私が漫画にする予定の話をまとめるために小説化させます。
⚠注意
書き込み時間にばらつきがあったり三日坊主になる可能性があるので期待しないでください。
誤字力がありません。
設定がおかしいです。(小学生が考える設定)
ごく希に挿絵なども入れます。
よろしくお願いします。
>>10
コメントありがとう!!
頑張るね!!
5時間目に向かう途中、
「そういえば、ミナ知ってる?」
レイが私に聞いてきた。
「明後日、転校生が来るらしいよ!しかも、
ウチらと同級生みたい!」
1年生で転校生とはめずらしい。
「へぇ〜どんな子なの?」
私は少し興味を持った。
「私もよく分からないけど、確か男の子だった様な気がするよ。」
「男の子?」
女の子だったら良かったのに。
私は異性には、あまり近ずきたくないからだ。
それに女の子だったら友達になりやすいからだ。
「どんな人だろうね〜イケメンかな!!」
「うーん。レイはイケメンの方がいいの?」
私はどちらかと言うと、イケメンには興味が無い。私は恋愛には縁もゆかりも無いから
そういうのはどうでも良かった。
5時間目が終わり、下校時間。
ふと、校舎の玄関から空を見上げると雲一つない晴れだった。
「今日、日傘持ってくるの忘れちゃた。」
最悪だ。
朝は、曇っていたのに下校時間にはすっかり晴れてしまった。
普通の人は晴れていても問題ないが、
私は違う。
私は、日光に弱い体質らしく少しぐらい当たるなら良いが、3kmもある道を日傘無しで歩くのは危険らしい。
「うぅ。またむかいに来るのを待つのか。」
こういう下校時間に晴れてしまった場合は
エミリーが日傘を持って迎えに来てくれる。
「あー見事に晴れたねー。」
レイがカバンを持って玄関に出てきた。
「ウチ、今日は傘持ってないし…ごめん。」
こういう所まで私をきずかってくれるレイは
本当に優しい。
「ううん。ありがとう。でも、大丈夫!!
エミリーが来るのを待ってる。」
本当は寂しいけど……。レイは塾があるから帰らなきゃいけない。
「じゃあ、先に帰ってるね。」
「バイバイ!塾頑張ってね!!」
私はレイに手を振った。
玄関に一人取り残された私。
玄関の階段に座り込み、顔に手を当て今日の学校での出来事を振り返った。
しかし、授業の事よりもレイの言っていた
「転校生」の事の方が気になった。
もし、私のクラスに「転校生」が入って来たら……。
それだけはあって欲しくない。
しばらくすると、正門から傘を持った人が
こっちに向かって走って来た。
エミリーだ。
「お待たせしてすいません。」
エミリーが申し訳ない顔で言ってきた。
「別にいいわ。さぁ帰りましょ。」
そう、謝らなくてもいいのだ。
私はとにかく早く帰って怒りたいからだ。
エミリーが日傘を持ち、私は魔導書を読みながら帰る。これがいつもの事。
一人で日傘を持って帰る時もあるが、
エミリーに持ってもらう時の方が多い。
家に着き、エントランスで私はお弁当のふたを開けて、中身をエミリーに見せた。
中身は空っぽだ。
「これはどうゆうことかしら!!」
私は怒鳴った。
しかし、エミリーは驚いていた。
「えぇっ!朝はしっかり準備をして入れたはずなんですが……。」
どうやら、朝は入っていたみたいだ。
じゃあ、いつ無くなったのだろう。
「分かったわ。エミリーは悪くないわ。このお弁当の中身がいつ無くなった捜査しましょう!!」
「捜査って……。」
「これは事件よ!捜査するのは当たり前よ。
犯人を見つけてボコボコにするんだから。」
私はこういう事件が大好きなので、刑事になりきってみる事にした。
「まずは、アリバイよ!エミリー、お弁当はいつ作ったの。」
「なんで私を疑っているんですか!!」
「じゃあ、他に誰が居るって言うのよ。」
犯人はエミリーに決まってる。
「あっご主人。」
階段の方から声がした。「奴」だ。
「なによ、今取り込み中よ。」
「正直に言うよ。ご主人のお弁当、朝食べちゃた。」
私はその一言で驚きと、悲しいが湧いた。
驚きは、「奴」が犯人だった事。
悲しみは、これから事件らしくなってくる所に犯人と宣言されたからだ。
「まさか。あの時食べてた朝食って…!?」
「正解は………コーンスープとご主人のお弁当です!」
「奴」は満面の笑みで答えた。
今までで1番ウザイ。
「すいませんお嬢様……。私がもっとしっかりしていたら、あんな黒カビに盗すまれる事は無かったのに……。」
エミリーに申し訳ない事をしてしまった。
何も悪くないのに疑ってしまったからだ。
「えぇー黒カビって……扱い酷くない?」
「黙れ黒カビ。」「うるさいわよ黒カビ。」
「はい(´・ω・`)」
部屋に戻って制服を脱ぎ、私服に着替える。
私の部屋は、赤いソファに大きめなベットに鏡と小さな机とイスがある。クッションと壁掛け時計もある。
スマートフォンは、持ってるがあまり使わない。
少し経つとエミリーが呼びに来て、夕食にする。
今日の夕食はいつもより豪華だった。
「今日は、豪華ね。なんかの記念日?」
いつもはパンにマリネにブイヤベースだが、
今日は美味しそうなローストビーフにペペロンチーノ。それにミニケーキが6つもある。
「今日のお弁当のお詫びでございます。大変申し訳ございません。」
「全然良いのよ。」
良くないけど。夕食が豪華なので許してやった。
だが、一つ気になることがある。いつもは
一緒に夕食を囲む「奴」が居ないのだ。
「あれ?ニートは?」
「さぁ?外食でもしてるんじゃないんですかね?マイペースですし……。たんぽぽ食べてますからね。」
「そうね!きっとたんぽぽ食べてるに違いないわ!」
そして、私はローストビーフを一つ口に運んだ。
「うん!とっても美味しいわ!!」
やっぱりエミリーの料理が1番だ。
第二章 はじめて
今日の学校はいつもより騒がしい。
「んっ?レイどうしたの?」
レイが居たので聞いてみた。
「ミナ今日は転校生が来る日ってこの間教えたじゃん!」
そうだった。今日は転校生が来る日だ。
だから騒がしいのか。
もちろん、転校生は男の子なので興味はない。
「はぁ〜楽しみ。ウチのクラスに入って来ないかな。」
レイが顔に手を当て期待していた。
何度も言うが、クラスに来て欲しくない。
教室がうるさくなるからだ。
「私は、クラスに来て欲しくないな〜。私、男の子嫌いだから。」
思いきってレイに言ってみた。
「そんな事言って〜。もし、転校生君がカッコよくてミナが恋しちゃたらどうするの?」
レイがひやかしをしてきた。
しかし、そんな事は絶対にない。
私は人生で1度も恋をした事が無い。
人生、?私の人生は………。
そろそろ1時間目だ。ここできっと転校生を紹介するはず。
して欲しくないけど。
転校生・・・気になる()
>>16
どんな人が来るでしょう……。
お楽しみ!
1時間目は何も変わりなく終わった。
隣のクラスがうるさい。
どうやら隣のクラスに転校生が来たらしい。
「あーあ、隣のクラスか〜」
レイが悲しそうに呟く。
私は嬉しいけどね。
だけどレイがあまりにも可哀想だったので、
「レイ、隣のクラスに行って顔を見てくればいいんじゃないかな?」
っと言った。
「たしかに!ちょと行ってくる!!」
レイが走って教室を出て行く。
私も顔ぐらいは見てこようかとしたが、やっぱり辞めた。
見ても別に意味がないからだ。
少し経つと、レイが嬉しそうな顔をして帰ってきた。