我儘嬢とおまじない

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1:響◆eRDH5YQ:2017/02/11(土) 16:47

__.・°*おまじない*°・.__

>>0002 Character
>>0003 Rule
>>0004 Etc

2:響◆eRDH5YQ:2017/02/11(土) 18:54

Character

*篠原 望  Shinohara Nozomi
 主人公。
 金持ちの1人娘。
 おまじないや占いが大好き。

*麻生 結理  Asou Yuri
 望の親友。
 友達思いで優しい。
 成績優秀で運動神経抜群の優等生。

*峯岸 星也  Minegishi Seiya
 望の片想いの相手。
 イケメンで優しく、完璧。
 結理の事が気になっている。

*香月 実穂  Katsuki Miho
 星也の事が好き。
 所謂ぶりっ子で嫌われている。
 望とは犬猿の仲。

*篠原 玲子  Shinohara Reiko
 望の母親。
 専業主婦で、望を溺愛している。
 料理と裁縫が得意。

*篠原 宏樹  Shinohara Hiroki
 望の父親。
 とある大きな会社の社長。
 好かれやすい。

3:響◆eRDH5YQ:2017/02/11(土) 19:11

Rule

*荒らし、なりすまし禁止。
*「つまらない」等の罵倒禁止。
 根拠等を述べて頂ければ結構です。
*亀更新ですが「早く書け」等禁止。
*感想やアドバイスはお願いします。

4:響◆eRDH5YQ:2017/02/11(土) 19:14

Etc

恋愛ものになるように頑張ります。
まだまだ未熟者ですが……。
楽しんで頂ければ幸いです!

5:響◆eRDH5YQ:2017/02/12(日) 12:41

Prologue

__占いは、
『当たるもハッケ当たらぬもハッケ』
とかなんとか言うけど。
正直言って意味不明。

でもおまじないは、
そんなこと言わない。
ってことは、
信じていれば効果があるってこと?

でも、信じていなければ、
叶うものも叶わないよね__。

6:響◆eRDH5YQ:2017/02/12(日) 12:50

Episode.1

「もうっ!またですわーっ!!」
私は篠原望。
お金持ちの1人娘。
おまじないや占いが大好きな、至って普通の小6、12歳。
さて、今日も篠原家に私の怒鳴り声が響き渡る。
そう、原因はおまじない。
いつもいつもやっては叶わないの繰り返し。なんで叶わないのかしら?
この私がやってあげているのに。

__恋のおまじない。
私が今熱中しているおまじない。
席替えの時、小指に月と太陽を描くだとか、赤い糸を投げ飛ばすだとか、そういった具合のものだ。
だが、いつも何をやっても上手くいかないのだ。

一体どうすれば、私の想い人へと想いは届くのかしら?

7:響◆eRDH5YQ:2017/02/13(月) 18:07

Episode.2

「行ってきまーす」
「あらぁ?もう行くのぉ?」
お母さんが甘ったるい声て叫ぶ。
そのまま近づいてくると、私の頬にキスをする。
「はい、行ってきますのチュウ♡」
「あのさぁ、お母さん?私はもう6年生ですのよ?恥ずかしいですわ……」
私はそう文句を言い放ち、無言でドアを開けた。

    __.・°**°・.__

「ごきげんよう」
そう挨拶すると、クラス全員が一瞬クルリと振り返る。
だがすぐに談笑に戻ってしまった。
「望……おはよ」
「あら、結理さん。ごきげんよう」
机に荷物を下ろすと、隣の机で項垂れていた親友、麻生結理さんがゆっくりとこちらを振り向いて言った。
「ご……ごきげん麗しゅう?」
「麗しくない」
結理さんはキッパリと断言する。
「何かあったんですの?」
「望のせいだよ!?」
「あら……?私、結理さんを不機嫌にするようなこと……しましたっけ?」
私は必死で心当たりとなる記憶を辿るが、さっぱり分からなかった。
「あれだよ、あーれ」
「ふぁふぇ?」


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