独り少女の住む廃病院

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・戦慄 智雨(せんりつ ちう)
廃病院に住む少女。
無口で無表情。独りぼっち。

誕生日:9月10日
血液型:B型
身長:150cm
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はい!!、これくらいで独り少女の住む廃病院は終わろうと思いますw
中途半端なので要望があればやります^∇^"

需要がないのにやってても、ねぇ...って感じですw

楽しんでくれたら嬉しいです!

もし要望があって、続きを書くよって場合は
この謎の女の子と、ちうちゃんの生活ぶりに触れていこうかなあって感じです。
結構ほのぼのしていくかも!

ちうちゃんを、ちーちゃんって呼びたいww
最後?まで見てくれてありがとうございました!
それではさようなら!

おもしろいです!
戦慄智雨ちゃんの静かな語りが好きです。場所、キャラの感情をすぐ想像、理解できる文章の表現が好きです。
なので、続きを書いて頂けると嬉しいです!

了解です!

【大雨の日】♯6

外から、地面が雨に打ち付けられる音がする。
いや、それとも雨の音というのだろうか...まあ、どうでもいいけれど。

そういえば、あの女の子は妃萌っていうらしい。
一緒にいても、まあ特に何もすることはない...。でも、いつもより少しだけ、本当に....ほんの少しだけ
明日を楽しみにしている自分がいる気がする。今がいつなのか知りたい。そんなことも思うようになった。

そんなことを考えていると、後ろから誰かが突っ込んできた。
『ちうさん!><』

「....何。急にされたら..驚く。やめてくれる。」

『あ、ごめんなさい...この廃病院を見回っていたらですね?あのねあのですね!...』

「話がまったく分からない。で?なに?」

『はしゃぎすぎました...あ、あの、実は食料倉庫をみつけちゃって!...ちうさんサプリメントばっかですし^^;』

「...っ。そ、そう。後で見てくるから、場所だけ何かに書いてくれる?」

実はとても嬉しかった。のを覚えている。
で、結局妃萌が書いた地図らしきものをみて、そこへ行くことにした。

【食料倉庫】♯7

食料倉庫らしき場所を覗いてみると、冷蔵庫のようなただの箱のような何かが大量に置いてあった。
置いてあった、というより放置されていたとでもいおうか。

早速、埃まみれで黄ばんだ取っ手をつかんで、開けてみる。
「?!...」
そこには、お菓子が入っていた。非常食かと思っていた。
あ、お菓子も非常食...だっけ?

スナック菓子、チョコレート、キャンディー...、あと、白いの。
なにこの可愛らしい空間。何かの歌詞にでもありそうだと思った。
にしても、この白いのは何だろう。粉がついている。カビ?

『へ?...マシュマロでしょ?!もしかして、ちうさん知らないの?!』

妃萌の甲高い声が響き渡った。

ましゅ、、まろ?初めて聞いた。
変わった名前。
食べてみると、ふわふわで心まで暖まった。なんだか優しい。
ずっとこのままでいたい。
なぜかそう思った。

なぜか、、こんな事を考えてしまった。なぜ。
なにか嫌な予感がした。

【祈り】#8

ある日、わたしは思い出した。
家族について――...

わたしはもともと、大きな家に住んでいた。
お父さんお母さんがいて、毎日が楽しかった。わたしは笑顔を絶やすことなんてなかった。
でもある日、お父さんが悪いことをして離婚した。
それから小さなアパートで過ごしていた。それにお母さんは毎日泣いていた。
それから何ヵ月かしたけど、お金がなくてわたしを育てることができなくなった。
だから、真っ白な雪が降り注ぐ頃にここに。

捨てられた

わたしは上手く笑うことができない。心の底から喜ぶことも難しい。
何かがこみあげてくる。
何これ、これって涙?なんで?なんでなんで?
平常心が保てない、頭の中がぐるぐるする。

気づいたら、わたしは両手を胸の前で握りしめ、祈っていた。

【最後】#9

いつまでも弱いままではダメだ。
ここでいつかもわからないまま、何もせずに終わるのか?それは嫌だ。
何をしたらいいのだろうか。もうわからない。

わたしは、なぜか、なぜだか縄を器用な手つきで天井に結びつけていた。なぜ?
椅子を置いた。もう壊れてしまいそうだ。いや、まだ役割を果たしている。

わたしは、太ももまである黒い靴下を丁寧に脱ぐ。
そして、膝まで伸びきった長い黒髪をゴムでくくる。ああ、結構伸びたなあ。
身長が低いせいか、背伸びをしてわっかに頭を突っ込み、首で止めた。

わたしは椅子から足を浮かせた。

まだ完結しない感じで終わろうと思います！
ありがとうございましたー

妃萌ちゃんも気になるところです。が!
また決まり次第書きますので、気長に待っていただけたらと思います！

ワクワクしながら待ってます！
頑張ってください!

はい、ありがとうございます!