あなたを好きに、なるものですか!

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1:若桜&◆5A:2019/08/08(木) 14:41

♪キャラクター♪
華江 優奈(はなえ ゆうな)
ツンデレ  毒舌 根は優しい 美人でモテる 
成績 よし 運動神経 よし

神瀬 友翔(かんせ ゆう)
優しい イケメンでモテる 甘えん坊なところも…!? 優奈が好き
成績 よし 運動神経 よし

石井 美海(いしい みか)
優しい 優等生 美人 優奈の友達
成績 よし 運動神経 普通

朝栄 陸翔(あさえ りくと)
根は優しい やんちゃ イケメンでモテる
成績 普通 運動神経 よし

2:若桜&◆5A:2019/08/08(木) 14:56

第1話 転校先の学校

「早くしてくれないかな、本当に。」
ここは学校。今は授業中。しかし、廊下で立っている少女がいた。
なぜ立っているのかと言うと…
「じゃあ、入って来てください。皆さん、転校生を紹介します!」
そう、転校生だったのだ。クラス中に、楽しそうなどよめきが広がる。
少女はめんどくさそうに、教壇に上がった。
「華江 優奈です。よろしく。」
優奈がそう言ったとたんに、盛大な拍手が。
みんなが笑顔だ。しかし、優奈だけは笑顔ではない。
優奈は、真顔を通り越したくらいの顔だった。
その異様な雰囲気に気がついたのか、クラス中から聞こえてきた拍手は、次第に小さくなってゆく。
先生も気を使ったみたいだ。優奈に声をかける。
「本当に、なにやってんだか。」
優奈は、もう、転校生はいやとでも言うように呟いた。
その声は、誰にも聞こえなかった。

3:若桜&◆5A:2019/08/09(金) 07:52

第2話 告白

「あ、あのー!華江さん、ちょっといい?」
「何よ」
どうせ告白でしょう。

ここ最近、私に告白する人が急増した。
絶対に断っているけど。
だって、私が恋なんてあり得ない!するわけがない。
私と…学(まな)だったかな?は、体育館の裏に着いた。

「僕、華江さんのことが…す、好きです!」
学は顔が真っ赤で、手も震えていた。
でも、私は
「断る」
と言う。学の顔は、残念そうな顔になってゆく。

「えっ!また断ったの!?」
私は、教室に帰ると、美海に色々聞かれた。
別に友達じゃ無いような。

4:美桜:2019/08/09(金) 08:17

若桜ちゃん頑張って👍
私も新しい恋愛小説初めたよ〜

5:若桜&◆5A:2019/08/09(金) 08:49

ありがとう!お互い頑張ろう!

6:若桜&◆5A:2019/08/09(金) 16:45

第3話 この人めんどくさい

「華江さぁん!ちょっといいですか?」
また来た。どうせ告白でしょうね。

あれから、学と話していない。もう諦めたのかな。
学だけでなく、他の男子もそう。みんな、アピッて来ることはない。
本気じゃないなら告白すんなよって話よ。

また体育館の裏に着いた。
そしてお決まりの言葉。

「す、き、です!付き合って下さい!」
「断る」
あまりにも即答で驚いたみたい。

そりゃそうだよね。男子は「うーん」って少し考えるのを嫌ーな目で見て、「考えといて」って言いたいだろうし。
今は、誰とも付き合う気はない。まして、このクラスの男子となんて…

とにかく、もうこの男子もアピッてこないだろう。
そう思ってた。

「おはー」
「華江さぁん!付き合って下さい!」
公開告白、か。ってこの男子昨日も…!
みんなみてるっつうの。

みんな祝福モード。そんな中、美海だけ暗い顔だった。
ははーん。このめんどくさい男子が好きなのか。
確かに、他に比べれば良い顔してる。
って何考えてるの!私!こんな人のこと、好きになるわけがない!

7:若桜&◆5A:2019/08/09(金) 18:07

第4話 彼氏な訳がない!

「華江さん!俺、神瀬 友翔です!付き合って下さい!」
また来た…!すごいな〜と、尊敬の目で見つめていると…

「っ!付き合ってくれるんですか!?」
「な、何よ!そんなわけないわ!あんたなんかと!」
思わず強く言ってしまう。だいたい、尊敬と惚れてることの違いがわからないのかしら。
しかし、友翔は無視。

「石井さん。俺と華江さんが付き合ったらお似合いだと思う?」
「思わない。」
美海、よく言ってくれた!
友翔はがっかりした様子だった。
「美海、ありがとう!」
思わずお礼を言う。

「ううん、優奈ちゃんは、友翔君のこと、好きじゃないんだよね。」
そんなの、決まってる!
「好きな訳がない!」
「なんか、カレカノ見たいに見えちゃう。」
あいつが、私とお似合い…!?あり得ない!

8:若桜&◆5A:2019/08/09(金) 19:18

第5話 美海が友達!

「ね!優奈ちゃん。私達、友達なの?」
いきなり、友達なの?って…
むしろこの会話してる時点で友達じゃないと言うことは分かるような…

「さあ」
「さあって何よ!さあって!もう私と友達になろ!」
友達…ね。いいかも知れない。
「良いわよ。」

「華江さぁん!付き合って下さい!」
今日も来た!友翔ってば、日常会話にしちゃって。
「む、無理って!」
またまた残念そうにした。

「せめて華江さんの話し相手でも…!」
私が寂しそうに見えるわけ?

「友翔君!大丈夫!私がいるから!」
むしろがっかりさせてるよ。フォローになってないね。
「ね、優奈。」
いきなり呼び捨てですか… これも友達証明の一つ?
「は、はあ」

9:若桜&◆5A:2019/08/11(日) 15:04

第6話 体育の授業

「さっすが、優奈!」
そう言ってきた美海ににこっと笑いかける。
私でも美海には優しくしたくなるんだよね。これが友達ってのか…

「流石(さすが)です!華江さん!」
うぐ。またまた来ました…友翔。
流石に私も疲れてきたよ。もう、うんざり。

「優奈は渡さないから!その代わり、私なら…!」
ちょっと待て〜!何ですか、さりげなくアピールは!
美海が友翔のことを好きって分かってるんだけどね。

10:若桜&◆5A:2019/08/11(日) 15:08

途切れました!

「華江さん、また!」
友翔もうんざり。どっか行っちゃったよ。

「うわーん!スルーされた〜!」
「な、なによぅ!」
美海は私にすがり付いてくる。

「華江さぁん!そっちボール来たよー!」
えっ?ちょっと待って?今は…!

その後、どかっという鈍いおとがしたように感じたが、意識が遠のいた。

11:若桜&◆5A:2019/08/11(日) 16:39

第7話 友翔は優しい?

真っ白な天井。ベットの上。病院にしては狭すぎる。
保健室?
「華江さぁん!タヒなないで!タヒぬなら俺とご一緒に!」
そう、私はこの声で目覚めた。
友翔…だ。

私は少し痛みが残る上半身を起こした。
「人を勝手にタヒなせないでくれる?」
「華江さぁん!」
友翔はそう言って、私に抱きついてきた。
私は驚いて、「ぎゃー」と、可愛くもない声を出した。

「ご、ごめん…なさい!」
もう遅い。第一何で抱きつくのかな。
でも…男子に抱きつかれたのは初めて…

「あ、謝っても遅いわよ!」
「華江さん〜!よかった!」
わっ!また抱きついてきた!

「華江さんのこと、心配で授業サボったんですが…」
「授業はサボるなぁぁ!」
私は怒鳴った。多分、保健室の真上に教室はあるから聞こえただろう。

これも、優しさに入るのかな?

12:若桜◆ME:2019/08/15(木) 09:45

第8話 陸翔が来た

「転校生を紹介しまーす」
先生かっる!めんどくさそうなオーラが凄い…
教室の扉を開けて入って来たのは、男子だった。
て言うか、こいつ…

「朝栄 陸翔でぇす!よろしくお願いしまーす!」
やっぱり、陸翔だ!
陸翔は、私の幼なじみで、小学生の頃に東京に転校していった。

結構めんどくさいやつだから嫌ってたんだけども。

「じゃ、華江さんの隣に座って〜」
なななんで私!?

「お、優奈じゃん!よろしく〜」
「よろー」

「軽いな、おい」
軽いのは陸翔だろ。
その時、やばそーな視線を感じた…

13:若桜☆郁里◆ME:2019/08/20(火) 18:29

第9話 ついに…!?

「ねえ、優奈。私…告白しようと思うんだ!」
中間休み。質問攻めに会っている陸翔をよそに、美海が告白宣言をしに来た。
にしても、何で私…?

「いいと思う。」
私は、適当に答えた。友翔のことを考えるだけで疲れるんだから。
「もう、少しは考えてよ!私、行ってくる!」
そう言って、少し怒りつつも、友翔の方へ向かっていった。

「優奈〜!私、振られちゃった!」
中間休みも終わり、友翔と美海が一緒に教室に帰ってきた。
まあ、私に毎日告白するくらいだもんね。
美海は泣きそうな顔をしていたので、突っ込む気にもなれず、
「そっか。」
とだけ答えた。

「もう少しだけでも考えてよ!」
と、またにたような言葉を発して、席についた。
考えてよ!って言われても、私の友達に告白した人いないから…

14:若桜☆郁里◆ME:2019/08/22(木) 13:53

第10話 また…!?

「あらら。今日はご機嫌斜めね。美海」
私は、朝登校するなり机に落書きしている美海にこえを掛ける。
聞こえてるのかな、これ…

「友翔…くんっ…友翔…くんっ…私は、何でぇぇ!」
「みっ美海……」
本気で好きだとこうなっちゃうのかな…
ま、私が恋に落ちるなんてそんなことないけどっ。

「優奈〜!これ教えてー!」
そうこうしてるうちに、陸翔が登校してきた。
数学のノートを私に見せる。
教えるわけ、ないじゃない!
「それくらい自分でやりなさいよ!」

「え〜!オレも不機嫌なんだけど〜!
みかりんにこくったら振られたんだよー!」
みか、りん…?まさか…
「美海に!?陸翔がこくった?振られるに決まってるわ!」
美海は、友翔一筋なんだから!

「まじかよ〜!」
陸翔まで…
というより、いつもの…
「友翔は?」
「友翔って神瀬か?それなら女子に引っ張られてどこか…あー!告白だ!」
わざとらしいところは置いといて、友翔ってモテる男子なの…?

15:若桜☆郁里◆ME:2019/08/23(金) 09:37

★10話記念★〜優奈の彼氏!?〜
これは、優奈が引っ越して来る前の学校でのお話。
「オレと付き合ってくれ!」
「………いいよ……」
私は思わずそう答えた。告白してきた相手は、初恋の拓也だったから…

それから、私に彼氏が出来た。
いつもより体が軽い。学校に行くのが楽しみ。そんな不思議な気分だった。

だけど……
「華江さんは、今月中に転校します」
そう、朝にみんなの前で告げられた。
私……そんなこと聞いてない…
ちらっと拓也を見る。うつむいていて、もう見たくなかった。

「ごめんね……そんなこと聞いてない、聞いてないのに……」
「ううん。優奈のせいじゃない。でも……別れてほしい……」
その言葉に、えっ、と驚く。別れてお別れなんて、嫌だよ…

そういえば、とこんなときに思う。
拓也といると、私のダメなところ(毒舌)が出てこない。
でも……ツンデレは、変わりないか。

「分かった。その代わり、友達でいてね……」
「うん、もちろん!」
こうして私達は別れたのだった。

16:若桜☆郁里◆ME:2019/08/25(日) 09:00

第11話 恋してる?

中間休みも終わり、授業も始まる頃。友翔が隣の女子と教室で別れて、戻ってきた。
「あ、華江さん!すみません、結構人気で…」
今、さりげなくアピってるように感じたけど…

「別に探してた訳じゃないから」
「お前、俺に聞いてきたじゃん!私の友翔はどこ〜!ってさ」
「はあ!?そんなこと言うわけないじゃない!」
私と陸翔がずっと言い合っていると…

「友翔君!忘れてた!」
と、先ほど教室で別れていた女子がやって来た。
「えっ?どうしたの?」
友翔は気づいて立ち上がる。

「断るなら、好きな人教えて!」
「え''!?何で?」
結構勇気ある人。私のクラスメートみんなが見てるのに。
「じゃ、私と付き合って!決まりね!」
「……」
えっ、友翔何も言い返さないから付き合うことになってるじゃん!
でも、私に毎日告白してくることは、なくなるかな。
そう思って、少し嬉しい気もした。なのに、胸の奥がズキズキしていた。まるで、あの時…拓也と別れた時みたいに。
私が、友翔を好きみたいじゃない…

17:若桜☆郁里◆ME:2019/08/30(金) 18:39

第12話 いつもと違う

いつも通り登校する。廊下、教室、クラスメート。何も変わりない。
けど、友翔に彼女が出来た日から、ずっと引っ付いている友翔の彼女。
クラスが違うからか、教室の前までにしているけど。

「じゃあね!友翔君!」
「うん……」
「ホントに私のこと好きなら名前で呼んで!実里ってさ!」
うわ…私だったら死んでるわ。こんなにみんなの前でそんなこと言うなんて。

「実里…」
友翔が呟いた。でも、教室の奥にいる私にも聞こえた。
実里はみるみる笑顔になっていく。かわいいかも…
その時、私の胸の奥がズキズキした。
これって、この間、友翔が告白されてたときと同じじゃないの。

やっぱり私、友翔のことを…
そこまで考えて首を横に振る。私が友翔のことを好きになるわけないでしょ!

「どうしたの?ゆ、う、なちゃん!」

18:美桜◆8g:2019/08/30(金) 22:12

若桜ちゃんの小説読みやすいわぁ、、、
すごく読んでて楽しいし!
これからも頑張ってね👍

19:若桜☆郁里◆ME:2019/08/31(土) 07:12

おー!美桜!ありがとう!

20:若桜☆郁里◆ME:2019/08/31(土) 19:27

第13話 ホントの親友!

私が迷ってるときに来たのは、美海。
でも、これって言ったらいけないパターンじゃ?

だって、美海は友翔のことを好きなんでしょ?でも、友翔は私のことが好きで、陸翔は美海のことが好きで…
ちょっとややこしくない!?
だからといって、返事をしないといけないわけで。
ここは言っちゃう!うん、言っちゃおう!

「あのさ、美海は友翔のことが好きなんでしょ?」
「へ?私はね、新たに好きな人が出来たの!」
えっ、なんか話と違うんですけど!
まあ、いいや。この方が言いやすいわけだし。

「それはいいんだけども、美海が恋したときってどんな感じ、なの?」
相談って気が引ける。特に恋愛だしね。
一方、美海は難しそうな顔をして、なにやら考え込んでいる。
「私が友翔君を好きになった時と、陸翔君を好きになった時と違うよーな気がする。私は、ね」
「えっ陸翔好きなの?引くわー」
「ひ、ひどいよ!優奈!」

そうやって言い合っているうちに、チャイムが鳴った。
「じゃ、チャイム鳴りそうだしさ。私席いくね」
「もう鳴ったから。早くいけば?」
「ひどいよ!優奈!」

結局分かったのは、美海が友翔を好きになった時と、陸翔を好きになった時と違うってこと。
私も、拓也を好きになった時と、友翔を好き(?)になったと思われる時とは違うよね。
恋って複雑…

21:若桜☆郁里◆ME:2019/09/01(日) 10:20

第14話 菜穂ちゃん

「ね、華江さん。委員長として気になることがあるんだけど。」
私が小池さんという1年2組の委員長に呼び出されたのは、昼休みのこと。
美海もついていく!って言ってたけど、小池さんがダメって断った。
そして、屋上に来た。

「はい?」
「口が悪すぎよ。それくらい直して欲しいわ。」
「…」

口が悪い…毒舌ってことか。それくらいわかってるんですけど。
と言いたいところだったけど、この言葉のあとにこれを言うとどうなるのか想像もつくので。
小池さんも口悪くない?私に言うよりも自分の癖直せよ。

そう思っているうちに、小池さんはどこかにいってしまった。
友翔は、毒舌の私も好きなのかな。

いつの間にか、私は友翔のことを考えるようになっていた。

22:若桜☆郁里◆ME:2019/09/02(月) 18:23

第15話 トリプルデート!

私が小池さんに口が悪いと言われてから数日がたったある日。
美海がさも嬉しそうに私のもとへ駆け寄ってくる。
「ねえ!優奈!私に名案があるんだよ!」
美海の考える名案、か。なんだか恐ろしい。
「遊園地にデート行こ!」
デ、デート⁉誰とよ!

「メンバーは、私と優奈、友翔君と陸翔君!」
「Wデートってことね。」
私がそう返事をすると、美海は首を横に振った。
「それに、菜穂&朔ペア!」
「えっ?付き合ってたの!」
でも、このメンバーじゃ、正式に付き合っているの小池さんと朔だけじゃん…

23:紅蓮◆jk:2019/09/02(月) 18:30

1話1話区切るのではなく長いひとつの話にしてみてはいかがでしょうか

24:若桜☆郁里◆ME:2019/09/02(月) 19:51

>>23
なるほど。ありがとうございます!

25:若美小説◆YQ:2019/09/02(月) 20:51

こんばんは、ここまで読ましてもらいました!(敬語でいくぞ)

感想
すらすら読めて、面白いのが魅力だと思います。
ラブコメ…みたいな感じでしょうかね?

アドバイス
>>23でも言われていますが、区切ってしまうより、長くすることでより読者は分かりやすくなると思います。
また、1話を長くするといいと思います。
あと、会話文の「」の」には、。と同じ意味があるので、「分かった。」→「分かった」にする方がいいと思います。

26:若桜☆郁里◆ME:2019/09/03(火) 18:12

>>25 ありがとう!ございます(?)



「みんな誘ってるの?」

「もっちろん!あとあと!陸翔君に告白しよっかなーって思ってさあ!」
テンション高っ‼よく簡単に告白しよっかなーなんて言えるなあ…

まあ友翔もか…

「とっにかく!みんなで遊園地いくからー!そこよろしくー!」
待ち合わせ時間は⁉集合場所は⁉

そういうところを直せば美海もモテるだろうな…
そして、美海は去っていった。

「華江さん!遊園地行きますよね?行きますよね⁉」
そこへ現れた(?)のは友翔。

「行くよ。て言うか彼女さんは?」
「別れたのです…!そして、遊園地で華江さんと二人っきり…」

友翔はそこまで言うとすっごく恐ろしい顔をした。言うことも恐ろしいけど。
「ね。もし私が友翔のことをふったらどうする?」
あ、ヤベ…さらっとヤバいこと言っちゃった。

でも、友翔はにたあっと笑ってた。

「ふふん、俺はフラれてるんだから!」
「え?」
「だーかーらー!もし今フラれても、変わりないってわけ!」
し、辛抱強い…
負けた…わ

27:若桜☆郁里◆ME:2019/09/03(火) 19:03


「ところでさ、集合場所とか聞いてる?」
私はそういえば、と思い出す。

「えっ?そいえば聞いてなかった!」
「そう?ならいいけど」
やっぱみんなにも言ってないのか…

「そういえばさー!次学活だよねー!」
「そうそう!なにするんだろ!」
そう友翔と話しているうちに、そんな会話が聞こえてきた。

私は少々気になったから、予定を確かめた。うん、確かに。二時間連続の学活。
すると、横から覗いていた友翔がこう言った。

「うーん…先生いないしラッキー!」
「ま、そうだね」

その時、チャイムが鳴った。と同時に先生が教室に入る。
「今年二人目の転校生だぞー!」
転校生…どんな人なんだろ?


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