1レスで終わるような、書き捨てみたいなものをいろいろ。
コメントうれしい / 亀 / すぐ飽きる / センスはない
リビングのテーブルの上に、炭酸飲料のペットボトルが乗っている。殺風景で閑散とした部屋には似つかわしくない、生活感のある飲みかけのものだ。
きっと、彼が置いていったものだろう。ペットボトルをぼんやりと眺め、思わず苦い笑みを零す。同時に、彼の言葉をふと思い出した。
「炭酸って、スリルがあっていいよな。俺も、そんな人生を送りたいんだ」
彼の考えとわたしのそれは違う。そのことに、当時のわたしは薄々気がついていたはずだ。だって、わたしは炭酸が嫌いなのだから。
苦手なはずの、飲みかけの炭酸飲料に口をつけ、流し込む。炭酸が抜け、あまったるくなっただけのぬるい液体は、彼がもう遠い存在になってしまったことに気づかせてくれた。
ぬるま湯に浸かっているわたしは、弾けるように、軽やかに生きる彼には追いつけない。それがなんだか悔しくて、わたしは、炭酸飲料を買うためにコンビニに走った。
*
ひとつめのはなし
おお〜
凄くお上手ですね
>>5
わ〜( ; ; )ありがとうございます…!!
「みんな、今日は来てくれてありがとう!」
ステージ上の彼女は、いつだって輝いていた。まるで星空のように輝くペンライトたちに照らされて、楽しげに歌う彼女が好きだった。所属していたグループが解散した後も、ソロ活動に励む彼女は僕の生きがいだった。
僕も、彼女を見守る星のひとつだったのだ。むしろ、彼女こそが光だった。
しかし、光は突然、あまりに容易に、失われてしまった。
彼女が引退を発表したという旨の記事を見たとき、僕は、意識を失い、三途の川を見た。川の先では、既に幾人かの彼女のファンが、絶望的な表情で立ち尽くしていた。これらは全て幻覚ではあるが、妙にリアリティがあったのを覚えている。
それからは、誰に会うことも、外出をすることもなく、家に篭ってただただ泣き続けた。
*
なんとなく書いたやつ、続かない