:36

脱字していましたので、訂正します。

>>27
10分程移動と、

10分程移動すると、

でした。

29:アヤノ:2017/07/09(日) 15:37

何か笑っちゃうようなところもあるのが物凄く良いですww

続きも楽しみにしてまーっす!!

30:萌音◆IA:2017/07/09(日) 19:21

>>29
ありがとー!

頑張ります^.^」

31:萌音◆IA:2017/07/09(日) 22:39

続きです。
*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.
それにしても、この部屋は不気味としか言いようがないだろう。

暗い色で作られたステンドグラスから差し込むのは青白い光。魔物や悪魔が彫られた彫刻が60個程。壁には赤や青のバラが敷き詰められている。

声が聞こえ、巨大な鏡に目を向ける。

「…」

ローズ「そうだ。あれは鎖に結ばれた者の身内の人間の今の様子を映し出す鏡。」

おかしい。鏡の中の娘に以前あった目付きの悪さは消え、今は温厚な眼差しでかつての友人と話している。

ローズ「信じられないだろう。我々が洗脳魔法を掛けた時に性格も変えてやったのだ。感謝したまえ」

「では、ローズ殿。私はどうすれば娘に会う事が出来るのだ?貴女の魔力なら、何かしら出来る筈だ」

無理だろうと思うが、聞いて無駄な事など無い。

ローズ「貴様はそんな事をまず聞くのか。愛とはやはり理解出来ない物だな。まあ良いだろう、1つだけ方法がある。聞きたいか」

勿論だ。

32:アヤノ◆7Q ' )&:2017/07/10(月) 16:44

おもしろ〜い!

私はローズ様が好きだな…www

33:萌音◆IA:2017/07/10(月) 21:53

ローズはローズって名前なのに男っぽいんだよねwキドっぽいw

ローズの過去はしばらく後に書くと思うのでお楽しみに!

34:萌音◆IA:2017/07/13(木) 00:01

ローズ「貴様は娘に会う為にどんな代償でも払うのか?」

「勿論だとも」

当然のように答える。親として当たり前の事だろう。

ローズ「本当に…良いのだな?」

「良いと言っているだろう」

ローズ「そうか。それならその椅子に座り、貴様の願う事を思い浮かべろ。貴様の場合、娘…ミルク・アレクサンドロの顔を思い浮かべながら」

ローズの細い指で指された空間にはいつのまにか椅子が置かれていた。ガラスでできており、所々にブラックダイヤモンドが埋め込まれて居る。

その椅子に座ると、意識が朦朧としてきた。
我が娘の顔を思い浮かべる。愛苦しいあの笑顔を。

ローズ「思い浮かべた様だな。それでは儀式を始める。目を瞑る様に。」

気のせいだ、ローズがニヤッと笑ったのは。きっと。

ローズ「我が体内に宿りし全魔力よ、魔女ミルク・アレクサンドロの生命を代償とし、この者の肉体を創り上げよ」

儀式の呪文を聞いた私は目を見開く。
目の前には嘲笑するローズが私に両手を向けていた。
もう何をしても無駄だ。全てを諦め、目を閉じる。


自分の肉体は完全に死んでしまった

35:ヒカル◆7Q 究極のヒキニート ヒカル☆:2017/07/14(金) 06:10

すげぇ……マジで小説買って読んでるみたいな……。

これ売り出したら絶対売れますね…。作者は厨二病ってバレますねwwwwwww

36:萌音◆IA:2017/07/14(金) 22:51

>>35
小説!?売り出す!?無い無い無い無いww

ていうか作者は中二病ってバレるっておい((

37:萌音◆IA:2017/07/14(金) 23:50

アルトside
*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.*°.♪
家が、苔に覆われている…たった1時間でこんなに変わる物なのか。

くるみ「アルト…これ…」

アルト「何だろうか。くるみお前、念の為に魔力を貯めとけ」

くるみ「わ、分かった!」

くるみは胸に手を置き、何かブツブツと唱える。

くるみ「準備できたよ、アルト先に入って」

アルト「分かった。くるみは後ろに気を付けろよ」

振り向いて、くるみに言う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蔦が絡まった門を何とか開けると、そこには衝撃的な光景が拡がっていた。

雑草が生い茂る庭。

小城の周りを駆ける何か解らない生物。

錆びてしまった鉄製の小屋。

何よりも衝撃的だったのは

無残にも散らばっている

腐った人間の死体だった。

38:鹿野 萌音◆IA ディセイブってる?:2017/07/15(土) 22:24

くるみside

「キャァァァ!」

目の前に広がる無惨な光景が嘘の様だ。

アルト「お、落ち着け、くるみ。」

私は恐怖に襲われ、アルトにしがみつく。
もちろん、貯めた魔法は鎮化してしまう。

「怖い…アルト…」

アルト「とりあえず落ち着けって…これは…父さん達の骨では無い様だな…
にしてもこんな事を誰が…!?」

後ろから足音がする…?

?「アルト…」

「アルトっ!!逃げて!」

私は叫ぶ。アルトの後ろには血まみれになり、包丁を持っている人間がいた。

アルト「…っ!?」

包丁を持った人間はアルトに襲いかかる。

アルトは人間からすれすれのところで後ろに跳ぶ。まだ眠っているみるくを抱えているせいか、動きが鈍い。ここは私が助けないと…!

「我に宿りし力よ、今、解き放て!」

人間を炎で包み込む。人間はバタッと倒れた。

アルト「くるみ!大丈夫か!?」

足を引きずりながら歩いて来る。先程跳んだ時に挫いたのだろう。

「うん、私は大丈夫だよ。早く言えの中に入ろう!」

アルト「そうだな、急ごう」

私とアルト、みるくを含めた3人は真っ暗な城の中に入る。

39:アヤノ◆7Q:2017/07/16(日) 15:55

ヤバいこんな厨二病っぽい面白い小説読んだこと無いww

面白すぎですwwwwww

40:萌音◆IA:2017/07/17(月) 21:18

>>39
厨二っぽww
ツボってくれて何よりww

41:鹿野 萌音◆IA:2017/07/21(金) 22:38

アルトside

城の中は想像していた通り、荒れ果てていた

城内にも茂る蔦。

カビ臭い臭い。

血で染まったカーテンと絨毯。

何もかもが自分の覚えている風景と違った。

みるく「ん…っ…ここ…どこ…?」

俺の腕にのしかかっていたみるくの体がぴくっと動いた。

アルト「起きたか、みるく。良かった。ここは俺達の家だ。
ところで…昔の事は思い出せたか?」

くるみ「あっ…みるく…!さっきはほんとにごめんね…」

みるく「私は大丈夫。昔の事も思い出せた」

よかった。これで昔と同じ様に話せる。

がさっ…

どこかで、物音がした。2人と目を合わせる。2人共気づいたようだ。

アルト「ちょっと俺、行ってくる」

俺はそう告げ、物音がした部屋のドアをそっと開く。

中には…部屋の中を見ようとした瞬間

俺は死んだ。


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