あなたを好きに、なるものですか!

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1:若桜&◆5A:2019/08/08(木) 14:41

♪キャラクター♪
華江 優奈(はなえ ゆうな)
ツンデレ  毒舌 根は優しい 美人でモテる 
成績 よし 運動神経 よし

神瀬 友翔(かんせ ゆう)
優しい イケメンでモテる 甘えん坊なところも…!? 優奈が好き
成績 よし 運動神経 よし

石井 美海(いしい みか)
優しい 優等生 美人 優奈の友達
成績 よし 運動神経 普通

朝栄 陸翔(あさえ りくと)
根は優しい やんちゃ イケメンでモテる
成績 普通 運動神経 よし

48:若桜☆郁里◆ME:2019/09/15(日) 21:52



「ねえ、友翔……」

放課後。クラス全員が帰って、静まり返った教室で、友翔と私だけ残っていた。

結局、くじで友翔と隣になった。美海達とは正反対の位置だったけど。

そこで、私はもう言っちゃおうって決めた。


友翔のことが………好きだって。

結構な勇気がいるんだって分かった。やっぱり友翔の勇気すごいや。
ただ遠回しに繋げたいんだよね。そこで思い付いたのは、

『好きな人当てる作戦‼』

「?華江さん?」
「私の……好きな人って、誰だと思う……?」

こうやってあててもらう。上手くいくか分からないけど……
「えっ?当てる系?ヒントくらい教えてよ」
何言えばいいの?ヒントって……

「同じクラス……」
「……名字の初めは?」

これって、答えだよね。
かから始まる人で男子って、友翔だけじゃん。

心臓が速いのがわかる。顔に出ちゃったり、してないかな。

「か……?」

私にしては小さい声だって思う。

「えっ?俺……?」

ばれた。
いや、ばれる前提で言ったことだけど。
とにかく、こういうときに無反応は誤解を招くから。
私は首をゆっくりたてに振った。

手足に力を込めないと、絶対倒れるよ……

「……付き合って………下さい」

思ったよりも大きい声が出て、静かな教室に響き渡った。

49:若桜☆郁里◆ME:2019/09/16(月) 11:04



そこまで言ってから、後悔した。

友翔って彼女いたんだっけ?
私が傷つくだけじゃん。

「あ、ごめん、今のは無視していいよ」

とりあえず笑顔で答えた。

「えっ?」
「えっ?」
「何で?」
「何でって」

笑えるくらい同じ言葉を友翔と私が繰り返す。

「………言ってなかったっけ?実里とは別れたって」

えっ?別れた……?そんなの言ってたっけ?

「本当?」
「うん」
「現実?」
「うん」
「本当に本当?」
「不毛だな……この会話」

どうやら本当らしい

50:若桜☆郁里◆ME:2019/09/18(水) 19:46




私が告白してからの翌日。
結局、「じゃあね」とだけ言って別れた。

友翔、オッケーしてくれるかな……

めんどくさい性格だけど、しらないうちに好きになっていた。
もともと認めてなかったけど。

「じゃあプールなので着替えてきてくださーい!」

えっ、プール⁉着替え持ってきて……なかった。

「せんせー着替え忘れたんで見学してまーす」

「はーい気を付けるのよー」

先生にそう言うと、表情を変えなかった。

どうやらうちのクラスの先生はプールが好きらしい。
すぐにテンションが上がる。


そして、プールが始まった。
とりあえず自由時間だ、と先生が言う。
適当な授業だな。

「華江さん………」

「ゆ、友翔⁉」

自由時間が始まって間もなく、友翔があがって来た。
プールに浸かっていないみたいで、シャワーの水が少し乾いていた。

「お、溺れ、ました……」

溺れたって⁉まさか!

「何でプールに浸かってもないのに溺れるのよ!」

私がそう言うと、友翔は一瞬目を丸くしたが、ニヤリと笑った。

「華江さんも鈍感ですね」

へ?鈍感?何で私が⁉

51:若桜☆郁里◆ME:2019/09/18(水) 20:11




その後、友翔はプールに戻っていった。
そして、私は美海と教室に向かっている。

「ねえ、なんか友翔に溺れましたって言われたんだけど」

「ほえええええええ⁉それ告白じゃない?」

告白…?あれでいいの⁉
「今流行り(?)のロマンチック告白ってやつ?」

月が綺麗ですねとか、君の魅力に溺れましたみたいなのは知ってるけど。
ってことは、友翔は省略したんだね!何でなのかな…

「そ、そ、それー!私されたーい!」

ここから、美海の妄想を延々と聞かされた。

52:樹音@新一 ◆6Y:2019/09/18(水) 20:21

優奈可愛い…同じツンデレキャラ描いてる
同志やな笑 わかちゃんのが1000by上手いけど。

53:匿名:2019/09/18(水) 20:29

可愛く無いだろ笑
作者の文才無いし

54:玲織 hoge:2019/09/18(水) 21:27

>>53
普通そんなこと言います?
作者さんの文才が無いと思うのなら、せめて改善点などを書いた方が良いのでは?
それではただの荒らしに入るんじゃないですか。

55:玲織:2019/09/18(水) 21:31

若ちゃん、突然入っちゃってごめんね!
知り合う前から読ませてもらってたけど、すごく面白い!これからも頑張れ!

56:若桜☆郁里◆ME:2019/09/18(水) 22:05

ありがとう!

57:匿名:2019/09/18(水) 22:08

地の文が適当。まるで自由帳の落書き
展開もありきたり。キャラの心情も良く伝わって来ないし、行間もスカスカ
なんでこれを小説って言うのか分からんね。基礎から出直して来い

58:匿名:2019/09/18(水) 23:04

>>57
そんなの、この小説にだけ言えることじゃないじゃないよね?
葉っぱ小説ほとんどじゃん

59:玲織:2019/09/18(水) 23:16

>>57
貴方の小説を読んでみたいのですが。
人の小説にそこまで言うんなら、貴方の小説は相当な傑作なんでしょうね。

60:匿名:2019/09/18(水) 23:31

>>59
書いてるけど言うわけねーじゃん笑
自分の意思で皆に公開してるのに、その感想を素直に言ったら叩かれるって意味が分からんね

61:匿名:2019/09/18(水) 23:38

言い方に気をつけたらいかがでしょうか
思ったことを言うだけなら子供にもできます

62:匿名:2019/09/18(水) 23:41

いやこれでも大分押さえてんだけどね…

もうそろそろ寝るからバイバイ

63:玲織:2019/09/18(水) 23:52

それじゃ相当口が悪いということで。
若ちゃん、ごめんね。以下続きどうぞ。

64:匿名:2019/09/19(木) 00:11

なんにも成長する気無いならそれはそれで良いけどね
ほんとにお休み

65:新見川 すみれ◆96 hoge:2019/09/19(木) 15:59


批評を依頼されたというコトで、僭越ながら批評させて頂きたいと思うッス。

先ずは良いところから、
小説を読んでみて最初に分かった長所は、「キャラクター性が実に分かり易い」というコトッスね。「ツンデレ」や「クール」等のキャラとしてのコンセプトが予め決まっているので、目的/目標の迷走感やブレを感じずに読むコトが出来るのは良いトコロだと思うッス!
次に感じたのは「不要な殺伐とした展開がない」というコトッス。ドロドロとした展開が余りないのが世界観と見事にマッチしていると思うッス!ラブコメ物としても読み易く、ほんわかとした恋愛物を読みたい時にピッタリだと思うッス!

次に改善点ッスけど、
全体的に地の文が少ないので、内容の濃さが余り充実してない様に見えちゃうッス!センス自体は良いモノを持っていると思いますので、非常に残念なトコロッス。後は空白を開け過ぎているせいで内容が分かり難く、すっからかんに見えてしまうッス。読者としては例え文字数が短くとも読んでいて愉しい文を求めているので、ニーズ的に考えても空白を開け過ぎるのはお勧め出来ないッス!最後に、地味に()の中に?や!を入れているのも目に付くッス。この様な表現をする場合は!や?だけにした方が分かり易いと思うッス。

アレコレ書きましたが、私的には好みの小説でございまする!コレからも読者に小説を御届けしてくれると嬉しいッス!という訳でそろそろドロンッ!させて頂きます!

66:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/20(金) 18:04

>>65
丁寧にありがとうございます!参考にさせていただきます‼

67:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/20(金) 19:17


そして、時間はあっという間に過ぎ、放課後。
友翔に話があると言われたから、残っていた。
やっぱり、あの話なんだろうかと予想はしてるけど。

クラス全員が帰っていったとき、友翔が口を開いた。
「華江さん……付き合って下さい!」
「あ……え……」
友翔はそれだけ言うと、鞄を持って教室から出ていった。

どゆこと?返事は先に聞かないタイプってこと、か。
まあいいや。明日聞こっと。

翌日。私は早速、人通りの少ない四階の踊り場に友翔を呼び出した。
「昨日の、なんなの?」
「え、鈍感過ぎじゃね?」
鈍感って、私がそんな訳がない。
勘違いしている友翔に、必死に説明する。

「違う、そう言う意味じゃなくって、その……」
「別に付き合えばいいんじゃないの」
「え………」

なんだ。友翔は分かってたんだ。
私は、この時初めて学校で涙を流した。

「やっぱり鈍感。泣いてるの初めて見た」
「別にいいじゃん、泣いたって」

そうして、私達は付き合うことになった。

68:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/21(土) 18:40


私が友翔と付き合い始めてから、約2年。今は冬。
私は中3になった。もちろん(?)今でも友翔と付き合っている。

「優奈〜!」
「あ、美海」
美海とは同じクラスで、美咲とも同じだ。
ただ、美咲は最近受験勉強があるとかいってすぐに帰っていく。
まあ、私もしなきゃだけどね。

「私先生に呼ばれてるから行くね!」
「ほーい」

にしても、すごく寒い。もう12月だからか。雪も増えてきたし。
私は昇降口に向かった。その時、見慣れた後ろ姿が。

「友翔!」
私がそう言うと、後ろを振り向いた。最近私は身長が164cmで止まったけど、友翔は178cmでまだ伸びている。
いや、いつ見ても高い。
「1組遅くね?」
「そ?」
私と友翔は、1年以来一度も同じクラスになっていない。
ある意味寂しいんだけど。その上高校も違うし。

「身長止まっちゃった」
「俺まだ伸びてる〜!」
「ずるっっ」
「何がだよ」

そう話してるうちに、私の家の前に着いた。
「じゃあね!」
「おう」

きっと、今の私にとってこの時間が一番楽しい。

69:若桜☆郁里◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/21(土) 19:43

 あなたを好きに、なるものですか!は、これで完結です
番外編も出すかもしれませんが、読んでいただきありがとうございました‼
番外編のリクエストがあった場合は必ず書きます

70:若桜☆郁里ひよねこ◆ME 猫田のことが気になって仕方ないが気になって仕方ない:2019/09/22(日) 18:45

 番外編  友翔視点

第1話あたりです!

71:美桜◆YE:2019/09/25(水) 12:41

終わっちゃうの寂しい😔
すごく面白い作品だった!
描写も上手いし優奈ちゃんがかわいい!
番外編も頑張って👍

72:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/26(木) 17:40

ありがとー!

73:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/26(木) 21:11

 
「友翔!今日こそは学校行きなさいよ……」
「はいはい」
俺は、基本引きこもり状態。学校に行っても意味ないくらい勉強簡単だし、正直面倒。
たまに、今日みたいに母に家を追い出されるけど。そのときはだいたい遅刻魔になる。

「おー!友翔来たぜ!」
「うっさいな」
教室のドアを開けた瞬間、クラスメートが集まってくる。
そんなに騒ぐほどじゃないと思うが…

「こら!神瀬君!席つきなさい!」
いつのまにか先生が教室のドアを開けて入ってきていた。

74:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/27(金) 16:22


「はーい」
「気を付けるのよ」
面倒臭いということを見せつけるように返事をする。
でもいつもなら遅刻してくること超怒るのに、今日は穏やか。
一体何があったのか気になるじゃないか!

「じゃあ、入ってきてください。皆さん、転校生を紹介します!」
なんだ、転校生か。どんな子なのかはすごく気になるけど、一番気になるのは、俺の隣に机が置かれているということ。
男女で隣になるから、女子ってことか。

その時、転校生が入ってきた。やはり、女子のようだ。
「華江 優奈です。よろしく」
て言うかめちゃくちゃ美人。クラス中が盛大な拍手に包まれる。
いやでも、目線が痛いんだけど。そのせいか、拍手が次第に小さくなって行く。

なんか、強そうな女子。

75:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/29(日) 12:45


翌日。また母に押されて家を出た。
と言っても、全く抵抗しなかった。
あの転校生が気になる……!

「はよ」
「友翔珍しく早いじゃん」
「一言多いわ」

その後、席についてうつ伏せぎみで華江さんをじっと見る。
…何で気になるんだろ、ていうか、今日は学校これたな…
華江さんに何か魅力があるのかな

そのまた翌日。
今度は自ら学校に向かった。
華江さんが来てからと言うもの、学校に行くようになった。
華江さんの魅力ってすごいのかも。

オレが恋だと気がついたのは、その翌日だった。

76:若桜☆郁里ひよねこ◆ME:2019/09/29(日) 12:46

ここまでが番外編です、ストーリーとしてはここまでしか考えてないので

77:るる ◆ds:2020/05/26(火) 16:16

全部読ませていただきました!!とても面白くて私は、この作品好きです!


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