フェアリーテイルナツルーグレルー恋愛小説7

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1:みさ:2015/11/26(木) 16:07 ID:IRo


ルール

・楽しく小説を書く!

・荒らしは厳禁!


 LET'S START!

547:みかん姫~スレ主:2016/01/28(木) 19:37 ID:BUI

548:林檎:2016/01/28(木) 20:47 ID:nNU

愚痴です

もうちょっとでさ、私の誕生日やのにさ!誕生日プレゼントねだったらさ、何で怒られたん!?意味不明!
何なん!?いっつも妹ばっかりやん!お姉ちゃんばっかりやん!ちょっとはさ、私のことも見てよ!

お父さんが家出てお金無いのは分かるけど、私いっつも家の事してるし、ワガママ言わせてよ!誕生日プレゼントぐらいおねだりさせてよ!

いっつもいっつも、私ばっかり我慢してさ、何も思わへんの?親失格やん!なんでなん!?ホンマ、私の事見てよ!



ごめん。気分悪くしたらごめん。書かなきゃいけない気分なんだ

549:みかん姫☆&◆dM:2016/01/29(金) 06:51 ID:BUI

その気持ち、分かるよ。
うちのとこも、パパとママが離婚してママの所にいるんだよね。なんかお姉ちゃんは可愛がれてて、自分は怒られてばっかり…って、凄いわかる。自分の価値は何だろう、とか。自分って必要じゃなかったり…とか考えちゃう。
でもね、イラついた時とか、ナーバスになった時とかは、歌を聴くといいよ!
ボカロになっちゃうけど、「blessing」とか、「泣き虫夢見人」を聞いて思いっきり泣く!

550:林檎:2016/01/29(金) 07:04 ID:nNU

今日、あたしはギルドに帰る。
「ルーシィ、いつでも帰って来な。ここはお前の家でもある」
「はい!ありがとうございます!」
あたしは興奮して森を出た。

「ただいま!」
「「「「ルーシィ!!!!」」」」
みんなはあまり変わってなくて、安心した。
「ルーシィ姉!どんな修行してきたの!?」
ロメオが目を輝かせながら、聞いてきた。ワンコみたい…!可愛い!弟にしたい!うちの弟(ナツ)とは大違いよ!

「ロメオ、全魔力を出して炎を出して。魔力はあとで回復してあげるから。」
「う・うん…。これでいいの?」
ロメオの手から炎が出る。
「ルーシィ姉!早く!」
「ごめん!ハァァァァァ!!!!」
あたしも手に魔力を集めて、ロメオの炎に注入する。

「スゴイ!炎が大きくなった!」
「ふふふ…」
あたしの魔力をロメオの炎に注入して、魔力の度を上げたのよ。
ロメオの炎はものすごく大きくなった。

「これがエルザの場合はね!
エルザ、換装して!」
「うむ。わかった。換装!天倫の鎧!」
エルザの周りに無数の剣が浮かぶ。でも、エルザの剣はもう少し数があるはず。でも、戦闘のときのために魔力を残さないとダメだから、出すことができない。そこで、あたしがエルザの鎧に触れて、魔力を貸してあげる。
「剣が…!
なるほどな。これからは力を借りるぞ!」
「了解!」
ああ、修行してよかった

551:林檎:2016/01/29(金) 18:18 ID:nNU

「ナツとかは?」
「ナツとグレイは仕事よ。」
「そうですか。」
ミラさんによると、フェアリーテイルに新しい子が入って来たらしい。

何でも、あたしに雰囲気が似ててナツもグレイもエルザもその子を気に入ってるんだって。
アレ?何だか…、すごくモヤモヤする…

「「「ただいま!」」」
ナツ達が帰って来た!
「ナt「ナツ!次はどんな仕事行く?」」
あたしがナツに声をかけようとすると、ナツ達と仕事に行っていた子が塞いだ。
「グレi「グレイも行くよね?」…」
次はグレイに声をかけようとすると、またあの子が塞いだ。まるで、あたしを見させないように。

「ナツ、グレイ、ハッピー!仕事はあとだ!ルーシィが帰って来たぞ!」
あたしの顔を見たのか知らないけど、エルザがナツとグレイとハッピーに声をかけてくれた。
「ルーシィが!?」
「ルーシィ!」
「おかえり!」
二人と一匹はあたしに突進してくる。あ、コレやばいじゃないの?

ドガーーン!!!!
やっぱりィ!壁に衝突したじゃない!
「…痛ゥ…!…」
「「「ルーシィ!」」」
「!!
ただいま、ナツ、グレイ、ハッピー!」
「どーも。私、ナツ達とチームを組んでるユウコです。ユッコって呼んでください。」
ユッコが話しかけてきた。

「ユッコはルーシィと同じ、星霊魔導士なんだぜ!」
「黄道十二門は一匹も持ってないけどね」
あたし、この子嫌いだ

552:林檎:2016/01/29(金) 19:46 ID:nNU

「ルーシィさん、ルーシィさんとチームを組んでるのってナツ達ですよね?でも、ナツ達には私がいるんであなたは必要ないんですよ。」
ナツ達には私は…、必要ないの?じゃあ、何ために修行したの?誰のために修行したの?
ナツ達のためじゃない!!!!

「ユッコ、アンタは一つ間違ってる。あたしはあたしのチームを仕事をする。アンタには決められない。」
「ヘェ…。じゃ、勝負してみましょうよ。ルーシィさんと私、どっちがナツ達に仕事を誘われる回数が多いか。」
「良いわよ。」

あたしはユッコを好きにはなれない。
星霊を道具としか思ってないエンジェルと同じ目をしていたから。

553:みかん姫:2016/01/29(金) 20:11 ID:BUI

林檎))…うちも、ユッコ嫌いだな。

554:みかん姫:2016/01/29(金) 22:06 ID:BUI



「…はぁ」

あたしは誰にも聞こえないような小さなため息をつく。
この教室はガヤガヤとしている。…因みにあたしはD組。2年D組ね。

さっきの溜まり場からこっちに来たんだけど、学校に着いたらあたしの席の前、左前、右、後ろの席が空席になって置いてある。…って後ろ?!
いつのまに後ろの席が置いてあるのよ!

「…HRを始めるぞ。席に着け」

あ、担任が入ってきたみたい。その後ろには…うん、あの4人の姿。
本当に転校したきたのね。ここ、結構頭が良いところだけど。

「今日は転校生を紹介する。…ほら、前に出てこい。」

「は?お前に指図されなくても分かってるし!」
「…ロメオ君、子供扱いされたからって怒ったら女の子が寄ってこなくなっちゃうよ。」
「ウェンディ・マーベルです。よろしくお願いします。」
「…ユキノ・アグリアです。」

はい、どこからツッコめば良いのかしら?
まず、ロメオ。ロメオは家の事情で子供扱いされるのが嫌いらしいけど、自己紹介しようね。自己紹介。そして、レオ。あんた、火に油注いでどうすんの?…ほら、その言葉のせいでロメオがさらに怒ってるじゃない。そして、ウェンディ……うん、流石ウェンディね、完璧。
じゃ、ユキノ。ユキノは人と関わるのが苦手だけど、この前自己紹介が出来るようになった、って報告してきたのに…何でそれだけ?……まぁ、これがユキノにとって大きな進歩なのかしら?

はい、ということで言いたいことは全部言ったわ!

『キラン☆』

…何?4人の目が、あたしを見て……光った?

「先生、俺らの席って、あそこ?」

モブ先生「う、うん。そ、そうだよ…」

あ、これって…あの4人、脅してこの席にしたのね。
学園長は許しそうだけど…

そして、4人がやってきました。さて、席を決めましょう。
……あーあ、これって絶対喧嘩になるパターンだ。

『じゃ、俺はルーシィ姉の隣!』
『ロメオ君、ズルいです!』
『へっ、早い者勝ちだ!』

『…ユキノは、ルーシィさんの前の席で』
『じゃあ、私はユキノさんの隣にしますね』
『え、それじゃあ僕はルーシィの後ろなのかい?!』

と、ひそひそ話で話し合った結果、決まったらしい。
あたしは一番後ろの廊下側。右は壁で、左がロメオ。
前がユキノで、その左がウェンディ。…で、新たに加わったレオがあたしの後ろ。

「あたしが一番後ろだったんだけど…」

あたしの4人に向けた言葉は肝心な4人に届かずに消えた。


ルーシィの心の声《あたしの席を返しなさいよーーー!!》



ーーー「ルーシィさん、妖星-精--舞が動き始めます。」(漢字を変更いたしました。)


「ようせいまい、ね。」

朝、ユキノとの会話を思い出してみる。

ーー「はい。最近、勢力が増してきています。何でも、幹部が強いそうです」

ーー「それなら、あたしも聞いたことあるわ。総幹部数人だけじゃなく、各隊にも幹部が作られている、でしょ?」

ーー「…流石、ルーシィさんです。彼等もユキノ達と同じ、隊制暴走族になっています。」

ーー「それじゃ、姫とかはいるの?」

ーー「はい、もう既に決定しています。それが、あの…」


言いにくそうなユキノを思い出して、1つの考えが浮かび上がる。
結局聞けずじまいだったけど、あの態度からしてすぐにわかる。

「…リサーナ、か。」



-----お願い、あたしをこれ以上、嫌いにならないで…---

555:みさ:2016/01/29(金) 22:43 ID:IRo

相変わらずすごい(;'∀')
自分だけが取り残されているような…。

テストが近づいてるので(今までもこれなかったけど)来れなくなりまーす!

556:みかん姫:2016/01/29(金) 22:58 ID:BUI

取り残されてないよー!みさもじょうずだしね。気長になってまーす!
(うちは相変わらずの暇人。)

557:みかん姫:2016/01/29(金) 23:57 ID:BUI


「えー、それで…こうなっています。」

数学の教師の声を子守唄にうとうと眠ってしまいそう。
…それにしても、後ろから時々ルーシィの声が聞こえるのは私だけですか?

「…ひゃうっ」

一体、何をしているのでしょう。私のルーシィ様に手を出したら…
もしかして、レオ様?……ざけんじゃねぇ。


貴女は…貴女達は、私が必ず守ります

だから、安心して…お願い、生きて…

ーーーーーーユキノsideーー


「…ひゃうっ」

あぁ、もう、レオ!何やってんのよ!
さっきからレオがあたしの背中をなぞってくる。
これって結構くすぐったいのよ?辛いのよ?悶えるのよ?!

次の時間はサボりましょ…

「じゃあ、復讐を怠らぬように。授業を終わりにする。」

その声に続くようにチャイムが鳴る。
あぁ、やっと解放される。

次の教科の準備をせず、前の黒板をじっと見つめる4人を横目に、あたしは教室を出た。



風がどうと吹き荒れる。少し肌寒いけど、このくらいが丁度いい。

「そういえば、ここで落ちたんだっけ…?」

あの時は何もかも諦めてたけど…あたしには、星霊弓-扉--がある。(漢字を変更。読みはそのまま)
…きっと、あたしは、大事なものを守り抜くまで…死なない。

そういえば、何か物足りない気が…?

「あ、謎の支配者…」

いつも、あたしの話し相手になっていた謎の支配者。
彼の声が、見当たらない。代わりにいるのは沢山の邪鬼。

『キャッハハ!』
『あの人間の顔!』
『顔、顔、顔!』

…なんだか、うるさいわね。
あたしには霊感がある。しかも、それがただの霊感じゃないらしく、特別な力がある。
……それが、あたしの今の人生に大きく関わっているんだけど。

「…どこ行ったんだろ?」

フェンスの傍まで歩いていく。…なんか、あの支配者がいないだけで、静かに感じる。
冷たい風が熱くなる心を冷やしてくれて、気持ち良い。

「はぁ…、」

静かに涙が流れた。心と共に頬も、目頭も熱くなる。
…彼女は、元気なのかな。支配者さんって、秘密主義っぽいところもあったからね。

ガチャ

後ろのドアからドアの開く音が聞こえる。
…この時間に、この屋上に誰が来るのかしら?

「あははっ、そうだね。」

…この声、は?

「そうか?俺は別にそうでもねぇと思うけどな…」

うわっ、何で来ちゃうの?ちょ、びっくりするじゃない!
…結構、タイミング悪いわね。

そんな事を考えながら目をこする。多分、少ししか泣いてないから特に目が赤いわけでもないはず。
……お願い、バレないで。

「あっ、ルーシィ姉!」
「ルーシィさん?」
「ルーシィ様!」(ユキノのルーシィの呼び方をさんから様に変えました。)
「ルーシィじゃないか…!」

…あれ?聞き覚えのある声がしたわよ?ねぇ、聞き間違いかしら?
4人のあたしを呼ぶ声に恐る恐る振り返る。

「…何でいるんですか。」

「ルーシィ姉ひどい!俺らはこいつらと仲良くなったんだぜ!」

ロメオは胸を張ってニカッと笑い、生徒会一同を前に差し出した。
…知ってるから、前に出さなくて良いのだけど。その人達、偉い人なんだけど。

「そうですか。で、何故ルーシィ姉などと言う呼び方をなされているのですか…?」

ごめんね、ロメオ。学校ではこのキャラで通ってるの。
あと少し、我慢してね。

「何でって、え?何となく…?」

あ、きちんと分かってる。
4人は

558:みかん姫:2016/01/29(金) 23:57 ID:BUI

ちょ、間違えた!あと、気長に待ってます!だね。

559:みかん姫:2016/01/30(土) 00:19 ID:BUI

「あっ、ルーシィ姉!」
「ルーシィさん?」
「ルーシィ様!」(ユキノのルーシィの呼び方をさんから様に変えました。)
「ルーシィじゃないか…!」

…あれ?聞き覚えのある声がしたわよ?ねぇ、聞き間違いかしら?
4人のあたしを呼ぶ声に恐る恐る振り返る。

「…何でいるんですか。」

「ルーシィ姉ひどい!俺らはこいつらと仲良くなったんだぜ!」

ロメオは胸を張ってニカッと笑い、生徒会一同を前に差し出した。
…知ってるから、前に出さなくて良いのだけど。その人達、偉い人なんだけど。

「そうですか。で、何故ルーシィ姉などと言う呼び方をなされているのですか…?」

ごめんね、ロメオ。学校ではこのキャラで通ってるの。
あと少し、我慢してね。

「何でって、え?何となく…?」

あ、きちんと分かってる。まぁ、4人はあたしの事情も知ってるし。
大丈夫…よね?

「おい、少し話がある。悪りぃが、ロメオ達は向こうに行ってもらってていいか?」

あたしの丁度目の前にいるグレイが不機嫌そうにあたしを見下ろす。
…待って、不愉快なのはあたしなんですけど。

「…そうですか。では、ロメオさん達は行っていてもらってもいいですか?」

「ですが、ルーシィ様…「…行きましょう、ユキノさん。」

心配そうな顔をしたユキノをウェンディが連れて行き、ここにいるのは生徒会一同とあたし。
……一応、邪鬼も。

「…それで、話とは何ですか?」

向こうの方で大人しく待つロメオ達を確認してからこっち側から話を持ちかける。
…正直、話したくない。

「お前、リサーナに酷いことしてるって、本当か?」

…?リサーナに、酷いこと?そんなこと、した覚えないな。
勘違い…だとしても、グレイの機嫌が悪すぎて怖い。

他の生徒会メンバー(ナツ・エルフマン・ミラ・エルザ)は静かにこっちを見ている。

「はぁ、そのようなことをした覚えはありませんね。」

とりあえず、事実を告げる。

「は?んなわけねぇだろうが。あざだって見てんだ。早く言いやがれ」

「最近、妖星-精--舞の姫になったらしいですし、その時とかではないでしょうか?」
「あ、でもそれだと心配ですね…」

自分でもわかるくらいに、あたしの顔が曇る。
でも、あざなんてあったのは、知らなかった。っていうか、家では会わないし。

「あ?しらばっくれんじゃねぇぞ」

「ですね。妖星-精--舞の幹部を連れてこない限り、事実は分かりませんね」

…今思ったんだけど、結構嫌味な言い方してない?あたし。
あぁ、ごめんなさい。本当、ごめんなさい。

「…俺らがその妖星-精--舞の幹部だ。その俺らが違うっつってんだ。んなわけねぇだろ」

へぇ、君らが妖星-精--舞の幹部ね…って、え?!
俺ら…ってことは、生徒会よね?いいのかな、そんなことしてても。

「そうですか。じゃあ、それこそ本当に分かりませんね」

「っざけんじゃねえぞ!てめぇ…「ぐ、グレイ!もうやめよう?」

はい、喧嘩勃発。そう思った時、リサーナがグレイを止めた。
…なんか、グレイとリサーナは言い合いをしている。

「…、」

あれ?生徒会副会長、ナツ・ドラグニルだったかしら?
そのナツが目の前に、あたしの目の前に来て、止まった。

「…お前、綺麗。……後ろのやつは、汚い。」

お前って、あたしのことよね?後ろって…後ろには邪鬼しかいないけれど。
…もしかして、ナツにも見えてる…?

「あ、あの…「……お前も、見えているんだろ?…後ろ、醜い…」

あ、見えてるのね。分かった、言葉の意味はわかんないけど…
あたしとナツは見つめ合う。変装してるし、前髪も長いから多分、素顔は見えない。

〜続く

560:林檎:2016/01/30(土) 12:08 ID:nNU

そうだよー、みさー。
取り残されてなんかないってば!

みるくてぃ!それな!暇だよ!暇!

561:林檎:2016/01/30(土) 12:23 ID:nNU

「ルーシィ!仕事行こうぜ!」
「うん!」
ウチ(喋り方変えました)とルーシィさんが対立してからは、ナツ達はルーシィさんと仕事に行く。この勝負、ウチの負けじゃん。

「ナツ、ウチも行っていい?」
「んぁ?ユッコか。悪ィ、最強チームで行くから…」
「大丈夫だって。ウチ、結構強いもん。」
「…分かった。ユッコも仕事行くってよー!」
「オッケー!」

今分かった。ウチはナツ達とは本当はチームじゃなかった。ただのルーシィさんの代わりだったんだ。

だから、ルーシィさんを殺してしまおう
そしたら、またナツ達はウチを見てくれる
ルーシィさんの代わりじゃなく、ユッコとして

ルーシィさんを殺してしまおう

562:みかん姫:2016/01/30(土) 15:08 ID:Avs

やだやだ、やめてーーー!※注意!こっから私がブラックになります。観覧注意?!

…いいか、ユッコ。てめぇなんざ愛されることはねんだよ、あ?
つかさ、何だよ。何ルーシィ殺そうとか考えてんだぁ?てめぇがルーシィの代わりになれるわけねぇだろばぁかw

はい、ブラック終了。気を悪くされた方、申し訳ございません!
そして林檎さま、貴女の作品の人物であるユッコさまを傷つけてしまい、申し訳ございませんでした。
土下座でも焼死でも拷問でも、何なりとお申し付けください。

563:みかん姫:2016/01/30(土) 15:21 ID:Avs


「……?!」

睨み合って数秒、予想外の出来事。何と、額に口付けられました。
…ナツさんの考えが読めない。

「…じゃあな。」

ナツさんはそれだけ言うと、屋上から出て行った。
……生徒会を残して。

「では、あたしも失礼しますね。」

話も終わっただろうし、一応生徒会にお辞儀をしてからロメオ達のところに行く。
4人はこっちをじっと見て監視してるみたい(笑)

「…なんで、固まっているんですか?」

監視じゃなくて放心状態だったみたい。だけど………なんで?
あたし、なんかやらかしたっけ?…うん、やらかしてないわよね。

「…では、ごゆっくり」

心配だけど、生徒会の人も居るから下手に近づけない。
取り敢えず、放置したままの4人を置いて屋上から出た。



「ところで、どこに行けばいいのかしら?」

屋上でサボっていたけれど、その屋上に生徒会がいるかもしれないし。
やっぱり、帰るしかないわね。

「とは言っても、どこに帰ればいいのよ…」

頭を回転させて考える。家だと、お父さん達にバレるし…
あ、あたし達のホームがあるじゃない。ホームっていうのは、溜まり場のことね。

そうと決まれば、教室に行って鞄を取らなくちゃ。そろそろ〜っと教室に入って自分の席に着く。
そしたらいざ、ルーシィ、瞬間移動!

シュパッと鞄を取り、シュパッと教室から出る。
そして、昇降口まで猛ダッシューーー!!!

あと3メートル…!

「はぁ、はぁ……」

目的地、到着!あぁ、相変わらずあたしの存在感は薄いのね…!
バレなかったのは良いのだけれど、悲しいわ、本当。

取り敢えず、バイクを停めてある近くの空き地まで歩いていく。
…なるべく生徒にバレないように。

何だが、胸がズキズキする。いやね、走ったからそれは当たり前なのよ。
だけど、なんか変な感じ…


『ナツ、ハッピー、グレイ!仕事行くわよ!』

『おう!何にすっか?』
『おいらは魚のお仕事がいいな〜』

『魚の仕事って、何すんのよ。』

『ま、ナツとハッピーじゃそんくらいの仕事しか出来ねぇよな』

『あぁ?何だと?』
『酷いよグレイ、ナツはともかく何でおいらまで!』

『俺の扱い酷くねぇかーっ?!』


昔の記憶が蘇る。喉の奥からじわじわと逆流してくる。
…このまま吐き出せたら、どんなに楽なんだろう。

もう、さっきの胸の痛みはない…けど、妙な胸騒ぎがする。
今からとっても悪いことが起きるような……

564:みかん姫:2016/01/30(土) 17:52 ID:c3Q


「…ルーシィ様、これを」

ここはホーム。時間は…夕方の6時半。
あたしは学校をサボってたけど、みんなはきちんと授業に参加してきたみたいで、5時ごろに帰ってきた。

そして今、あたしは勉強していた。勉強するあたしに声をかけたのはユキノ。
いつもなら、勉強するあたしの声をかける人なんて居ない。

…だから、嫌な予感がする。

「えっと、妖星-精--舞の者に、このチームの下がやられました。」

ほら、予感が当たってしまった。それにしても、最近は物騒ね。
あたし達のチームも喧嘩じゃなく、この街の支配を目的としている。
……だから、こちらから喧嘩を売ることはまずない。

「…どこまでやられたの?」

「右足、左足の骨折です。1人対複数人だったので、厳しかったのかもしれませんね…」

人見知りなユキノ。だけど、仲間のことを想っていつも行動をしているのは、みんな知っている。
今も、冷静を装っているのかもしれないけど、仕草が悲しいです、と訴えている。

口数が少ないユキノは、仕草で感情を伝える。それは本人も無自覚で、癖と言ったほうが正しい。
…今も、ほら。悲しい時の仕草、手を後ろで組んでいる。

「そう…彼等の拠点は分かってるの?」

「はい、調べておきました。彼等は繁華街の外にある、『妖精の尻尾』という旅館を拠点としています」

「ふふ、ユキノってば相変わらず仕事が早いわね。…じゃ、今夜、奇襲を仕掛けるわよ」

「え、あ、あの…褒めてくださり、ありがとうございます。それでは、下の者を集めて…」

「集めなくてもいいわ。幹部だけで行きましょう」

…あたし達も、ユキノと同じくらい悲しいし、辛い。


あたし達の、合言葉

今ここで、唱えるわ

「「仲間の絆は、永遠に」」



ーーー同時刻 妖精の尻尾

「今回の奇襲は成功だな」

「相変わらず、エルザの特攻隊はスゲェよな」

「グレイ、褒めても何も出ないぞ。」

3人の男女が集まっている。エルザにグレイ、ナツだ。

「ナツ、取り敢えず1人は撃滅。次はどうする?」

「…」

「全く…ナツ、少しは話せ。グレイも私も困る。」

全く喋ろうとしないナツ--総長に、特攻隊隊長・兼幹部のエルザは痺れを切らす。

「……」

それでも、ナツは喋らない。

エルザとグレイははぁ、とためいきをつく。

いつものことだ、と。

「それにしてもルーシィ・ハートフィリア…許せん。」

「俺もだ。」

2人がそう話した時、上の階から何かが壊れる音がした。

…ということは、ここは地下なのだろうか。

「誰だ?」

「ふむ、奇襲、か…ならば星霊-扉--弓の可能性が高いな」

星霊-扉--弓…その言葉にナツが反応した。

そして、ポツリと呟いた。

「星霊-扉--弓…綺麗、だった。」

人と話すことを苦手とするナツ………

幼馴染という近い関係であるグレイとエルザも、彼の声を聞いたのは久しぶりだったーーーーー


〜続く

565:林檎:2016/01/30(土) 21:47 ID:nNU

みるくてぃ)全然イイデスネ!ユッコはモブですからデスネ!
私もユッコ嫌いなのよね

566:めいびす:2016/01/30(土) 22:44 ID:lis

なんか面白い小説がいっぱい出てるね(=゚ω゚)
私の駄作が目立ってしょうがないw

私が血を吐いている間も、グレイ達は書物を漁ってくれていたみたい。
それでも、1日半は短すぎた。

あともうちょっとで、多分1日半が過ぎる。
窓の外の景色をただぼーっと眺めていると、廊下からバタバタと走り音が近づいて、バタンとドアが開いた。

ルーシィ「…グレイ?」
グレイ「っ、…はぁっ、はぁっ。み、見つけたぞ!」

グレイが息を切らしながら一冊の本を掲げた。表紙は薄汚れていてほとんど読めない。

ルーシィ「…Outqular?」
グレイ「多分。」

グレイは私の手を取ると、その本をパラパラとめくり、白紙のヘージを出した。
「何をするの?」と聞くと、「よく見てろ」といわれた。

グレイ「"Augryia"」

グレイが何かの単語を口にすると、あたりは真っ白い魔法陣が大量に浮かび、あたし達は光へと飲み込まれて行ったーーー








ーー眩しくて目を閉じた。
手の温もりは消えなかった。
頭の上からグレイの声がした。

グレイ「目、開けてみろ」

優しく囁かれて恐る恐る目を開ける。
目の前には、面白い雰囲気の建物。看板には、"FAIRYTEIL"の文字。
…ふぇありー、ている?
グレイが微笑んでその建物を見ている。
…一体なんなの?ここはどこ?
あたりの景色も、空気も違う。

グレイ「空気がエーテルナノにあふれてやがる…すいません!!」

グレイは何かを呟いたあと、その建物へと入っていく二人組へと声をかけた。
その2人が振り向くーー

???「…へっ??」
???「…俺?」

グレイとそっくりの青年と、あたしとそっくりの女性?が立っていた。

ルーシィ「…え?」
グレイ「…こりゃ、瓜二つだな…」

お互いに目を見開いて固まっていると、喉から何かがこみ上げてくる。
あ。またきちゃったな。

ルーシィ「…っ、ごほっ、げほっ!」

地面へと音を立てて血が落ちた。

グレイ「ルーシィっ!、すみません、有名な医者はいませんか!?」

グレイはあたし達にそっくりの人へと問いかけた。
2人は、最初困惑していたけど、あたしが血を吐くのを見て緊急事態と思ったみたいで、案内してくれた。
グレイはあたしをおぶって2人のあとを追う。

グレイ「すまねぇな…名前を聞いてもいいか?」
???「俺はグレイ」
???「あたしは…ルーシィ」
グレイ「!!へぇ、姿名前まで一緒ときたか。やっぱりあの本は本当だったな」

どうやらさっきのあの本は未来へと行ける本だったらしい。
そしてグレイは、未来ならば治療法があると信じて試してくれたみたい。

未来グレイ「へぇ、そんな魔法が…」
未来ルーシィ「でも、姿名前が同じなんてそうそうないわ。これも何かの縁よね!」

走りながら三人は話していたけど、あたしは声を出すのも辛くなってきていて、黙っていた。

未来グレイ「ここだ。」

やがて息を切らした頃、森の奥にある小さな小屋へと辿り着いた。

未来ルーシィ「ポーリシュカさーん!!いらっしゃいますかー!?緊急事態なんですー!!」

未来のあたしが扉へと問いかけると、少し間があって人が出てきた。

567:林檎:2016/01/31(日) 09:16 ID:nNU

あたしが行った仕事は、山賊退治。あっちは百人。こっちは(ハッピー・シャルルを含め)八人。

「開け!処女宮の扉!バルゴ!!!」
バルゴは超再生魔法など、特別な治癒魔法の修行はしてないけど、一緒に治癒魔法の修行をした。
「お仕置きですか?姫」
「違う!ナツ達を援護!」
「了解しました」

ナツ達の援護にバルゴを付ける。これでナツ達がケガしても大丈夫。
「ユッコ!危ねェ!」
「え…?」
ユッコが山賊に背後を取られた。

あたしは、確かにユッコが嫌いだ。
だけど、ユッコは仲間。
仲間を助けるためなら何でもする。
それがフェアリーテイルよ!

「バルゴ、強制閉門!!!」
あたしはバルゴを強制閉門させる。あたしの中にある魔力を全て出すために。
「超再生魔法!!!解!!」
そして、超再生魔法をするために、全魔力を解放させる。

あたしの額に刺青のような模様が浮かぶ。
「ユッコォォォ!!!」
あたしはユッコのところに走って行き、ユッコが刺される前にあたしがユッコの前に立った。そして、あたしが刺された。

「ルーシィ(さん)!!!」
「ルーシィなら、大丈夫だよ。」
「「「ロキ(さん)!!!」」」
ロキが自分の魔力を使って、出てきた。まったく、勝手ね。でも、あたしには魔力が残ってなかったから好都合。しばらく戦っといて。

「どういうことだよ!ルーシィが無事って!!」
「貴様、冗談も程々にしとけ!」
「ルーシィが使ったのは超再生魔法。その名の通り、ケガをしても再生する魔法さ。」
「ソレとコレがどー関係すんだよ!」
「ルーシィが…死んだ「ルーシィは死んでないよ。」は?」
ロキの一言にみんなの目が点になる。

568:林檎:2016/01/31(日) 09:45 ID:nNU

「ルーシィが使った超再生魔法は、あらゆる傷や病を瞬時に治す魔法さ。だから、刺されてもルーシィは死んでない」
ロキの言葉にオレらは安心する。だが、ロキは顔を曇らせながら言った。
「でも、これを使うと魔力がほとんど残らないんだ。つまり、ルーシィは戦えない」

ルーシィは死んでねェけど、魔力がねェ。つまり、戦えねェし、動けねェってことか。
「グレイ、ウェンディ、ルーシィを庇いながら魔力の回復を頼めるかい?」
「当たり前だ!仲間を守るんだろ?ウェンディ、回復頼むぜ!」
「了解です!」

オレとウェンディは、ナツとエルザとロキが敵を引きつけてる間に、ルーシィを安全な場所に移動させた。そして、遠距離戦ができるオレは、そこから攻撃をする。その間ウェンディは、ルーシィの回復をする。

ふと、ユッコを見る。ユッコは動けないでいた。当たり前だ。ユッコと一緒に行った仕事は、全て簡単なもの。山賊退治とか、そんなモンはやってねェ。

ユッコとオレ達は格が違い過ぎんだ。

569:林檎:2016/01/31(日) 09:45 ID:nNU

ユッコ…どーしよー…

570:みかん姫:2016/01/31(日) 15:41 ID:BUI

ユッコ…!

571:みかん姫:2016/01/31(日) 15:44 ID:BUI

…あれ、書き込める?

572:林檎:2016/01/31(日) 18:00 ID:nNU

書き込める…ね…?

573:林檎:2016/02/03(水) 18:57 ID:nNU

書き込める?

574:みかん姫:2016/02/04(木) 06:38 ID:BUI

フェアリーテイルナツルーグレルー恋愛小説8を作りました!

575:ルーシィ:2018/01/30(火) 21:51 ID:Hl.

小説はじめます!!

576:マッキー hoge:2018/01/31(水) 16:53 ID:1IU

ルーシィが好きなんですか?
どうも、ナツルーもグレルーも好きですよ。

そういえばなりきりとかした事あります?


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