感動する小説を書きます!

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1:蘭:2017/09/05(火) 19:04

私は何度か小説を書いていますが、今度は感動する小説を書きます。

あまり書けない日があると思いますが、読んでくれたら嬉しいです。
感想などもお願いします。

2:蘭:2017/09/05(火) 19:39

*登場人物*

・夢崎もね(ゆめざきもね)
中2
いじめにあっている

・黒羽夜斗(くろばよると)
中2
いじめにあっているもねを自分の中学校に誘う

3:蘭 もうここにはいない君へ:2017/09/05(火) 20:47

もうここにはいない君へ


.・*.・*.・*プロローグ.・*.・*.・*


今の私が学校に行けて、友達もできたのは夜斗君のおかげです。

私のことたまには思い出してくれていますか?

4:蘭 もうここにはいない君へ:2017/09/05(火) 21:10

.・*.・*.・*.・第1章.・*.・*.・*.・*


「もね、おはよー!」
「あ、菜未ちゃんおはよ」
今の私にはこうして友達がいます。
でも私はこの学校に転校するまでは友達はいなく、いじめに遭っていました。

5:蘭 もうここにはいない君へ:2017/09/05(火) 21:36

1年前


今日も私は憂鬱な気分で教室に向かう。
「・・・・・・」
教室に入ってももちろん誰1人挨拶はしてくれない。
席に着くと机の中にごみくずが入っていたけど私は皆の前では泣かない。

それでもペアを組む時に1人になってしまったり物を取られていたりすると耐えられなくなる時もある。

今日はなんだかいじめが多いな。
私の目には涙が溜まっていた。
もう、いろいろと限界だった。
私は学校から飛び出してどこへ行くわけでもなく走り出した。

走って走って・・・
小さな公園にたどり着いた。
私は誰もいない公園で声をあげずに泣いていた。
「・・・!・・・・・・う!」
もうなにもかもいやだった。
「・・・ねぇ・・・・・・泣いてるの?」
ふと、後ろから優しい声がかかってきた。

6:蘭 もうここにはいない君へ:2017/09/05(火) 22:03

びっくりして振り返る。
「どうしたの?
大丈夫?」
いじめられてた私にとってはとても優しい言葉でとまどってしまう。
「えっと・・・
学校を抜けてきて・・・」
一瞬びっくりしたようだったけどすぐに優しい笑顔になって
「俺も」
と言った。
「・・・泣いてる君はいじめでしょ?」
ギクッ
「やっぱり・・・
・・・じゃあ俺の学校に来なよ!
俺はめんどくさくて行ってないんだけどさ。
一緒に行こうよ!」
嬉しい。
今まで言われたどんな言葉よりも。
強く一緒に行きたいと思う。
「・・・・・・うん!」
そういうと元気に笑ってくれた。
つられて私も笑う。

7:匿名:2017/09/05(火) 22:05

ほしゅ

8:わかメガネ:2017/09/06(水) 15:28

なんかもういい話だなと思います。
応援しているのでこれからも頑張ってください!

9:蘭☆:2017/09/06(水) 16:03

わぁ〜ありがとうございます!

これからも頑張ります!

10:蘭:2017/09/06(水) 16:27

「俺は黒羽夜斗。
君は?」
「・・・もねです。
夢崎もね。」
「・・・へぇ
・・・もね、か」
初対面なのに呼び捨てだなんて他の人だったらイラっとくるけど、夜斗君に名前を呼ばれると嬉しいな。
嬉しいのに目から涙が溢れてきた。
ヤ、ヤバイ。
あわてて涙をぬぐう。
「・・・なに泣いてんの」
夜斗君がからかうように言う。
「・・・・・・なんでもないです。」
それでも涙は溢れるばかり。
だってこんなに優しいことをされたのは初めてで。
「・・・・・・そろそろ泣きやめよ。」
「・・・・・・うん・・・」
夜斗君に呆れられたら困る。
だから涙を拭いて笑ってみせた。
「じゃ、俺行くね。
・・・待ってるよ。
そう言って夜斗君は公園を出ていった。
「・・・・・・・・・夜斗、君・・・・・・」
夜斗君が出ていった公園で1人、私は立ち尽くしていた。

11:蘭:2017/09/06(水) 16:31

↑題名を書き忘れましたが、「ここにはいない君へ」です。

12:蘭:2017/09/06(水) 17:08

.・*.・*.・*.・*.・*.・*.・*.・*.・*


私はお母さんが帰ってきて、いじめと転校について話すことにした。
「・・・・・・お母さん」
「あら、どうしたの?」
なんて言われるか不安でとても緊張する。
「・・・・・・えぇっと・・・・・・」
私のお父さんは早くに死んで、お母さんは1人で働いている。
そのせいでひどく疲れているようだった。
それで余計な心配をかけさせたくなくて、なんて言われるか怖くて今までいじめについては相談してこなかった。
だけど今日はちゃんと言おうと決めた。
「・・・・・・・・・私ね、学校でいじめられてたんだぁ」
できるだけ明るく言った。
「・・・・・・・・・え・・・?」
「ほんとだよ」
お母さんの目が大きく見開いた。
「・・・もうあの学校いやなの」
・・・いや。
もうあんな思いは。
それに違う学校には私を待っていてくれてる人がいる。


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