〜気まぐれ作詞帳〜

葉っぱ天国 > 作詞 > スレ一覧 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901-キーワード▼下へ
1:たぴおか◆:2015/12/02(水) 18:07

作詞したいとオモイマス

561:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 13:02

cacao

毎朝昼間に目が覚めて
冷たくなった卵とコーヒー
お昼はチョコレートばかり
棒読み3秒後からまた

自堕落なんてもんじゃない
自分は普通と違うんだって
どんどん追い詰めてしまった
助けを呼べる立場もない


貧乏ゆすりが増してきて
とっくに自由な金もないのに
音を出して噛み切って
甘い甘い香りにむせ返る

562:たぴおか◆vk:2019/03/04(月) 23:23

ダスト

あー冷めて覚めちゃった
空っぽの頭にさらに
捨てかけたゴミを詰め込む

オンラインの上で
人を陥れるリスクに酔って
ポストに鼠の死骸を
埋められるまで気づかないや


汚れた画面を手で拭いて
油と黒いゴミが付着する
社会のゴミとか誰が言った
お前が勝手になっただけだろ

563:たぴおか◆vk:2019/03/05(火) 21:58

スプレー

一人でインスタントな食事をして
なんか寂しくなってくるのはなんで
死にたいと願ったってそうな勇気ないし
たった目の前から逃げたいだけで

誰か誰がいるんですかね
フラレちゃって
君はいなくって
もう少しってもう過ぎたから


近くで貼り付けて隠した
濡れて乾かない
こんないらないものまだ持っているの
振って吸って吐いた今日に
また新しいマニュアルがつくから

564:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 00:26

CATS

感情的なロジック
理屈の屁理屈攻め合い
自己満足自己防衛
試合に勝って勝負に負けた

可愛いあの子ブサイク私
言い分も苦しさも流しちゃってさ


シクシクシクシクどっちが悪いの
観客の気を引いたほうが勝ちだって
不服不屈再来ファイトどうでもいいの
感情の揺さぶりをかける価値がある

565:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 16:37

ハスリーベ

やっぱ生理的に無理
アルバムの表紙埋まる嘘つき
剥いだはずの綺麗心
消し去ってなかったみたい


嫌いなのでも気になるの
耳も目もさわってるはずで
僕ら互いにわからない
好きかもでも気が付かない
身体も声も覚えてるはずで
僕だけかなこんなに胸が痛いの

566:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 21:37

nights

息が苦しくて壊れてしまいそうで
また眠れない夜が続いてく
下を向いている愛探している
もう子供じゃないんだから

晴れた雲の一つ
仲間を失って楽しさを忘れて
死んで死んで死んでったんだ


夜は毎日やってきて
僕の心臓黒く塗りつぶした
ドライヤーは1時間と洗顔
長いから怖いから
宵の闇の中溶けてきて
僕の嫌いを鮮やかに彩った
どんなに辛い涙も
忘れることはないんだから
忘れないように後悔して

567:たぴおか◆vk:2019/03/06(水) 22:04

バキューム

息を吸い込んでまた飲み込んで
吐き出す間も無くまた飲んで
いつか壊れるその日を僕は
一人で待っているそれだけだ

最低な僕を繰り返す
振り返っても最低のままだ
純粋無垢に努力とか怒りとか
向けられない難しい

きっと僕は汚れてるから
僕は僕は他とは違うから
いつのまにか過ちを犯すのを
怖がって隠れている


息を吐き出すのはちょっと大変
だから代わりに飲み込む痛いこと
まだ我慢できるかも
誰かが僕を救ってくれるまで
誰かが見つからずに僕が死ぬまで
見ていて

568:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 15:34

Question

壊れたバケツ穴
錆びれたオルゴール
覗きこんで笑う
繰り返し早る鼓動

わからない価値観
足りないあげ足
もう嫌になっちゃう
私だって疲れるし


人生の生き方を教えて
まだ産まれてもいないの
心臓は動いているのに
止まったみたいで嫌になる

陶酔しちゃうから
多分君にはわかんないだろうけど
阿保が阿保なダンスを踊る
意味のないことだって人生のうち

569:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 15:43

block

僕を造った僕は造られたから
愛を知って悲しんだのも世界のせい
時間が進む合理的に生きなきゃ
なんか生き急いでるみたい嫌になってく

最期の時を待つだけ
日々を過ごし死ぬだけ
幸も不幸も僕を造るから


過去がまた殺していく
辛いし痛いし嫌になっちゃうし
今はまだ嘆くのも人生
積み上げたものたち
いつか消えるものたち

570:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:09

閃く

コソコソ息をして
大体の日々をこなす
涙で濡らしてた
枕は夕焼け浴びる

独りよがり寂しいかもね
春の光が暖かいから
ドラマチックには日々の中に
僕は惑星の一部


パッパッパッて光ったら
一人で庭の中花を灯そう
重ねた愛とすれ違う恋も
多分多分記憶になるし

571:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:18

カラーボール

思い出はハートの中にしまって
忘れたくない彩りを食べて
まだ昔を懐かしんで
今から逃げてたいの

たくさんあった記憶と
忘れられないな嫌なこと
わたしのダメなとことか
気づいたら自己嫌悪も感じてる

最悪な毎日
手を繋いで帰ったあの日
わたしだけ思い出してる
過去のことばっか縋ってる


甘い甘い香りが鼻から
チャイナマーブルと白黒
苦い苦いことも消えてく
ラムネ弾ける口の中
時に飾ってケース入れて
色褪せないように蓋をして

572:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:30

ミニハート

週末の味甘すぎてちょっと喉に残る
消えかけた信号走り出すスニーカー

知らない知らないことだって
消えない消えないことばっか
大変だし泣きたいし誰もいないし


あの日の僕を忘れないで
僕は覚えているから
ねえねえ春が来るの
雨で落ちた桜の花弁が
僕の日常となんか似てて
今日もひとりベッドで泣いてる

573:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 18:51

イチゴマシュマロ

真夜中のプラットホーム
色あせたランドセル
おかしな曲を綴って
おかしな薬を飲んで

いつか見てほしいから
空席の教室透明人間
いつか笑ってほしいから
僕は言葉を贈る


帰り道レンガの花の蜜
イチゴの味夢の味
泣いちゃったからしょっぱい味
僕はみてるよ大丈夫だよ
何も心配ないよ

戻りたいランドセル消える
ラムネを食べて
嘘ごとままごと遊びごと
君はおかしくないから

574:たぴおか◆vk:2019/03/08(金) 20:48

骸の住処

紙に染み込ませた
僕の想いと思い出
切り取って貼り付けて
隠しちゃう本音がある

憎悪と罪悪感
苛まれて魘されて
嫌々歌い出す
楽しくないのに


古びたささくれだらけのドア
何処かへ行こうだなんて
今更すぎて涙もでないや
遅い遅い遅すぎるよ
馬鹿苦しいから

575:たぴおか◆vk:2019/03/09(土) 14:35

INK

それなりの言葉を綴って
大人ぶった意味不明繰り返す
話がしたいの近寄って
離れられるの苦しいからさ

何回か逃げられたから
もう光はないよ暗闇だけって
何回も試したんだし
もうひとりで泣いてもいいよねって


胸の中から滲み出てく
苦い暗い悲しいところ
散々傷つけた癖に
僕は僕を否定するし
無駄な時間を過ごしている
不条理不合理寂しいとこ
じわじわ蝕んでったのに
僕は僕を嫌いなままだ

576:たぴおか◆vk:2019/03/10(日) 19:14

カミングアウト

そんなの知らないよ
探究心とか殺したくなって
純粋愚直にいれたらな
どんなに楽だっただろうか

好きには拒否が通じちゃって
罪悪感感じてるいつも
ごめんねごめんね君とは
ごめんねごめんね
ホントごめん


手を合わせて回るスカートふわり
手を取り合って抱きしめちゃってさ
幸せの反対いつも誰かが泣いてる
手を取って歩く駆け出すもういいや
絡み合って混ざり合っちゃって
許してもらいたいし
嫌われたくないし

577:たぴおか◆vk:2019/03/10(日) 23:43

四角

たった一言
大袈裟と糞達
涙は枯れた
手をかけた


言葉の数だけ命がある
感情の中には何もない
軽い命また捨てた
次の命を探す

見えない聞こえない
死んでも関係ないや
笑って流した
記憶の隅に消える

今日も死んで殺して
ワンクリックとストレス
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
辛い辛い辛い辛い辛い
埋まって最適解

578:たぴおか◆vk:2019/03/11(月) 00:01

bird

青く光って音を鳴らした
また胸が傷んで吐きそう
ホントのこと言えないし
吐き出したって嫌われる


逃げていたいから
誰を知らないこの場所を選んだの
選んでる
消えたくなっても
踏ん張って生きてんだだから
無かったなんて言わないで

579:たぴおか◆vk:2019/03/11(月) 00:41

カラフルカラー

静かな窓辺に夜が来て
真っ赤な血が溢れる
おんなじ僕を探しては
どこにもいないの知ってる

苦しいばかり世界だから
椅子の上で爪立てる
自分の傷が目に見えて
なんだか嬉しくなった

一歩また一歩軋む胸が
僕を死へ連れ出してくれる
きっとねえきっと死んだって
何も変わらないんだろな


喜怒哀楽苦しいな苦しいよだから
言葉にしなきゃ
依存してく刻んでいく限りない僕の希望へと
雨に打たれ
嗚咽をして
逃れられない痛みの中で

580:たぴおか◆vk:2019/03/11(月) 23:01

結び目

涙で濡れたいつか咲き誇る
満開に咲いたらまた芽が出る
僕は今を生きてきたから
何も心配はいらない


揺れるカーテン覗く校庭
小鳥がはしゃぐもうお別れかな
濡れた瞳と限りない空の
青さにちょっとだけ胸がいたんだ

曇り空雨が降る溢れる苦しみ
どうやって立ち上がれるの
大丈夫と風が吹いてくる
その時を待って進んできたんだ


いつか忘れてしまったら
写真を見てあの日々は輝いていたんだよって
消えない思いずっと残ってる
この手この足が踏みしめてきたんだって
進んだ先で会えるように

581:たぴおか◆vk:2019/03/12(火) 23:47

フラワーフラワー

枯れた薔薇の色がこんなにも
黒いなんて知らなくて
ひしゃげてしまった紙の中
コップに生けたいろんな花

私は散らないのに
みんな新しく生まれ変わって
素晴らしいもの一つ
ポケットの中あればいいと思って


転んだあとの隙間
新しい風はいつもふいて
僕らの背中を押している
涙のあとの笑顔
澄み切った心は残ってて
僕らの世界を彩っている

582:たぴおか◆vk:2019/03/13(水) 20:05

Calender

声色の中の青春
切り取った気持ち

考えすぎて嫌になる
眠り眠ってたどり着いた
夢の途中希望の中
新しいところへ連れ立った

見えることない先まで追いついて
離れないように繋いでいて


電話から繋がってドキドキって
溢れたのまだ大丈夫
頑張れそう言って笑って
君の笑う顔が愛おしいから
果ての果てのその向こう
叫んで足掻いて進んでって今
戻ることのない明日へと

583:たぴおか◆vk:2019/03/13(水) 22:08

ロード

きっとこの先もなんてことはないんだろう
晴れた日にも雨の日にも傘みたいに
きっとこの後も変わらず息をするだけ
そんな僕に僕に僕に救われる道はない

僕は散歩の道すらちゃんと歩けない
片っぽの靴を投げやって鞄に詰め込んだ
果てしない空でも繋がっている
ありえないこともありえたりする
そんなもんだって知っている
だから生きている


長い長い道の果ては
暗い暗いものかもしれない
それでも僕は歩くと決めたから
後悔もまた人生だって
知っているから

苦しさ息を止めたくもなる
悲しさ消えたい時もある
僕は道を歩いてるんじゃなくて
僕だけの道を作っている
生きていて

584:たぴおか◆vk:2019/03/14(木) 16:30

群青の彼方

色が変わった目に映った
壊れそうなくらい綺麗だ
遥か遠く未来はどこに
飛んで行ったんだろうか

忘れかけてた記憶
可能性と夢にかけて
またねじゃあね別れはないよ
何が起こるかなんてわからない

知らない場所や人
高鳴る心臓鼓動
あと少しもう少しって
手を伸ばした


広げた羽の中青い空
眩しい苦しいくらい綺麗だ
上の空この世の先へと
羽ばたける気がしてるんだ

585:たぴおか◆vk:2019/03/14(木) 19:37

枯木に花

背を向けていた
歩く歩幅
知らない音ばかり
壊れてまた消えた

散々に下らない夢を見て
同じ夢を持つものに嫉妬して
一日中を無駄に使わせた
なんでもできない僕は
きっとガラクタだった


こみ上げる熱張り付いた喉の中叫ぶ
下を向いてちゃ見えなかった景色
鳴り止まない汗と鼓動消えないで
褪せないで負けたふりをして
箱で隠して擬似で殺した
指や腕を傷つけておかしな優越に浸った
甘い夜

586:たぴおか◆vk:2019/03/14(木) 22:11

御伽噺

ふいに死にたくなる
そんな日が毎日続く
退屈ではないのに
いつも息苦しくて
たった一言だけで
こんなに吐きたいから
ひそひそ話し声
見たくないものばかり

言葉を合わせて
思ってもないこと
ペラペラ動いちゃう
この口が大嫌い
嘘みたいだね
こんなこと言えるのは
きっと君だけ
だからだから死んで


足りない形どった愛の形
駆け出す逃げ出す
もう追いつかない
溜まった愛は取り出して
取り返しつかない程
追い詰めてほしい

587:たぴおか◆vk:2019/03/15(金) 20:10

Miracle

暇だか持て余した僕ら
人の顔にペンキ塗りたくって
面白くもない面白さに
感化されて犯しちゃってんだ

流行りのものはいつか消える
だから流行ってるんだ
でんぐり返しと大して変わらない
そんなこと言われても納得できない


快楽ばかりに目がいって
ほしいものは見逃すばかり
軽い軽い幸せや後悔だけで
結局足りない愛を求め続ける
いつまでも気づかないままなんて
不憫で可哀想だろう?
せめてなんて言わないで
一人しか救えないのに
ヒーローとか言わないで

588:たぴおか◆vk:2019/03/15(金) 21:49

はばたけフラペチーノ

雲と一緒に消えてった
あの赤い赤い夕焼けはどこ
光と一緒にいなくなった
僕だけの欠けた月はどこ

独りよがり寂しいな
眩しいこと苦手なんだ
僕だけ違う世界を
生きてるみたいで嫌なんだ


とくとくとくと鳴り響いた
あの日の青春は苦くて
白い泡と甘いチョコチップ
口で溶け出したシャンデリア
とんとんとんと駆け上がった
舞い落ちる風の色はなんだっけ
ありふれた毎日だって
甘い味がする

589:たぴおか◆vk:2019/03/17(日) 03:13

同床異夢

僕は悪戯な死神と
同居して半月経った
みずみずしい赤い色
鉄臭い部屋の匂い

病や愛だけ集めた欠片
ひとつしかない馬鹿みたい
空中で踊りだすエンドロール
来世まで覚えていて


から回った歪なダンス
踊る叫ぶ新しいとこが見える
ひとりだってふたりだって
対して変わらないじゃないか
君の全部が嫌い僕以外全部も
僕であったらいいのに
そしたらこんな歌を歌うこともない

590:たぴおか◆vk:2019/03/18(月) 00:52

ワゴン

ピンクの塊を頬張る
まだまだはやいみたい
流行りの色はいつも同じ
波に乗る僕は変わらない

揺られた夕焼けの色は
掴めないほどに鮮やかで
僕は言った
「こんな日はもうないだろう」


誰もいないはずプラットホーム
海が覗く見た目だけに囚われて沈んでく
薄っぺらい画面一つにどれだけ
僕は騙され続けるんだろう
チャイムは鳴った取り敢えずはやめた
退屈ばかりが人生だって
目先の希望に満たされて
ため息ひとつで逃げる幸せはいらない

591:たぴおか◆vk:2019/03/18(月) 00:59

ピクト

水面下揺れる月明かり
掴もうとして飛び込んだ
開けた空と光る灯火
簡単に惑わされちゃって

時間だけを食いつぶす
何もしない息だけして
目標もなく布団に潜る
そんな日々は続かない

倦怠感を思い出す
曝け出せよそんなこといって
できることはないじゃん
視界だけ見える
僕は何も見えない


それなら何もかもが簡単に
できてしまえばいいのに
何度も何度も騙されて
僕はのうのうと頑張って
それならいっそ何もかも全て
消えてしまえばいいのに
何度も何度も壊されて尚
僕は何も学べない

592:たぴおか◆vk:2019/03/18(月) 10:41

Blur

ずっと悪夢にさいなまれた
日々は色はモノクロだった
カケラもない愛情を嫌って
一人になることを望んだ

片っぽの靴で校庭歩いた
空っぽの頭じゃわからなかった
人の嫌なとこばかり見つけてしまうから
原っぱの中でかけてみたかった
嫌ったのは真実じゃなかった
巡ってく思いも季節もわからない
最期は笑って死にたいな


藍色見えた空は
綺麗だって言えたの僕だけだ
生きてていいんですか
足りなくてもいんですか
僕が作った信じてたものは
誰かにけなされるためじゃないから

593:たぴおか◆vk:2019/03/18(月) 21:07

Dope

一言目で僕は地獄へ降りる
片道の線路沿って歩く
止めないで止めるのは
誰もいない

取り残されて楽しさ見失う
疎外感と嫉妬を押しころす
こんな僕誰が救うんだよ


一人がいいならそうするさ
でも僕が一人を嫌がるから
溜め込んだ苛立ちぶつけて
夜な夜な陰湿に吐いてる
一言で死んだ魂運んだ
から僕は落ちたんだ
溜め込んだ憂鬱は溶け出した
夜な夜な口からこぼれだす

594:たぴおか◆vk:2019/03/19(火) 18:01

ロボット

友達に無視されてる気がする
私だけ会話に入ってない
遊びの約束はいつもできない
幸せに満ちた顔はやめて

クズみたいに悪口ばかり言うくせに
文面だけ楽しそうで嫉妬する
感情をすぐに出せる君は
ぼくの何倍幸せなんだろう

いつも喉に残ってる
違和感とか寂しさが
胸に繋がって
じくりと痛んだ


ひとりだけ悲しいはずじゃない
でも僕の言葉は誰も知らない
言わないなら何もないじゃん
それなら僕はロボットか何かですか

595:たぴおか◆vk:2019/03/21(木) 12:33

トイ

剥がれかけた大切なもの
人はすぐに忘れてしまった
足りなかったあの日の願いは
捨てちゃった消えちゃったさよなら


何気なく聴いたことばかり
下から覗いた綺麗な景色
僕はここがどこかも知らない
きっと登ることもない

沈んだ夜に泣きわめく
返してくれよ僕の気持ち
わからないよ理不尽ばかりで
一番僕が理不尽の様


崩れかけた大事な記憶
人の言うことばかりだった
壊しかけたあの子の大切が
頭残って離れなかったバイバイ

596:たぴおか◆vk:2019/03/21(木) 12:57

room

身体が送りつけた
早くしろとかちゃんとしろって
じゃあどんな基準が普通なのか
なんだかわからない反吐が出そう

耳元で叫ばれて
遊ばれている気がする
僕自身が僕のこと
嫌いだってわかってる

はやく死にたいから
今日も布団に潜る
手を繋ぐ人はいないし


一人枕濡れた髪の毛
ぐちゃぐちゃ解けた関係とか
有り得ないって昔の僕が
嘲笑うのが目に浮かんだ

597:たぴおか◆vk:2019/03/21(木) 13:31

debt

輝いて頑張って今を生きてる人を
見ると悪いことみてるみたいって
思っちゃうんだ勝手に傷ついて
滲み出す痛い黒いとこが


痛いや痛いよ怖いよ辛いな
マイナスばかりどうせ君には
わからないだろう誰も知らないだろう
頑張ったこともあった光ってたかもしれない

でも過去は戻れない
腐った借りを作って息ができてるだけ

598:たぴおか◆vk:2019/03/21(木) 15:37

手錠

生きたい時は死んでって言われた
死にたい時は責任持って生きろって
じゃあどうしたらいい?
何がよかったの
受け身になって自分がいなくなった


拝啓
そちらの僕は今元気でやってますか
恨まれて殺されてそれでも生きろって言われて
だんだんよくわからなくなる
自分が壊れていく
裂けた肉 溢れ出す血液は
心臓に伝っていった

599:たぴおか◆vk:2019/03/23(土) 19:09

contents

蝕まれた心
剥がされた純潔
嫌い嫌いよ
錆びついたこの脳

いらない気がする
無駄だと思う
消えたいと願う
叶えてよ神様


蹴散らされたコンテンツ
疲れてへこたれて空っぽじゃんか
蹴落とされ続けて何年目
誰かの心を作るためにいる僕じゃない
浪費しないで

600:たぴおか◆vk:2019/03/23(土) 20:41

un accord

好奇心は僕を殺した
焼けた肌から香るスパイス
殺してたらどんなに楽だろう
考えた反吐が出る温度差春の風

干からびた怖い心
天才とか言わないで
転んだたびに血が滲む
裂けた空から覗く雲の間に


酷く柔い世界見つめる
たった一言暴走繰り返し
軈て壊れ落ちてくのを
ただただ待っていた朝へ

601:たぴおか◆vk:2019/03/24(日) 21:14

多感性ノイズ

踏み切った地団駄断ち切れず
ずるずる引きずる三年後
しがみついた最底辺への道
はいはいお約束のアレですか

一方向から責め立てる
痛い痛いのよ感受性
一点張りのせめぎ合い
酷い酷い夢を見ていた

怖がらないで叫ばないで
保ったぼくが崩れる
止まらないで動かないで
一人にして


痺れたノイズ耳にかかる
合図の最中最高潮
行かないでそのまま
雪崩れ込んだ犠牲者たちよ
どうかどうか転ぶなよ

602:たぴおか◆vk:2019/03/25(月) 18:12

Sundaysyndrome

首元掻き毟る
禿げた面相たらい回し七日間
明日の憂鬱
忘れることはない何回目の叫び

咲いた花は五日間を彩る
最後の夜だけがぼくの生き方だ


固まった毎夜毎夜のルーティーンこなす
しんどさに蓋をして束の間の永眠に浸る
捕まった頼りない糸に手を伸ばしては
脳裏に思うまた今日は始まる

603:たぴおか◆vk:2019/03/28(木) 00:36

Off-Black

混ざるように溶ける
酸化した価値観と
煩悩まみれの裏側の
深淵潜り込む

荒みきった心
毎夜毎夜の呪い殺し
叩きつける釘打つ声
締め付ける縄


覗く視線の奥
霞かかった黒と
華やぐ泥沼足踏み
壊れた仮面から真実
伸ばす腕崖の底
絡み合った黒と
羽ばたく上へ下へと
開けた脳の内側陶酔

604:たぴおか◆vk:2019/03/31(日) 01:09

after

きっと登りきれないだろう
確かに見えるものなのに
きっと手に残らないように
僕も次第に忘れるからさ

澄み切った空気を食べて
時計は世界を回るよ
伸ばした青を彩って
花は変わらず咲くよ


その光に誰もが目を奪われる
影は気にせず上を目指した
変わらない風景が色を乗せて
言葉に乗せ運ぶ春の風の音
見えないものから零れ落ちないよう

605:たぴおか◆vk:2019/03/31(日) 13:22

「Escape」

干した夢の味のチョコレート
甘すぎず酸味とフローラル
花はいずれにせよ散ってたんだ
枯れ葉のない世の全ては
咲かない夜が訪れる

とくとくとく注いだ水
手首から垂れる愛憎
嫌いなら逃げればいいじゃないか
簡単に言うなよ幸せ者め


無限から広がる「Escape」
四角いだけの軽いものだけ
素材ばかり見える嘘ばかり
手に入らないのに目には映るから
期待させんなよ
洒落込んだって
次第消えんだよ
情けないよな

606:たぴおか◆vk:2019/04/01(月) 18:23

無膳

倦怠感だけ胸に残った
これが新しい感情
何度目かの幸せって
うわべだけいい面をする

煮たら出来上がり
純白の忠誠を
ドーナツの穴から抜け出る
縛ってかたく結んだら
純黒の呪いは
止まることを知らないようで


背中に纏った砂嵐
禿げた塗装を塗って剥がして
次の機会があればとか
まだ夢を見たいの馬鹿みたい

607:たぴおか◆vk:2019/04/02(火) 03:04

メロンソーダ

三年前好きだった曲の
コメントは荒んでた
知りたくない事実ばかり
大人になる程見えてくる

逆境を乗り越えても
散り積もってく疲労感に
段々と心ばかり
死んでいくようだ

最低な言葉とかそんな軽率に言えるよな
時代は変わったんじゃない
僕らが終わったんだ


目が焼けるほど痛いメロン色
噛み締めて汗水だけ飲み込んできた
たった一言で勘違いしちゃって
なんか馬鹿らしいやって
笑える日がくるのかな
そんな日が来たとしたら僕はもう汚れてる

608:たぴおか◆vk:2019/04/03(水) 20:42

水玉マスク

若い時においてきた
夢や希望綺麗なこと
思い出して後悔と
明日を探した

痛みなんか好きじゃない
散々悩まされたくせ
最期は呆気ないもので
酷く愚かなことをしたんだ
足らない頭は絶望ばかり
見つけただから夜闇に
取り残されたんだ


戻ることない日々よ
うまく生きられない僕よりも
遥に遠い手を伸ばしても
醒めないようで

609:たぴおか◆vk:2019/04/06(土) 07:19

蠱毒

無表情レンズ写る帽子の影
一部を全てと見立てるんだ
だからいつまでも終わらない
無謀な争いは楽しかったかい

喰ったあの夜
初めての夜
僕は悔しさで吐き出しそうだった
君が死んだこと
僕は報いを受けて
せめてもと呑み込んだ


回る毒に犯される
口に含んで一人だけ
幸せの結果を
嫌い嫌い理由はないけど
何とも言えない馬鹿らしさ乾杯

610:たぴおか◆vk:2019/04/08(月) 01:20

ayer

今を切り取って貼り付けたら
どんなにいいこだっただろう
今しかないこの瞬間だけが
僕らの今を生きているのなら

夜の隅で手を塞いで
朝のオレンジだけを
身に纏って消えていった空
淡い残像だけ残った


僕は明日に追いつけない
今だけを歩いてきた足跡
明日ずっと明日のまま
今更後悔しても遅いのに
何をそんなに急いでいるんだ
食い散らかした幸せの残骸が
やけに愛おしく見えた

611:たぴおか◆vk:2019/04/08(月) 01:41

Hassen

薄いカーテンの向こう
飢えた感情は咽び泣く
薄ら笑い浮かべては
見下すことすらできずに

囚われたまま叫んでも
それは音と見なされない
奈落の先まで逃げても
きっとお前らはついてくる


どうしてそんなに笑って
蹴落とすことが簡単なんだ
正しさは胸の中に
依存の塊を仮面にぶつけて
馬鹿って気づけるはずもなく
ドラマみたいに死んでくのが好きなんだろう
ずっと地べたから離れられないさ

612:たぴおか◆vk:2019/04/08(月) 01:50

Sematary

暴いた土から腐った命だけ這い上がる
転んだ血の味淀んだ空気作ったのは
僕じゃなくても

昨日にバイバイ
ハロー生き埋め
悲惨で不快でどうにかなりそう


終わりの淵で一人彷徨い続け
ボートを漕いで岸までのぼる
山も波も穏やかじゃない
吐き気がするほどに咽び泣く
痛くてくだらなくて笑えないよ

613:たぴおか◆vk:2019/04/10(水) 16:41



人を見下してばかり生きて
肩にかかる苦しさすら忘れない
はやる鼓動にだけ目を向けて
昨日のあの子が今日は知らない子

人に嫉妬ばかりして生きて
もたれかかる傘の涙を隠す
狂った秒針は折れかかるから
非道に向くまま声を上げて


どうしてだって僕は言うけど
知らんことにだけごはんは美味しくなる
風に乗って耳になってさあ
嫌いでしょうもないのに何故か言えない

614:たぴおか◆vk:2019/04/11(木) 23:45

high &color

幸せな夢で目が覚めて
肌とのギャップに目が醒める
陰湿な音楽聴きわけて
皿には残ったソースだけ

今が嫌いなわけじゃないし
明日は興味もないけれど
死にたいわけじゃないのに
生きたくないのはなんでだろ

通り雨傘もささずに打たれて
びしょ濡れた靴下で暗い道まで
歩いてった


画面の向こうの僕の希望は
ひとりまたひとり死んでしまう
誰かの糧に役立って
その場のトピックスに乗って
誰かの記憶に残って
その度になんだか苦しんで

615:たぴおか◆vk:2019/04/13(土) 01:39

生きめやも

電子音が鳴る
約束の場所に君は来ない
開いた心臓
カラになったススの汚れ

瞼を上げれば見えてくる
鮮明に僕に映り込んで
夜の闇と朝の独り
やるせない音楽とベッドの中で


無駄に考えては泣いて
自分のことすらわかんないや
無残な骸が息を吐いては
自己嫌悪と陶酔繰り返し
次は幸せと言えるかな
次は僕のこと覚えてるのかな

616:たぴおか◆vk:2019/04/16(火) 01:30

Killing time

わかってるよ不毛な感情
巡り巡って行き詰まって
わかんないよ僕のこと全部
絡み混ざって考えたくないって

潰した暇だけが過ぎていく
昨日は何をしてた?
無くても死なないことに縋って
死にそうになりながら息してる


このまま忘れられたら幸せだったろうか
眠たい瞼は醒めない
ゆめゆめ思わない夢ばかり見る
揺らいだ言葉飲み込んだ快感
怯えているのに救われないや

617:たぴおか◆vk:2019/04/21(日) 00:54

Noa

昨日の不安
明日に備えて忘れ
開いた地球
廻るのにこらえて嘆き

夕食や見た動画
鳥から眺めた水平線
思い出せない
溶けきれない
忘れられないのは後悔だけ


ライアーライアー作り物ばかり
でもそっか僕も作られもの
酷い酷い認識に欠けてる
でもだって僕は足があるのに

ライアーライアー壊れることばかり
でもやっぱ息しないと動けない

618:たぴおか◆vk:2019/04/25(木) 09:38

霞灯

今日の憂鬱をポケットに入れた
昨日の夜明けを苦い腹に溜め込んだ

笑い声と華やかな写真
気づかないふり気づかない淵
なんか足りないことだって
私以外には綺麗に見えてるし


何が正解か知りたくて
まだ僕は子供なりに足掻いてる
干からびているのは僕だって
知っちゃったから錆びるしかないよ

何がいいことか知らないし
この身体は僕のもんだって
夜に切った手首の色なんか鮮やかに見えた
緩い地獄は終わらないから

619:玻璃◆Cs:2019/04/25(木) 16:37

いいですねー

620:たぴおか◆vk:2019/04/27(土) 00:53

>>619
久しぶりに感想のレスを貰えてテンション爆上げしました。
ありがとうございます!

621:たぴおか◆vk:2019/04/27(土) 00:59

Virgule

カンマ1つで世界が鮮明に
映ったっていいことばっかじゃないの知ってる
青いゼリーを潰して高潔に
奪ったって一人きりだから

嫌だな
重たい瞼を開けて
冷たい時計叩いて
辛いかも
楽しくならないこと
楽しめてない僕のこと


空を切るグラデーション滲み出す太陽
月夜ばかり綺麗な星の数が
嫌いな僕のこと
忘れて息の仕方を知る

後悔も失敗も笑えはしないけど
光って見えるから綺麗なんだ

622:たぴおか◆vk:2019/04/28(日) 02:25

アンサー

否だと言ったさらには散った
生きることだけが全てじゃない
意外と頭は大丈夫だね
腹の肉は黒いけれど

応だと言ってしばらく酔った
浸る頭痛にだけ苛まれていき
以外はなるべくいらないね
原の果ては暗いけれど

宵闇に呟く画面下で蠢きだす
数値と優越に飛び込んでいけ


狭間の中は一直線
忘れた愛は腐った腐った
酷い臭いと酷い世界
限界なの私変えたいの

623:たぴおか◆vk:2019/04/28(日) 21:48

Little by little

掴みにくい個性のタネ
生やしていつのまにか疎外感
どうして生きていられるか
考えたことはないだろう

コツコツと日々を重ねる
僕には向いてないみたいだ
卑屈と自信のなさは絡み合って
僕の望みを食おうとしてる


今だ
一歩ドアをノックして
難しいことはいらない
ただ少しだけ努力すればいい
叶わないものばっかじゃないから
泣きじゃくった毎日も僕だから
開き直ったっていいんじゃないか

624:たぴおか◆vk:2019/05/02(木) 17:33

スケルティング

あーあ空けちゃった
君の美学は大衆を背いたから
開いた脳みそに目が行き
馬鹿には見えない服を纏う

素晴らしいなんて世に
拍手喝采と反論の余地
眩しさ黄色の補色
反対に透けるだろう苦行


狼狽した大層な夢
幼い叫びと醜い怒鳴り
避けろよすけろよ
しばらくは楽しい画面の中で

625:たぴおか◆vk:2019/05/09(木) 19:28

バナナチップス

伝い伝わる耳打ち話
傾けて髪を引っ張られて
泣いて布団に潜るしかないなんて
ずいぶん弱くなったよな

しおれたキュウリ欲しいものは
朝のうちにとっておこうと
干からびたキウイ胸の奥に
秘めて越えた朝焼けは雨上がり


注いだミルク音を出すフォーク
しばらく会わない内に変わってしまって
なんて情けないからさ
僕だけと決めておいたのに
絡んだソース鼻擽ぐるスイートチップス
しぼんだあどけない表情に光って
一瞬息ができなくなって

626:たぴおか◆vk:2019/05/11(土) 17:39

濃紺ララバイ

夜明け前のコンクリートと
走る戻るまた明日まで
砂利道の公園から見えた
サッカーボール蹴る音

潜んだ僕は
喧騒と一緒に消えてって
ひとりの僕に
涙を流すことすら縛って


青色
点滅を繰り返し
光るタイヤとクラクション
街はまだ眠らないから
僕もまだ眠れないよな
窓から
手を飛び出した
淀む雲の先は星空と
共にあるから綺麗事じゃなくても
生きている

627:たぴおか◆vk:2019/05/12(日) 20:28

HEOO

僕の大義は間違ってたようだ
大衆の法に律さられて
僕だけが不幸なのっておかしくないか
そのおかげで喜ぶのはおかしいよ

色は色々重ね合わせ
みんなのヒーローは僕の殺し屋
大層もない君の正義が
僕の脳天をぶち抜いてんだ


痛いな
散々泣きわめき散らしたって
僕の幸せは消えた生きる意味が消えて
それっておかしいじゃないか
僕だけなんでって
言ったって
誰も僕を助けに来ない

628:たぴおか◆vk:2019/05/13(月) 22:51

LATE

シャッターの影から
雨粒が奏でる音楽
イヤホン閉ざした
教室の話し声塞いで

風が吹く
水が落ちる
海が昇る
光は見えない

雲と掴めない感覚に
溺れてく脳が大嫌い


足元から濡れたって
跳ねるよひとつふたつ
届いているよ
鈍くさい僕だって笑われちゃうよな君だって
綺麗だって思えたら最高だった

629:たぴおか◆vk:2019/05/15(水) 08:18

みえない

悩み事は星の数によって
限りのある親愛感情
どうしてだろう
間違えてしまったのだろう

今日のことは
明日も覚えているから
嫌いになったの
それとも見えないだけだ
恥ずかしいよな
自分だけが
いるようでいないみたい


広い教室
夕焼けが立ち込めるから
空っぽの机と
立ち込める感じが
僕の足を掴んで
離さないから
またひとりぼっちに

630:たぴおか◆vk:2019/05/15(水) 21:31

銀飾

寒い窓が降り注ぐ
甘い菓子だけ含んだ
口から吐き出される
白い赤い言葉と一緒に


諦めてしまおうか
そう思ったら一瞬だ
からからでも切なくても
誰も僕を知らなくても

今日の幸福は
明日の幸運運んで
ひとつめの好きを感じて
また愛に花を咲かせて


声が聞こえたから
見えるものは消さないように
錆びた刀身が割れたって
新しい僕に出会っていて
きっと君は泣いてくれるから

631:たぴおか◆vk:2019/05/16(木) 21:01

蜃気楼

素晴らしい楽しい毎日続けば
ラッキーでハッピーな幸せだ
広がった淡い夕焼けに染まって
見えなくなった僕を忘れた

夜の風にふかれた襟足と
僕を肯定する何かがほしくて


白い花が落ちて
僕の夕焼けは散った
まだ覚えてることだけなのに
白が目に染みて
僕の両手が眩しくて
また笑えてるかなって何度も繰り返してる

632:たぴおか◆vk:2019/05/19(日) 22:04

鼈甲

朝6時に目を覚ます
薄暗いくらいでちょうどいいから
膝を抱えて耳すまし枯れた声はまだ音が鳴る
淀んだ雲に余計な雨

夜10時に家に帰る
薄明かりが目立つ街灯の下
一人で帰って耳鳴らすイヤホンの音はきっと止まらない
夜空の星が霞んで月をさす


今日の天気はどうだった
甘い夕焼けが綺麗だった
明日の天気は何だっけ
きっとまた晴れるよって
言って君は


踏切のベルが迫り来る
僕はどうでもいいのかなとか
甘い蜜の様な感触をただ
ぎゅっと離したくないだけ
綺麗なだけじゃ終わらない
透明なままでもいられないから
僕は彩る君は何処にでもいるから

633:たぴおか◆vk:2019/05/20(月) 18:46

ペーパー

しかめっ面の毎日を送って
どうしてか笑顔になれなくなった
しらみつぶしコツコツ努力して
長い道のりが無限になった

明日生きてる保証はないのに
命令下されて明日を求められる


ペラッペラの人生だよなそれでも
プライドはホコリくらいあるから
どんなにつらいことだって
ドンマイだって言い合って
くれる人がいれば空も飛べるさ

634:たぴおか◆vk:2019/05/21(火) 18:20

Cats and dogs

バケツをひっくり返した
天井から足音が聞こえる
季節もわからなくなるくらい
僕らは僕らを滅ぼした

水たまりに浮かぶ油
虹色に輝いて見えてた

いつからだろう
便利になったような
いつまでだろう
エゴのまま銃撃戦


ピンを外した僕ら
楽しいかい楽しいかい
腐ってるのはお前のほうだよ
平和を謳って脳天を抜く
美味しくなあれと円を描く
そんなのってあまりにも滑稽じゃないか

635:たぴおか◆vk:2019/05/21(火) 20:26

垢煎じ

呑み込んだ言葉は吐き出せないまま
脳の奥に溶け込んだ
不快な単語ミュートできないリアル
に脅えて怯んでるんだから

深く転がるリズム刻む
新しい風は残酷だ
反発して僕を取り戻し
吸収して僕じゃなくなる


苦い煎じを抉り取って
口に詰め込めば
それだけで嫌いな僕のこと
少しは好きになれるのかな
酷い感情だ演じ切って
幸せに生まれた君らに乾杯
したいなバタフライみたい
薄い羽で藻掻いちゃってんの

636:たぴおか◆vk:2019/05/25(土) 11:34

noon

よろしくねって朝の瞼を覚ます
混み合ったホームの前開けて
太陽がてっぺんで輝いてるから
心を揺らしてゆっくりおやすみ

1週間のジャージに
1ヶ月のシーツで
怒鳴り声の7日間
不安定だけどトースト


かけたレコード流すから
風に当てられ花を吹かせて
昨日の淀みは消してしまおう
綺麗に抜けた棘を見てまた
笑ったりして

637:Yusuke:2019/05/25(土) 20:18

【蒼】

蒼く瞬く衝動で心臓を駆動
新たな生命が体を駆け巡り 前へ走り出す
それを"人間"という

638:たぴおか◆vk:2019/05/25(土) 21:26

>>637

とても申し訳無いのですが、このスレッドは一応スレ主の私限定作詞となっている故、今後の作詞書き込みはお控えいただけると嬉しいです。
作詞に関する感想は随時ウェルカムです。

始めに書かなかった私の落ち度です、申し訳ありません。

639:たぴおか◆vk:2019/05/25(土) 23:20

anyone

前は向かないで
落ちた埃は楽にして
浅く息を吸って
頑張らないで生きてて

そうやって積み重なった嫌悪が
何十年の重荷になって
それでもいいやって思えないだろう
でも少しは気づいてほしくて


嫌いだよずっと自分のこと
勇気がなかった嫌われたくない
抱えた裏表は喧嘩して
僕の中で泣いている
もう戻れないよ
変わることだって怖いよ
誰かって誰がなってくれるの

640:匿名希望:2019/05/27(月) 22:16

ウラ

見上げれば濃紺の月夜
点滅してる蛍光灯
飛んでった羽のある君は
遠くの星になった

裏はいつでも表だ
変わっているのは大衆だ
目立っているのは悪人だ
嫌っているのは偽善だ

そんなふうに日常を刻んで
楽しいか楽しいよやっぱ



好きだって裏切りたい
潔白な感情は見つからないし
夜に紛れて黒は踊るから
どん底まで沈んでいる
難しくて切れないよ繋がって

641:たぴおか◆vk:2019/05/27(月) 22:17

>>640私です

642:たぴおか◆vk:2019/05/28(火) 16:16

歯肉

知らんぷりはお得意で
壊れた音程の歌ばかり
バス停に見上げた朝日が
輝いた刃に見えて


間違えたかなんて知らないよ
ただ押し寄せる劣等感が
楽しく生きてるものに
嫉妬ばかり吐き出してんだ
紛れたって生きてる意味が
総てを轢いて変えよう

643:たぴおか◆vk:2019/06/01(土) 15:15

Trepverter

四角い西向きの窓から
白いカーテン揺れる風の色
木漏れ日が頬を撫でる
短い前髪が額を褒める


脳内会議はいつもそう
決められないことは決められずに
脳裏をよぎるのはこうだった
夢であってと願っている

言葉の階段は不便すぎて
間違えては帰り道戸惑って
たくさんの不幸はひとつの幸
思えていたらいつだって

644:たぴおか◆vk:2019/06/02(日) 00:55

Forelsket

何回目だって電流が
指の先から流れ込んだ
春の匂いを嗅いだから
耳の奥が騒ぐから

綺麗事だって言いたいよ
共感から始まる言葉に
引っ張られていくメッセージ
足りないのは時計の数


足元ばかり見つめた
花が落ちてまた上を向く
楽しいことばっかじゃないよ
だって全部受け止められたら

645:たぴおか◆vk:2019/06/05(水) 13:02

夜の底

しばらく経って涙滲んだ
自分のことあと何回嫌った
窓を拭いて体分解
夜の底はまだ息ができない


水辺に沿って円をかいた
愛されたくない愛されたい
賞味期限が切れたから
なんて何も気にせず食べて欲しい

宵に酔われてたくさんの
憎悪を転んで叫んだ
暗いそこはいつもそう


夜は深い紺色の絵の具こぼして
カランカラン音を鳴らす
ちょうど良いくらいってどのくらいだ
夜の底はひとりぼっちだから
窓枠に手を掛けた先
枝に引っかかる後ろめたさが
身体を善人に戻してる

646:たぴおか◆vk:2019/06/07(金) 00:31

grape

あーあ千差万別
味気のない別れは一生
きっと会うことはない
悲しむ権利するないだろう

変わってしまった
僕が夢で踊っていた隙間
踊っていた大勢のコンサートに
気づかずに1人なんてことは日常


群青に染まった空はサンタマンタリスム
壊れたリミッターたったの一言さ
繰り出したって透明感な歌声も
所詮つくりものだってわかってる
だから知らないほうが良かった
味気のない甘さだけが
下に痺れて残っている
良い思い出だった小銭の価値の時間だ
そんなものは綺麗に見えないか

647:たぴおか◆vk:2019/06/07(金) 22:33

冥福

雨にしな垂れるよに
轢かれた脳みそは
絡んで僕の呼吸を
止めようとしている

辛いことは人それぞれ
感性は僕だけのもの
手に入れたものはいつもたくさん
両手に抱えておきたいから



日常の欠片が零れだす
一つの雫になって光ってたんだ
いっそ割れていたら幸せだろう
数えきれない未来を悔やんでる

648:たぴおか◆vk:2019/06/09(日) 03:10

黄昏れ

オレンジジュースみたい
酸っぱいや
甘そうな癖して騙された
苦い甘い香りだけ残してった
夜の奥まで


枯れた朝顔は
青い空と死んでいった
煌めいた笑顔は
花火だけ咲くネオン街

沈んだってまだ
感傷は消えない
踊ったって病魔と
カプセルに篭って溺れてる


天下のオレンジ蔑む瞳
私とは違うって言いたいんでしょ
そんなのわかってる
最高に低いのはインソールじゃ誤魔化せないから
薄暗くて生暖かいさ
綺麗じゃないのは私だけさ

649:たぴおか◆vk:2019/06/10(月) 21:44

水曜日の雨音

シャッターへと当たる雨粒たち
下り坂をくだる滑り台水滴
這いつくばった脚は宙に浮いてるから
昨日の友は明日の僕だ

白い息だけ目に見える
それが綺麗だと言えたなら
視界を覆うビニール傘から
覗いた世界ってどんな味だ


雲の隙間から流れ込んだ夜の淵
星屑が零れ落ちて
濃紺の藍を歌って
暗がりは灰色のカーテンが隠してくれる
そう教えてくれたのは
君じゃないか

650:たぴおか◆vk:2019/06/13(木) 20:37

結びに

真四角の部屋の隅
机と椅子並ぶ走馬灯
登る太陽沈む希望が
笑い声に包まれる

プリーツを折って
踝下のクリーム
ぱっぱらぱ
走っている

薄暗くなった紫色は
雲に食べられ僕に呑み込まれ


片隅に書いた明日の影
黒い歓声はいつもそこに
大人になるっていつなんだ
耐えて忍んでそして死んで

651:たぴおか◆vk:2019/06/15(土) 22:09

ブルームーン

悲しい気持ちは
モザイクなテレビの雑音に
頭の悪い頭でっかち
半分より下の成績

歓声が聞こえた
僕ではない誰かの為
聞こえ切れない褒め言葉
少人数のセッション崩れた

イヤホンとヘッドホン
繋いだ両手ポケットのカッター


戻って戻って生きてしまって
止まって止まって背丈だけ伸びて
沈んだ沈んだ向こう側は昇った
苦笑いしちゃってさ苦しくないのかって
そりゃそうだよ

652:たぴおか◆vk:2019/06/16(日) 13:49

世紀末の残骸

夜にスス汚れて
乾ききった口を血で溶かす
宵の月に塗れて
荒みきったのは僕の方さ

退屈できっと
楽しめばいいさ
一切も合切も
ボール転がった

瓦礫に身を隠して
生き残ったってそりゃ万々歳


全身全霊黒目が全て
明るさに目を壊されて
努力や根性も才能さ
はみ出したって大人数じゃ
下も向かないとな
底の見えない安楽

653:たぴおか◆vk:2019/06/16(日) 17:35

不完全アウトロー

誰だって自分の
自尊心探して
適当に取り繕って
大事に温めてる

気のせいなわけないさ
僕が決めたことだから
真偽の審議も僕なのさ
とっくに脳は落ちてら

戸惑いは20個目の円を書き
さらさらの髪をとかした
そんな損害はやめてしまえば
楽なのになあ


不完全も僕らの価値だって
客観的に創造的でさ
全て求めては邪魔するよ
邪念だって必要だからさ

人間って気がするじゃん
愛は形をなさないようで
汚い嘘や醜い欲望は
捨てきれないのが性でしょう
そうなんでしょう正答だ
完全

654:たぴおか◆vk:2019/06/18(火) 03:29

熱帯夜

月が登るころに羽の海に
飛び込んでネオンで光る夜を明かす

一桁になった時計の針
静かになった街は眠る
空に浮かぶのはぼやけた雲
月見えなくなっていた

ひとりぼっちって誰が言ったの
私が一番ひとりだから
歌えない夜は歌を聴こう
涙と乾かない髪の毛を切って


夜に溺れて吐き出したのは
片っぽになった愛情
ほしいものは手に収まりきらない
裏返しになった愛憎

針が下を向く前沈んだのは
空っぽになった愛が
ほら、また泣いているじゃない
歌えない夜は寒い夜

655:たぴおか◆vk:2019/06/19(水) 22:19

告白

ねえ聴いてくれるかい
僕実は昨日呼吸したんだ
日が昇る前の朝空で
はじめて息が吸えたんだ

生きているかもわからないくらい
僕の猫が今の僕を食べてたよ
繋いでは切った脈拍が
小さく淡く芽生え始めてったよ

心臓を突き刺しては
布団で泣いていた
運命はきっと限りがあったから
今度は僕の番だ


昨日までの僕は記憶でしかない
今日から始めていくんだセーブデータは繋いで
昨日までの世界は色をなして
形と僕と作られていったから
壁は今も増えていって
また笑顔になるまで

656:たぴおか◆vk:2019/06/20(木) 17:19

human

笑い声や話し声
誰かを笑う声
気づいていないんだろうな
笑えること

猫やカラスは飛び交う
歩き続けたのは近所のまち
空き缶ビニール袋の中
うさぎに喰わず嫌いだ

アルコールは体に染みる
夜の匂いと汗の匂い
こもる湿気はネオン街
蔓延った愛はがらんどう


けらけら笑うその笑顔どこかでちょうだい
幸せなみんなはどうなるの
不幸な僕は死んでいる
後悔後悔ばっかり
どうして選ばないことばかり
愛を語ったって何回もの不幸に苛まれる

657:たぴおか◆vk:2019/06/22(土) 01:13

ネモフィラ

昼間っから布団に潜る
電車の中は向かいの座席
赤いシートが目を霞む
15時から遠くへ出掛けよう

くじ引きは公平だ運は誰かの不公平だ
たったひとつ膝を擦りむいて
公は幸だってこうすればよかった
たまらなく悲しくなってくるようで


青さが染みるほど一面が
覆われて泣きたくなるような
そんな日々が続けばいいのに
青さはあっという間に
花を咲かしてあとは散るだけ
そうさ後悔は終わってからに

658:たぴおか◆vk:2019/06/22(土) 12:49

トライアングル

春の匂いは雨が振り落とした
綺麗な紫陽花は蜃気楼が溶かした

チャンネルを切り替えて
コロコロ変わる心模様この頃
はみ出し者は爪で削ぎ落として
そうやって世界は丸くなった


自分を嫌いになりたくなくて
嫌いになることやめた
レンジで温めてても暖まらない
冷蔵庫では寒すぎるんだ
打 打 打 だけなの
トライアングルは心の音

659:たぴおか◆vk:2019/06/22(土) 23:21



ドラ猫は盗んでしゃぶれ
折れたビニールは海底
溶けたキャンディー罪犯し
埋まる眼球たちが賛同

片っぽのサンダル田んぼの中
汚れたスカート握りしめた
口笛と地蔵の傘宿れが
盲目な信者とタップダンス



逆さまさ全部逆さま
頬を撫でて欲しいこんなに
咲いてって咲いた君や
顎を上げればきっと大好きさ

海へ山へ
溶けた僕を君踏みしめてる
愛は石の上
焼けた方がマシだ言い訳だよ

660:たぴおか◆vk:2019/06/25(火) 22:58

キかガク

いつか遠くへ行っちゃうきみ
そうきみ、きみ、きみのこと
忘れないでなんて言わないさ
でもちょっとだけページに刻んで


どうしようもないことってたくさんあって
人生大体100年生きてりゃ何回も味わうカラメル
どうやったってうまくいかないことばっかだった
一筋の光とかさしてるわけじゃないってのわかってる

ドラマみたいに一生に一度なんて
言葉が通じない人も隣の国のあの人だって
足りないよな僕以外みんな他人さ



らるらるらって歌ってたら
みんなみんなの良いとこが見えてくりゃなあ
らるらるらって踊ってたら
みんなみんなが妥協し合えるような日が
いつか誰がどこかで
コップなみなみのハッピー貰えますように


続きを読む 全部 <<前100 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新