赤い糸

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1:タピオカパン:2019/07/13(土) 12:47

題名に特に意味はないですはい(☞^o^) ☞

純粋な恋愛小説を書きたいです


レッツラゴー

2:タピオカパン:2019/07/13(土) 13:17

三橋 陽✡*Mitsuhashi Yo*✡
目が大きい。陽キャだけど、チャラチャラした感じではない。
素直で優しいので騙されやすい。
運動神経いい。勉強はまあまあ。
可愛い系イケメンと言われている。モテる。
緩莓の事が気になっている。
小柄。
南島緩莓✲*Minashima Yurume*✲
目が大きくて綺麗。陽キャ。
すごく可愛い。
意外とドS。
運動神経いい。勉強はそこそこ。
モテる。
陽をよくいじる。

3:タピオカパン:2019/07/13(土) 14:33

「みっつーおっはよー」


そう声をかけてきたのは、南島さん。


大きな瞳で見つめてくる。


「み、南島さん、おはよう。」


挨拶を返すと、南島さんはにっこり笑って席についた。


南島さんは俺の後ろの席。


こないだクラス替えがあったばっかりで、席は出席番号順。


『みつはし』と『みなしま』だから。


それで、大体の人には『みっつー』って呼ばれてる。


「今日って漢字テストあるっけ?」


振り向くと、南島さんが首を傾げていた。


「うん。あるよ。一時間目」


「ええっ!?嘘勉強してない!」


「南島さん頭いいじゃん」


「ま、みっつーよりかはね」


「えっ」


「ねえ、勉強教えて?」


首を傾げながら少し微笑んでそう言った。


ずっきゅうううんん!!!


「いえっさー」


「ありがと」


「お前ら仲いいな〜」


俺の隣の席の和田が言った。


っしゃあああ!!


俺ら仲いいんだ!!!←

4:タピオカパン:2019/07/13(土) 14:43

勉強を教えていると、


「みっつー、今度の土曜日空いてる?」


と、榊原結菜に聞かれた。


「いや、ちょっと予定が…」


俺は榊原が苦手だ。


なぜか俺によく話しかけてくるし、チャラいし、うるさいし、口軽いし。


「えー?まじ?じゃあゆる(緩莓)は?」


「土曜日?空いてるよ!」


なぬ!?!?


「じゃあ優太と雛乃と龍輝とうちとゆるで温水プール行かない?」


「えっやったー行く行く!!」


「あ、俺やっぱ行くわ!」←


「オッケーじゃあみっつー追加ね!めっちゃ豪華メンバーじゃん!楽しみ」


「ねー」


南島さんが笑顔で言った。


ていうか温水プールって…


水着じゃん!!水着ぢゃん!!


て・こ・と・は・??


南島さんの水着すがt((アンパーンチ


ゲホゲホめっちゃ楽しみ!!!!←

5:タピオカパン:2019/07/13(土) 15:38

榊原結菜✸*Sakakibara Yuna*✸
チャラい!!見た目もチャラい!!バリバリ陽キャ。
陽キャだけど誰とでも分け隔てなく話すので人気がある。
フレンドリー。いざというとき頼りになる。
緩莓を妹のように可愛がっている。
陽にやたらと話しかける。
運動神経まあまあ。勉強もまあまあ。


小森優太✯*Komori Yuta*✯
犬みたいな顔をしている。イケメン。
照れ屋で分かりやすい。陽キャ。
運動神経がいい。サッカークラブチームに入っている。
勉強はまあまあ。
雛乃と付き合っている。

若尾雛乃⚛*Wakao Hinano*⚛
おしゃれで女子力が高い。陽キャ。
黒縁のメガネをかけている。(コンタクトの時もある。)
優しい。優太と付き合っている。
そのことでイジられることが多い。(優太も)
運動神経そこそこ。勉強は出来る。

大久保龍輝✪*Okubo Ryuki*✪
日焼けした肌が特徴的。
少しハーフっぽくて、モテる。
見た目とは裏腹に、意外と人見知り。
モテる。陽キャの中で一番大人しめ。
優しい。
運動神経いい。勉強はそこそこ。

6:タピオカパン:2019/07/13(土) 16:01


「みっつー!!漢字テスト全部欄埋められたよ!」


一時間目が終わって、南島さんが嬉しそうに報告しに来た。


「おー、すごいね」


「みっつーはどうだった?」


「んー、まあ俺も全部うめられたけど自信ないとこあるわ」


「そっかー。でも、みっつーのおかげだよありがと!!」


あーもう可愛いかよ

7:タピオカパン:2019/07/14(日) 00:01

お弁当タイム。


「三橋〜、今日も一緒に食べようぜ〜」


林がお弁当袋を持ってやってきた。


「おう」


席を立って教室を出ようとすると、


「ちょっと待って!!」


と榊原に呼び止められた。


「なんだよ榊原」


林がそう聞くと、


「みっつーはうちと食べる約束してたから!!」


「は!?」


「えっしてたん!?」


「してないしてない」


「一緒に食べよ!!お願い!」


「じゃあ林も一緒に」


「林は菜月と付き合ってるんだから菜月と一緒に食べなよ♪」


「は!?」


榊原に背中をグイグイ押され強引に教室を出させられた。




「なんで榊原と」


榊原に背中を押され、着いたのは屋上。


「もー、何よ、そんなに私が嫌いなの?」


「うーん…苦手?」


「ひどっ!!」


軽めに殴られた。


「いった」


「ねえ、本題ね。」


「本題って」


「みっつーってさ、好きな人いるでしょ」


「は!?」


「うっわーわっかりやす!!」


「違うって!!」


「別に好きな人がいることは悪いことじゃないじゃん」


「…うんまあ…からかわれるし」


「いるんだ」


頷くと、


「南島」


「!?」


「ゆるでしょ、好きな人って」


「なんで!?!?」


「じゃあゆるのこと好き?嫌い?好きか嫌いか」


「き、嫌いではない…」


「はっきりして!!」


「す、好き…」


「ニヤニヤ」


「ニヤニヤすんなよ!!別に、友達としてだし!!」


「顔真っ赤じゃん」


「そ、そういうお前はどーなんだよ」


「んー?いるよ〜」


「龍輝」


「違う」


「小森」


「違う。ってか付き合ってるし」


「林」


「違うって」


「和田?」


「正直タイプじゃない」


「井ノ原?」


「キモい」


「島岡」


「理解不能」



──数分後。


「…同じクラス?」


「うん」


「え、男子…だよね」


「当たり前じゃん。」


男子で残っているのはあと一人。


俺、だけじゃん……



「……え?」







「俺………!?」

8:タピオカパン:2019/07/14(日) 13:15


「……自意識過剰」


「え!?俺じゃないの」


「…ど・ん・か・ん・!!」


また殴られた。


「いてーなおい」


「いい加減気づきなよ。なんで分かんないの、察してよ」


「え何、好きなの?」


「……好きだよ!ずっと前から!」


榊原の顔は真っ赤だった。


「い、いつから…?」


「小学校の頃からずっと好き!」


「えっ!?」


まさか榊原がこんなに一途だったとは。


「小1で同じクラスになってから優しくされて好きになって中3になってもまだ好きなんだよ?逆に気づかないほうがおかしいよ」


「ごめん…」


「謝んないでよ。…でも…」




「ちょっとは私のことも見てよ」



榊原は寂しそうに笑った。


──初めて見た。こんな表情の榊原。


「…」


「鈍感なのもみっつーのいいとこだよ。…でさ、」


榊原の笑顔が消えた。


「……高校、どこ行く?」


「…碧波かな」


「それって…」



「ゆるが行きたいって言ってたとこ?」


「…」


「前私とゆるが喋ってたの聞いてたんでしょ」


「…うんごめん」


「よっぽどゆるが好きなんだね」


沈黙が訪れる。


「でもまあ、分かるよ。ゆるを好きになる理由」


「…」


「可愛いんだよ、あの子って」




「顔だけじゃなくて、性格も可愛いんだよね。やけに素直だし、優しいし、ちょっと天然だし、」


榊原と目が合う。



「みっつーと似てんだよね」


「えっ」


「ほら、今の表情とかめっちゃ似てる。」


「…」


「お似合い」


榊原はそう言い、手をぱんと合わせた。


「ごちそうさまでした!!」


ハッと我に返る。


「全然食べてねえ!!」


「いただきっ」


「あー!」


卵焼きを食べられた。


「許可もらってねーだろ」


「うんま!!だってそうしないと減らないじゃん。お弁当ボランティア♪」


「なんじゃそりゃ」


「あははっ」


キーンコーンカーンコーン。


「あっやばっチャイム鳴るよ!」


「もう鳴ったよ」


「ごちそうさまでした!!」


「まだ食べ終わってないじゃん」


「後で食べる!!」


俺たちは急いで屋上を出た。

9:タピオカパン:2019/07/14(日) 18:32


「やっほー」


南島さんが眠そうな顔で手を振ってきた。


「やっほー。眠いの?」


そう聞きながら席につく。


「眠いと思う〜?」


「うん」


「ぴんぽーん」


南島さんはそう言って笑った。


え、なに可愛いんだけど((


「次数学だねー」


「うんだるいね」


「数学に必要なのは?」


「えっと…集中力」


「ぶっぶー。筆箱でしたー」


「えっ?」


「ねーところでみっつーさー」


「うむ」


「筆箱は?」


「え、机の上に…ねーじゃーん!!」


「やばいじゃーん」


「どこどこどこ」


「知らん知らん知らん」


「……ねえ和田、俺の筆箱知らない?」


「え、お前の?…あれ、さっき南島が」


「和田ぁ!!空気を読め空気を!」


南島さんがそう言った。


「……南島さん、俺の筆箱返して?w」


「えっ何それ知らない筆箱って何」


「筆を入れる箱。」


「ブフォッ」


隣で和田が噴き出した。


「あぁ〜そ〜なんだ、すごいね」


「…」


俺は仕返しに南島さんの筆箱を取った。


「あ〜!私の筆箱返して」


「あ、いいこと思いついた。数学の時間交換しない?」


「えっ?筆箱を?お互いの」


「うむ」


「さんせーい!!」


「あっ授業始まる」





──数十分後…


なんだこの問題…ムズ…


「ん?なんだこの筆箱。やけに可愛らしいな」


俺の筆箱(南島さんの筆箱)を見た数学の岩井先生に聞かれた。


南島さんの筆箱はあのネズミのキャラクターのデザインだった。(ヒント ハハッ!!)


「いや、これはあの…えっと」


「ごまかさなくてもいいぞ、ギャップ萌えじゃないか」


いや萌えないで…


続いて。


「ん?南島の筆箱はやけにカッコいいじゃないか」


俺の筆箱は黒色に青の文字でアデ◯ダスと書いてあるthe男子って感じ。


「いや、これは机の上に落ちてたので拾いました」


「ブフォフォフォフォwww」


笑いのツボが浅い和田が爆笑した。


クラスのみんなも南島さんの発言に笑いをこらえていた。


『机の上に落ちてた』って何!?


「ゴミ拾いの協力か?嬉しいなあ」





いや俺の筆箱ってゴミ!?!?


ショック!!


いつもは退屈な数学の時間が南島さんと岩井先生のおかげですごく楽しく感じた。


ちゃんちゃん!!


あ、そういえばこのシャーペン(南島さんのシャーペン)めちゃくちゃ書きやすい。


いっつも南島さんが使ってんのか……


すげえ←


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