女の人についていくと、 どんどん山の奥の方に入っていった。 これほど奥に行ったことはない。 私は辺りを見回しながら歩いていると、 女の人はある場所で止まった。 祠のようなものがある。 すると、女の人は祠をこじ開けた。 「え、大丈夫なんですか…?」 何のために祠を開けているのか分からず、 後ずさりをした。 何かが入っている。 そっと覗くと、 小さい木の枝で 「ロクソクサマ」 と書いてあった。