プロローグ
「ただいま!ふぅ!疲れたー!」
私が、小6の時のお話だ。私は、小6の前半まで、凄く元気が良く、学校では人気が出ていた。
「ふぅ…疲れた!寝よう。」
私は、自分の部屋のベッドへもぐりこみ、眠りについた。
「貴方は、たまには、静かにしないと一生喋れなくなります。」
ある黒いマントに制服を着ている一人の少女がいた。しかも、顔が私にそっくり。
「何を言っているの?!」
「いいからお黙りなさい。貴方は、回数は言わないが、何回か喋ると貴方は、亡くなります。」
「亡くなるっていうことは、私、死ぬの?」
「はい。そうです。」
黒い私は、ニヤリと笑った。
「貴方には、喋れなくなるように口にチャックをしめます。」
やめてよ!私は、どうしても声を出すことが出来ない。
目覚めると、声も出なかった。息切れしている声だけ。誰か、助けて…