カゲプロでいろんな小説をみんなで書いてみよう

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1:彩夜 saiya:2016/03/24(木) 01:03 ID:5RY

初めまして!彩夜と言います!
ここでは皆でカゲプロの小説を書いて楽しもう!という所です。
(俺は双樹!彩夜の中にいるもう一人の自分だぜ☆)
スレを作るのは初めてですが皆で楽しみましょう!

ルール
・荒しはしないで!
・荒しが来たら無視する!
・なりすまし禁止!
・人の書いた小説に感想を書くのは良いけど鋭い批判はNG!
・悪口や不快になるような発言はダメ!
ルールを守って皆で楽しみましょう!

230:マジュ:2016/09/06(火) 19:17 ID:XZo

モモ「おしるこコーラ飲みます?」

マジュ「えっと…この人が…」

バカノ「えっ!?」

モモ「はいどうぞ!」

バカノ「あ、ありがとキサラギちゃん」ゴクッ「ブフォー!」チ-ン

マジュ「(作戦大成功)」ドヤッ

終わり 駄作w

231:小山望:2016/09/06(火) 20:42 ID:xwA

書き込むの忘れてた笑
今から書きまーす!

   ***

 君のこと、助けたいから。


反撃オンセット -目に物見せる話-


※設定としては、カゲロウデイズは未攻略のまま夏が終わった感じです。なのでコノハとエネは戻ってない&アヤノ不在&能力はまだ残っています。

232:小山望:2016/09/06(火) 20:42 ID:xwA

 最初にその電話に出たのは、母親だった。
「もしもし」
「あっ、えっと……如月モモさんって今いますか……?」
 受話器からは、男の子の声が聞こえる。如月母は、少しの間その声の主を記憶の中から探っていたが、ついに見つからず「失礼ですが、どちら様でしょう?」と返した。
「すっすみません! あああ雨宮ヒビヤですっ!」
 雨宮ヒビヤ、の名を聞いても全く思い出せないということは、きっとモモの知り合いね、と母はようやく納得した。
「おば……モモさんに、ヒビヤから電話だって言っていただければ……」
「わかったわ。ちょっと待っててね」
 モモは2階の自分の部屋にいたはず…そう思って声をかけると、素っ頓狂な声をあげ、階段を駆け下りてきた。
「もっ、もしもしヒビヤくん!?」
「おばさん!」
 その一言で、モモの頭には身体中の血が昇る。
「あのねぇ、おばさんじゃなくてモモだって何度も言って」
「助けてください!」
「……え?」

233:マジュ:2016/09/07(水) 13:04 ID:slE

(ヒヨリが誘拐されt)勝手に考えるな!望に失礼でしょ!(望ちゃんごめん)ぶりっ子風に言ったら双樹にバズーカ預けてるままだからそれ使ってユカを殺せ!と言うからな(キャラ違うし…;)

234:小山望:2016/09/07(水) 13:41 ID:xwA

メカクシ団のだれかが誘拐されるってのもなかなか面白そう笑

「ヒビヤくんがいじめに!?」
「ちょっと声デカイよおばさん!!」
 つい叫んだ後で、しまった、という顔になり辺りを見回すモモだったが、幸い「大事な話だから近くに人がいると困る」と事前にヒビヤから言われていたため、見た限りでは母もシンタローもいない。ほっ、と胸をなでおろす。
「ごめんね、つい。でも……どうして?」
「……前に話した、ヒヨリの事なんだけどさ。僕の学校だとその、すっごいモテたんだよね。ファンクラブとかできちゃうくらい」
「す、凄いねそれ……」
 素直に感心していたモモだったが、ヒビヤの「おばさんよりよっぽどアイドルだよ」の一言で、再び怒りが爆発する。
「余計な事を……!」
「……ヒヨリがトラックに轢かれて……行方不明になったってヒヨリの両親が知ったら、僕の父さんと母さんが責められたんだ……その話が学校で広まって、僕が見殺しにしたとか、助けなかったとか、ヒヨリを……返して……とか…………」
 声だけでわかるくらいに、ヒビヤはボロボロと泣き崩れた。どうして、僕だってヒヨリを返してほしいのに……と、受話器を握りしめ嗚咽する。モモはその声を、すぐ目の前にヒビヤがいるかのように、静かに聞いていた。
「ヒヨリちゃんがあっちの世界に呑まれたのは、ヒビヤくんのせいじゃないよ」
「もしそうでももう誰も信じてくれるわけないじゃないか!! それに……僕のせいだよ……」
「……なんで、なんでヒビヤくんがいじめられるの……」
「僕だってわかんないよ!!」
 ヒビヤくんが頼ってくれたのに、ずっと支えてあげるって約束したのに……と自分の無力さにうな垂れるモモの肩を、誰かがぽん、と叩いた。
「お……お兄ちゃん!?」
「悪りぃ、聞こえちまった。母さんは二階だから大丈夫だと思うが……ヒビヤ、大変みたいだな」
 普段はニートな兄だけど、こういう時の真剣な表情を見ると、やっぱり頼れるお兄ちゃんだなと、密かにモモは思った。
「お願い、ヒビヤくんを助けて!」
「……団員の一大事だ、助けねぇわけねぇだろ」
 そう言うとシンタローは、モモから受話器を受け取る。
「ようヒビヤ、久し振りだな。悪いが少し聞こえちまってな。俺たちにできることがあれば」
「頼りないおじさん……」
「はあああああ!?」
 兄の叫び声に、ヒビヤくんの失言をあれこれと危惧するモモだった。
「いや俺は頼りねぇかもしれないけどよ、それこそキドとかカノとか……あいつらの能力なら、ちょっと懲らしめてやるくらい出来んじゃねぇか?」
「助けて……くれるの?」
 まだ不安そうなヒビヤに、シンタローは精一杯の優しい声で言った。
「あぁ。もちろんだ」

235:マジュ:2016/09/07(水) 15:17 ID:slE

はぁー……うまい!アドバイス下さい!私バッドや望みたいな小説書きたいです!

236:小山望:2016/09/07(水) 18:13 ID:xwA

アドバイスか……ト書き(かぎかっこだけ)で書かないとか、語彙力を豊富にするとか! かな?



 メカクシ団の新たな作戦は、すぐに団員全員に伝えられた。事態が悪化する前に解決すべきだ、というのが、メカクシ団の出した結論だ。
 そのため、月曜日に早速作戦を実行に移すことになった――

   ***

「……確かに、妙に浮いているな」
「そうだね〜。結構マズイって感じ? 誤解を解かないとってのもあるし」
 こっそりと教室に忍び込んだヒビヤ以外の8人、その全員がヒビヤの危機を肌で感じていた。
「ヒビヤくん……お友達いなくなっちゃったの……?」
 ふるふると髪を蠢かせ、目を薄っすら赤くするマリーを宥めるように、セトが頭を撫でる。あくまでヒビヤ自身が解決しなければいけないから、マリーの能力は今回使えないのだ。
「能力は使えなくても、俺たちでヒビヤを助けることは出来るっすから。大丈夫っすよ」
 そうは言ったものの、うまくいくかどうか、セトはまだ少し不安を感じていた。

237:マジュ:2016/09/07(水) 18:59 ID:slE

ほうほう…あとは何を書こうか考えよう!

238:小山望:2016/09/08(木) 14:08 ID:xwA

 教室内では無視こそされていたが、特に暴力などは振るわれないまま放課後を迎えた。ヒビヤの話によれば、これからいじめの中心的人物から『報復』をされる事が多いようだ。
 その予言通り、男子3人に腕を掴まれ、ヒビヤは何処かへと連れて行かれる。メカクシ団もこっそりと後に続く。

 ヒビヤが連れて行かれたのは校舎の裏、倉庫の陰だった。わざわざ通る人もあまりいないらしく、しんと静まり返っている。その静寂を打ち壊すように、ダンッ! と衝撃音がした。ヒビヤが倉庫の壁に突き飛ばされたのだ。
「おいカノ、セト、準備はいいか?」
「大丈夫だよ」
「大丈夫っす!」
 2人の返事が重なる。キドは不敵に笑うと、ヒビヤに作戦開始を合図した。
「ヒビヤ、始めるぞ! そいつらをゆさぶれ!」
 キドの声で、倉庫にもたれていたヒビヤがすくっと立ち上がる。つい今しがた突き飛ばした1人を睨みつける。

「コ、コンナコトシタッテイミナンカナイダロー!?」
「……は?」

「演技下手くそっ……」
 シンタローの呟きに、カノがぶっ、と噴き出す。
「おいカノいい加減にしろよ! ヒビヤ頑張ってるんだぞ!」
「ごめんってキド……大丈夫、ヒビヤ君はちょっとまだ怖がってるだけだよ、きっと」
「そうっすね……うまくいくか不安だって思ってるみたいっす」
 このままでは火に油を注ぐ結果になってしまう。

 だが、団員は皆――誰が勇気付けるのが一番いいか、もうわかっていた。
「……キサラギ」
「わかってます!」

 モモが、ヒビヤの目を『奪う』。

「ヒビヤくん……私たちを、メカクシ団を信じて!!」

 その声は、ヒビヤの耳に、ココロに届く。
「……僕は……お前らなんか怖くない!!」

239:マジュ:2016/09/08(木) 20:50 ID:xKM

(モモ凄いな…あの能力欲しい)あんたは幽体離脱できるからいいだろ!

240:マジュ:2016/09/09(金) 16:24 ID:ZJo

私、如月桃16歳。
アイドルをやってます。
みんな私のことを見ている。
それは私は目を奪う能力を持つ。
だから、本当は……。

(手抜きです)うん手抜き。

241:小山望:2016/09/09(金) 20:17 ID:xwA

「おっ、うまくいったみたいっす!」
「おお! やりましたね妹さん!」
 エネの賞賛に、笑顔でピースするモモ。
「ヒビヤ……頑張れ……っ!」
 今まで状況に追いつかず突っ立っていたコノハも、応援を始める。それに気づいたヒビヤは、さらに勢いを増した。
「お前らの考えていることなんて、全部わかってるんだからな!」
「へぇ……じゃあ今俺が何考えてるか言ってみろよ」
「……どうせ分かるわけないだろ、超能力じゃあるまいし、だろ?」
「なっ……」
 目に見えてリーダー格の1人がたじろぐ。
「なんで……」
「なんでこいつわかるんだよ、いや偶然に決まってる……か? それに後ろの2人、今こいつのこと『弱ぇな』って思ったでしょ?」
 その一言で、3人全員のヒビヤを見る目が変わった。憎悪の中に、畏怖の色が見え始める。
 セトの盗んだ言葉をそのまま復唱しているだけなのだが、効果は抜群だったようだ。
「おいヒビヤ、そろそろお前も能力使っていいんじゃないか?」
 シンタローの提案に、ヒビヤは3人には気づかれないよう小さく頷き、目を赤く染める。
「おい、目が……」
 目を凝らす。ヒビヤの脳裏に、3人の家が浮かび上がった。
「……なんだよ、机の引き出しにヒヨリのブロマイドを入れてるなんて……僕と同じじゃないか」
「……なんのことだよ」
「それに……鍵のある引き出しには携帯……ヒヨリの声の録音か。羨ましいよ」
「なっ……なんで知ってるんだよ!?」
「こ、こいつやばいんじゃねぇか!?」
 いよいよ3人の目には恐怖だけが残り始める。「今日のところは見逃してやるよ」と吐き捨て、ヒビヤとは逆方向に逃げ出す。
 ――いや、逃げ出そうとした。
 逃げた先の大気が揺らめき、そこに紛れもないヒビヤの姿が現れる。
「そんなっ……!!」
 振り返ると、もう先ほどいた場所にヒビヤはいない。
「瞬間移動……」
 実際はヒビヤの姿に欺いたカノをキドが出現させ、同時に本物のヒビヤを隠したのだが、まるでそれは瞬間移動のように見える。
「逃げるなんて許さないよ」
「や……やめろ……」
「もう僕をいじめないと……いや、学校中に流した僕の噂も消すと、約束しろ」
「わかった! わかったからもう……」
 もう先ほどの威勢は彼らにはなかった。カノの――彼らにとってはヒビヤの言葉を涙目で受け入れている。しかし最後の一押しが残っていた。
「約束だ。もし破ったらどうなるか――」
 再び大気がぐにゃりと曲がり、ヒビヤの姿から、ピンクのチュニックを着た黒髪の女の子に変わる。いるはずの無い彼女の姿。それを見た3人の顔と言ったら……散々な目にあったヒビヤですら、哀れみの目で見てしまう程だった。
「――わかってるわよね?」
 声にもならない声で泣きながら、彼らは駆け逃げて行った。


次で終わりまーす

242:彩夜◆h. saiya:2016/09/09(金) 20:38 ID:i6c

うぅ…思いつかない…
もう、諦めよう……
マジュさんごめんなさい、リクエストに答えられなくて…
(バーカバーカバーカwww)
…双樹は後で一回しめておくか。
新連載します!

243:マジュ:2016/09/09(金) 21:28 ID:Z9Y

うんよろしく!!(バカノ双樹!お前を倒す!!)ファッ!?

244:彩夜◆h. saiya:2016/09/09(金) 23:25 ID:i6c

(ユカ、俺お前に何かしたっけ?)

245:小山望:2016/09/10(土) 11:48 ID:xwA


   ***

「怖かった……」
 抱きついて泣きじゃくるヒビヤに、モモはどうしたらいいか戸惑っていた。頭を撫でると、またぶわっと泣き出す。
「怖かっただろう、もうきっと大丈夫だ」
「いやーカッコよかったですよ! ご主人なんて男なのに惚れちゃって録音してますから!」
 シンタローの携帯のボイスメモから先ほどのヒビヤの叫びが再生されると、ヒビヤはこれ以上ないほどの憤怒の目でシンタローを睨みつけた。
「おじさん……」
「だあああああ!! これ録音したのエネね!! 俺じゃねぇよ!!」
「消して!! 今すぐ!!」
 何事もなかったかのようないつものヒビヤに、コノハは安心して微笑んだ。
「よかった……ヒビヤが無事で」
「……な、なんだよ」
「ごめん……また何もできなかったから……」
「……何言ってんのさ。応援してくれたじゃん」
 随分と照れながらの言葉だったが、コノハの目には涙が浮かび始めた。
「えっ、お前が泣くの?」
「やっぱりニセモノさんはよくわかんないですね〜」
 こんな風に、みんな揃って笑ったのは久々だった。
 アジトを出発する前、能力を使わないだろうマリー、エネ、シンタロー、コノハも来るかキドが聞いたところ、全員即答で「行く」と答えたのだ。
 楽しげに笑う団員を見ながら、キドは1人、満足げに微笑んだ。
「せっ、セト、誰か来るよ」
「あっ、本当っす! キド」
「じゃあそろそろ帰るか。飯でも食ってくか?」
「ご飯……!!」
「コノハ君に財布空っぽにされるかもね……ふふ……いだっ!?」
「相変わらずですねカノさん……」
「あははは」

 キドの目が赤くなる。9人はまた歩き始めた。

「メカクシ完了、だな」

反撃オンセット 〜Fin〜



ヒビモモ好きなので珍しくヒビヤ君がモモちゃんに甘えてます。
メカクシ団っぽい話が書けたかも?

246:マジュ:2016/09/10(土) 14:14 ID:arQ

(お前がバカノキャラだからだよ!!)お前も一旦落ち着こうか(あ”?)いくら年が同じだからといって調子乗るなよ^言^(あ、はい…;;)

247:柚菜:2016/09/11(日) 09:22 ID:92k

久しぶり〜!!!覚えてないかもだけど柚菜だよ〜!みんな小説面白い!

248:マジュ:2016/09/11(日) 09:49 ID:RyM

柚菜だ〜!!みんなすごいよね!特に望が!私、最近でもないけどあんまり書いていない

249:柚菜:2016/09/11(日) 10:14 ID:92k

よかったぁ…覚えてた…w

250:柚菜:2016/09/11(日) 10:20 ID:92k

ちょ、みんな聞いて…(聞かなくてもいい)メモにねカゲプロの小説書いてたの。でさ、コピーしてこっちにペーストしようとしたら…間違ってペースト押しちゃって今までの全部消えて、かわりに『ドラえもん』ってメモに残されてさ…


ありえねーだろォォォォォォ!!!!んだよドラえもんって!!!なんだ!?四次元ポケットにでも吸い込まれたか!?ワレ、なんしてくれとんじゃァァァァァァァァァァ!!!

251:小山望:2016/09/11(日) 14:32 ID:xwA

iPhoneなら横に軽く振って出てくる「取消」を押すとペーストしたのが戻るよ!
でもすぐにやらないとだから……知っとくと次に同じミスした時に便利だよ!

252:マジュ:2016/09/11(日) 15:28 ID:ljo

>>250
(お疲れ様。)軽い!!あーいうの嫌だよね…

253:彩夜◆h. saiya:2016/09/11(日) 19:48 ID:i6c

おぉっ!柚菜さん久しぶり〜!
確かにそれはあり得ないよね〜
なんかお母さんが同じ目に合ってた
よし!小説書こう!
学パロだよ〜
(ありきたりだな)
別に良いじゃん!
今回はちゃんと続くから!双樹!
そうそう、エネや、クロハ、コノハが分裂して出てくるよ〜
では行ってみよ〜
「もしもメカクシ団が同じ学年で同じ学校へ行っていたら」
(長い!)
ちなみに桃ちゃん目線だよ

「あぁ〜遅刻だぁ〜」
お兄ちゃん起こしてくれれば良かったのに!
しかも新学期初日だよ!
「ん?あっ、如月さんおはようっす!」
「あれ?セトさんも遅刻ですか?」
「いや〜寝過ごしちゃってwww」
「て言うかマリーちゃんは?」
「キドが連れてったっす」
「おい、お前ら遅刻するぞ〜」
「あ!先生!乗せてください!」
「ダメ」
ブロロロロ
あ〜〜〜〜!
あの先生行きやがった!
「行っちゃったすね〜」
「うわぁぁぁ…遅刻だぁ…」
「何してんの」
「あ、ヒビヤくん…どうしよう、遅刻…」
「いや、学校の前で何行ってんの」
「え?…あ、学校の前っす」
「え?…良かった〜遅刻しないで済んだ〜」
「大袈裟だよ」

「起立、礼」
「「「おはようございます」」」
「出席とるぞー、朝比奈日和」
「はい」
「雨宮響也」
「先生、僕の呼び名はきょうやじゃなくてひびやです」
「すまん、榎本慧音」
「はーい!」
「榎本貴音」
「zzz…」
「遥、後で起こしてやれ。鹿野修哉」
「はい」
「如月神太郎」
「先生、それ印刷ミスしてます」
「悪い、如月桃」
「…」
「恨みをこめるな。木戸つぼみ」
「はい」
「九ノ瀬紅呂刃」
「面倒くせぇ」
「九ノ瀬木ノ葉」
「…はい」
「九ノ瀬遥」
「はーい」
「小桜茉莉」
「はっ、はい!」
「緊張しなくていい。瀬戸幸助」
「はいっす!」
「楯山文乃」
「はーい」
「全員来てるな。じゃあ、新しい教室の席順決めたからそこ行けー」

      黒板
文乃  伸太郎 幸助  茉莉
つぼみ 修哉  貴音  遥
桃   紅呂刃 慧音  木ノ葉
響也  日和

「如月伸太郎、文乃に手を出すなよ」
「何で俺なんです「一時間目はホームルームだからなー」おい」
「起立、礼」
「「「ありがとうございました」」」


簡単な説明
キド、セト、カノ、マリーは楯山家に一緒にすんでる。
如月家、榎本家は双子、九ノ瀬家は三つ子だよ。
クロハ、コノハ、エネは当て字www
クロハ…紅呂刃
コノハ…木ノ葉
エネ…慧音
後、エネは原作に合わせて車椅子使用中〜

254:柚菜:2016/09/11(日) 20:41 ID:92k

>>251
おぉ!!ありがと〜!!!

255:マジュ:2016/09/11(日) 21:18 ID:kQU

(ぷよスレぼっち中…)うん…ってそんなこといいから!!

うーんスランプじゃないんだけどリクエストがほしいんだよなー。そうすれば思いっきり書き込むんだけど。

256:柚菜:2016/09/11(日) 22:50 ID:92k

ヒビヤとひよりちゃんの恋愛?が欲しい!

257:彩夜◆h. saiya:2016/09/11(日) 23:19 ID:i6c

あ〜柚菜さん、それ分かる!
えっと、ワールド・イズ・マインとかっていける?
(題名あってんのか?)
世界で一番お姫様〜♪
(歌うな)

258:マジュ:2016/09/11(日) 23:40 ID:al6

そう言う扱い心得て〜よね♪(ry
(歌うなあんたはハウトゥー世界征服だろ!!)
泣きべそばっかかいてんのはどちら様?
笑われた分だけやり返せ〜
今に見てろと〜手に取った物は〜
爆弾やナイフなんて物じゃな〜いけど
一切合切今後どうなったって約束しよう〜
背中の値札を引き剥がせ〜
廃材みたいな〜毎日だけど〜
捨てるのはまだ早いだろ
今日も打ち震えな〜がら
終点駅のホームで〜明日の僕がまだ待っている〜
わがままでのろまな主のお迎えを〜
どうせ幾音経って車が空飛べど〜
きっと何年経って機械が喋れども〜
何だって言いたいんだ!便利って言う前に
心の傷口を治してくれ〜
あんな空でミサ〜イルが飛ぶのなら〜
そんな物で幸せをこうのなら〜
優しい人にならな〜くちゃ
僕は僕を肯定していけるかな〜(漢字間違えてない?なんで平仮名!?)いいでしょ別に…

259:マジュ:2016/09/11(日) 23:47 ID:al6

〜宣伝〜
私がスレ主の「みんなでレッツ!ぷよ勝負!!」に来てみて下さい!!((強制ではないからね!!
ぷよぷよ知ってる人ぷよクエしてる人にはオススメだよ!!彩夜やAKARIは入っているよ!

260:柚菜:2016/09/12(月) 07:15 ID:92k

>>257全然いける!

もうなーんだかー甘いものがー食べたいー今すぐによ!【お前も歌うな】

261:小山望:2016/09/12(月) 08:55 ID:xwA

コノハとクロハに挟まれたエネちゃん……!
僕もなんかリクエストみたいなのもらってもいいかな?

262:マジュ:2016/09/12(月) 21:09 ID:Ugs

2人共のってるね〜!

263:彩夜◆h. saiya:2016/09/12(月) 22:30 ID:i6c

ふいーに抱き締められたー急にそんなえっ?
(またかよ!歌うな!)

~リクエスト募集中!~

今書いている小説でもしもこんな学校生活があったらみたいなのを募集中だよ〜

例.「調理実習」
など
リクエストお待ちしてま〜す
(何の番組だよ)

後、望さん、もし良かったらメランコリックとかお願いします!
どんな二人でも良いよ!

264:マジュ:2016/09/12(月) 22:56 ID:Ugs

彩夜、最近忙しそうだね(あっこっちの話)
あ”?( # ° 言 °)
(心が〜かじかむ前に〜♪)
勝手に歌うな!
何度殴って殺気立って君の正義はなんなの?ってねぇヤンキーボーイヤンキーガール!声枯らし吠えてみな
全部殴って忘れたってかわりに傷が覚えてるからねぇヤンキーボーイヤンキーガール!真っ直ぐ届くだろう〜♪
(あっ!!やられた〜)
ハウトゥー世界征服の仕返しだぁ!!
(こっちは東京テディベアだ!!)
ならば林檎売りの泡沫少女!
(インビジブル!!)
メルト!すーぱーぬこわーるど!恋の才能!!
(ヒビカセ!六兆年とー夜物語!悪ノ娘、悪ノ召使!!)
セコッ!!ツギハギスタッカートで…ならば…
「「カラオケだっ!!」」

こうしてメカクシ団でカラオケしに行くのであった。

(意味深…)
あ”?(# ° 言 °) (……gdgdgdgd)黙れ!

265:黎僞:2016/09/12(月) 23:06 ID:jhM

266:マジュ ぷよスレついに止まった:2016/09/12(月) 23:12 ID:Ugs

彩夜、あまりムリはしないでね!

267:マジュ:2016/09/12(月) 23:14 ID:Ugs

>>265
へっ!?だっ誰!?(もしかして幽霊…)いやああぁぁぁ!!!

268:彩夜◆h. saiya:2016/09/12(月) 23:30 ID:i6c

いいいいいいいやそそそそそそれれははないい
(めっちゃ混乱してるじゃねーか!)

269:マジュ:2016/09/13(火) 06:49 ID:9oQ

本当にだだだ誰!?

270:柚菜:2016/09/13(火) 21:37 ID:92k

土曜くらいまで来れんかも!ごめん!

271:マジュ:2016/09/13(火) 22:30 ID:5Js

無理しないでね!!(あんたフリー多いよ!そろそろ合唱コン、文活があるよ!!)んでも大丈夫だから!!(本当かなぁ)

272:彩夜◆h. saiya:2016/09/13(火) 23:35 ID:i6c

柚菜さん、無理はしないでね〜
じゃないとぶっ倒れるよ
続き〜『調理実習』前編
目線?第3者だよ

「んじゃ、調理実習初めるぞ〜」
「「「はーい」」」
「男女にわかれろよ」

~女子~
「何にする〜?」←アヤノ
「おしるこーらとかはどうですか!?」←桃
「いや、止めておこう。作り方わからないだろ」←キド
「!そうでした…」←桃
「う〜んとねぇ…カレーはどうかなぁ?」←マリー
「モコモコさん、普通すぎませんか?」←エネ
「でも作りやすいわよ」←ヒヨリ
「そうだね」←貴音
「じゃあそれにしよっかぁ〜」←アヤノ
「「「賛成」」」←アヤノ以外全員

~男子~
「向こうはカレー作るみたいっすよ」←セト
「へー」←ヒビヤ
「じゃあこっちもカレー作って対決する?」←カノ
「…zzz」←コノハ
「起きようよ〜コノハ〜」←遥
「んなもん面倒くせーじゃねえか」←クロハ
「クロハくん、カッコいいところみせたくないの?」←カノ
「何で俺様がエネなんかに…」←クロハ
「あっれ〜?僕、エネちゃんとかは言ってないけどな〜」←カノ
「なっ!はめたな!?」←クロハ
「いや〜、面白くってつい」←カノ
「殴るぞ」←クロハ
「ねぇ、サラダとかどうかな」←ヒビヤ
「いいな、ヒビヤ。向こうはカレー作るみたいだし、こっちもそれに合わせればいいか」←シンタロー
「ムニャムニャ…何サラダにする……?」←コノハ
「あ、起きたかコノハ」←シンタロー
「うーん…フルーツサラダとかは?」←ヒビヤ
「いいね〜」←遥
「じゃあそれ作るか」←シンタロー
「「「賛成」」」←セト&ヒビヤ&遥&コノハ


続きはまた今度〜

273:マジュ:2016/09/14(水) 18:16 ID:V.s

本気でなにかこう

274:彩夜◆h. saiya:2016/09/14(水) 18:26 ID:i6c

そう言えば、前にリクエスト柚菜さんからもらってたよね
あれ消化すれば?
(お前は消化できなかっただろ)
やめて!?古傷えぐらないで!?

275:マジュ:2016/09/14(水) 22:14 ID:MnY

キャラが違うけど書くよ!!
『林檎売りの泡沫少女』

遠い遠い時の果て…そこに住んでいる人はみんな、永遠の命を持つ世界での話。
赤い身のなる木の下で生まれながらで、死の呪いがかけられてた少女の話。

つづく

276:マジュ:2016/09/14(水) 22:28 ID:MnY

第2話

色付いた街外れ…蒼く光る湖畔。

赤い実のお菓子屋

ちょっぴり寒くなった今日は妙に誇らしげだった。
それは自信作を売りに行くからである。

マジュ「待ってて…今度こそ…美味しいんだから!!」

続く

277:小山望:2016/09/14(水) 22:42 ID:xwA

彩夜さんリクエストありがとう!
メランコリックかー、書いてみよう!

278:彩夜◆h. saiya:2016/09/14(水) 22:48 ID:i6c

続き〜
あ、ちなみに先生は楯山先生だよ

「なぁ、エネ」
「何ですか?」
「カレー作る時、フランベとかしないよな」
「そうですね」
「キサラギが肉を炒めてるんだが、見事に燃え上がっているんだ」
「本当ですねー」

「おい、如月伸太郎」
「何ですか」
「あそこで見事にフランベをしているのはお前の妹だよな」
「妹にフランベの仕方を教えた事はないんですが。ていうより止めなくていいんですか、天井まで火が届いてますよ」
「よし、止めてこい」
「何で俺なんですか」
「お前の妹だろ」
「嫌です、先生が犠牲になってください」

「うーん、火加減はこれ位でいいかな〜?」
「桃ちゃん、ちょっと焦がすかも。少し弱めたらどうかな〜?」
「うーん、そうですね〜」
「え、これ大丈夫じゃないよね!?」
「貴音さん、細かい所は気にしない気にしない」
「待ってこの状況おかしいと考えようよ」

「林檎切り終わったぞ」
「はーい…林檎どこ?」
「ここに…無い」
「ムシャムシャ」
「食べちゃダメっすよコノハ」
「え…ごめん…」
「でも林檎美味しいよね〜」
「もう一度切り直すのかよ…面倒くせえ」
「がんばれがんばれ〜」
「コノハくん、次のは食べちゃダメだよ」
「はーい…」
シュン…
「後で美味しいカレー食べようっす!」
パアアアア
「うん!」

「…」
「…」
「…」
「…見事に焦げたな…」
「そうだね…」
「ごめんなさい…」
「…気にしなくていい」
「でも…」
「…もう一度作り直すぞ、キサラギは野菜切ってくれ」
「はーい…」


大丈夫なのか?これ…
(何かキド以外は料理が下手そうだな)

279:小山望:2016/09/16(金) 19:01 ID:xwA

カレーでフランベとはやりますねモモちゃん!笑
こんな自由な調理実習いいな〜

280:マジュ:2016/09/16(金) 20:18 ID:oHA

うんやりたい。

281:彩夜◆h. saiya:2016/09/16(金) 23:40 ID:i6c

僕もやりたい。
続き〜

「桃ちゃん…」
「アヤノさん…」
「とうとう完成したね…」
「そうですね…」
「ここに来るまでどれだけの時間がかかったか…」
「おい、何やってんだ桃、アヤノ」
「あ、シンタロー」
「ちょっとお兄ちゃん!雰囲気が台無しだよ!」
「何の雰囲気だ」
「けど、カレーもようやく完成したしな」
「カレー…」
キラキラ
「早く食べたいよね〜」
「サラダ出来たぞ」
「おぉっ!流石ですね、ニセモノ二号さん!」
「だからクロハって言ってんだろ」
「サラダ…」
キラキラ
「それじゃあ、食べよう!」
「「「いただきます!」」」
「このサラダ結局美味しいわね」
(やったあああぁぁぁ!!!ヒヨリにほめられたあああぁぁぁ!!!)
「モグモグ…このカレー美味しいね…」
「まて、コノハ。お前の味覚はどうなってるんだ」
「セト、美味しい?」
「ヴッ 美味しいっすよ!」
(めちゃくちゃ苦いなんて死んでも言えないっす!)
「シンタロー」
「ん?」
「あーん♪」
「ゴホッ」
「大丈夫!?」
「い…いや…大丈夫だ…ゲホゲホ」
「やっぱり苦いなぁ…」
(焦げたお肉入れたの桃ちゃんだったっけ…)
「おい、エネ」
「?何ですか?」
「口にカレー付いてるぞ」
「え!?どこですか!?」
「ニヤリ ここだ」
ペロッ
「!?」
「ニヤリ どうしたんだ?」
(このS男!いつか仕返ししてやる…!)


『調理実習』編終わり!
まだまだ小説の方は続くよ〜
(リクエストもバンバン受付中だ!)
それ僕が言おうとしたのに!

282:マジュ:2016/09/17(土) 08:18 ID:v0g

双樹!!余計なことをしちゃいけないよ!!

283:小山望:2016/09/19(月) 18:54 ID:xwA

書く人もいなさそうだし、この前リクもらった「メランコリック」のカゲプロバージョン書くよ!

まだ途中までしかできてないけど笑

284:小山望:2016/09/19(月) 18:55 ID:xwA



ツンデレ少女の片想いを、バンドサウンド+電子ポップに乗せた一曲。(初音ミク Wiki より)

 ツンデレ少女……片思い……電子……もーーーこれはあの子しかね! ね!

「……へ⁉ わわわ私⁉ なんで⁉」


   睡眠少女のメランコリック

285:小山望:2016/09/19(月) 18:55 ID:xwA

 シューティングゲームで最も大事なことは、一秒たりとも油断しないこと。常に危機感を持っていないと、前から後ろから、上から下から……ゾンビのように湧いてくる敵(本当にゾンビの時もあるけど)に攻撃されてしまう。それはゲームの中だけではない、現実世界も同じ。

「突然だが、抜き打ちテストを決行する」
「えええええええ⁉」

 私は完全に、油断していた。


「大丈夫? 貴音」
「見て分かんないの……だいじょばないに決まってるでしょ」
 理科準備室の中央、不自然に2つ置かれた机の、左の席で眩しすぎる昼の太陽の熱エネルギーを背中で受けていた。右側では唯一のクラスメートの遥が、おそらく気遣いからくる言葉を投げかけていた。再生紙1枚に惨敗した私にとっては、全く何の癒しにもならなかったけど。
 ここにマシンガンがあるなら、目の前で魔王が如くニヤけ面を顔に張り付けている担任――楯山研次朗の、その額ど真ん中を寸分の狂いもなく撃ち込むのに。なんて妄想をしつつダメ教師を睨みつけるも、効果はない様子。
「いや……マズイぞ? お前流石に11点ってのは」
「だあああああなんで言うんですか⁉」
「だって遥と交換して採点したろ? みんな知ってんだしいいじゃねえか」
「口に出されると分かっててもショックなんです!」
 ああもう二次元にでも行きたい。日々モンスターを撃ち墜としている方が私は生き延びられる気がする。目が覚めたらスーパープリティー電脳ガールになってたりしないかな……。
「遥はよくできてるな。同じ授業受けてるのになんでだ」
「遥に聞いてくださいよ〜……」
 ちらと遥を盗み見る。つい先程テストが、しかも抜き打ちであったとは思えない程、平穏な表情をしている。いつだってニコニコしているけど、その裏に何か――絶望を全て受け入れたような、儚い淋しさを感じてしまうのは、私だけなのか……。
「どうしたの?」
「えっ⁉ い、いやなんでもないよ⁉」
 しまった、まるで写真でも眺めているような気分に浸ってたけど、目の前の遥は実物だった。あんなに見つめて、しかも不自然な焦り方までして、遥になんて思われるか!
「そんなに気になるなら遥に直接教えてもらったらどうだ? 100点近く取ってるわけだし、俺より教えるのうまいんじゃないか」
「それ教師としてどうなんですか」
 ったくこの人は……。
 私の問いかけから逃げるように、先生は名簿やらプリントやらをまとめて、手を振って教室を出て行った。私のため息が教室を満たす。
「じゃあ、いつにする?」
「……は?」
 突然の質問に、ゆうに5秒を越える沈黙を挟んで、芯のない返事をしてしまう。いつ? なんのこと?
「だから、いつ勉強教えよっか?」
「……え、あんた本当にやるつもりだったの⁉」
「だって11点って、マズくない?」
「うっ……」
 返す言葉もないです。
 いやでも待って、遥に勉強を教えてもらうって、それって二人っきりでってことだよね。場所によっては――
「僕の家ちょっと遠いから、貴音の家でもいいかな?」
 ――結構心臓もたないかも⁉

286:彩夜◆h. saiya:2016/09/20(火) 07:26 ID:i6c

2日ぶりの更新( ´∀`;)
望さんの小説の続き楽しみ!
それはきーみーとーいう名のー
(歌うな!お前ワールド・イズ・マインの時も歌ってたじゃねえか!)
台風で学校お休み〜…
普段なら喜べるけど、今は素直に喜べない!
明後日の運動会中止になったら、予備日誰も来れない…

287:彩夜◆h. saiya:2016/09/20(火) 08:08 ID:i6c

あ、小説書こう。
(唐突すぎる!)
テーマ『台風』でいきま〜す
(こんな始まり方でいいのか!?)

「いや〜、止まないね〜」
「そうですね〜」
どうも。メカクシ団No.7の如月伸太郎だ。
今、俺の家に居る。では何故上の文章に遥さんとアヤノのセリフがあるのか?
「答えは台風が来てるから」
「いや、もう少し詳しく説明してくれ榎本」
今日、学校から4人で帰ってたんだ。そしたら急に大雨が降ってきて、とりあえず一番近かった俺の家で雨宿り中。
ちなみに桃は昨日からツアーに出て、来週まで帰らない。
「…うわっ」
「どうしたの?シンタロー」
「…警報出てる」
「え」
「嘘…しかも警戒注意が出てるの私と遥の家の近くじゃん…」
「あ…ここ私の家の近くだ…」
シーン
…見事に静かな時間が流れる。
「…どうしようか」
その時間を破ったのは遥さんだった。
「そうっすね…警戒注意が出てるからヘタしたら…」
「…だね」
おい、待てアヤノ。何故そんなハテナマークを頭に浮かべているんだ。
頼むからわからないとか言わないでくれ。
「アヤノちゃん、ちょっとこっち来て」
「?」
「あのね、アヤノちゃん…」
「…えっ、そうなんですか…」
…榎本が教えてくれた様だ。
あいつマジでわからなかったのか…
「にしても、本当にどうしようかなぁ…」
「そうっすね…」
「あ、じゃあシンタローの家に泊まりませんか?」
おい、アヤノ。
「う〜ん、でもシンタローくんに迷惑はかけられないし…」
「この雨の中突っ走っていくしかないか…」
「…別に迷惑とかじゃないっすよ」
「え?」
「いや、留まってもいいっすよ!」
…多分俺の人生の中で友達を家に泊めるという行為は初めてだろうな…あれ、何だか悲しくなってきた。
「いいの?シンタロー」
「…あぁ」
ヤバイ。アヤノの顔が物凄く近い。てかいい香りするな。シャンプーの香りか?
「じゃあお言葉に甘えて…」
「…ありがとう。シンタロー」
「シンタロー、ありがとう!」

この後、友達を泊める事を母さんに伝えたら、すぐに許可がおり、母さんが仕事が忙しくて今日は帰れない事が判明した。
…電話の終わり際に『赤飯たこうかしら…』と聞こえたのは冗談でありたい。
それにしても明日が学校休みで良かった。
「…ヘクチュン」
「アヤノ、大丈夫か?」
「うん…ヘクチュン」
くしゃみ可愛い。
…って俺は変態か!?
「アヤノ、シャワー使うか?」
「え、良いの?」
「あぁ、服は俺の貸すから」
…桃の服はデザイン的に貸せそうにない。
「ありがとう。シンタローごめんね、色々と」
「いや…別にいいし…」
本当はめちゃくちゃ嬉しい。
多分俺は顔が赤くなっていただろうが、アヤノには見えなかった…筈だ。
「…シンタローくん、見事に顔が赤くなっているね」
「照れてたりして」
…榎本と遥さんがこんな会話をしていた事を俺は知らなかった。


続くよ〜
(台風には、気を付けろよー)

288:柚菜:2016/09/20(火) 19:52 ID:92k

オォー!いいねいいねー!あとお久?w&リク受付中〜

289:彩夜◆h. saiya:2016/09/20(火) 22:20 ID:i6c

柚菜さん久しぶり〜
最近、ボカロ系のリクエストが流行ってるみたいだよ〜
(よっ、柚菜。俺からのリクエストはNemのネムリヒメだ)
あっ、他のリクエストしようと思ってたのに…
難しかったらゴメン
双樹殴っておくから
(えっ…)

290:小山望:2016/09/21(水) 00:46 ID:xwA

>285 からの続きです。

 緊張しすぎで耳が敏感になっていたのか、騒音力の変わらないただ一つの掃除機で部屋の埃を一掃していた中でも、インターフォンの音はすぐそばで鳴っているように聞こえた。高鳴る胸を潰れるほどに押さえつけ(元から潰れてるとかは気にしないことにする)、階段を駆け下りる。
「あ、おはよう」
 玄関のドアを開けると、途端に蝉の重唱が熱気を伴って押し寄せてくる。それを指揮するように、あまり見ない私服の遥が立っていた。側には自転車が置いてある。この暑さの中漕いできたのを想像すると、私の為だけにそんな思いをさせたのが申し訳なくなってくる。
「もう昼だけどね。あがって」
「もしかして体調悪い? 顔赤いけど」
「うっさい! 早くあがって!」
 心配そうな遥を直視しないようにしつつ、部屋に招く。全く、いい加減気づけ。いや気づくな、バカ。
「おお〜……」
「……何にそんな感心してるの」
「意外と女の子の部屋みたいだなっ……ひぃっ」
 ああもう、なんで照れると睨みつけるしかできなくなるのかなあ、私。
「……どこが女の子っぽいのよ」
「ほら、窓のとこのぬいぐるみとか! 可愛い〜」
「ああ、こないだの大会でもらった景品ね。そんなに可愛いならあげるよ?」
「いいの⁉」
「まあ、私には似合わないしね……」
 なんで同級生の男子の方が私よりぬいぐるみが似合うんだか。女子力で完膚無きまでに負けているのは、とうの昔に諦めているとはいえ、やはり悔しい。
 でも実際似合ってるし……なんだこのゆるい空間は。遥が喜ぶならぬいぐるみだって本望のはずだ。
「うーん、やっぱりいいや」
「えっ、なんで」
 遥は、赤ちゃんでもあやすように丁寧に抱いていたぬいぐるみを、何故か私に返した。よくわからないけどとりあえず受け取ると、2歩ほど下がって全身を眺められる。
「……うん、やっぱりこういうのは女の子の方が似合うよ。かわいい」
「なっ⁉」
 フリーズしていた頭が一気に解凍される。それはもう、頭のてっぺんから湯気がたってないか心配になるくらいに。
「じゃあそろそろ勉強しようか」
「うん……」
 無邪気な笑顔が憎い。それでいて憎めないこの感情がなんなのか、私はずっと前から気づいていた筈だ。それなのに心の叫びから、ヘッドフォンで耳を塞いで逃げている。
「ごめんね、せっかくの日曜日なのに」
「なんで遥が謝るの。こっちこそ、わざわざ同級生に教えてもらうなんて……」
 珍しくセンチになっていた私にかける言葉を探していたのか、ほんの少し休止符を挟んで遥は言葉を続けた。
「僕が好きでやってる……から? あと……」
 突然、言いづらそうに俯く遥。
「えっ、何?」
「ほ、ほら、貴音の点数がやっぱり心配で……」
「余計なお世話よ!」
 反射で怒鳴ると、遥は何故だかほっとしたような表情になった。そんなにさっきの私は変だったのか。
「何からする?」
「うーん……数学にする。一番苦手だから」
「わかった。じゃあ95ページの章末問題の、問1から問8までやってみて。30分……40分あったらできる?」
「げっ、2時間はかかりそう」
 意外とスパルタだな、なんて思いながら、記号だらけの三角形を睨む。軽く気合を込めてシャーペンをノックすると、「がんばれー」なんて呑気な声がした。
 嫌いなはずの勉強も、今日は不思議と辛くない。幸せ、なんて言葉が脳裏を掠めるくらい。
 相変わらず、全然掴めない。見慣れない定理も、霞みがかった私のココロも。そして、きみのこと。


ちょうどいい区切りが無いという

291:彩夜◆h. saiya:2016/09/21(水) 23:07 ID:i6c

続き〜

「シンタロー、シャワーありがとう!」
アヤノがシャワーを浴び終わったみたいだ。
アヤノがシャワー浴びてる間に、榎本や遥さんにもシャワー浴びるのを進めておいた。
多分入れ違いで榎本が今浴びているだろう。
二人にも俺の服を貸している。
遥さんの場合、サイズがギリギリセーフで良かった。
「アヤノ、お前…」
「?」
俺はあがってきたアヤノに声を掛けようと後ろを向いた…
アヤノ!?何で服、上だけなんだ!?
何か俺の服がワンピースみたいに膝上まであった。
「あぁ、いや〜ズボンのサイズが合わなくて…シンタロー、ベルト置き忘れたでしょ」

「ご、ごめん…」
「いや〜別に良いけどね。それにしてもシンタローの良い匂いがするなぁ」
アヤノ!?お前何淡々と平気でそんな事言えるんだ!?
つーか長袖のシャツが萌え袖で可愛い。
「あがったよー」
今度は榎本があがってきた。
「遥さん、榎本あがりましたよ」
「ありがとう、シンタローくn…」
遥さんが言葉を止めた。
榎本もアヤノと同じ状態かと思い後ろを向いた。が
「どうしたの?遥」
普通に服着てた。
いつもと違うと言えば髪をおろしているくらいだろう。
こいつ、結構髪長いんだな。
「…シンタローくん」
「何すか、遥さん」
「タオルある?」
「た、貴音さん!」
「どうしたの?アヤノちゃん」
「服…透けてます…」
「タオル取ってくる」
よく見てはいないが、多分濡れた髪の毛が原因だろう。
風呂場からタオルを取って戻る途中、廊下に顔を赤く染めた遥さんがいた。
「あ、シンタローくん」
「遥さん…気持ちよくわかります」
「シンタロー」
「アヤノ、タオルだ」
「ありがとう」
「…榎本の様子は」
「物凄く赤くなってる…後恥ずかしさのあまり、遥さん思いっきり叩いちゃった」
「…やっぱりな」
誤解…早くとけると良いな。

続く!
(雑!)

292:柚菜:2016/09/21(水) 23:11 ID:92k

2人ともやばーい!で、彩夜。なんだ?ネムリヒメだっけ?

293:彩夜◆h. saiya:2016/09/21(水) 23:57 ID:i6c

(あぁ、ネムリヒメで合ってる)
偉そうな態度とるな!
多分コイツが言ってるのは、Nemさんのやつだと思う。
双樹が無茶なリクエストしてゴメン…

294:柚菜:2016/09/22(木) 00:11 ID:92k

おーけ!でもうちその歌今日初めて聞いたんだーwだから上手く書けないかも…と言うことでさその歌の歌詞の意味?とかあらすじっていうの?そうゆうの教えてくれない?

295:マジュ:2016/09/22(木) 13:51 ID:arQ

久しぶり!!

296:彩夜◆h. saiya:2016/09/22(木) 17:08 ID:i6c

おぉっ!
久しぶりマジュさん!
元気だった?

柚菜さん!あらすじ(?)だよ〜
「ネムリヒメ」は「夢喰い白黒バク」の続編で主人公が眠り続ける少女が目を覚ますまで他人から奪った夢を与える話。
少女が眠っている理由は死んでいるとか、昏睡状態に陥っているとかいろいろな説があるけど、そこら辺は人それぞれみたい…
途中から主人公がヤンデレ化していってる。
こんな感じ…ってリクエストした双樹が説明するんじゃないの!?
…反応がない?
(やった!とうとう、彩夜から幽体離脱したぞ!)
…バズーカの用意が必要かな

297:彩夜◆h. saiya:2016/09/22(木) 17:12 ID:i6c

今日、運動会だったんだけど午後から雨が降り始めてめちゃくちゃビショビショになった…隣のクラスのNくんがすごい笑ってた
しかし運動会は問題なくつづけられた…
明日風邪ひくよこれ!
(運動会ネタ書けば)
…考えとく

298:柚菜:2016/09/22(木) 23:46 ID:92k

ほぉほぉ、それじゃあ

貴音&遥→貴音&クロハ(遥の記憶あり。ただし曖昧)

的な感じの珍しい組み合わせにしてみよーかなぁ…

299:彩夜◆h. saiya:2016/09/23(金) 23:06 ID:i6c

柚菜さん、いいねそれ
確かにクロハは遥の分身みたいな感じだしね。
クロハにヤンデレって結構合ってる。
続き〜

あの後、遥さんと榎本の間の誤解(?)は解け、夕飯を食べた後、俺の部屋で遊んでいた。
ちなみに△iiパーティーの海外旅行をしている。
「やったあ!」
「貴音さんも遥さんもシンタローも射的ゲーム強いね〜」
「アヤノ、ちゃんとポイントと缶を見ればいいんだ」
「うん!」
アヤノ、こういうの苦手なんだよな…
「あ、もう11時半か…」
「そろそろ寝る?貴音、半分寝てるし」
「ウニャニャ…」
「確かに眠いな…そろそろ寝るか」
「シンタロー、お布団どこ〜?」
「あぁ、布団なら隣の部屋の押入れの中だ」
「は〜い」

「…おい、アヤノ」
「な〜に?」
「何で全部俺の部屋にひいてるんだ」
「え〜、だって皆で寝た方が楽しいよ?」
こいつ、絶対あっち系の事を考えてないな…
我慢できるかな…
「確かにお泊まり会みたいで楽しそうだよね〜」
ダメだ!この天然コンビ手がつけられない!
「シンタロー、そろそろ寝よう?」
「あ、あぁ…」
「お休み〜」
「お休み〜」
「お休み…」
「zzz…」
…まぁ、結構楽しいかな


これにて、『台風』編終了!
(手抜きか?)
違う!
それにしても、次で300かぁ…( ´∀` )
マジュさんの記録敗れたなぁ…
ちょっと残念…
応援してたけど…

300:柚菜:2016/09/24(土) 00:57 ID:92k

300おめでと!今日来れなかったなぁ…

301:マジュ:2016/09/24(土) 15:53 ID:arQ

おぉ〜300おめ!!
※まだ不調のイン○ーネットですw

302:柚菜:2016/09/24(土) 15:56 ID:92k

www

303:小山望:2016/09/24(土) 19:46 ID:xwA

おひさです。
>290 の続きを書くよ。リクエストのメランコリックの奴だわ よ。
内容忘れちゃった人は戻って読んでほしいんだよ。
まあ誰も読んでないだろうがな!!
(茶番ここまで)


「……ね……かねっ!」
 遥の声が鼓膜を通り抜けてまぶたの裏に触れた瞬間、しまった、という心の叫びが身体中を駆け巡った。慌てて身体を起こすと、遥が今にも泣きそうな顔をしていた。それだけで、何が起こったかはすぐに理解できる。
「ごめん……眠ってた」
「よかった……僕がよそ見してる間に寝ちゃってたから、どうしたらいいかわかんなくて」
「多分よそ見してなくても眠ってたと思うし、いいよ」
 いくらいいと言っても、遥は「でも」「ごめんね」と謝り続けている。遥の方が重い病気の筈なのに、私の病気だってそんなに危険じゃないって知っている筈なのに。
 壁にかかった時計が、沈黙の時間を数えている。神妙な空気はあまり得意じゃない。
「ほ、本当に大丈夫だから! そうそう、もう1問目からぜんっぜんわかんなくてさ〜、えーなになに……三角形ABCは二等辺三角形であることを証明せよ、ってやつ。ねぇ聞いてる?」
「あっ、うん……」
 そこまでして憂鬱な空気にしたいのか遥は。だんだんとウジウジした態度に腹が立ってくる。
「もういい、このまま勉強しててもつまんない。ご飯食べよう」
 普段の遥なら間違いなく目を輝かせるはずだけど、今は少し顔を上げさせる程度しか効果がなかった。ご飯以上に遥を喜ばせる言葉ってなんだろう。遥の好きなもの……好きなもの……。
「もしよかったらなんか作ろうか? って言ってもあんまり作れるものないけど」
 数秒間考え抜いた末、出てきた言葉はこんなものだった。
 いやいや、なんのメリットもないじゃん! 私の手料理なんて要素、一切プラスにならないしむしろマイナスだ。
「えっ、貴音が作ってくれるの?」
 が、遥の食いつきは予想外によかった。さっきまで幽々たる瞳をしていた遥が、今は映画の開演を待つような胸を踊らせた顔をしている。
「う、うん。あんまり得意じゃないけど、食べられないものは作らない……と思う」
「じゃあ、一番得意なの!」
「うーん、ブリ大根……はさすがに無理か。オムライスとかどうかな?」
「食べたい!」
 目を輝かせる遥を見て、ふと現れるこの感情は、心臓がキリキリと痛むような、それでいて心地よいのは、きっとあれだ。
 相変わらずの私は、「待ってて」とだけ声に出して、逃げるように部屋を後にした。

304:小山望:2016/09/24(土) 19:47 ID:xwA

奴だわよって……オネエみたいになってるwww
違いますー普通の男子ですー

305:彩夜◆h. saiya:2016/09/24(土) 20:10 ID:i6c

300おめでとう!
インターネットの不調、早く直るといいね〜

306:マジュ:2016/09/24(土) 20:27 ID:CwI

うん、少しマシになった。

307:マジュ:2016/09/24(土) 21:56 ID:9MU

バカノ「ラーメン、ツケメン、僕イケmキド「何してんだ?」グシャぎゃあああ!!!」

シンタロー「相変わらずアホだな」

モモ「そして狩野は狩野でも」

シンタロー「エイコウwww」

※バカノの漢字間違えてたらすみません

バカノ「相変わらず僕の扱い酷いなぁ。」

キド「いつものことだ気にするな。」

バカノ「(; _ ;)」

マジュ「(あんたが泣いてどうするんだよ。)」

マリー「バカノ!!バカノw!!」

バカノ「マリーまで!?」

ヒビヤ「バカおじさん!!バカおじさんw!!」

バカノ「普通にグサグサ来るから止めてくれないかな!?」

キド「すまない…俺が悪かった馬鹿野修哉。」

バカノ「分かってくれればいい…って!!何それ!?たった1文字と漢字しか変わってないじゃん!!もっとまともなのないの!!??」

エネ「私にお任せあれ!!バカノご主人♪」

バカノ「だからなんなんだよー!!」

セト「なんっすか?バカノ煩いっすよ。」

バカノ「緑蛙までー!!もうこんなの嫌だー!!!!」




バカノ「ゆ、夢か…びっくりした…。」

そう言って現実逃避しているバカノwだったが……

バカノ「もう!!夢でいて〜!!」

マジュ「ドッキリ大成功ww」

バカノ「びっくりした。」

だったが……

マジュ「バカノ〜♪」

マリー「バカノwバカノw!!」

キド「おい、バカノ」

カノ「もう嫌だー!!」

終わり

夢オチと夢だったことが本当に起こるというオチや安定のバカノw扱いの小説でした。
※そしてキャラの崩壊や激しいとこが思いっきりありました

308:彩夜◆h. saiya:2016/09/24(土) 23:34 ID:i6c

流石バカノwww
相変わらず面白い反応をありがとう!
小説のネタが思い付かない!
(さて、どうする?)
てか、双樹ってそんな感じの見た目だったんだなぁ…
全然似てない…( ´_`;)

309:マジュ:2016/09/25(日) 06:52 ID:QPo

あははははは……;;(wwww)

どうでもいい……(バカノだもんね)

310:マジュ:2016/09/25(日) 08:11 ID:QPo

マジュ「(ry)夜は溢れる夢描いて朝は光る希望抱いて清く正しく前を向いて『待ってそんな無理しないで』何て言う人もいなくて泣いてもがいてべそかいてこんな思いは何回目綺麗好き過ぎてもう何もかも見たくないな駄目だったんだ人類はそれはとうにとうに手遅れでエゴばっかの世界なんて息を吸うのたって困難で誰だって分かってんだ自分勝手だって価値なんてだから口塞いじゃってもう知らないじゃあねバイバイ」

キド「お前は相変わらずボカロと歌は好きだな。」

マジュ「いい曲ばっかりだからつい歌いたくなるんです。」

モモ「分からなくもないです。」

マリー「えっ…これ歌えばいいの?」

マジュ「うんっ!」ニコッ

マリー「分かった。(ry)ふっと気付けばここにいる誰かとさ…あぁ〜知らないふりも出来なくて嘘つきさよならバイバイまたねの次は何が残るのかいつかいつも笑顔を見せるんだ僕らはそう言った〜」

モモ「楽しそう。こっちだって!!(ry)だから…だからいっそいっそい〜なくなれ変わらないこのままだし多分きっときっと何てことない少し寂しくなるけど〜ねぇいいの?いいの?捨てちゃうよ?気付かないまだ気付かないならそっかそっか好きなのは最初から僕だけ〜ticktack ticktack dingdong dingdong 〜♪ツギハギだらけの君との時間をそろそろ終わりにしようこの糸ちぎるだけ簡単でしょ?笑えるよね」

マジュ「あっ…そっち歌えば良かった。」

続く
何曲分かったかな?

311:小山望:2016/09/25(日) 17:40 ID:xwA

>303 の続きー!


 章末問題をすべて解き終わる(ほとんど遥の手助けでできたようなものだけど)頃には、太陽が1日で一番鮮やかな時間になっていた。遥は目を細めながら、今日はそろそろ終わろうか、と切り出した。西日が眩しかったんだろう。勉強とはいえ遥と2人きりの世界に浸っていた私からしたら、正直恨めしかった。
「疲れたぁ〜!」
「お疲れ様。凄いじゃん、なんか解いてる時も楽しそうだったし」
「げっ」
 気づかれてる⁉
「1日でそんなに数学が好きになっちゃうなんて凄いよ!」
 気づかれてなかった。
 なんだか嬉しいようなモヤっとするような、いつまで経ってもこの感覚は慣れない。
「ま、まあ……遥が教えてくれたから」
 本当か嘘か曖昧な言葉で返すと、遥はさっきとは違う目の細め方をして「ありがとう」と言った。

 遥の後に続いて階段を下り、玄関の扉を開け、昼間よりもだいぶ減った蝉の声の中に踏み出した瞬間――この想いが現状維持では済まされないと私は気づいて、長いこと隠すうちに溜まった言葉のあれこれが声帯を震わせた。
 聞いたこともない声が出た。上ずっていて、尖ってなくて、まるで全然知らない女の子、みたいな。

「貴音、どうしたの?」

 ……好き。

「えっと、その」

 ――好き。

「遥……」

 ――好き。

「……勉強、教えてくれてありがとね」

 ――  。

「なんか今日の貴音、素直だね」

 素直じゃないよ……。

 たった2文字を、幼稚園生だって知っている2文字を伝えることが、どうして私はできないんだろう。ほんの一瞬の為の勇気にだって、小さくなって塞ぎこんでいる。そんな私を置いて、遥は自転車に跨った。
「じゃあ明日、学校でね!」
 大袈裟に手を振って、遥は電線の向こうの夕焼けへと走りだした。エンドロールのように、街中に日暮れを合図するメロディが響き渡る。
 遥の姿が見えなくなるまで、私は心憂いパンザマストの波に呑まれていた。

312:マジュ:2016/09/25(日) 21:04 ID:gfE

「ほへぇ〜タヒにたい…」

「あ、バカノww」

「相変わらず酷いな!!」

「ヒーホー!!これであんたはオイラのいじり役だ!!」

「ムリありすぎでしょ!!」

「黙ってくれないかバカノ」

「キド酷い」

「煩いなぁ…」

「さっきまでの君には言われたくないけど!!」

「マジュ可哀想…」

「なんで僕、悪役なの〜!?」

終わり
(短っ!!)

313:柚菜 ( ´ ▽ ` )ノ:2016/09/25(日) 23:19 ID:92k



ガゲプロメンバーの皆はカラオケに来ていた。(ヒヨリいます。コノハ、クロハ、遥、エネ、貴音、はバラバラです。)

ヒヨリ&ヒビヤ

「あ、あの、ヒヨリ!いれたよ、カゲロウデイズ。その…!ぼくといっしょに歌ってくれる?」

「えー?まぁ、いいわよ…」

「よ、よかったぁー!!!!!!!ありがとうございます!!!」

「ほら、もう始まるわよ」

ヒヨ「8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い 」
ヒビ「病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁(だべ)っていた」

ヒヨ「「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは」
ヒビヒヨ「赤に変わった信号機

バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ
血飛沫(しぶき)の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った
嘘みたいな陽炎(かげろう)が「嘘じゃないぞ」って嗤(わら)ってる
夏の水色、かき回すような蝉の音に全て眩んだ」

ヒビ「目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで
今は何時? 」

ヒヨ「8月14日の午前12時過ぎ位を指す
やけに煩(うるさ)い蝉の声覚えていた」

ヒビ「でもさぁ、少し不思議だな。
同じ公園で昨日見た夢を思い出した
「もう今日は帰ろうか」道に抜けた時
周りの人は皆」

ヒビヒヨ「上を見上げ口を開けていた

落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる
劈(つんざ)く悲鳴と風鈴の音が木々の隙間で空廻り
ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って嗤ってる
眩む視界に君の横顔、笑っているような気がした」

ヒヨ「何度世界が眩んでも陽炎が嗤って奪い去る。
繰り返して何十年。もうとっくに気が付いていたろ。 」

ヒビ「こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ。
繰り返した夏の日の向こう。」

ヒビヒヨ「バッと押しのけ飛び込んだ、瞬間トラックにぶち当たる
血飛沫の色、君の瞳と軋(きし)む体に乱反射して
文句ありげな陽炎に「ざまぁみろよ」って笑ったら
実によく在る夏の日のこと。 そんな何かがここで終わった。」

ヒヨ「目を覚ました8月14日のベッドの上
少女はただ
「またダメだったよ」と一人
猫を抱きかかえてた」


「あ、ありがとうございました…!ヒヨリさん…!!!!!!」

続く

314:彩夜◆h. saiya:2016/09/26(月) 00:55 ID:i6c

『台風』編の番外だよ〜

「うわぁ〜、こりゃ凄い大雨ですね〜」
「警報出てる」
「え」
どうもー!スーパープリティー電脳ガールのエネちゃんです!
今日、クロハの家に遊びに行ったら、大雨が降って来ました〜!
「ってか、ニセモノさん大丈夫ですかね〜」
ちなみに大雨はコノハが出掛けた直後に降って来ました〜。
「さっき楯山の家に保護された」
「保護って…www」
あ、じゃあ今二人きりですかぁ…
「…」
「…」
何話しましょうかね〜

クロハsaid
「…」
「…」
…沈黙が重い。
ってか、こいつ話のネタ大量にあるだろ。
何で黙ってるんだ。


続くよ〜
(続かなくていい)
よし、バズーか買いに行こう!

315:柚菜 ( ´ ▽ ` )ノ:2016/09/26(月) 00:59 ID:92k

彩夜!はい、バズーカだよ( ´ ▽ ` )

316:彩夜◆h. saiya:2016/09/26(月) 07:27 ID:i6c

おぉっ!
柚菜さん、ありがとう!
じゃあ早速…

ダッ!

ダッシュであいつ逃げやがった…

317:匿名さん:2016/09/26(月) 07:42 ID:WDA

http://nanos.jp/rogti513/

318:マジュ:2016/09/26(月) 21:43 ID:5p.

>>317
匿名さん?
私それできないんですよね…3DSだから…って見かけない人だー!!(幽霊だー!!)最低だな…

319:彩夜◆h. saiya:2016/09/26(月) 22:45 ID:i6c

あ、もしかして265番の人じゃあないかな?
あの時はごめんなさい…
(全てこいつが悪い)
双樹!

320:マジュ:2016/09/26(月) 22:54 ID:5p.

『-夜は溢れる夢描いて-
-朝は光る希望抱いて-
-清く正しく前を向いて-』

「待って。そんな無理しないで」
なんて言う人もいなくて
泣いてもがいてべそかいて
こんな思いは何回目
綺麗好き過ぎてもう
何もかも見たくないな

駄目だったんだ人類は
それはとうにとうに手遅れで
エゴばっかの世界なんて
息を吸うのだって困難で

誰だって分かってんだ
自分勝手だって価値なんて
だから口塞いじゃってもう知らない
じゃあねバイバイ

(ケッペキショウの最後好きだよな)

だっていい歌だもんGUMIだし(あんたGUMI好きだもんね)

321:マジュ:2016/09/26(月) 22:57 ID:5p.

265番だった人だったらすみません!!orz
(こいつがいけない…)

ドオオオォォォン!!

※安心と信頼の爆発オチ

322:彩夜◆h. saiya:2016/09/26(月) 23:31 ID:i6c

大丈夫!?
続き〜
クロハだよ

…これ、襲っていいって事なのか?
「…zzz」
俺がジュース取りに行ってる間に、あいつ俺の椅子の上で眠ってやがる。
確かに椅子の上に乗せたのは俺だけど。
てか、こいつが寝てるとこなんて初めて見た。
「ムニャ…」
しかも幸せそうだな、お前。
「おい、エネ」
…反応無し。
いいんだよな?
chu
「ンニャ?」
あ、起きた。
「あ、ニセモノ2号さん…」
「クロハだ」
「…ってか、今私にキスしましたよね!?」
「気づくの遅い」
「な、ななな何するんですか!?ファーストキスだったんですよ!?」
「ラッキー」
あー、こいつの反応可愛い。
もっと見たいな。
「ちょっと何制服に手かけているんですか!?やめて!?」
「ただいま…」
チッ
コノハ帰って来やがった。
「ってか、アイツ保護されてるんじゃなかったのかよ…残念」
「た、助かった…」
「どうしたの…?」
「ニセモノさんは知らなくて良いです」
「?」
今回は残念だったな…。
でも、アイツの事を手に入れるのは、コノハじゃなくて、俺だからな!

一応終わりだよ
(裏いくとこじゃなかった!?)
いや、ここに来るの未成年だからね、期待するのやめてよ。

323:小山望:2016/09/26(月) 23:38 ID:xwA

>>311
最後の章を載せる前に安価のテスト!
これでいけるかな……?

324:小山望:2016/09/26(月) 23:38 ID:xwA

おーいけた!

325:マジュ:2016/09/27(火) 16:25 ID:zmI

(ふぁ〜眠い…)ねぇそれって…睡眠薬(マジ…で……Zzz)だめだこりゃ…

326:小山望:2016/09/27(火) 20:22 ID:xwA



 太陽は地平線へと消え、地球をぐるりと周り、そしてまた退屈な平日を連れて昇ってくる。
 珍しく理科準備室の扉を開けても遥がいない。大体遥は私より先に来て遅く帰るから、教室で一人きりなんて滅多にないことだった。
 どっちにしても、もうじき遥も来るはず。重たいカバンは机に置き、晴れなのにあまり日光の当たらない窓辺に寄りかかる。校舎の造りのせいで朝は太陽の光が東の教室棟で遮られ、何にも邪魔されずにのんびりとした青空を眺めることができた。
 ヘッドフォンを耳にあてがい、シャッフルで曲を選ぶ――あまり雰囲気の出ない曲が出た。メランコリック。ラブソングなんてと最初はあまり気に食わなかった筈なのだけど……不思議と耳に残っている曲。
「遅いな、遥……」
 昨日まで元気だったんだし、急に倒れるってことはないと思うけど……そもそもそれなら先生もっと早く来るよね。いや、あの先生のことだ、私は後回しになるかも――
「ううん、ネガティヴはやめよう」
 サビに入る前で、私はヘッドフォンを外して首元にかけた。
 遥のやつ、私が先に来てるって知ったらどんな顔をするだろう。いっそ写真にでも撮ってみようか。案外「あ、貴音おはよ〜」なんて普通の挨拶をするかもしれないけど。
「なんかちょっと素直になったのかな」
 この気持ちがなんなのか、私は昨日の時点で気付いてしまった。ヘッドフォンをしていたら、あいつの足音に気付けない。足音が扉の向こうまで近づいてきて、その姿が見えるまで……その時間がないと、心の準備ができそうになかった。
 メランコリックはラスサビへ。
 微かに、前方から足音が聞こえてきた。先生ではない、なんとなく音の重さであいつだとわかった。頬を叩いて少し意地悪な笑顔を作ってみる。あいつが扉を開けたら、なんて言ってやろうか。
 足音は徐々に近づいてくる。あいつの姿が見えるその前に、聞こえないように小さく呟いてみた。

『――遥、大好き』

327:小山望:2016/09/27(火) 20:25 ID:xwA


>>284
>>285
>>290
>>303
>>311
>>326
結構長くなったwww
遥貴でメランコリック、完結です!
感想ください!()

328:マジュ:2016/09/27(火) 20:33 ID:YiA

>>327
(ラブコメディー♪)メランコリック好きだよ!!
ほかの曲でもやってほしいな!!

329:彩夜◆h. saiya:2016/09/27(火) 22:57 ID:i6c

面白かったよ!
リクエスト答えてくれて、ありがとうございます!
(敬語ならなくても良かったんじゃないか)
いや、お礼位は…
学パロのリクエスト募集中〜!


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